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  • anko3660 犠牲

ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー

anko3660 犠牲

最終更新:2011年08月09日 19:51

ankoss

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管理者のみ編集可
『犠牲』 18KB
仲違い 同族殺し 7作目




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≪犠牲≫







とある公園で四匹のゆっくりが楽しそうに遊んでいた。種類は「れいむ」「まりさ」「ありす」「ぱちゅりー」だ。
この四匹のゆっくりはみな幼馴染で、赤ちゃんの頃からずっと友達だった。

「ゆ~♪ゆっくりのひ~♪まったりのひ~♪すっきりのひ~♪」

「ゆふぅ。れいむのおうたさんはとってもゆっくりできるのぜ!」

「れいむのおうたさんはとってもとかいはね!」

「むきゅ!ぱちぇじゃそんなにゆっくりしたおうたさんはうたえないわ!」

あるときはれいむの歌をみんなで聞き、

「ゆおぉぉぉぉぉ!!!!!!」

「まりさはとってもあんよさんがはやいね!れいむじゃおいつけないよ!」

「さっすがまりさね!とかいよ!」

「むきゅぅぅ・・・ぱちぇはちょっとはしっただけでもくたくたよ・・・。」

あるときはみんなで駆けっこをし、

「みんな、みてみて!ありすのおうちさんをまたこーでぃねーとしてみたわ!」

「ゆぅぅ~。ありすのこーでぃねーとさんはすごいゆっくりしてるね。」

「すごいのぜ!こんなにゆっくりしたおうちさんはみたことないのぜ!」

「むきゅぅ。こんなこーでぃねーとさんのしかたがあるなんてぱちぇはしらなかったわ。」

あるときはありすのコーディネートしたおうちを見学し、

「むきゅ!きょうはぱちぇがおはなしさんをきかせてあげるわ!」

「ゆぅ~ん。ぱちゅりーはとってもものしりだね!れいむじゃそんなにたっくさんのことおぼえられないよ。」

「さすがぱちゅりーなのぜ。まりさじゃすぐにわすれてしまうのぜ。」

「ぱちゅりーのおはなしはとってもとかいはよね!きょうはどんなおはなしをきかせてくえるのかしら?」

あるときはぱちゅりーの話してくれるお話をみんなで聞いていた。

虫や草が豊富なこの公園では餌の心配も無く、四匹はずっとゆっくりしていた生活を送っていた。

だが、その日はいつもとは違かった。四匹が遊んでいると、一人の男性が公園の中に入ってきたのだ。
それ自体は何もおかしくないのだが、その男性は四匹を見つけるとそっちに向かって歩きだした。

「むきゅうううう!にんげんさんがこっちにくるわ!!」

「ゆうううう!!こわいよおおおおおお!!」

「だいじょうぶなのぜ!れいむはまりさがまもるのぜ!」

「みんな!!はやくにげましょ!!」


人間が自分たちに近づいて来ることに気がついた四匹は、すぐに逃げ出そうとした。
だが、ゆっくりと人間では移動速度が違すぎる。男は四匹に近づき、手にもっていた霧吹きを四匹に向けトリガーを引いた。

「ゆうぅ・・・。なんだかれいむねむくなってきたよ・・・。」

「まりさもなのぜ・・・。す~やす~やしたいのぜ・・・。」

「ありすもねむぃわぁ・・・。こういうときはねるのがとかいはよぉ・・・。」

「むきゅぅ・・・。ねちゃだめよぉ・・・・。」

霧吹きの中に入っていたのはラムネを溶かした水だったらしい。
強烈な眠気に耐えられず、四匹はその場で眠ってしまった。

四匹が眠ったことを確認した男は大きめの箱の中に四匹を入れ、その箱を持って公園を後にした。




「ぱちゅりー!ゆっくりおきるのぜ!!」

「むきゅっ・・・。」

まりさの呼びかけに反応してぱちゅりーは目を覚ます。目の前にはいつも一緒にいる見慣れた三匹のゆっくり。
そして、自分のいるこの場所は全く見覚えのない場所だった。

「むきゅう・・・。ここは、どこなのかしら?」

「ゆぅ・・・。ぱちゅりーにもわからないなられいむたちにもわからないよ・・・。」

「まりさもなのぜ。おきたらみんないっしょにここです~やす~やしていたのぜ。」

「まったく!ありすたちをとじこめるなんてとんだいなかものなのね!」

どうやら他の三匹もここがどこなのかわからないようだ。
ぱちゅりーはなぜ自分たちがこんなところにいるのかを考えてみた。
恐らく、自分たちがここにいる原因は公園にいたときに現れたあの人間だろう。それ以外には考えられない。

「むきゅ、ぱちぇたちがここにいるのはにんげんさんのせいじゃないかしら?」

「ぱちゅりーもそうおもうのかぜ?まりさもぱちゅりーとおなじかんがえなのぜ。」

「ゆぅ~ん。でも、にんげんさんはどうしてこんなことをするのかな?」

「そんなこといまかんがえてもしょうがないわ。それより、どうやったらここからでれるのかみんなでかんがえましょ。」

ありすの意見にぱちゅりーたちも賛成した。確かに、今考えるべきはここから逃げることなのだ。
とりあえず、自分たちのいる場所がどういうところなのか探ってみることにした。

ぱちゅりーたちがいるのは壁で囲まれている四角い部屋で、広さはそれなりにある。
天井には光を放つ物が取り付けられていて、ぼんやりと辺りを照らしている。
そして、壁の近くの床から棒が一本斜めに突き出しており、その近くには矢印が書いてあった。

それ以外は何もない空間だ。ともすれば怪しいのはこの地面から飛び出している棒と、下に書いてある矢印である。

「むきゅう・・・。このやじるしさんのほうこうにぼうさんをひっぱればいいのかしら?」

ぱちゅりーは棒を口に加え、矢印の方向に引っ張った。すると、『ガー』という音と共に棒がある壁の反対側の壁が横に開いた。
そして、開いた壁の向こうに外の景色が映し出された。見たことのない場所ではあるが、ここから脱出できることに変わりはない。

「ゆうぅぅぅうう!!!!すごいよ!!!!かべさんがどいてくれたよ!!!!!」

「やったのぜ!!これでそとにでられるのぜ!!!」

「やったわ!!!これでまたとかいはなせいかつがおくれるわね!!」

これで外に出られると思い、大喜びの三匹。
ぱちゅりーも嬉しくなり、外に向かおうと棒から口を離した。
しかし、ぱちゅりーが口から離した棒は引っ張る前の位置に傾き、それと同時に開いていた壁も『ガタンッ!』という音と共に閉じてしまった。

「どぼじでかべざんがじまっでるのおおおおおおおおおおお??!!!!!」

「ゆううううう!!!かべさんはゆっくりしてないでそこをどいてほしいんだぜ!!!」

「しまるなんていなかもののかべさんね!!」

壁が閉じたことに対して不満を言う三匹。しかし、ぱちゅりーはある考えが浮かんだ。
それを確認するために、ぱちゅりーはもう一度棒を引っ張りそして離した。

「ゆ!かべさんがあいてくれたy『ガシャンッ!』どぼじでじまっじゃうのおおおおおおおおおお??!!!!」

「(むきゅぅ・・・おもったとおりね・・・。)」

ぱちゅりーは自分の考えが間違っていないことを確信し、それと同時に絶望に包まれた。

「(むきゅ・・・、このぼうさんをひっぱっているときだけかべさんはひらくのね・・・。
でも、このぼうさんをひっぱってたらかべさんがとじるまでのあいだにそとにでることはできないわ・・・。
つまり、だれかがここにのこってぼうさんをひっぱってないといけないのね・・・。でも、ひっぱってたゆっくりは・・・。)」

ぱちゅりーはこの事をみんなに告げるべきかどうか悩んだ。
だが、この事をみんなに隠しておくわけにはいかない。ぱちゅりーは意を決し、自分の考えを皆に打ち明けることにした。

「かべさんはゆっくりしてないでもういちどひらいてね!れいむおこってるんだよ!!」

「ゆっくりしてないかべさんはまりさがせいっさいするのぜ!それでもいいのかぜ?!!」

「いなかもののかべね!ありすたちがとかいはだからってしっとしないでね!!」

「むきゅ、みんな、ゆっくりぱちゅりーのおはなしをきいてね。」

壁に対して怒りを露わにしている三匹にぱちゅりーは沈んだ声で話しかけた。
そして、この部屋の仕組みを三匹に説明した。

ぱちゅりーの説明を聞いた三匹は何を馬鹿な事をとぱちゅりーの発言を認めなかったが、ぱちゅりーが実践してみせたおかげで納得せざるを得なくなった。

「つまり・・・。だれかをここにおいていかないとそとにはでられないのかぜ・・・?」

「むきゅ、そういうことになるわ。」

「そ、そんなのいやよ!みんないっしょにここをでましょうよ!」

「ゆわあああああああん!!!どぼじでごんなごどずるのおおおおおおおお!!!!」

真っ青な顔で今自分の置かれている状況を確認するまりさ。
みんなで逃げようと不可能なことを言い出すありす。
ただただ泣きわめくだけのれいむ。

部屋の中を流れる重い空気。暫くの間、部屋の中にはれいむの鳴き声以外何も響かなかった。



あれからどれくらいの時間が経ったのだろうか。外の様子を確認することができないわけではないが、誰も外を見ようとはしなかった。
れいむもあれから少ししたら泣くのをやめ、他の三匹同様暗い顔つきをして黙ってしまった。

みんなで一緒に逃げようと言っていたありすだったが、彼女自身もそんな事は不可能だと解っていたのだろう。
あれから一度もみんなで逃げようだなんて言い出さなかった。

「おなか・・・すいたね・・・。」

れいむがポツリと呟いた。

「ちょっと、だまってなさいよ。このままじゃありすたちのだれかがしぬことになるのよ?
そんなときに『おなかがすいた』だなんてどんなしんけいしてるのかしら?そうぞうもできないわ。」

れいむの言葉に対して突っかかるありす。嫌な空気が周りを満たしていく。

「ゆ・・・ごめんね・・・。」

「まったく。だれかがしぬかもしれないってときにじぶんのことしかかんがえないなんて・・・。れいむはなんてわがままなのかしら。
だいだい、れいむはいつも・・・」

「ありす、そこまでにしておくのぜ。」

れいむに対して文句を言おうとしたありすだったが、まりさに止められまた黙り込んでしまった。
だが、場の空気は嫌な感じのなままだ。

「ゆ!そうだ、れいむおうたさんをうたうよ!
れいむのおうたをきいてゆっくりすれば、きっといいほうほうがおもいつくかもしれないよ!」

険悪な空気に耐えられなくなったのか、れいむが突然そんな提案を出した。

「おうたぁ~?まったく、おうたがいったいなんのやくにたつっていうのかしら?ほんとう、ばかってらくよね。なにもかんがえなくていいんだから。」

またもやれいむに突っかかるありす。日頃かられいむに対して思うことがあったのだろう。それがこの場に来て爆発してしまったようだ。

「ゆぅ~・・・だかられいむはれいむのおうたをみんなにきいてもらってゆっくりしてもらおうと・・・。」

「だからおうたなんかうたったってむだだっていってるでしょおお?!!そんなこともわからないの?!ばかなの?!しぬの?!」

「れいむはばかじゃないよ!!ゆっくりすればいいあんがおもいつくかもしれないってさっきもいったよね?!りかいできる?!」

「だからそれがむだだっていってるのよ!!おうたなんかうたってるひまがあるんならそのいいあんとやらをれいむもかんがえてね!」

「ありす!れいむ!けんかはやめるのぜ!!」

大声で怒鳴り散らす二匹を止めようとまりさが喧嘩の仲裁に入る。しかし、怒り心頭といった感じの二匹はまりさを無視して喧嘩を再開する。

「だいたいね、れいむはむのうすぎるのよ!ぱちゅりーのようにからだがよわいわけでもないのにかりにもいかずにずっとおうちでねてるし!
ゆいいつできることといったら『おうたがうたえる』ことだけじゃない!そんなものがなんのやくにたつの?!このむのうが!!」

「れ、れいむはむのうじゃないよ!!!かりにいかないのはぱちゅりーもいっしょなのにれいむだけせめないでね!!
それに、ありすだって『こーでぃねーとができる』くらいしかとりえがないよ!かりをしてるっていっても、まりさよりとってこれるごはんさんもすくないよ!
あのこうえんさんはごはんさんがいっぱいあるかられいむだってやろうとおもえばかりくらいできるよ!!」

「じゃあどおしていつもかりをしないでねてるのよおおおおおおおおおお??!!!!!!
それにぱちゅりーはあたまがいいからたべられるごはんさんとたべられないごはんさんをわけたりしてくれるでしょうがああああ!!!!
れいむのようないなかもののばかとぜんっぜんいっしょじゃないわよおおおおおおお!!!!!」

「ゆわああああああああああん!!!まりさあああああああ!!ありすがれいむをいじめるううううううう!!!!」

「またそうやってまりさになきつくううううううううう!!!れいむはいっつもそうじゃない!!!
まりさのめいわくをかんがえもせずにこまったら『まりさ』『まりさ』って!!!!
まりさになきつけばぜんぶかいけつするわけないじゃない!!!まりさからもなにかいってやりなさいよおおお!!!!」

当のまりさはと言うと、れいむに泣きつかれありすから睨まれオロオロとしている。
ぱちゅりーは深い溜息をついた。いつかこうなるのではないかと思っていたが、よりにもよってこんな時に・・・。

ぱちゅりーは頭が良いことからみんなの相談役を請け負っていた。誰が決めたわけでもなく、自然にそうなったのだ。
相談役としてみんなの話を聞いているうちに、色々なことが解っていった。

まりさがれいむのことが好きであること。また、ありすがまりさのことが好きであること。
れいむはまりさの事を困ったら助けてくれる親友と思っているだけで、恋人としてまりさを見てはいないこと。
れいむに何かを頼まれたら断れないまりさと、そんな二匹の関係を見て嫉妬するありす。

この関係が続けばいつかきっと何かゆっくりできない事が起こることは分かっていた。しかし、どうすればいいのかは分からなかった。
そして、問題を先延ばしにし続けた。そして、その結果としてこのような最悪の展開が生まれてしまったのだ。

ぱちゅりーは己の愚かさを悔いた。しかし、今悔しがったところで何か問題が解決するわけでもない。
どうにかしてこの場を抑えなければ下手をしたら殺し合いにでもなってしまうかもしれない。それだけは絶対に避けなければならない。

「むきゅう!!みんな、おちついて!!おこったところでなにもかいけつしないわ!
それよりも、これからどうすればいいかをみんなではなしあいましょう!!」

「はなしあったところでいったいなにになるっていうのよ!!!『これからどうすればいいか』ですって?
そんなのわかりきってるじゃない!!だれかがぎせいにならないといけないのよ!!それいがいにここからでるほうほうなんてないわ!!」

「ゆ・・・そんなことないのぜ。みんなでかんがえればきっといいほうほうがみつかるのぜ・・・。」

「そ、そうだよ。だからありすもゆっくりしようね?ゆっくり、ゆっくり。」

ぱちゅりーの説得にまりさとれいむも加わりなんとかありすをなだめようとする。しかし、ありすの怒りはそんなことで収まったりはしなかった。

「だからいいほうほうっていったいなんなのよおおお??!!!!そんなのないってわかってるんでしょ?!!いいかげんげんじつをみなさいよ!!!
そうよ!れいむがぎせいになればいいじゃない!!あんたみたいないなかものいきてたってなんのいみもないわ!!!
だったらここでありすたちのためにぎせいになりなさいよ!!!」

「どぼじでぞんなごどいうのおおおおおお??!!!!れいむしにたくないよおおおおおおおお!!!!!」

「あ、ありす!!それはひどいのぜ!!!」

「そうよありす!!!かんがえなおして!!!!」

「じゃあほかにだれがいるっていうのよ!!!みんなもいままでのせいかつをおもいだしてごらんなさいよ!!
れいむはまりさやありすがごはんさんをとってきても『ありがとう』のひとこともなかったわよ?!!!
れいむはじぶんがだれかにささえられていきるのがとうぜんだとおもってるようなげすなのよ!!!
そんなげすいきるいみなんてないわ!!ここでしぬべきなのよ!!!!」

ありすは大声でそう言い放った。その目は真剣そのもので、本気でれいむに『死ね』と言っているようだ。

ありすにそう言われ、ぱちゅりーもれいむが今まで自分にお礼を言ったことなどなかったことに気がついた。
それに、ありすはれいむに嫉妬心まで抱いているのだ。ここまで怒る理由も分からないでもない。
だが、ぱちゅりーはやはり誰かを犠牲にするというのは最後の手段としてとっておきたかった。

誰かを犠牲にしなければ出られないことなど解ってる。だが、どうしてもその現実を認められないのだ。
何度自分に言い聞かせても、必ず『もしかしたらいい方法があるかもしれない』と考えてしまう。
結果、あの時と同じように問題を先延ばしにしてしまう。時間が解決してくれることなど無いと知りながら。

「・・・しね・・・。」

不意にれいむがそう呟いた。その表情は怒りに満ちていた。

「しね!!れいむにしねなんていうげすなありすはしね!!!なんでれいむがぎせいにならなきゃいけないの?!!ばかなの?!しぬの?!
おれいをいわなかったからそれがなんなの?!!れいむをみてさんざんゆっくりしてきたんだからごはんさんをくれるくらいとうぜんでしょ!!!
ほんとうにゆっくりしてないありすだね!!!そんなありすはれいむのぎせいになってここでしんでね!!!そのほうがありすにはおにあいだよ!!」

れいむはそう怒鳴り散らした。その姿は、どう見ても今まで一緒に過ごしてきたれいむと同じゆっくりには見えなかった。
れいむの言葉を聞いた瞬間、ありすは笑みを浮かべた。それはとても邪悪な笑いだった。

「ほらね!まりさもぱちゅりーもきいたでしょ!!!これがれいむのほんっしょうなのよ!!!
『じぶんをみてゆっくりしたんだからごはんをわたすくらいあたりまえ』?どうかんがえてもげすのかんがえかたじゃない!!
まりさもめをさまして!そんないなかもののれいむからはなれてこっちにきなさい!!」

「うるさいいいいいいいい!!!しねえええええ!!!!れいむをげすあつかいするげすなありすはしねええええええ!!!!!」

「ゆうぅ・・・。ぱ・・・ぱちゅりー・・・。」

まりさは困惑した顔でぱちゅりーに助けを求めた。しかし、ぱちゅりーもれいむの豹変ぶりに面食らって呆然としていた。

そして、そんな二匹の隙を見たありすはれいむに素早く近づき、体当たりを食らわせた。

「ゆぎゃああああああああ!!!いたいいいいいいい!!!!なにするんだこのげすありすうううううううう!!!!」

「ふん!あんたみたいないなかものどうせじぶんからぎせいになんてなりはしないわ!!だからここでありすがころしてやるのよ!!」

ありすはれいむの上に乗り、何度もれいむを踏みつけた。

「ゆがあぁぁぁ・・・いだいいいいい・・・やべろおおお、れいむをゆっくりさせろぉぉ・・・・」

「しねぇ!!しねぇ!!しねぇ!!!」

「あ・・・ありすうううう!!なにやってるんだぜええええええ!!!!」

ようやく事態に気づいたまりさがありすを止めようと二匹に近づいていった。

「ゆがあぁ・・・・ばりざぁ・・・とっととれいむをたすけ・・・『グジャ』」

だが、時すでに遅し。れいむはありすによって踏み潰されてしまった。

「ゆふぅ・・・。まりさ、いなかもののれいむはころしたわ。だからありすといっしょにゆっくりしましょう?」

「あぁ・・・れいむ・・・。れいむぅぅ・・・。」

「むきゅぅ・・・。れいむ・・・。」

このときぱちゅりーは、ありすがれいむを殺してしまったことに責任を感じていた。
「自分がしっかりしていれば・・・」ぱちゅりーの中では自責の念が渦巻いていき、飲み込まれそうになっていた。
だから気づけなかった。まりさの変貌に。

「よくも・・・よくも・・・れいむを・・・!!!」

まりさはありすを睨みつけた。

「まりさもきいたでしょ!あのれいむのことばを!!あいつはげすなのよ!しんでとうぜんのくずなのよ!!」

「うるさいよ!!ゆっくりごろしをするようなげすはしねぇえええええ!!!!」

まりさはありすに体当たりを喰らわせた。

「ゆがああああああああ!!!」

まりさの体当たりを喰らったありすは吹っ飛び、壁に激突した。
そんなありすにまりさは何度も体当たりをする。

「よくもれいむをころしたなあああああああ!!!ころしてやる!!ころしてやるううううううううう!!!」

「ゆごぉあああ・・・やべて・・・。ぱちゅりー・・・たすけて・・・」

ありすに呼ばれようやく我を取り戻したぱちゅりー。
ぱちゅりーはまりさに近づくと、髪の毛を引っ張り体当たりをやめさせる。

「はなせえええええええ!!!!こいつはれいむをころしたんだあああああああ!!!!」

ぱちゅりーを振りほどこうと必死に抵抗するまりさ。しかし、ぱちゅりーも振りほどかれまいと必死にまりさの髪を引っ張る。

「ゆふぅ・・・。ゆふぅ・・・。」

数分後、まりさはようやく落ち着きを取り戻した。

「むきゅう、まりさ、おちついた?」

「ゆふぅ・・・。まりさはゆっくりおちついたよ、ごめんねぱちゅりー。」

「むきゅう、いいのよ。それより、ありすはだいじょうぶかしら?」

「ゆ!そうだったよ!!ありすごめんね!!まりさがわるかったよ!」

ありすの方を向き直り謝罪をするまりさ。しかし、ありすからの返事はなかった。それもそのはず、ありすはすでに事切れていたのだから。

「ゆ・・・ゆわあああああ!!!!ありずううううううううううううう!!!ごべんねええええええ!!ごべんねえええええええええええ!!!!」

ありすを殺してしまったことに気づいたまりさは、既に死んでしまっているありすに向かって謝罪を続けた。そして・・・

「ごべんねぇ・・・まりさもすぐそっちにいくからね・・・。」

「むきゅ・・・!!まりさ、あなたまさか!!!」

まりさの言葉から不穏な空気を察知したぱちゅりー。

「まりさ!!やめなさい!!!そんなことしてもんないみのない『さぁ、おたべなさい!』わ・・・よ・・・。」

まりさは愚かにもお食べなさいをしてしまった。ぱちゅりーを外に出さないまま。

こうしてその部屋の中に残ったのは潰れたれいむとひしゃげたありす、まっぷたつになったまりさと生き残ったぱちゅりー。
そして、誰か一人を犠牲にすれば他の全員が生きられるはずだったあの装置だけとなった。



                                      終わり





あとがき
昔見た戦隊ヒーロー物にこんな風な構造の部屋に閉じ込められる話があったのを思い出した書いてみました。
至らない点も多かったと思いますが、少しでもゆっくりしていただければ幸いです。


今までに書いたもの

  • anko3588 受け入れられない
  • anko3595 横暴
  • anko3600 踏みにじる
  • anko3608 餡子の雨
  • anko3628 約束
  • anko3657 消えたまりさ
「anko3660 犠牲」をウィキ内検索
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