ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3851 意地っ張りまりさ
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ankoss
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『意地っ張りまりさ』 29KB
制裁 自業自得 飾り 群れ 野良ゆ ゲス 自然界 人間なし うんしー 作者はまりさが大好きです おさげあき
制裁 自業自得 飾り 群れ 野良ゆ ゲス 自然界 人間なし うんしー 作者はまりさが大好きです おさげあき
- まりさ以外のゆっくりは結構賢いです。
- 今回は比較的あっさり殺してます。
- おさげあき 23作目
「「「「「おさぁぁぁぁ!しんじゃだめぇぇぇぇぇ!ゆっくりしようよぉぉぉぉ!」」」」」
「むきゅ……けほっ……こほっ……」
「むきゅ……けほっ……こほっ……」
ここはとある山の中にあるゆっくりの群れ。
今、その群れの長であるぱちゅりーが寿命で永遠にゆっくりしようとしていた。
このぱちゅりーは優秀でここまで群れを維持出来てきたのもぱちゅりーのおかげである。
群れのために頑張ってきた長を心配し群れのゆっくりがぱちゅりーのおうちの前に集まった。
そんな群れの前にのそのそと姿を現す瀕死のぱちゅりー。
何故そんな無理をするのかと言うと群れのみんなに遺言をのこすためだ。
今、その群れの長であるぱちゅりーが寿命で永遠にゆっくりしようとしていた。
このぱちゅりーは優秀でここまで群れを維持出来てきたのもぱちゅりーのおかげである。
群れのために頑張ってきた長を心配し群れのゆっくりがぱちゅりーのおうちの前に集まった。
そんな群れの前にのそのそと姿を現す瀕死のぱちゅりー。
何故そんな無理をするのかと言うと群れのみんなに遺言をのこすためだ。
「ぱちぇは……もうだめね……わかるわ……だからこれからはおそらのうえでゆっくりするわ……」
「「「「「どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉぉ!?」」」」」
「ゆっくりのいのちはえいえんではないわ……だからわかれはいつかかならずやってくるものよ……」
「「「「「ゆ……ゆぅぅぅぅぅぅ……」」」」」
「……ぱちぇがしぬまえにひとついっておかないといけないことがあるわ……つぎのおさのことよ……」
「「「「「ゆっ……!」」」」」
「いまからぱちぇがつぎのおさになるゆっくりをしめいするからそのゆっくりがむれをまもっていきなさい。
だいじょうぶ、ぱちぇがしめいするゆっくりはとてもゆうしゅうよ、みんなもきっとなっとくしてくれるわ……」
「「「「「どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉぉ!?」」」」」
「ゆっくりのいのちはえいえんではないわ……だからわかれはいつかかならずやってくるものよ……」
「「「「「ゆ……ゆぅぅぅぅぅぅ……」」」」」
「……ぱちぇがしぬまえにひとついっておかないといけないことがあるわ……つぎのおさのことよ……」
「「「「「ゆっ……!」」」」」
「いまからぱちぇがつぎのおさになるゆっくりをしめいするからそのゆっくりがむれをまもっていきなさい。
だいじょうぶ、ぱちぇがしめいするゆっくりはとてもゆうしゅうよ、みんなもきっとなっとくしてくれるわ……」
誰が長に?群れのゆっくりがざわめいた。
その中でニヤリと笑う一匹のまりさが居た。
その中でニヤリと笑う一匹のまりさが居た。
「(ゆぷぷ!ついにさいっきょう!であるまりさがおさになるひがきたのぜ!)」
はっきり言ってこのまりさはゲスである。
ある程度賢い個体の揃った群れとはいえバカなゆっくりやゲスゆっくりが多少混じってしまうのは仕方ない。
それでも排除されなかったのは群れのゆっくりが監視の目を光らせていたしそもそもまりさ種は大して強くない。
下手に暴れる事も出来ずゆっくりできない日々を送っていたまりさだがそれも今日まで。
これからは長として群れのゆっくりをこき使い思う存分ゆっくりするのだ。
決して叶わぬ夢物語を想像するまりさだが現実はそんなに甘くない。
ある程度賢い個体の揃った群れとはいえバカなゆっくりやゲスゆっくりが多少混じってしまうのは仕方ない。
それでも排除されなかったのは群れのゆっくりが監視の目を光らせていたしそもそもまりさ種は大して強くない。
下手に暴れる事も出来ずゆっくりできない日々を送っていたまりさだがそれも今日まで。
これからは長として群れのゆっくりをこき使い思う存分ゆっくりするのだ。
決して叶わぬ夢物語を想像するまりさだが現実はそんなに甘くない。
「ぱちぇがおさにえらぶのは……みょん、あなたよ」
「みょ……みょんが!?」
「どぼじでぞんなごどいうんだぜぇぇぇぇぇ!?」
「みょ……みょんが!?」
「どぼじでぞんなごどいうんだぜぇぇぇぇぇ!?」
選ばれたみょんが驚き、そしてまりさが絶叫を上げた。
まりさの突然の絶叫に驚く群れのゆっくりだがすぐ視線をみょんに移す。
通常、みょん種が長になる事はほとんど無いがぱちゅりーはその理由を告げた。
まりさの突然の絶叫に驚く群れのゆっくりだがすぐ視線をみょんに移す。
通常、みょん種が長になる事はほとんど無いがぱちゅりーはその理由を告げた。
「みょん、あなたはとてもまじめでたゆんへのきづかいもできるゆうしゅうなゆっくりよ。
かりもじょうず、けんかもつよい、そしてなによりむれのみんなからのしんらいもあつい。
あなたならきっとむれをただしいほうこうにみちびいてくれるわ」
「でも……みょんはおさみたいにあたまはよくないみょん……」
「あなたはじゅうぶんかしこいわ、じぶんをしんじなさい、それでもふあんならむれのゆっくりにてつだってもらえばいいわ。
それにぱちぇとまったくおなじほうほうでむれをいじするひつようはないわ。
ぱちぇはぱちぇ、みょんはみょんのやりかたがあるはずよ、もちろんぱちぇのやりかたをさんこうにしてもいいわ。
……みんな、みょんでいいわよね?それともほかにおさにふさわしいゆっくりがいるかしら?」
「「「「「みょんはとてもゆっくりしてるからみんなさんっせい!だよ!」」」」」
「み……みんな……わかったみょん!みょんはがんばるみょん!」
「きまりね、それじゃ……」
「まつんだぜぇぇぇぇぇ!!まりさはなっとくしないのぜぇぇぇぇぇ!」
かりもじょうず、けんかもつよい、そしてなによりむれのみんなからのしんらいもあつい。
あなたならきっとむれをただしいほうこうにみちびいてくれるわ」
「でも……みょんはおさみたいにあたまはよくないみょん……」
「あなたはじゅうぶんかしこいわ、じぶんをしんじなさい、それでもふあんならむれのゆっくりにてつだってもらえばいいわ。
それにぱちぇとまったくおなじほうほうでむれをいじするひつようはないわ。
ぱちぇはぱちぇ、みょんはみょんのやりかたがあるはずよ、もちろんぱちぇのやりかたをさんこうにしてもいいわ。
……みんな、みょんでいいわよね?それともほかにおさにふさわしいゆっくりがいるかしら?」
「「「「「みょんはとてもゆっくりしてるからみんなさんっせい!だよ!」」」」」
「み……みんな……わかったみょん!みょんはがんばるみょん!」
「きまりね、それじゃ……」
「まつんだぜぇぇぇぇぇ!!まりさはなっとくしないのぜぇぇぇぇぇ!」
ここでまりさが異議を唱えた。
長を含む群れのゆっくりがまりさへ視線を移す。
そしてまりさは場違いなまでの言葉を吐いた。
長を含む群れのゆっくりがまりさへ視線を移す。
そしてまりさは場違いなまでの言葉を吐いた。
「おさはさいっきょう!のまりさにこそふさわしいのぜぇぇぇぇぇ!みょんなんかじゃつとまらないのぜぇぇぇぇぇ!
まりさをおさにするのぜ!そうすればみんなをゆっくりさせてやるのぜ!さあ!おさ!まりさをしめいするのぜぇぇぇぇぇ!」
「「「「「……」」」」」
まりさをおさにするのぜ!そうすればみんなをゆっくりさせてやるのぜ!さあ!おさ!まりさをしめいするのぜぇぇぇぇぇ!」
「「「「「……」」」」」
呆れる長と群れのゆっくり、こんなゴミクズが長?そんな事をしたら速攻群れは崩壊してしまう。
それくらい誰でも分かった。
それくらい誰でも分かった。
「ゆ?なにだまってるのぜ?もしかしてさいっきょう!のまりさのことばにみんなこえもでないのぜ?
ゆぷぷ!そのきもちはわかるのぜ!さあ!さいっきょう!のおさのたんじょうにみんなかんっせい!をあげるのぜ!」
「それじゃみょん、あとはおねがいね……」
「ゆっくりりかいしたみょん!」
「どぼじでばでぃざをむじずるんだぜぇぇぇぇぇ!?」
ゆぷぷ!そのきもちはわかるのぜ!さあ!さいっきょう!のおさのたんじょうにみんなかんっせい!をあげるのぜ!」
「それじゃみょん、あとはおねがいね……」
「ゆっくりりかいしたみょん!」
「どぼじでばでぃざをむじずるんだぜぇぇぇぇぇ!?」
華麗にスルーされたまりさは絶叫を上げた。
やかましい奴だと呆れる群れのゆっくり。
仕方ないのでぱちゅりーがまりさに説明した。
やかましい奴だと呆れる群れのゆっくり。
仕方ないのでぱちゅりーがまりさに説明した。
「むきゅ……まりさ……あなたはさいっきょう!ではないわ。
それにおさにひつようなのはさいっきょう!ではなくたゆんをきづかえるやさしいこころよ、ゆっくりりかいしてちょうだい」
「まりさはさいっきょう!なのぜぇぇぇぇぇ!どうしてそれをりかいしようとしないのぜ!?
ちぇんよりはやくはしれて、みょんよりぶきのあつかいがうまくてけんかもつよくて、むれいちばんのかりのめいじんなのぜ!
さらにまりさはめがみのようなぼせいとやさしさをかねそなえてるのぜぇぇぇぇぇ!」
「まりさ……あなたはくちだけなのよ……じつりょくがともなっていない、でもあなたはけっしてそれをみとめない。
いい?じぶんのよわさをみとめることもたいせつなのよ、ゆっくりりかいしてちょうだい」
「まりさはさいっきょう!なのぜぇぇぇぇぇ!そのじじつはけっしてくつがえらないのぜぇぇぇぇぇ!
まりさがくちだけ!?くちだけなのはおまえのほうだろぉぉぉぉぉ!このむのうのおさがぁぁぁぁぁ!」
「「「「「いまなんていったぁぁぁぁぁ!?おさをばかにするげすはせいっさいするぞぉぉぉぉぉ!!!」」」」」
「ゆひぃぃぃぃぃぃ!?」
それにおさにひつようなのはさいっきょう!ではなくたゆんをきづかえるやさしいこころよ、ゆっくりりかいしてちょうだい」
「まりさはさいっきょう!なのぜぇぇぇぇぇ!どうしてそれをりかいしようとしないのぜ!?
ちぇんよりはやくはしれて、みょんよりぶきのあつかいがうまくてけんかもつよくて、むれいちばんのかりのめいじんなのぜ!
さらにまりさはめがみのようなぼせいとやさしさをかねそなえてるのぜぇぇぇぇぇ!」
「まりさ……あなたはくちだけなのよ……じつりょくがともなっていない、でもあなたはけっしてそれをみとめない。
いい?じぶんのよわさをみとめることもたいせつなのよ、ゆっくりりかいしてちょうだい」
「まりさはさいっきょう!なのぜぇぇぇぇぇ!そのじじつはけっしてくつがえらないのぜぇぇぇぇぇ!
まりさがくちだけ!?くちだけなのはおまえのほうだろぉぉぉぉぉ!このむのうのおさがぁぁぁぁぁ!」
「「「「「いまなんていったぁぁぁぁぁ!?おさをばかにするげすはせいっさいするぞぉぉぉぉぉ!!!」」」」」
「ゆひぃぃぃぃぃぃ!?」
ぱちゅりーがこれまでどれだけ頑張ってきたのか、群れのゆっくりには分かっていた。
だからこそまりさのぱちゅりーを愚弄する言葉が許せず今にも襲い掛からんばかりの勢いでまりさを睨む群れのゆっくり。
無数の殺意のこもった視線にまりさはおそろしーしーを漏らす。
だからこそまりさのぱちゅりーを愚弄する言葉が許せず今にも襲い掛からんばかりの勢いでまりさを睨む群れのゆっくり。
無数の殺意のこもった視線にまりさはおそろしーしーを漏らす。
「おちつきなさい、ぱちぇはへいきよ、それよりまりさ……そんなにおさになりたいの?」
「ゆひぃ……、ゆゆ?と……とうっぜんなのぜ!まりさはおさになるべくしてうまれたのぜ!!」
「ならしけんをするわ、おさになるためのしけんよ」
「ゆゆ?しけん?」
「ええ、それにごうかくしたらまりさをおさにしてあげるわ」
「「「「「お、おさ!?こんなやつをおさにしたら……」」」」」
「だいじょうぶよ、このまりさにはけっしてごうかくなんてできないわ」
「ゆゆ!?なにをいってるのぜぇぇぇぇぇ!?」
「それよりしけんないようをつたえるわ、みんなにもきょうりょくしてもらうけどいいわね?」
「「「「「ゆ……ゆっくりりかいしたよ……」」」」」
「ごほっ……そろそろやばいわね……はやくしないと……」
「ゆひぃ……、ゆゆ?と……とうっぜんなのぜ!まりさはおさになるべくしてうまれたのぜ!!」
「ならしけんをするわ、おさになるためのしけんよ」
「ゆゆ?しけん?」
「ええ、それにごうかくしたらまりさをおさにしてあげるわ」
「「「「「お、おさ!?こんなやつをおさにしたら……」」」」」
「だいじょうぶよ、このまりさにはけっしてごうかくなんてできないわ」
「ゆゆ!?なにをいってるのぜぇぇぇぇぇ!?」
「それよりしけんないようをつたえるわ、みんなにもきょうりょくしてもらうけどいいわね?」
「「「「「ゆ……ゆっくりりかいしたよ……」」」」」
「ごほっ……そろそろやばいわね……はやくしないと……」
長の命令とはいえ不安そうな群れのゆっくり。
だがぱちゅりーも不安要素を取り除いてからあの世にいかないと死んでも死にきれない。
ぶっちゃげまりさを追放するのが一番楽なのだが逆恨みしたまりさが群れのゆっくりを襲う可能性もある。
だから出来るだけ穏便に自分の無力さを実感させて諦めさせたほうがいいと判断したのだ。
ぱちゅりーは最後の力を振り絞って試験内容を伝え、後の事をみょんに任せてからあの世へと旅立った。
だがぱちゅりーも不安要素を取り除いてからあの世にいかないと死んでも死にきれない。
ぶっちゃげまりさを追放するのが一番楽なのだが逆恨みしたまりさが群れのゆっくりを襲う可能性もある。
だから出来るだけ穏便に自分の無力さを実感させて諦めさせたほうがいいと判断したのだ。
ぱちゅりーは最後の力を振り絞って試験内容を伝え、後の事をみょんに任せてからあの世へと旅立った。
「「「「「おさぁぁぁぁぁ!あのよでゆっくりしていってねぇぇぇぇぇぇ!!」」」」」
ぱちゅりーの亡骸の前で号泣する群れのゆっくり。
「おい!いつまでまたせるのぜ!さっさとしけんをはじめるのぜ!そんなくさったまんじゅうをいつまでかこんでないてるのぜ!!」
「「「「「つぎにそのへらずぐちをたたいたらもんどうむようでぶちころすぞぉぉぉぉぉ!このごみくずがぁぁぁぁぁぁ!!」」」」」
「ゆっひぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」
「「「「「つぎにそのへらずぐちをたたいたらもんどうむようでぶちころすぞぉぉぉぉぉ!このごみくずがぁぁぁぁぁぁ!!」」」」」
「ゆっひぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」
群れのために最後まで尽くしたぱちゅりーへの暴言に群れのゆっくりの怒りは限界を突破しそうである。
それでも殺さないのはぱちゅりーの想いを無駄にしたくないからだ。
それでも殺さないのはぱちゅりーの想いを無駄にしたくないからだ。
「……よういができたみょん、まずはひとつめのしけんだみょん」
「ゆゆ!?なんでみょんがしきってるのぜぇぇぇぇぇ!?」
「そんなことよりさっさとしけんをはじめるみょん、それともおさはあきらめるのかみょん?」
「ゆぐぐぐぐぐ!いいのぜ!さっさとはじめるのぜ!」
「まずはちぇんとのかけっこしょうぶだよー」
「ゆゆ!?」
「ゆゆ!?なんでみょんがしきってるのぜぇぇぇぇぇ!?」
「そんなことよりさっさとしけんをはじめるみょん、それともおさはあきらめるのかみょん?」
「ゆぐぐぐぐぐ!いいのぜ!さっさとはじめるのぜ!」
「まずはちぇんとのかけっこしょうぶだよー」
「ゆゆ!?」
まりさの背後でスタンバイしていたちぇんが口を開く。
そのちぇんは群れ一番の俊足を誇るゆっくりだ。
そのちぇんは群れ一番の俊足を誇るゆっくりだ。
「まりさはちぇんよりはやいっていったよねー?ならちぇんにだってかてるはずだよねー?」
「あ、あたりまえなのぜぇぇぇぇぇ!まりさのかもしかのようなはやさをほこるあんよをみせつけてやるのぜぇぇぇぇぇ!」
「るーるはむれのまわりをいっしゅうしてからこのひろばにもどってくることだみょん」
「ゆっくりりかいしたんだねー」
「ゆぷぷ!らくしょうなのぜ!」
「いちおういっておくけどちかみちしてズルしたらだめだみょん」
「さいっきょう!のまりさがそんなひきょうなことをするわけないんだぜ!」
「それならいいみょん、それでは……すたーとだみょん!」
「あ、あたりまえなのぜぇぇぇぇぇ!まりさのかもしかのようなはやさをほこるあんよをみせつけてやるのぜぇぇぇぇぇ!」
「るーるはむれのまわりをいっしゅうしてからこのひろばにもどってくることだみょん」
「ゆっくりりかいしたんだねー」
「ゆぷぷ!らくしょうなのぜ!」
「いちおういっておくけどちかみちしてズルしたらだめだみょん」
「さいっきょう!のまりさがそんなひきょうなことをするわけないんだぜ!」
「それならいいみょん、それでは……すたーとだみょん!」
そしてちぇんとの駆けっこ勝負が始まった。
まりさは自慢のあんよで思いっきり地面を蹴って跳ねる。
出だしは好調、これから楽勝だと思ったまりさだが……
まりさは自慢のあんよで思いっきり地面を蹴って跳ねる。
出だしは好調、これから楽勝だと思ったまりさだが……
「おそいよー!ちぇん、さきにいくねー!」
「どぼじでそんなにはやいのぉぉぉぉぉ!?」
「どぼじでそんなにはやいのぉぉぉぉぉ!?」
一瞬で追い抜かれちぇんの姿はあっという間に見えなくなった。
「ゆ、ゆふふ!まりさはたいりょくおんっぞん!さくせんでいくのぜ!ちぇんはすぐたいりょくがつきてうごけなくなるのぜ!」
だが結局ちぇんの体力が尽きる事は無く大差でまりさが負けてしまった。
「ゆ、ゆひぃ……ゆひぃ……」
ぜーぜーと息を切らしながらようやくゴールへ到着するまりさ。
ちぇんは走り足りないのかそこらをぴょんぴょん元気に跳ねていた。
ちぇんは走り足りないのかそこらをぴょんぴょん元気に跳ねていた。
「あれ?やっとかえってきたの?まりさはおそすぎるんだねー!ちぇんにかてるんじゃなかったのー?」
「ゆぐぐぐぐぐ!」
「しけんはふごうかくだみょん、それじゃ……」
「ま、まつんだぜ!これはなにかのまちがいなのぜ!もういちどしょうぶするのぜ!」
「なんどやってもおなじなんだねー!わかるよー!」
「うるさぁぁぁぁぁい!きっとちぇんがひきょうなことをしたんだぜ!だから……!」
「まりさじゃあるまいしそんなことするわけないでしょー?というかまりさのほうがちかみちしてズルしてたよねー?」
「ゆゆぅぅぅぅぅ!?どぼじでばれてるのぉぉぉぉぉ!?」
「ふせいがないようにかんしのゆっくりをはいちしてたみょん、そのゆっくりからのほうこくだみょん」
「ぞ、ぞんな……」
「せいせいどうどうとまけたならまだしもふせいをしたまりさにおさのしかくはないみょん!」
「ま、まつんだぜ!まだしけんはのこってるのぜ!それをごうかくすればまりさのしょうりなのぜ!」
「ゆぐぐぐぐぐ!」
「しけんはふごうかくだみょん、それじゃ……」
「ま、まつんだぜ!これはなにかのまちがいなのぜ!もういちどしょうぶするのぜ!」
「なんどやってもおなじなんだねー!わかるよー!」
「うるさぁぁぁぁぁい!きっとちぇんがひきょうなことをしたんだぜ!だから……!」
「まりさじゃあるまいしそんなことするわけないでしょー?というかまりさのほうがちかみちしてズルしてたよねー?」
「ゆゆぅぅぅぅぅ!?どぼじでばれてるのぉぉぉぉぉ!?」
「ふせいがないようにかんしのゆっくりをはいちしてたみょん、そのゆっくりからのほうこくだみょん」
「ぞ、ぞんな……」
「せいせいどうどうとまけたならまだしもふせいをしたまりさにおさのしかくはないみょん!」
「ま、まつんだぜ!まだしけんはのこってるのぜ!それをごうかくすればまりさのしょうりなのぜ!」
試験は全部で3つ、つまり2つ合格すればまりさを長にするという約束なのだ。
だが不正をした時点で本当は終わりにすべきだがまりさが納得するはずがない。
まりさに自身の無能っぷりを理解させるためにあえて今回のは不問にした。
だが不正をした時点で本当は終わりにすべきだがまりさが納得するはずがない。
まりさに自身の無能っぷりを理解させるためにあえて今回のは不問にした。
「それじゃつぎはありすとのかしこさとびゆっくりしょうぶだみょん」
まりさの体力が回復するのを待ってから次の勝負へ。
今回は群れ一番の美ゆっくりとして愛されるありすとの勝負だ。
今回は群れ一番の美ゆっくりとして愛されるありすとの勝負だ。
「こんにちは、なんだかたいへんなことになってるけどおたがいがんばりましょうね」
「ゆっ……」
「ゆっ……」
自分に優しく声を掛けてきたありすにまりさは絶句した。
憧れの存在であったありすとこんなに近くで会話するなんて今まで一度も無かった。
ありすは群れの人気者で誰にでも優しく、おまけに賢くてぱちゅりーの相談相手にもなっていたゆっくりなのだ。
野生のゆっくりとしては体も綺麗で金髪の髪の毛も風になびいてサラサラと揺れる。
澄んだ瞳とお飾りであるカチューシャがとても美しかった。
ありすといえばれいぱーになりやすいがこのありすにはそんなものは一切無い。
まりさはいつかこのありすとつがいになる事を夢見ていたのだ。
憧れの存在であったありすとこんなに近くで会話するなんて今まで一度も無かった。
ありすは群れの人気者で誰にでも優しく、おまけに賢くてぱちゅりーの相談相手にもなっていたゆっくりなのだ。
野生のゆっくりとしては体も綺麗で金髪の髪の毛も風になびいてサラサラと揺れる。
澄んだ瞳とお飾りであるカチューシャがとても美しかった。
ありすといえばれいぱーになりやすいがこのありすにはそんなものは一切無い。
まりさはいつかこのありすとつがいになる事を夢見ていたのだ。
「そ、それでかしこさとびゆっくりしょうぶってなにをするんだぜ?」
「なんでもいいみょん、じぶんのゆっくりをあぴーるしてみんなをゆっくりさせたほうがかちだみょん」
「ゆっ、ゆふふ!らくしょうなんだぜ!まりさのかしこさとうつくしさにみんなをめろめろにしてやるんだぜ!」
「なんでもいいみょん、じぶんのゆっくりをあぴーるしてみんなをゆっくりさせたほうがかちだみょん」
「ゆっ、ゆふふ!らくしょうなんだぜ!まりさのかしこさとうつくしさにみんなをめろめろにしてやるんだぜ!」
そして群れ全員が集められ勝負が始まった。
「えっと、ありすから?うーん……なにをすればいいのかしら……じぶんをあぴーるっていっても……」
可愛らしく悩むありすの姿に群れのゆっくりはもうメロメロだ。
「あ、そういえばこのまえおいしそうなきのこさんをみつけたんだけどあれはたぶんどくきのこさんよ。
おいしそうなにおいとみためでかんちがいしそうだけどたべるのはやめておいたほうがいいわ。
たしか……こんなきのこさんだったわ、みんなもきをつけてね」
おいしそうなにおいとみためでかんちがいしそうだけどたべるのはやめておいたほうがいいわ。
たしか……こんなきのこさんだったわ、みんなもきをつけてね」
ありすは木の枝で地面にきのこの特徴を描いた。
それはとても分かりやすく群れのゆっくりにも伝わったようだ。
それはとても分かりやすく群れのゆっくりにも伝わったようだ。
「それからこのまえゆうがたにれみりゃのこえをきいたわ。
ゆうがたいこうはおそとにでないほうがいいわね、あとこれはぱちゅりーからきいたことだけど……」
ゆうがたいこうはおそとにでないほうがいいわね、あとこれはぱちゅりーからきいたことだけど……」
その後もありすは群れにとって有益な情報を皆に伝えてくれた。
「ありすがつたえるじょうほうはこれくらいかしら?それじゃありすはこのへんで……」
「まってね!ひさしぶりにありすのおうたをききたいよ!」
「ありすのおうたはゆっくりできるからききたいよ!」
「そ、そう?それじゃおうたをうたうわね、あまりうまくないけどゆっくりきいてほしいわ」
「まってね!ひさしぶりにありすのおうたをききたいよ!」
「ありすのおうたはゆっくりできるからききたいよ!」
「そ、そう?それじゃおうたをうたうわね、あまりうまくないけどゆっくりきいてほしいわ」
そして始まるありすのコンサート。
ありすの美声に群れのゆっくりは例外なくゆっくりしていた。
もちろんまりさも。
ありすの美声に群れのゆっくりは例外なくゆっくりしていた。
もちろんまりさも。
「これでおわるわね、さいごまできいてくれてありがとう!」
「「「「「ゆっおおおおおおおおーーーーーーー!!!」」」」」
「「「「「ゆっおおおおおおおおーーーーーーー!!!」」」」」
ありすの歌が終わると群れのゆっくりから絶叫に近い歓声が上がった。
もちろんアンコールも忘れない。
もちろんアンコールも忘れない。
「ごめんなさいね、まりさをまたせてもわるいからありすのうたはこれでおしまいにするわ、こんどまたうたうからゆるしてね」
「「「「「ゆっくりりかいしたよぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」」」」
「「「「「ゆっくりりかいしたよぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」」」」
そしてありすと入れ替わりに今度はまりさが登場する。
「みんな!まりさのうつくしさにめろめろになっていくんだぜ!」
まりさがおさげを使って可愛らしくキラッ☆とウインクしてみせた。
「「「「「……」」」」」
さっきの盛り上がりが嘘のようにしらける群れのゆっくり。
「ゆ?まりさのあまりのかわいらしさにこえもでないのぜ?ゆふふ!かわいくってごめんなのぜ!」
「「「「「……」」」」」
「「「「「……」」」」」
殺意すら抱くまりさの言動に群れのゆっくりは全くゆっくり出来ていない。
「それじゃまりさはおいしいきのこさんをおしえるのぜ!あれはこんなかたちをしていたのぜ!みんなにおすすめなのぜ!」
まりさはありすに対抗意識を持ったらしく木の枝で地面にきのこの特徴を描く。
だがその絵はヘタクソで全然群れのゆっくりには伝わらなかった。
しかしまりさが言ったきのこの色などからそれが何なのか理解した。
それは食べると数時間後に下痢になってしまう毒きのこだった。
まりさもそれを食べて数時間後に下痢で苦しんだが都合の悪い記憶はうんうんと一緒に排出してしまうので既に忘れていた。
だがその絵はヘタクソで全然群れのゆっくりには伝わらなかった。
しかしまりさが言ったきのこの色などからそれが何なのか理解した。
それは食べると数時間後に下痢になってしまう毒きのこだった。
まりさもそれを食べて数時間後に下痢で苦しんだが都合の悪い記憶はうんうんと一緒に排出してしまうので既に忘れていた。
「「「「「……」」」」」
まりさの全く参考にならない話を聞いてもゆっくり出来ない。
ただまりさのおバカっぷりを広めただけだ。
そしてまりさは最後に歌を歌った
ありすが歌ったから自分も歌う。
単純な理由だった。
ただまりさのおバカっぷりを広めただけだ。
そしてまりさは最後に歌を歌った
ありすが歌ったから自分も歌う。
単純な理由だった。
「うつくしいまりさがゆっくりできるおうたをうたうのぜ!しっかりさいごまできいていくんだぜ!」
そして始まる歌という名の騒音、いや、殺ゆん音波。
歌とすら呼べない、うんうんをひりだしているかのような耳障りでゆっくり出来ない歌に群れのゆっくりは激しく悶絶した。
先ほどのありすも最初は苦笑いしながら聞いていたがあまりの騒音に意識を失ってしまう。
そんなゆっくりがちらほら出てきた所でついに我慢の限界が訪れる。
歌とすら呼べない、うんうんをひりだしているかのような耳障りでゆっくり出来ない歌に群れのゆっくりは激しく悶絶した。
先ほどのありすも最初は苦笑いしながら聞いていたがあまりの騒音に意識を失ってしまう。
そんなゆっくりがちらほら出てきた所でついに我慢の限界が訪れる。
「「「「「そのゆっくりできないそうおんをいますぐとめろぉぉぉぉぉ!!ゆっくりできないぃぃぃぃぃ!!」」」」」
「ゆゆ!?おうたのとちゅうでなんなんだぜ!?だまってきくんだぜ!」
「だまれぇぇぇぇぇ!!もうげんっかい!だぁぁぁぁぁ!へたくそはさっさときえろぉぉぉぉぉ!」
「このうすぎたないごみくずがぁぁぁぁぁ!」
「あまりにゆっくりできないからありすがきぜつしただろぉぉぉぉぉ!」
「このくそまりさぁぁぁぁぁ!ぶさいくまりさぁぁぁぁぁ!」
「な、なんだとぉぉぉぉぉ!?かわいいまりさにむかってなんてこというんだぜぇぇぇぇぇ!?」
「「「いいからだまれぇぇぇぇぇ!!」」」
「ぶげぇ!!」
「ゆゆ!?おうたのとちゅうでなんなんだぜ!?だまってきくんだぜ!」
「だまれぇぇぇぇぇ!!もうげんっかい!だぁぁぁぁぁ!へたくそはさっさときえろぉぉぉぉぉ!」
「このうすぎたないごみくずがぁぁぁぁぁ!」
「あまりにゆっくりできないからありすがきぜつしただろぉぉぉぉぉ!」
「このくそまりさぁぁぁぁぁ!ぶさいくまりさぁぁぁぁぁ!」
「な、なんだとぉぉぉぉぉ!?かわいいまりさにむかってなんてこというんだぜぇぇぇぇぇ!?」
「「「いいからだまれぇぇぇぇぇ!!」」」
「ぶげぇ!!」
何匹かのゆっくりがまりさへ体当たりした。
まりさは派手に転がり木に激突すると痛みで激しく泣き叫んだ。
まりさは派手に転がり木に激突すると痛みで激しく泣き叫んだ。
「い、いだいぃぃぃぃぃ!ばでぃざのぷにぷにのおはだがぁぁぁぁぁ!!」
「「「だまらんところすぞぉぉぉぉぉ!!このごみくずぅぅぅぅぅぅ!!」」」
「「「だまらんところすぞぉぉぉぉぉ!!このごみくずぅぅぅぅぅぅ!!」」」
群れからの殺意のこもった怒号でまりさは痛みも忘れおそろしーしーとうんうんを盛大に漏らす。
ようやく黙ったまりさにようやく落ち着きを取り戻す群れのゆっくり。
ようやく黙ったまりさにようやく落ち着きを取り戻す群れのゆっくり。
「さ、さあ、ありすとまりさのあぴーるはおわったからこれからどちらがゆっくりしてたかみんなにきめてもらうみょん……」
みょんもまりさの歌で頭がぐらぐらしていたが何とか自分を奮い立たせる。
「それじゃありすがゆっくりしてたとおもうゆっくりはそのばではねるみょん!」
当然全てのゆっくりがその場で跳ねる。
「それじゃまりさがゆっくりしてたとおもうゆっくりはそのばではねるみょん!」
シーン
当然誰も動かない。
「きまったみょん!このしょうぶはありすのしょうりだみょん!」
「どぼじでぇぇぇぇぇ!?」
「どぼじでぇぇぇぇぇ!?」
当然の結果だろう。
まりさは不満のようだが群れのゆっくりが一斉に睨むと再びおそろしーしーとうんうんを漏らし始めた。
まりさは不満のようだが群れのゆっくりが一斉に睨むと再びおそろしーしーとうんうんを漏らし始めた。
「まりさ、うんうんとしーしーをもらしてるところわるいけどこれでおわりみょん」
「ゆっ……!ま、まりさはうんうんもしーしーももらしてないのぜぇぇぇぇぇ!」
「どうみてももらしまくってるみょん、それよりしけんはこれでおわりみょん」
「ま、まつんだぜぇぇぇぇぇ!まださいごのしけんがのこってるのぜぇぇぇぇぇ!」
「ふたつのしけんでふごうかくだったまりさはもうおわりだみょん、やってもいみがないみょん」
「ふざけるなぁぁぁぁぁ!まりさがあまりにゆっくりしてるからってみんなでまりさにいやがらせするなんてひきょうなのぜ!」
「じぶんがひきょうだからってみんなもひきょうよばわりするのはゆっくりしてないしょうこだみょん」
「うるさいうるさいうるさいうるさぁぁぁぁぁい!!まりさよりよわいみょんがえらそうなことをいうなぁぁぁぁぁ!」
「ならしょうぶしてみるかみょん?どのみちさいごのしけんはみょんとのしょうぶだったみょん」
「ゆ?」
「たしかまりさはいったみょん、みょんよりぶきのあつかいがうまくてけんかもつよいと、ならみょんにもかてるはずだみょん」
「ゆふふ!あたりまえなのぜ!みょんなんかいちげきなのぜ!」
「ならあしたみょんとしょうぶだみょん!」
「ゆ?きょうじゃないのかだぜ?」
「まりさはさっきこうげきされてけがしてるみょん、あとでひきょうとかいわれたくないからけががなおってからにしてやるみょん」
「ゆっふっふっふっ!あとでこうかいしてもおそいのぜ!」
「こうかいなんてしないみょん、まりさとちがって」
「ゆっ……!ま、まりさはうんうんもしーしーももらしてないのぜぇぇぇぇぇ!」
「どうみてももらしまくってるみょん、それよりしけんはこれでおわりみょん」
「ま、まつんだぜぇぇぇぇぇ!まださいごのしけんがのこってるのぜぇぇぇぇぇ!」
「ふたつのしけんでふごうかくだったまりさはもうおわりだみょん、やってもいみがないみょん」
「ふざけるなぁぁぁぁぁ!まりさがあまりにゆっくりしてるからってみんなでまりさにいやがらせするなんてひきょうなのぜ!」
「じぶんがひきょうだからってみんなもひきょうよばわりするのはゆっくりしてないしょうこだみょん」
「うるさいうるさいうるさいうるさぁぁぁぁぁい!!まりさよりよわいみょんがえらそうなことをいうなぁぁぁぁぁ!」
「ならしょうぶしてみるかみょん?どのみちさいごのしけんはみょんとのしょうぶだったみょん」
「ゆ?」
「たしかまりさはいったみょん、みょんよりぶきのあつかいがうまくてけんかもつよいと、ならみょんにもかてるはずだみょん」
「ゆふふ!あたりまえなのぜ!みょんなんかいちげきなのぜ!」
「ならあしたみょんとしょうぶだみょん!」
「ゆ?きょうじゃないのかだぜ?」
「まりさはさっきこうげきされてけがしてるみょん、あとでひきょうとかいわれたくないからけががなおってからにしてやるみょん」
「ゆっふっふっふっ!あとでこうかいしてもおそいのぜ!」
「こうかいなんてしないみょん、まりさとちがって」
-翌日の午後-
その日の狩りが終わった後、まりさとみょんは群れの広場で対峙していた。
もちろん群れのみんなに見守られながら。
もちろん群れのみんなに見守られながら。
「まりさがおさになるきねんすべきひにまりさにぼこぼこにされるなんてみょんはうんがいいのぜ!」
「……ごたくはいいからさっさとはじめるみょん」
「ゆひゃひゃひゃひゃひゃ!そのよゆうがいつまでもつかたのしみなんだぜ!!
さあ!さいっきょう!のまりさのいちげきであのよにいくがいいんだぜぇぇぇぇぇ!!」
「……ごたくはいいからさっさとはじめるみょん」
「ゆひゃひゃひゃひゃひゃ!そのよゆうがいつまでもつかたのしみなんだぜ!!
さあ!さいっきょう!のまりさのいちげきであのよにいくがいいんだぜぇぇぇぇぇ!!」
まりさは帽子から木の枝を取り出し口に咥えてみょんへ突進した。
「しねぇぇぇぇぇ!!」
「……」
「……」
ヒョイ
だがみょんは軽々とそれを避けた。
「ゆぅ!?ま、まぐれなんだぜ!つぎでおわりなのぜぇぇぇぇぇ!」
ヒョイ
またしても軽く避けるみょん。
「まぐれがいつまでもつづくとおもうなぁぁぁぁぁ!」
ヒョイ
「どぼじであだらないのぜぇぇぇぇぇ!?」
ヒョイ
「あたれぇぇぇぇぇ!さいっきょう!のまりさのいちげきなんだぞぉぉぉぉぉ!」
ヒョイ
「いちげきひっさつのこうげきがあたらないなんてなにかのまちがいなのぜぇぇぇぇぇ!」
ヒョイ
「ひきょうものぉぉぉぉぉ!せいせいどうどうとたたかうんだぜぇぇぇぇぇ!」
ヒョイ
「なんでだぁぁぁぁぁ!なんであたらないんだぁぁぁぁぁ!」
ヒョイ
「あたりさえすればおまえなんかぁぁぁぁぁぁ!」
ヒョイ
「あたれあたれあたれあたれあたれぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「……いいかげんあきてきたみょん」
「……いいかげんあきてきたみょん」
まりさの単調な攻撃など当たるはずが無い。
瞬発力がちぇん以上のみょん種はゆっくりの中でも強い部類に入る。
そのみょん種に喧嘩を売ること自体がそもそも無謀なのだ。
瞬発力がちぇん以上のみょん種はゆっくりの中でも強い部類に入る。
そのみょん種に喧嘩を売ること自体がそもそも無謀なのだ。
「うごくなぁぁぁぁぁ!そのままさいっきょう!のまりさのいちげきをくらってしぬのぜぇぇぇぇぇ!」
「ふん!」
「ふん!」
みょんははくろーけん(木の枝)でまりさの木の枝を叩き落すとそのままはくろーけんでまりさの頬を打った。
「ゆんぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ばでぃざのすべすべほっぺがぁぁぁぁぁぁぁ!」
手加減したので頬が赤く腫れ上がるだけで済んだが痛みに弱いゆっくりにとってはかなりの苦痛だ。
まりさはしーしーを漏らしながら悶絶している。
まりさはしーしーを漏らしながら悶絶している。
「もうおわりかみょん?それならみょんはかえるみょん」
「ま、まつんだぜ……まりさはまだまけてないのぜぇぇぇぇぇ!」
「ま、まつんだぜ……まりさはまだまけてないのぜぇぇぇぇぇ!」
まりさは木の枝を拾うと再びみょんに突進する。
「なんどやってもおなじみょん、そんなたんじゅんなうごきじゃみょんはたおせないみょん」
「だまれだまれだまれだまれぇぇぇぇぇ!!まりさはさいっきょう!なんだぁぁぁぁぁ!おまえにかてないはずがないぃぃぃぃぃ!」
「だまれだまれだまれだまれぇぇぇぇぇ!!まりさはさいっきょう!なんだぁぁぁぁぁ!おまえにかてないはずがないぃぃぃぃぃ!」
木の枝を咥えながら器用に喋るまりさとみょんだがその差は歴然だ。
何度も突進してはみょんのカウンター攻撃を受けてボロボロになっていくまりさ。
そしてついに武器である木の枝すら破壊されてしまった。
何度も突進してはみょんのカウンター攻撃を受けてボロボロになっていくまりさ。
そしてついに武器である木の枝すら破壊されてしまった。
「ゆぐぅ!?まりさのむてきのえくすかりばーがぁぁぁぁぁ!?」
「しょうぶありみょん」
「しょうぶありみょん」
まりさの眼前にはくろーけんを突きつけるみょん。
もちろんトドメを刺すつもりはない。
みょんは勝負が付いたと判断しはくろーけんを下ろした。
それを見てニヤリと笑うまりさ。
もちろんトドメを刺すつもりはない。
みょんは勝負が付いたと判断しはくろーけんを下ろした。
それを見てニヤリと笑うまりさ。
「すきありなのぜぇぇぇぇぇ!」
至近距離からみょんへ体当たりするまりさ。
この距離なら避けられるはずがない。
まりさは勝利を確信した。
この距離なら避けられるはずがない。
まりさは勝利を確信した。
ヒョイ
だがあっさり避けるみょん。
「ど、どぼじでぇぇぇぇぇ!?」
「まりさのやることなんかおみとおしだみょん」
「ま、まぐれなのぜぇぇぇぇぇ!ぜんぶまぐれなのぜぇぇぇぇぇ!こうなったらぶきなんてかんけいないのぜぇぇぇぇぇ!
まりさのさいっきょう!のたいあたりでつぶしてやるのぜぇぇぇぇぇぇ!」
「そうくるとおもったみょん、ならみょんもぶきをつかわずにたたかってやるみょん」
「まりさのやることなんかおみとおしだみょん」
「ま、まぐれなのぜぇぇぇぇぇ!ぜんぶまぐれなのぜぇぇぇぇぇ!こうなったらぶきなんてかんけいないのぜぇぇぇぇぇ!
まりさのさいっきょう!のたいあたりでつぶしてやるのぜぇぇぇぇぇぇ!」
「そうくるとおもったみょん、ならみょんもぶきをつかわずにたたかってやるみょん」
-数分後-
「ぼうやべでぐだざいぃぃぃぃぃ!ばでぃざがわるがっだでずぅぅぅぅぅ!」
そこには全身痣だらけになったまりさとそれを見下ろす無傷のみょんがいた。
「これでわかったみょん?まりさじゃみょんにはかてないみょん」
「ゆっぐ……えっぐ……どぼじで……どぼじでがでないんだぜぇぇぇぇぇ……」
「まりさがよわいからだみょん」
「そ、そんなわけないんだぜぇぇぇぇぇ!まりさはさいっきょう!なのぜぇぇぇぇぇ!」
「ひびのたんれんもしないでじぶんのことしかかんがえてないまりさがさいっきょう!なわけないんだみょん」
「まりさはてんっさい!なのぜぇぇぇぇぇ!たんれんなんてひつようないんだぜぇぇぇぇぇ!
まりさはうまれながらのさいっきょう!にしてむてきのゆっくりなのぜぇぇぇぇぇ!」
「……さすがにこれはひどいみょん……あわれすぎるみょん……」
「ゆっがぁぁぁぁぁぁぁぁ!そんなめでまりさをみるなぁぁぁぁぁぁ!ゆっくりできないぃぃぃぃぃぃ!」
「ゆっぐ……えっぐ……どぼじで……どぼじでがでないんだぜぇぇぇぇぇ……」
「まりさがよわいからだみょん」
「そ、そんなわけないんだぜぇぇぇぇぇ!まりさはさいっきょう!なのぜぇぇぇぇぇ!」
「ひびのたんれんもしないでじぶんのことしかかんがえてないまりさがさいっきょう!なわけないんだみょん」
「まりさはてんっさい!なのぜぇぇぇぇぇ!たんれんなんてひつようないんだぜぇぇぇぇぇ!
まりさはうまれながらのさいっきょう!にしてむてきのゆっくりなのぜぇぇぇぇぇ!」
「……さすがにこれはひどいみょん……あわれすぎるみょん……」
「ゆっがぁぁぁぁぁぁぁぁ!そんなめでまりさをみるなぁぁぁぁぁぁ!ゆっくりできないぃぃぃぃぃぃ!」
まりさのあまりの惨めっぷりに怒りを通り越して哀れすら感じるみょん。
その視線の意味に気づいたまりさは全くゆっくり出来ていなかった。
その視線の意味に気づいたまりさは全くゆっくり出来ていなかった。
「とにかくこれでおわりみょん、まりさじゃおさはむりだみょん」
「な、ならみょんならおさにふさわしいとでもいうのかだぜぇぇぇぇぇ!?まりさはみとめないのぜぇぇぇぇぇ!」
「たしかにみょんはせんだいのおさみたいにかしこくないみょん、でもむれをおもうきもちはまけてないみょん!
みょんはじぶんでできることをするだけみょん!できもしないことをさけぶだけのまりさとはちがうみょん!」
「だまれだまれだまれだまれだまれぇぇぇぇぇぇ!まりさはさいっきょう!だぁぁぁぁぁ!さいっきょう!なんだぁぁぁぁぁぁ!」
「「「「「うるさぁぁぁぁぁぁい!だまれごみくずがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」」」
「ゆゆぅぅぅぅぅ!?」
「な、ならみょんならおさにふさわしいとでもいうのかだぜぇぇぇぇぇ!?まりさはみとめないのぜぇぇぇぇぇ!」
「たしかにみょんはせんだいのおさみたいにかしこくないみょん、でもむれをおもうきもちはまけてないみょん!
みょんはじぶんでできることをするだけみょん!できもしないことをさけぶだけのまりさとはちがうみょん!」
「だまれだまれだまれだまれだまれぇぇぇぇぇぇ!まりさはさいっきょう!だぁぁぁぁぁ!さいっきょう!なんだぁぁぁぁぁぁ!」
「「「「「うるさぁぁぁぁぁぁい!だまれごみくずがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」」」
「ゆゆぅぅぅぅぅ!?」
まりさとみょんを見守っていた群れのゆっくりがまりさへ憎しみのこもった声をぶつける。
その中にはまりさ種も含まれていた。
自分と同じまりさ種という事で共感出来る部分も少しはあったがこのまりさはあまりにゆっくりしてない。
同種とはいえ擁護する気にはとてもなれなかった。
その中にはまりさ種も含まれていた。
自分と同じまりさ種という事で共感出来る部分も少しはあったがこのまりさはあまりにゆっくりしてない。
同種とはいえ擁護する気にはとてもなれなかった。
「さっきからきいてるとまりさはさいっきょう!さいっきょう!とそればっかり!もううんざりだよ!」
「つごうがわるくなるといいわけばかり!みんなをひきょうものよばわり!まりさはよわむしなんだねー!わかるよー!」
「まりさがおさになりたいのはみんなをみくだしたいからでしょ!?れいむにだってそれくらいわかるよ!」
「こんなやつがおさになってもまりさはぜったいみとめないのぜ!もしまりさがおさになったらまりさはむれからでていくのぜ!」
「くちだけのまりさよりみょんのほうがずっとゆうしゅうだよ!まりさにみょんのわるぐちをいうしかくはないよ!」
「つごうがわるくなるといいわけばかり!みんなをひきょうものよばわり!まりさはよわむしなんだねー!わかるよー!」
「まりさがおさになりたいのはみんなをみくだしたいからでしょ!?れいむにだってそれくらいわかるよ!」
「こんなやつがおさになってもまりさはぜったいみとめないのぜ!もしまりさがおさになったらまりさはむれからでていくのぜ!」
「くちだけのまりさよりみょんのほうがずっとゆうしゅうだよ!まりさにみょんのわるぐちをいうしかくはないよ!」
群れからの罵倒にまりさは怒りをあらわにする。
ゆっくりしてないゲスは死ねとかまりさに嫉妬するなんて見苦しいとか叫ぶが圧倒的な数で応戦されてはまりさの叫びも無駄である。
そんな時だ。
ゆっくりしてないゲスは死ねとかまりさに嫉妬するなんて見苦しいとか叫ぶが圧倒的な数で応戦されてはまりさの叫びも無駄である。
そんな時だ。
「まりさ……」
「ゆっ……ありす……」
「ゆっ……ありす……」
美ゆっくり勝負をしたあの時のありすが前に出てまりさに話しかけた。
「ねぇ……ずっとおもっていたんだけど……さいっきょう!ってそんなにたいせつなの?」
「あ……あたりまえなのぜぇぇぇぇぇ!さいっきょう!はゆっくりできるのぜぇぇぇぇぇ!!」
「でもいまのまりさはぜんぜんゆっくりしてないわ」
「ゆぐっ……」
「まりさ、いじをはらずにじぶんのよわさをみとめてすなおになりましょう?そうすればゆっくりできるわ、ありすもまりさをみすてたりしないから」
「まりさは……よわくない……さいっきょう!なのぜ……」
「よわくてもいいじゃない、ありすだってよわいもの、だからまりさをばかにしたりしないわ、ね?いっしょにゆっくりしましょう?」
「あ……あたりまえなのぜぇぇぇぇぇ!さいっきょう!はゆっくりできるのぜぇぇぇぇぇ!!」
「でもいまのまりさはぜんぜんゆっくりしてないわ」
「ゆぐっ……」
「まりさ、いじをはらずにじぶんのよわさをみとめてすなおになりましょう?そうすればゆっくりできるわ、ありすもまりさをみすてたりしないから」
「まりさは……よわくない……さいっきょう!なのぜ……」
「よわくてもいいじゃない、ありすだってよわいもの、だからまりさをばかにしたりしないわ、ね?いっしょにゆっくりしましょう?」
ありすの優しい言葉。
一瞬その言葉を受け入れて素直になろうという気持ちが芽生える。
だがまりさのつまらないプライドがそれを許さなかった。
一瞬その言葉を受け入れて素直になろうという気持ちが芽生える。
だがまりさのつまらないプライドがそれを許さなかった。
「でもっ……!さいっきょう!こそがまりさがまりさでいるためにはひつようなのぜぇぇぇぇぇ!!」
「きゃっ!」
「きゃっ!」
まりさはありすを突き飛ばして群れから逃亡した。
群れのゆっくりが急いで追いかけようとするがみょんがそれを止めさせる。
群れのゆっくりが急いで追いかけようとするがみょんがそれを止めさせる。
「もうくらくなるみょん!いまそとにでたられみりゃにおそわれるかもしれないみょん!」
「「「「「ゆぐっ……」」」」」
「だいじょうぶみょん?ありす?」
「ええ、だいじょうぶよ……」
「「「「「ゆぐっ……」」」」」
「だいじょうぶみょん?ありす?」
「ええ、だいじょうぶよ……」
みょんに支えられながらありすが起き上がる。
「ありすのやさしさもまりさにはとどかなかったみたいみょん」
「ええ……ざんねんだわ……むれのなかまだしできることならいっしょにゆっくりしたかったんだけど……」
「たぶんまりさはれみりゃかほかのどうぶつにおそわれてしぬみょん……」
「……」
「でもそれはまりさのじごうじとくみょん、きにするひつようはないみょん」
「……ゆっくりがしぬなんてめずらしくないのはわかってるけど……やっぱりかなしいわね……」
「みょん……さあ、おうちにもどってゆっくりするみょん、みょんたちだっていつしぬかわからないみょん。
それならゆっくりできるときにいっぱいゆっくりするみょん、くいののこらないように……」
「……ええ、そうね」
「ええ……ざんねんだわ……むれのなかまだしできることならいっしょにゆっくりしたかったんだけど……」
「たぶんまりさはれみりゃかほかのどうぶつにおそわれてしぬみょん……」
「……」
「でもそれはまりさのじごうじとくみょん、きにするひつようはないみょん」
「……ゆっくりがしぬなんてめずらしくないのはわかってるけど……やっぱりかなしいわね……」
「みょん……さあ、おうちにもどってゆっくりするみょん、みょんたちだっていつしぬかわからないみょん。
それならゆっくりできるときにいっぱいゆっくりするみょん、くいののこらないように……」
「……ええ、そうね」
ありすを見送ってからみょんはまりさの去っていった方角をチラリと見て呟いた。
「ただすなおにゆっくりするだけでいいのに……まりさ………どうしてわかってくれなかったんだみょん……」
-山中-
「やべでぇぇぇぇぇぇぇ!!ばでぃざはおいじぐないんだぜぇぇぇぇぇ!!」
「うっうー♪あまあまなんだどー♪」
「うっうー♪あまあまなんだどー♪」
予想通り、まりさはれみりゃに見つかって追いかけられていた。
だが群れから全力疾走で跳ねてきたまりさにれみりゃを振り切る余力はない。
そもそもまりさ程度ではどうあがいても捕まってしまうだろうが。
だが群れから全力疾走で跳ねてきたまりさにれみりゃを振り切る余力はない。
そもそもまりさ程度ではどうあがいても捕まってしまうだろうが。
「うー、つかまえたんだどー♪」
「ばなぜぇぇぇぇぇ!ばでぃざをばなぜぇぇぇぇぇ!」
「ばなぜぇぇぇぇぇ!ばでぃざをばなぜぇぇぇぇぇ!」
尻をぶりんぶりんと振って抵抗するまりさだが無駄である。
「うー、じゃまなぼうしはぽーいするんだどー♪」
「ゆぅぅぅぅぅ!?まりさのすてきなおぼうしがぁぁぁぁぁぁ!?」
「ゆぅぅぅぅぅ!?まりさのすてきなおぼうしがぁぁぁぁぁぁ!?」
れみりゃが帽子を咥えて遠くに放り投げる。
まりさの自称素敵なお帽子は夜の闇へ消えていった。
まりさの自称素敵なお帽子は夜の闇へ消えていった。
「これじゃもうゆっくりできないんだぜぇぇぇぇぇ!!」
「それじゃいただくんだどー♪」
「それじゃいただくんだどー♪」
そして頭に食いつかれそのまま中身の餡子を吸われるまりさ。
「やべでぇぇぇぇぇ!ばでぃざのあんござんずわないでぇぇぇぇぇ!!」
自分の命である餡子を吸われてまりさはどんどんしぼんでいくが突然れみりゃが吸うのをやめた。
「ば、ばでぃざ……だずがっだのぜ……?」
もちろんそんな訳がない。
「あとはおうちにかえっておちびちゃんといっしょにたべるんだどー♪」
「ゆゆぅぅぅぅぅ!?まりさ、おそらをとんでるんだぜ!!」
「ゆゆぅぅぅぅぅ!?まりさ、おそらをとんでるんだぜ!!」
れみりゃによって宙に浮かんだまりさはお決まりの言葉を吐くがすぐに自分の末路を悟って暴れだした。
「やべでぇぇぇぇぇ!ざいっぎょう!のばでぃざをだべるなんでゆっぐりでぎないんだぜぇぇぇぇぇ!」
「いきのいいあまあまなんだどー、これならきっとおちびちゃんもまんぞくするんだどー♪」
「い、いやぁぁぁぁぁ!ばでぃざだべられだぐないんだぜぇぇぇぇぇ!ばでぃざはまだぜんぜんゆっぐりじでないのにぃぃぃぃぃ!」
「いきのいいあまあまなんだどー、これならきっとおちびちゃんもまんぞくするんだどー♪」
「い、いやぁぁぁぁぁ!ばでぃざだべられだぐないんだぜぇぇぇぇぇ!ばでぃざはまだぜんぜんゆっぐりじでないのにぃぃぃぃぃ!」
山中にまりさの絶叫が響くが誰も気にしない。
野生は弱肉強食の世界、食うか食われるかの二択しかないのだ。
野生は弱肉強食の世界、食うか食われるかの二択しかないのだ。
-れみりゃの巣-
「さあ、おちびちゃんたち!おおきなあまあまをたべてはやくおおきくなるんだどー♪」
「「「あみゃあみゃ!ゆっくちできりゅんだどー♪」」」
「ぎゃああああああああ!やべでぇぇぇぇぇぇ!ばでぃざのがわざんやぶらないでぇぇぇぇぇ!ながにはいっでごないでえぇぇぇぇ!」
「「「あみゃあみゃ!ゆっくちできりゅんだどー♪」」」
「ぎゃああああああああ!やべでぇぇぇぇぇぇ!ばでぃざのがわざんやぶらないでぇぇぇぇぇ!ながにはいっでごないでえぇぇぇぇ!」
まりさは親れみりゃによってあんよを食いちぎられ動けなくされてから子れみりゃ達の食料にされる事になった。
そして子れみりゃ達によって皮を食い破られ体内へ侵入され中から餡子を食われるという想像を絶する激痛を味わっていた。
そして子れみりゃ達によって皮を食い破られ体内へ侵入され中から餡子を食われるという想像を絶する激痛を味わっていた。
「「「うっうー♪あみゃあみゃがもっちょあみゃくなっていくどー♪」」」
苦痛によってどんどん甘くなっていくまりさの餡子の味に満足そうな声が聞こえてくる。
それを見ていた親れみりゃは我が子達のためにもっと餡子を甘くするためまりさを苦しめる事にした。
それを見ていた親れみりゃは我が子達のためにもっと餡子を甘くするためまりさを苦しめる事にした。
「まずはこのきたないおさげをぶちんするんだどー♪」
「や、やべでぐだざいぃぃぃぃぃ!ぞれだげばぁぁぁぁぁ!ばでぃざのおざげざんだげばゆるじでぐだざいぃぃぃぃぃ!」
「ぶちん!なんだどー♪」
「や、やべでぐだざいぃぃぃぃぃ!ぞれだげばぁぁぁぁぁ!ばでぃざのおざげざんだげばゆるじでぐだざいぃぃぃぃぃ!」
「ぶちん!なんだどー♪」
あっけなく引きちぎられるおさげ。
「ごみはぽーい!するんだどー♪」
そして外へ捨てられるおさげ。
「ゆんぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!ばでぃざのどらきゅらすらもうちほろぼすでんっせつ!のむちのようなおざげざんがぁぁぁぁぁ!!」
「こいつなにいってるんだどー?ちょっとあたまのおかしいまりさなんだどー」
「ゆっ……ゆえぇぇぇぇぇぇぇん!ゆえぇぇぇぇぇぇぇぇん!ゆえぇぇぇぇぇぇぇぇん!ごんなのびどずぎるよぉぉぉぉぉぉ!」
「「「ゆゆっ!?あみゃあみゃがもっちょあみゃくなっちゃんだどー♪」」」
「こいつなにいってるんだどー?ちょっとあたまのおかしいまりさなんだどー」
「ゆっ……ゆえぇぇぇぇぇぇぇん!ゆえぇぇぇぇぇぇぇぇん!ゆえぇぇぇぇぇぇぇぇん!ごんなのびどずぎるよぉぉぉぉぉぉ!」
「「「ゆゆっ!?あみゃあみゃがもっちょあみゃくなっちゃんだどー♪」」」
おさげを失った悲しみと損失感でいい感じに餡子は甘くなったようだ。
ならばと今度は金髪を引き抜く親れみりゃ。
ならばと今度は金髪を引き抜く親れみりゃ。
「ぞ、ぞれだげばぁぁぁぁぁ!ばでぃざのざらざらのぎんばづざんだげばぁぁぁぁぁ!ばでぃざのじばんのぎんばづざんなんでずぅぅぅぅぅ!
ばでぃざにのごっだのばぼうぞれじがないんでずぅぅぅぅ!!だがらぁぁぁぁぁ!ごじひをぉぉぉぉぉ!!」
「ぶーちぶーちなんだどー♪」
「ぞ、ぞんなぁぁぁぁぁ!?ばでぃざのぎんばづざんがぁぁぁぁぁぁ!?」
ばでぃざにのごっだのばぼうぞれじがないんでずぅぅぅぅ!!だがらぁぁぁぁぁ!ごじひをぉぉぉぉぉ!!」
「ぶーちぶーちなんだどー♪」
「ぞ、ぞんなぁぁぁぁぁ!?ばでぃざのぎんばづざんがぁぁぁぁぁぁ!?」
あっという間にハゲ饅頭と化すまりさ。
金髪すら失ったまりさの餡子はさらに甘くなり体内の子れみりゃを喜ばせた。
その間にもまりさの餡子は着実に食われていく。
そして……
金髪すら失ったまりさの餡子はさらに甘くなり体内の子れみりゃを喜ばせた。
その間にもまりさの餡子は着実に食われていく。
そして……
「「「うっうー♪おいしそうなあみゃあみゃはっけんなんだどー♪」」」
どうやらまりさの中枢餡に到達したらしい子れみりゃ。
「やべで……ぞれだげば……ばでぃざのいのぢざんだげば……ゆるじで……」
既に瀕死のまりさだが生への執念だけは衰えていないようだ。
だがそんなまりさをあざ笑うかのように親れみりゃが残酷な一言を放つ。
だがそんなまりさをあざ笑うかのように親れみりゃが残酷な一言を放つ。
「おちびちゃん!そのあまあまはとってもおいしいからぺーろぺーろですこしずつなめるといいんだどー♪」
「「「ゆっくちりきゃいしたんだどー♪」」」
「「「ゆっくちりきゃいしたんだどー♪」」」
まりさは即死する事も出来ずただ地獄のような苦痛を味わう事となった。
「……っ!!」
もう声すら出ない。
まりさはビクンビクンとズタボロの体を痙攣させるだけだ。
まりさはビクンビクンとズタボロの体を痙攣させるだけだ。
「うっうー♪おちびちゃん、とってもゆっくりしてるんだどー♪れみぃはしあわせでとてもゆっくりできるんだどー♪」
「……!!!」
「……!!!」
親れみりゃの言葉を聞いてまりさはピクリと反応した。
『ゆっくりできる』それはまりさが手に入れられなかったゆっくりとしての一番大切なもの。
まりさにはゆっくりを手に入れるチャンスが何度もあったはずだ。
だがまりさはつまらないプライドのせいでそのチャンスをふいにし続けた。
最後の最後でありすが手を差し伸べてくれたがそれすらも無駄にしてしまった。
ようやくまりさは後悔した。
あの時、素直になってありすや群れのゆっくりとゆっくりしていればこんな事にはならなかったのに。
だが今さら後悔しても遅すぎるのだ。
『ゆっくりできる』それはまりさが手に入れられなかったゆっくりとしての一番大切なもの。
まりさにはゆっくりを手に入れるチャンスが何度もあったはずだ。
だがまりさはつまらないプライドのせいでそのチャンスをふいにし続けた。
最後の最後でありすが手を差し伸べてくれたがそれすらも無駄にしてしまった。
ようやくまりさは後悔した。
あの時、素直になってありすや群れのゆっくりとゆっくりしていればこんな事にはならなかったのに。
だが今さら後悔しても遅すぎるのだ。
「……っ!!」
まりさの口がパクパク動くが声は出ない。
きっと最後に何か叫びたかったんだろう。
それすら叶わなかったまりさは全くゆっくり出来ないゆん生の幕を下ろすのだった。
きっと最後に何か叫びたかったんだろう。
それすら叶わなかったまりさは全くゆっくり出来ないゆん生の幕を下ろすのだった。
「「「みゃみゃ!あみゃあみゃのあんきょしゃんがなくなっちゃったんだどー♪」」」
「うー?それならのこったあんこさんもままといっしょにのこさずたべるんだどー♪」
「「「ゆっくちりきゃいしたんだどー♪」」」
「うー?それならのこったあんこさんもままといっしょにのこさずたべるんだどー♪」
「「「ゆっくちりきゃいしたんだどー♪」」」
全くゆっくり出来なかったまりさとは違い家族で仲良く食事をするれみりゃ親子はとてもゆっくりしていた。
れみりゃとまりさの違いは何だったのか。
だがこれだけは言える。
意地を張り続けたまりさには相応しい最後だという事を。
れみりゃとまりさの違いは何だったのか。
だがこれだけは言える。
意地を張り続けたまりさには相応しい最後だという事を。
END