ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko4006 福ゆっくり
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『福ゆっくり』 10KB
愛で いじめ 愛情 不運 嫉妬 日常模様 飼いゆ 現代 愛護人間 開けましておめでとうございます! 4000おめでとうございます! そして、このオチを使うのは2回目だ!
愛で いじめ 愛情 不運 嫉妬 日常模様 飼いゆ 現代 愛護人間 開けましておめでとうございます! 4000おめでとうございます! そして、このオチを使うのは2回目だ!
1.
うちのれいむが殺された。僕の家の塀から抜き取られたコンクリートの塊を叩きつけられて殺されたのだ。
犯人はわかっている。多分、隣のおばさんだろう。とりあえず警察に連絡をせねば。
うちのれいむが殺された。僕の家の塀から抜き取られたコンクリートの塊を叩きつけられて殺されたのだ。
犯人はわかっている。多分、隣のおばさんだろう。とりあえず警察に連絡をせねば。
福ゆっくりコンテスト
嘘あき
2.
隣のおばさんとうちの母親は仲良しだったか僕はそんなに好きじゃなかった。なぜなら、おばさんは愛で派の人だったからだ。
猫可愛がりされたおばさんちのれいむはとても性格が悪くて近所では有名なゆっくりだった。
ああ、この人の性格がそのまま伝染っちゃったんだろうねと思える金バッチのれいむだ。
ある日、中学生の僕が一人で世話をしている銅バッチれいむを引き連れて公園に行った。
うちのれいむは銅バッチだが、小さい頃から丹念に育てた甲斐があって、言うことを聞く子であった。
お手洗いの場所もきっちり覚えたし、学校に行っている間のご飯の食べ方についてもきちんと覚えた。
母も僕ができないところは手伝ってくれたが、基本的にしつけをしたのは僕だ。
どうやら、僕にはゆっくりを育てられる甲斐性があったんだなとしみじみと思う。
話を戻して公園についた僕とれいむ。ちょうど夕方頃だったので飼いゆっくりを持つ奥様連中が集まる時間帯だった。
だが、奥様達は一箇所に集まって何やらしかめっ面をしているではないか。
なんだろうかと僕はいつもの調子で声をかけたら奥様の一人が事情を説明してくれた。
「ちょっとね。芽出さんところのれいむが普通さんところのまりさをレイプしようとしたのよ」
公園に一人で遊びに来たお隣さんちのれいむがまりさと口論をしているのだ。
そう言えば、以前、母と隣のおばさんの会話を聞いたことがある。
れいむが普通さんの所のまりさを気に入って結婚したいといったらしい。
その為に結婚式のことを考えねばと話していたのを思い出した。
だが、普通さんの所のまりさはお隣さんちのれいむが大嫌いだ。傲慢で気に食わないことがあればすぐに癇癪を起こす。典型的なクソガキだ。
きっと、何かが手に入らないということを知らずに育ったゆっくりなんだろうなと僕は思う。
まりさとれいむの口論と共に飼いゆっくりのちぇんやさなえ、ありすが恐怖しながら二匹を見ていた。
普通さんはどうすればいいのか分からなくてアタフタしている。果敢にれいむの訳のわからない自分勝手な言い分に対抗するまりさとは正反対だった。
隣のおばさんとうちの母親は仲良しだったか僕はそんなに好きじゃなかった。なぜなら、おばさんは愛で派の人だったからだ。
猫可愛がりされたおばさんちのれいむはとても性格が悪くて近所では有名なゆっくりだった。
ああ、この人の性格がそのまま伝染っちゃったんだろうねと思える金バッチのれいむだ。
ある日、中学生の僕が一人で世話をしている銅バッチれいむを引き連れて公園に行った。
うちのれいむは銅バッチだが、小さい頃から丹念に育てた甲斐があって、言うことを聞く子であった。
お手洗いの場所もきっちり覚えたし、学校に行っている間のご飯の食べ方についてもきちんと覚えた。
母も僕ができないところは手伝ってくれたが、基本的にしつけをしたのは僕だ。
どうやら、僕にはゆっくりを育てられる甲斐性があったんだなとしみじみと思う。
話を戻して公園についた僕とれいむ。ちょうど夕方頃だったので飼いゆっくりを持つ奥様連中が集まる時間帯だった。
だが、奥様達は一箇所に集まって何やらしかめっ面をしているではないか。
なんだろうかと僕はいつもの調子で声をかけたら奥様の一人が事情を説明してくれた。
「ちょっとね。芽出さんところのれいむが普通さんところのまりさをレイプしようとしたのよ」
公園に一人で遊びに来たお隣さんちのれいむがまりさと口論をしているのだ。
そう言えば、以前、母と隣のおばさんの会話を聞いたことがある。
れいむが普通さんの所のまりさを気に入って結婚したいといったらしい。
その為に結婚式のことを考えねばと話していたのを思い出した。
だが、普通さんの所のまりさはお隣さんちのれいむが大嫌いだ。傲慢で気に食わないことがあればすぐに癇癪を起こす。典型的なクソガキだ。
きっと、何かが手に入らないということを知らずに育ったゆっくりなんだろうなと僕は思う。
まりさとれいむの口論と共に飼いゆっくりのちぇんやさなえ、ありすが恐怖しながら二匹を見ていた。
普通さんはどうすればいいのか分からなくてアタフタしている。果敢にれいむの訳のわからない自分勝手な言い分に対抗するまりさとは正反対だった。
口論が終わったかと思えば、れいむは一旦近場にある家に帰って、なんと飼い主を呼んできたのだ。
飼い主さんが割って入ればなんとか丸く収まるだろうと普通さんは考えていたに違いない。だって、安堵の表情が浮かんでいたからだ。
しかし、その目論見は簡単に潰される。隣のおばさんはまくし立てるようにこういったからだ。
「れいむちゃんが好きだって言ってるんだからプロポーズを受けるのは当たり前でしょ!」とのことだ。
これには僕も頭御抱えてしまった。普通さんとまりさにいたっては何が起こったのか分からずただ呆然としているだけだった。
しん、と静まった周りのゆっくりと飼い主とは正反対にれいむと隣のおばさんは普通さんの所のまりさに近寄った。
れいむがまりさと鼻の先まで近づくと、口をタコみたいにすぼめてキスをしたのだ。
「ちょっと、なにしてるの!!」
これには堪らず、普通さんがれいむを手ではねのける。まりさも、涙を流しながら「ふぁーすとちゅっちゅが!!」と愕然としている。
しかし、隣のおばさんはあろうことか切れたのだ。
「ふざけんじゃないよ! れいむちゃんとあなたの所のまりさが愛し合ってたじゃないか!!」
どこからどうみたらそんな考えが浮かぶのだろうか。僕は不思議に思った反面、このおばさんに恐怖を覚えた。
しかし、普通さんの瞳が潤んでいるところを見たらこれは自分が何とかしないといけないと思い、でしゃばることにした。
「あのですね、まりさは嫌がってますよ?」
僕は口を地面にこすりつけているまりさを指さして言った。誰から見ても嫌がってるだろう。
しかし、おばさんは別の方向でまた爆発した。
「れいむちゃんの愛を受け取れないなんて、ゲスだわ」
その言葉に便乗するようにれいむも罵倒をし始める。その罵倒はまりさだけなら良かったのだが、飼い主にまで及んだのはまずかった。
「いいかげんにするのぜ! このくそでいぶ!!」
起こったまりさはれいむに体当たりをしたのだ。ぽよ~んと間抜けな音が聞こえてくるぐらいの柔らかいものだった。
衝撃はほとんど皆無だろう。所謂威嚇のために攻撃したといったところだ。この辺りの考え方がまりさは大人なゆっくりなのだなと知ることが出来る。
しかし、れいむは大泣きしたのだ。泣き喚いた。大して痛くもないはずなのに泣いたのだ。
これは僕の勝手な推測だが、多分、れいむは一度も攻撃ということをされたことがないのだろう。
子供の頃は誰もが自分は愛されていると勘違いをするものだ。
「れいむちゃん!」
嘘泣きが混じっているであろう大泣きをするれいむに隣のおばさんは駆け寄った。
「おお、よしよし」とポケットからハンカチを取り出して涙を拭く。
今日は好きなモノを食べさしてあげるだのとれいむをあやして泣きわめくのを止めたあと、おばさんはまりさに振り向いて大声で叫んだ。
「このゲスが!!」
周りの空気が一瞬にして凍りついた。凍りついた時間の間に隣のおばさんが動く。
そして、まりさの帽子ごと踏みつけて殺したのだ。地面に広がるあんこが蚊を潰した時のように広がる。
「ふん、これだからゲスは……」
普通さんは何も言い返せなかった。
その間、おばさんは何度も「このゲスめ!」と言いながらまりさの死体を踏みつけ、れいむはそれを助長するように嘲笑った。
事が終わってしまうと、れいむとおばさんは家に帰った。「いい気味だわ」という捨てぜりふを残して。
残された面々は普通さんを慰めるようにいろいろの言葉をかけたが、普通さんはただ泣き伏せるだけだった。
飼い主さんが割って入ればなんとか丸く収まるだろうと普通さんは考えていたに違いない。だって、安堵の表情が浮かんでいたからだ。
しかし、その目論見は簡単に潰される。隣のおばさんはまくし立てるようにこういったからだ。
「れいむちゃんが好きだって言ってるんだからプロポーズを受けるのは当たり前でしょ!」とのことだ。
これには僕も頭御抱えてしまった。普通さんとまりさにいたっては何が起こったのか分からずただ呆然としているだけだった。
しん、と静まった周りのゆっくりと飼い主とは正反対にれいむと隣のおばさんは普通さんの所のまりさに近寄った。
れいむがまりさと鼻の先まで近づくと、口をタコみたいにすぼめてキスをしたのだ。
「ちょっと、なにしてるの!!」
これには堪らず、普通さんがれいむを手ではねのける。まりさも、涙を流しながら「ふぁーすとちゅっちゅが!!」と愕然としている。
しかし、隣のおばさんはあろうことか切れたのだ。
「ふざけんじゃないよ! れいむちゃんとあなたの所のまりさが愛し合ってたじゃないか!!」
どこからどうみたらそんな考えが浮かぶのだろうか。僕は不思議に思った反面、このおばさんに恐怖を覚えた。
しかし、普通さんの瞳が潤んでいるところを見たらこれは自分が何とかしないといけないと思い、でしゃばることにした。
「あのですね、まりさは嫌がってますよ?」
僕は口を地面にこすりつけているまりさを指さして言った。誰から見ても嫌がってるだろう。
しかし、おばさんは別の方向でまた爆発した。
「れいむちゃんの愛を受け取れないなんて、ゲスだわ」
その言葉に便乗するようにれいむも罵倒をし始める。その罵倒はまりさだけなら良かったのだが、飼い主にまで及んだのはまずかった。
「いいかげんにするのぜ! このくそでいぶ!!」
起こったまりさはれいむに体当たりをしたのだ。ぽよ~んと間抜けな音が聞こえてくるぐらいの柔らかいものだった。
衝撃はほとんど皆無だろう。所謂威嚇のために攻撃したといったところだ。この辺りの考え方がまりさは大人なゆっくりなのだなと知ることが出来る。
しかし、れいむは大泣きしたのだ。泣き喚いた。大して痛くもないはずなのに泣いたのだ。
これは僕の勝手な推測だが、多分、れいむは一度も攻撃ということをされたことがないのだろう。
子供の頃は誰もが自分は愛されていると勘違いをするものだ。
「れいむちゃん!」
嘘泣きが混じっているであろう大泣きをするれいむに隣のおばさんは駆け寄った。
「おお、よしよし」とポケットからハンカチを取り出して涙を拭く。
今日は好きなモノを食べさしてあげるだのとれいむをあやして泣きわめくのを止めたあと、おばさんはまりさに振り向いて大声で叫んだ。
「このゲスが!!」
周りの空気が一瞬にして凍りついた。凍りついた時間の間に隣のおばさんが動く。
そして、まりさの帽子ごと踏みつけて殺したのだ。地面に広がるあんこが蚊を潰した時のように広がる。
「ふん、これだからゲスは……」
普通さんは何も言い返せなかった。
その間、おばさんは何度も「このゲスめ!」と言いながらまりさの死体を踏みつけ、れいむはそれを助長するように嘲笑った。
事が終わってしまうと、れいむとおばさんは家に帰った。「いい気味だわ」という捨てぜりふを残して。
残された面々は普通さんを慰めるようにいろいろの言葉をかけたが、普通さんはただ泣き伏せるだけだった。
後に「警察に行ったほうがいいよ」だの「訴えたほうがいい」と奥様方は普通さんに言ったが、普通さんはかけ合わなかった。
どうやら、まりさを潰されたショックで立ち直れないようだ。それと、お隣のおばさん相手と戦う気力がなかったらしい。
それ以来、公園に飼いゆっくり達と奥様方は集まらなかった。来るとしたら僕とれいむぐらいだ。
時折、おとなりのおばさん家のれいむが僕のれいむにちょっかいをかけることがあった。まあ、前からだけど。
どうやら、金バッチを自慢しているらしい。お隣さんちのれいむ曰く金バッチ以下のゆっくりは皆屑だと。
うちのれいむはその言葉を信じたらしくいつも悲しい顔をしてみせるが、僕はれいむを抱っこしてお隣さんちのれいむを無視する。
人間には敵わないと見れば、すぐにいつも虐めている野良ゆっくりのところに行って遊ぶのだ。
最初は、体当たりをする程度だったが、今では樹の枝を器用に使って目をくり抜いたり、
歯ぐきの隙間に枝を突っ込んで歯を根っこから抜こうとしたり、
レイプをして出来た子供を食べてゲップをしたりと悪業三昧だ。
片目で歯が数本しか残っていないまりさがおもちゃにされているのを見ていて、惨たらしかった。
おばさんが普通の飼い主なら、いや、普通じゃない飼い主だからその行為を見て見ぬふりをする。
うちのれいむはかわいそうだと嘆くが、僕も見て見ぬふりをした。
それがいけなかったのかなぁ。
どうやら、まりさを潰されたショックで立ち直れないようだ。それと、お隣のおばさん相手と戦う気力がなかったらしい。
それ以来、公園に飼いゆっくり達と奥様方は集まらなかった。来るとしたら僕とれいむぐらいだ。
時折、おとなりのおばさん家のれいむが僕のれいむにちょっかいをかけることがあった。まあ、前からだけど。
どうやら、金バッチを自慢しているらしい。お隣さんちのれいむ曰く金バッチ以下のゆっくりは皆屑だと。
うちのれいむはその言葉を信じたらしくいつも悲しい顔をしてみせるが、僕はれいむを抱っこしてお隣さんちのれいむを無視する。
人間には敵わないと見れば、すぐにいつも虐めている野良ゆっくりのところに行って遊ぶのだ。
最初は、体当たりをする程度だったが、今では樹の枝を器用に使って目をくり抜いたり、
歯ぐきの隙間に枝を突っ込んで歯を根っこから抜こうとしたり、
レイプをして出来た子供を食べてゲップをしたりと悪業三昧だ。
片目で歯が数本しか残っていないまりさがおもちゃにされているのを見ていて、惨たらしかった。
おばさんが普通の飼い主なら、いや、普通じゃない飼い主だからその行為を見て見ぬふりをする。
うちのれいむはかわいそうだと嘆くが、僕も見て見ぬふりをした。
それがいけなかったのかなぁ。
3.
福ゆっくりコンテストが始まる。
これは、巫女の象徴と言われるれいむとさなえ種がいかにゆっくりらしいかを競う、福娘のゆっくりバージョンである。
家のれいむは小さな頃からこの番組が好きで美しい(?)れいむやさなえが出るたびに喜んでいた。
ああ、いつか自分も出てみたいなとれいむがテレビの前で言っているのをよく覚えている。
「なら、出てみる?」
と、僕は言ってみたが恥ずかしいから嫌だとれいむは言う。それと、どうせ自分は銅バッチだからと。
そんなことは関係ないなと思ったので僕はれいむを説得して福ゆっくりコンテストに出すことにした。
まあ、ぶっちゃけ記念受験みたいなものだ。やったこと無いけど。本人もその気でいらっしゃる。
しかし、自分で言うのも何だが、れいむは美ゆっくりの部類に入ると思う。
均整のとれた歪みのないプロポーションはゆっくりから見ても人間から見ても綺麗と表現できると思う。
例えば、ピラミッドが綺麗な三角を描いているのを綺麗だといえるように。
親ばかは程々にして、れいむを開催会場である神社に連れていくことにした。
福ゆっくりコンテストが始まる。
これは、巫女の象徴と言われるれいむとさなえ種がいかにゆっくりらしいかを競う、福娘のゆっくりバージョンである。
家のれいむは小さな頃からこの番組が好きで美しい(?)れいむやさなえが出るたびに喜んでいた。
ああ、いつか自分も出てみたいなとれいむがテレビの前で言っているのをよく覚えている。
「なら、出てみる?」
と、僕は言ってみたが恥ずかしいから嫌だとれいむは言う。それと、どうせ自分は銅バッチだからと。
そんなことは関係ないなと思ったので僕はれいむを説得して福ゆっくりコンテストに出すことにした。
まあ、ぶっちゃけ記念受験みたいなものだ。やったこと無いけど。本人もその気でいらっしゃる。
しかし、自分で言うのも何だが、れいむは美ゆっくりの部類に入ると思う。
均整のとれた歪みのないプロポーションはゆっくりから見ても人間から見ても綺麗と表現できると思う。
例えば、ピラミッドが綺麗な三角を描いているのを綺麗だといえるように。
親ばかは程々にして、れいむを開催会場である神社に連れていくことにした。
福ゆっくりはテレビ放送もされるということもあって大賑わいであった。各々のれいむやさなえをキャリーバックに入れて運んでいる。
その中に昔公園に集まっていたさなえの飼い主の人もいた。互いに会釈をして、あの事件の後のことを話題に話した。
どうやら、みんなは団地近くの公園で遊んでいるということだ。そんなに遠いところでもないので今度行ってみようかな。
和気藹々としゃべっていると空気をぶち壊す人もいた。隣のおばさんだ。
「あら、あなた達も参加するのね?」
威圧的な態度で接してくるおばさんにさなえの飼い主さんは怪訝そうにしていた。
まあ、僕はなんとなく予想はしていたけど。だって、おばさんはれいむが子ゆっくりの頃からここに連れてきているのだから。
僕達二人の顔を見るやいなやおばさんはこう言いのけた。
「銅バッチと銀バッチごときに何が出来るのかしらねぇ」と。
その中に昔公園に集まっていたさなえの飼い主の人もいた。互いに会釈をして、あの事件の後のことを話題に話した。
どうやら、みんなは団地近くの公園で遊んでいるということだ。そんなに遠いところでもないので今度行ってみようかな。
和気藹々としゃべっていると空気をぶち壊す人もいた。隣のおばさんだ。
「あら、あなた達も参加するのね?」
威圧的な態度で接してくるおばさんにさなえの飼い主さんは怪訝そうにしていた。
まあ、僕はなんとなく予想はしていたけど。だって、おばさんはれいむが子ゆっくりの頃からここに連れてきているのだから。
僕達二人の顔を見るやいなやおばさんはこう言いのけた。
「銅バッチと銀バッチごときに何が出来るのかしらねぇ」と。
れいむ達が試験を受けている間、僕とさなえの飼い主さんは待合室で話すことにした。
話題はやはりあのおばさんだ。
「あの人は気が狂っているわ」
気が狂っているんじゃなくって、幼稚なだけだと僕は思う。でも、相槌を打っておこう。
さなえの飼い主さんの愚痴は止まることを知らずに、おばさんのことや普通さんのことにまで発展した。
ひと通り聞き終わるとさなえの飼い主さんも満足したのか、僕に「愚痴を聞いてもらってごめんね」と謝ってきた。
「いえいえ」と僕は定型詩を述べると。アラームがなり、飼い主が会場の方へと集められる。
後は合否発表を待つまでれいむとさなえを交えて、さなえの飼い主さんと時間を過ごすだけだ。
話題はやはりあのおばさんだ。
「あの人は気が狂っているわ」
気が狂っているんじゃなくって、幼稚なだけだと僕は思う。でも、相槌を打っておこう。
さなえの飼い主さんの愚痴は止まることを知らずに、おばさんのことや普通さんのことにまで発展した。
ひと通り聞き終わるとさなえの飼い主さんも満足したのか、僕に「愚痴を聞いてもらってごめんね」と謝ってきた。
「いえいえ」と僕は定型詩を述べると。アラームがなり、飼い主が会場の方へと集められる。
後は合否発表を待つまでれいむとさなえを交えて、さなえの飼い主さんと時間を過ごすだけだ。
「どうして! れいむちゃんが選ばれないの!!」
あーやっぱりな。そんな気がしてたんだよと僕は内心ほくそ笑んだ。
だって、僕のれいむは当選したのだから。まだ、予選だけど。
おめでとうと言ってくれたさなえとさなえの飼い主さんは落選していたが、れいむのことを褒めてくれた。
しかし、おばさんは恨むような目線を僕達に向ける。歯をぎりぎりと鳴らして鬼の形相を浮かべるその姿は山姥そのものだった。
あーやっぱりな。そんな気がしてたんだよと僕は内心ほくそ笑んだ。
だって、僕のれいむは当選したのだから。まだ、予選だけど。
おめでとうと言ってくれたさなえとさなえの飼い主さんは落選していたが、れいむのことを褒めてくれた。
しかし、おばさんは恨むような目線を僕達に向ける。歯をぎりぎりと鳴らして鬼の形相を浮かべるその姿は山姥そのものだった。
4.
数日後、れいむと一緒にいつもの公園で遊んでいた時だ。お隣さんのれいむがいつも通り、僕達につっかかってきた。
あの審査はでたらめだ、自分の価値もわからない凡愚共がと愚痴をこぼしてきたのだ。
しかし、それに僕達は耳をかさない。れいむも無視を決め込むことを覚えた。
そっけない態度に怒りを覚えたのか、今度は銅バッチ風情がいい気になるなよと罵倒をし始める。
「でも、金バッチのくせにれいむは何も出来ないよね?」
ピシャリと行ったその言葉にれいむはブチギレた。だが、あのまりさのように攻撃は仕掛けない。
予想とは反する行動をしたので不思議に思っていたが、ニコニコと笑をこぼしていることから何かを企んでいることは見え見えだった。
それが、僕とれいむの接点を変えることになるとは知らなかった。
数日後、れいむと一緒にいつもの公園で遊んでいた時だ。お隣さんのれいむがいつも通り、僕達につっかかってきた。
あの審査はでたらめだ、自分の価値もわからない凡愚共がと愚痴をこぼしてきたのだ。
しかし、それに僕達は耳をかさない。れいむも無視を決め込むことを覚えた。
そっけない態度に怒りを覚えたのか、今度は銅バッチ風情がいい気になるなよと罵倒をし始める。
「でも、金バッチのくせにれいむは何も出来ないよね?」
ピシャリと行ったその言葉にれいむはブチギレた。だが、あのまりさのように攻撃は仕掛けない。
予想とは反する行動をしたので不思議に思っていたが、ニコニコと笑をこぼしていることから何かを企んでいることは見え見えだった。
それが、僕とれいむの接点を変えることになるとは知らなかった。
そのまた数日後、公園で遊んでいたれいむが目の前から消え失せた。
「おーい! れいむ!!」
辺りを探しまわっていると何やら悲痛な声がするのでそこへ向かうと、片目の野良まりさがれいむをレイプしていた。
「やめてやめて!」と言うれいむを必死の形相で犯すまりさ。「めいれいだからごめんなのぜぇええ!!」と腰をふるまりさを蹴飛ばした。
冷静だったのが幸いして僕はまりさを即座に殺さなかった。命令と言う言葉が引っかかったからだ。
案の定、あのれいむの差金だったことがわかった。野良をつかってれいむを汚そうとするなんて、そこまでゲスだったのかと怒りを覚えた。
その怒りをまりさにぶつけ、僕は体内に子供を宿したれいむを家にまで持って帰る。
「おーい! れいむ!!」
辺りを探しまわっていると何やら悲痛な声がするのでそこへ向かうと、片目の野良まりさがれいむをレイプしていた。
「やめてやめて!」と言うれいむを必死の形相で犯すまりさ。「めいれいだからごめんなのぜぇええ!!」と腰をふるまりさを蹴飛ばした。
冷静だったのが幸いして僕はまりさを即座に殺さなかった。命令と言う言葉が引っかかったからだ。
案の定、あのれいむの差金だったことがわかった。野良をつかってれいむを汚そうとするなんて、そこまでゲスだったのかと怒りを覚えた。
その怒りをまりさにぶつけ、僕は体内に子供を宿したれいむを家にまで持って帰る。
庭にれいむを放置し、僕は急いでコンピューターを立ち上げた。そして、避妊の項目を調べているうちにゴツンと音がしたのだ。
れいむの元へ戻ると、すでにれいむは殺されていた。
れいむの元へ戻ると、すでにれいむは殺されていた。
何食わぬ顔でおばさんが家の近くで僕を見ていた。
5.
警察の調べもあって、おばさんは器物破損で捕まったが、罰金を払うだけで終わった。
僕は、僕はどうしようもない怒りに襲われた。だって、れいむが死んだんだぞ……
警察の調べもあって、おばさんは器物破損で捕まったが、罰金を払うだけで終わった。
僕は、僕はどうしようもない怒りに襲われた。だって、れいむが死んだんだぞ……
命には終わりがあります。命には幸福になる権利があります。
さあ、“モノ”に生きる権利を。
さあ、“モノ”に生きる権利を。
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おしまい