ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko4104 続・どMとどS
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ankoss
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『続・どMとどS』 11KB
愛で ギャグ 変態 希少種 失礼します
愛で ギャグ 変態 希少種 失礼します
※ 「anko4051 どMとどS」の続きです。
※ 「anko4086 HENTAI ありす」に登場したありすが少し出てきます。
※ HENTAIネタですが、HENTAI描写はありません。
※ 「anko4086 HENTAI ありす」に登場したありすが少し出てきます。
※ HENTAIネタですが、HENTAI描写はありません。
チートあき
「てんこー。マヨネーズ」
男が声を掛ける。
「はーい」
暢気な返事をしながら、てんこは冷蔵庫に向かった。
胴付きのてんこである。桃の飾りが付いた黒い帽子に青い髪の毛。白いシャツと青いス
カート。虹色の飾りの付いた前掛けを付けている。腰にはひそうのけんを差していた。
冷蔵庫から取り出したマヨネーズを持ち、男の元へと向かう。
胴付きのてんこである。桃の飾りが付いた黒い帽子に青い髪の毛。白いシャツと青いス
カート。虹色の飾りの付いた前掛けを付けている。腰にはひそうのけんを差していた。
冷蔵庫から取り出したマヨネーズを持ち、男の元へと向かう。
「もってきたわ」
「おう」
「おう」
てんこの差し出したマヨネーズを受け取り、男はそれをカレーライスににゅるにゅると出
している。三回ほど回してから、マヨネーズをテーブルに置いた。
している。三回ほど回してから、マヨネーズをテーブルに置いた。
「ごほうびにてんこをいじめてね、おにいさん」
「そのうちなー」
「そのうちなー」
いつも通りの会話だった。
虐めて欲しいてんこと、てんこを虐める気の無い男。
もっとも、この男はてんこを虐めるのが嫌なわけではない。性格はドが付くほどのサディ
ストである。てんこも本能でそれに気付き、男の飼いゆっくりになったのだ。男がてんこを
虐めない理由、単純なマゾを虐めても面白くないからである。
虐めて欲しいてんこと、てんこを虐める気の無い男。
もっとも、この男はてんこを虐めるのが嫌なわけではない。性格はドが付くほどのサディ
ストである。てんこも本能でそれに気付き、男の飼いゆっくりになったのだ。男がてんこを
虐めない理由、単純なマゾを虐めても面白くないからである。
「ふふふ。たのしみにまってるわ」
てんこはくねくねしながら答えた。
虐められたいのに虐められないという欲求が限界突破した時、ドMはドSに裏返る。そし
て、その時こそ男がてんこを虐める時なのだ。ドSからドMに再覚醒するほどの強烈なさ
でずむ。てんこは一度それを体験して、完全に虜になった。
現在、欲求不満ゲージは四割くらいである。
てんこは自分の夕食を用意しようと、再び冷蔵庫に向かい。
虐められたいのに虐められないという欲求が限界突破した時、ドMはドSに裏返る。そし
て、その時こそ男がてんこを虐める時なのだ。ドSからドMに再覚醒するほどの強烈なさ
でずむ。てんこは一度それを体験して、完全に虜になった。
現在、欲求不満ゲージは四割くらいである。
てんこは自分の夕食を用意しようと、再び冷蔵庫に向かい。
「そうだ」
男が呟いた。
普通の声に聞こえるが、微妙に違う。
普通の声に聞こえるが、微妙に違う。
「あっ……」
背筋を這い上がる寒気に、てんこは小さく声を漏らした。ドMの本能が緊急事態を告げ
ている。なんかよからぬ事を思いついた、と。
振り向くと男が薄く笑っていた。予想通りのサドい笑顔。
右手を持ち上げ、訊いてくる。
ている。なんかよからぬ事を思いついた、と。
振り向くと男が薄く笑っていた。予想通りのサドい笑顔。
右手を持ち上げ、訊いてくる。
「今虐めてやろうか? 頬をぎゅーっとつねってやるぞ」
ごっ。
頭を殴られたような衝撃に、てんこは仰け反った。
(きたっ……! きたわ、このときが! ぜったいにやるとおもっていたわ!)
心の中で叫ぶ。
男を凝視し、てんこは身体を震わせた。
男を凝視し、てんこは身体を震わせた。
(よそうもしていた、かくごもしていた。なのに……なのにこのはかいりょく! なんという
げどう、あくま、さでぃすとっ! ああ、さすがはおにいさん……てんこがひとめぼれしただ
けはあるわ……)
げどう、あくま、さでぃすとっ! ああ、さすがはおにいさん……てんこがひとめぼれしただ
けはあるわ……)
摘むように曲げられた人差し指と親指。
嫌な汗がてんこの全身を流れ落ちる。痛いだろう。男につねられたら、とっても痛いだろ
う。ただ力任せにつねるのではなく、最適な痛みを感じるように力を込める。相手の苦し
む部分を探り、そこを的確に攻める才能と技術。
嫌な汗がてんこの全身を流れ落ちる。痛いだろう。男につねられたら、とっても痛いだろ
う。ただ力任せにつねるのではなく、最適な痛みを感じるように力を込める。相手の苦し
む部分を探り、そこを的確に攻める才能と技術。
「う……ぁ……」
てんこの口からこぼれる呻き声。想像するだけで身体が溶けそうだ。
男の方へと向かいかけるてんこだが、ぎりぎりで踏みとどまる。
男の方へと向かいかけるてんこだが、ぎりぎりで踏みとどまる。
(たえるのよ、てんこ。まけてはだめ。ここでゆうわくにまけたら、ふぃーばーないとはとお
ざかる。このてんこ、めのまえのあまあまにつられたりはしないっ!)
ざかる。このてんこ、めのまえのあまあまにつられたりはしないっ!)
ここで男の虐めを受け入れたら、欲求不満ゲージが下がりへぶんな夜は遠ざかる。天
国を見るためには、我慢が重要なのだ。日々の些細な快感に捕らわれてはいけない。
男もそれを全部分かった上でやっていた。
てんこは勇気を振り絞り、言葉を吐き出す。
国を見るためには、我慢が重要なのだ。日々の些細な快感に捕らわれてはいけない。
男もそれを全部分かった上でやっていた。
てんこは勇気を振り絞り、言葉を吐き出す。
「え、え、えんりょしておくわ……」
「そうか、無理にとは言わん」
「そうか、無理にとは言わん」
あっさりと、男は手を引っ込めた。
翌日の夕方、男はてんこを連れて買い物にでかけた。
「やべろおおお! でいぶをはなぜええ!」
「最初にケンカ売ってきたのは、そっちだろうが」
「最初にケンカ売ってきたのは、そっちだろうが」
上下逆さまにひっくり返されたれいむと、その手前に屈んでいる男。左手はれいむをしっ
かりと押えている。れいむは起き上がれず動けない。道を歩いていたら野良ゆっくりにあま
あま寄越せと絡まれた。最近は少なくなったが、あるところにはある。
もこもこと動いているれいむのあんよ。
そこに男が右手を伸ばす。
かりと押えている。れいむは起き上がれず動けない。道を歩いていたら野良ゆっくりにあま
あま寄越せと絡まれた。最近は少なくなったが、あるところにはある。
もこもこと動いているれいむのあんよ。
そこに男が右手を伸ばす。
ぎゅー。
敏感な足裏を容赦なくつねる。
「あぎっ!」
他の生き物同様、ゆっくりの足裏は急所だ。他の皮よりも頑丈ではあるが、地面の感触
を捉えるために、感覚が集中している。地面の凹凸くらいなら問題は無い。だが、一定値
を越えた痛みには敏感だ。
を捉えるために、感覚が集中している。地面の凹凸くらいなら問題は無い。だが、一定値
を越えた痛みには敏感だ。
「いぎっ……ぎぁ……」
か細く呻きながら、れいむは頭に向かって滝涙を流していた。白目を剥いて無力に痙攣
している。大声で悲鳴を上げる余裕もない。
敏感な部分をつねり上げられる。痛くないはずがない。
している。大声で悲鳴を上げる余裕もない。
敏感な部分をつねり上げられる。痛くないはずがない。
「ああ……。なんてうらやましい……」
自分を両腕で抱きしめ、てんこは薄く涎を垂らしながられいむを眺めていた。
別の日。
てんこが椅子に座って本を読んでいる時だった。
てんこが椅子に座って本を読んでいる時だった。
「てんこ」
「……なに、おにいさん」
「……なに、おにいさん」
てんこは顔を引きつらせながら、男に向き直る。
読んでいた本が床に落ちた。表紙には胴付きのマナーと書かれていた。胴付きゆっくり
が人間の元で暮らす基本的なルールが、挿絵付で分かりやすく書かれている。飼いゆっ
くり向けの参考書の類だ。
読んでいた本が床に落ちた。表紙には胴付きのマナーと書かれていた。胴付きゆっくり
が人間の元で暮らす基本的なルールが、挿絵付で分かりやすく書かれている。飼いゆっ
くり向けの参考書の類だ。
「これでびーしびーししてやろうか?」
ひゅん。
乾いた風切り音。
男の手に握られていたのは、五十センチの竹定規だった。古びた風合いを漂わせる少
し沿った竹の棒。叩くには手頃な長さと硬さとしなり。
男の手に握られていたのは、五十センチの竹定規だった。古びた風合いを漂わせる少
し沿った竹の棒。叩くには手頃な長さと硬さとしなり。
「ご、ごしゅじんさま……。そ、それは……めいれいですか?」
だらだらと汗を流しながら、てんこは問いかけた。口調が変っている。男の命令ならば
諦めが付く。飼い主と飼ゆという立場上、下僕はご主人様には逆らえないのだ。
だが、男はてんこが期待するほど優しくはない。
竹定規を動かしながら、しれっと答える。
諦めが付く。飼い主と飼ゆという立場上、下僕はご主人様には逆らえないのだ。
だが、男はてんこが期待するほど優しくはない。
竹定規を動かしながら、しれっと答える。
「別にそういうんじゃないぞ。ただ、気が向いただけだ。お前の好きにしろ。叩いて欲しい
なら叩いてやるし、イヤならやらん」
「おお……お……」
なら叩いてやるし、イヤならやらん」
「おお……お……」
蠢くように両手を動かし、てんこはゆっくりと男の元へと歩いていった。行くべきではない
のに、足が言うことをきかない。意志に反して動いてしまう。身体が快感を求めている。顎
から流れた汗が、床に小さな染みを作った。
のに、足が言うことをきかない。意志に反して動いてしまう。身体が快感を求めている。顎
から流れた汗が、床に小さな染みを作った。
ひゅん。
空気を切る音が、てんこの芯まで届く。
「あっ、あぁっ……」
うぞぞぞ……。
背筋を這い上がる痺れに、てんこは身悶えた。
痛いだろう。あの竹定規で叩かれたら、物凄く痛いだろう。一回叩かれただけで達して
しまうのはすぐに分かった。だからこそ、今は叩かれたくない。
痛いだろう。あの竹定規で叩かれたら、物凄く痛いだろう。一回叩かれただけで達して
しまうのはすぐに分かった。だからこそ、今は叩かれたくない。
(このあいだあっさりあきらめたのも、こうするためね! くっ……なんてきちくなことをかん
がえるの、このひとは! ぬれちゃうじゃない……!)
がえるの、このひとは! ぬれちゃうじゃない……!)
目元からこぼれる涙。単純な話だ。目の前にあまあまをぶら下げ、てんこの狼狽える様
を眺める。それを理解していながら、どうすることもできない。
を眺める。それを理解していながら、どうすることもできない。
(がんばりなさい、てんこ! ひとこというだけよ)
強烈な誘惑に惹かれながらも、それでもてんこは耐えた。
「えっ、えんりょしておくわ」
「そうか。じゃ、またな」
「そうか。じゃ、またな」
男はあっさりと竹定規をしまった。
また別の日。
それは、てんこがゆーちゃんねるを見ている時だった。流れている場組はみょんの盆栽
教室。植木の世話の仕方が主な内容だった。
それは、てんこがゆーちゃんねるを見ている時だった。流れている場組はみょんの盆栽
教室。植木の世話の仕方が主な内容だった。
「てんこ」
男が椅子に座って、てんこを見ていた。その口元に浮かぶ、冷たい笑み。他者を虐める
ことに快感を見いだす、サディストの笑みだった。
ことに快感を見いだす、サディストの笑みだった。
「なにかしら?」
訊き返すてんこの頬を、汗が流れ落ちる。
男はおもむろに右足を持ち上げた。
男はおもむろに右足を持ち上げた。
「踏んでやろうか? そこに仰向けになれ」
「おふっ」
「おふっ」
てんこは仰け反る。
テレビの向こうでは、みょんが小さな植木から枯れた葉っぱを取っていた。
テレビの向こうでは、みょんが小さな植木から枯れた葉っぱを取っていた。
『こういうしろっぽくなったはっぱさんは、はやめにとっておくみょん。ほうっておくとほかの
はっぱさんまでかれてしまうみょん』
はっぱさんまでかれてしまうみょん』
番組の内容を聞き流しながら、ぱたりと倒れるてんこ。
「………」
無言のまま起き上がり、ふらふらと男の元へと歩いていく。
そうりょうむすめさまっ! くうきをよんででてきました、いくです! いっちゃだめです!
がまんしてください! たえてください! ここでゆうわくにまけてしまったら、ふぃーばー
ないとがとおのいてしまいます!
がまんしてください! たえてください! ここでゆうわくにまけてしまったら、ふぃーばー
ないとがとおのいてしまいます!
会ったことのないいくの声が聞こえるが。
(ごめん。むり……)
てんこはきっぱりと告げた。
そうりょうむすめさまああああ……ぁ……っ!
いくの声が遠くなる。
(ごめんなさい、いく。てんこはいやしいめすぶたよ……)
自虐の笑みが浮かぶ。
もう誘惑に負けてしまったのだ。我慢の限界だった。抵抗する意志が残っていない。い
くの声が最後の抵抗だったのだろう。でも駄目だった。心が折れてしまったのだ。遠く先
にある超絶あまあまよりも、目の前にぶらさげられた普通のあまあまである。
てんこは男の前に仰向けに寝転がった。
もう誘惑に負けてしまったのだ。我慢の限界だった。抵抗する意志が残っていない。い
くの声が最後の抵抗だったのだろう。でも駄目だった。心が折れてしまったのだ。遠く先
にある超絶あまあまよりも、目の前にぶらさげられた普通のあまあまである。
てんこは男の前に仰向けに寝転がった。
「おにいさんっ、てんこをふんでくださいっ」
「だが断る」
「だが断る」
振下ろされる残酷な台詞。
数秒の沈黙。
数秒の沈黙。
「あ……ぁ……」
てんこの目から涙が溢れた。
折れたてんこの心を、駄目押しでさらに粉々に砕く。無慈悲で無情な諸行。そんな事を
思いつき、なおかつ実行する、この男は根っからの加虐趣味者だった。
折れたてんこの心を、駄目押しでさらに粉々に砕く。無慈悲で無情な諸行。そんな事を
思いつき、なおかつ実行する、この男は根っからの加虐趣味者だった。
「あああああっ!」
てんこは寝転がった体勢から跳び上がった。一度足を持ち上げ、振下ろす勢いで宙へ
と飛び上がり、半回転してから両足で着地する。青い髪の毛とスカートが躍った。ゆっくり
は時折冗談のような身体能力を見せる。
男の正面に立ったまま、てんこは咆えた。
と飛び上がり、半回転してから両足で着地する。青い髪の毛とスカートが躍った。ゆっくり
は時折冗談のような身体能力を見せる。
男の正面に立ったまま、てんこは咆えた。
「てんこはっ! てんこはただ、おにいさんにいじめられたいだけなのにっ! どぼじでお
にいざんはてんごをいじめるのおおお!」
にいざんはてんごをいじめるのおおお!」
一瞬。
凄まじく矛盾した事を言った気がするが、てんこは無視した。
凄まじく矛盾した事を言った気がするが、てんこは無視した。
「ふんっ!」
腰に差しているひそうのつるぎを引き抜く。
黒い柄に赤い剣身。ライトセーバーのおもちゃか、少し長い誘導棒のような外見だ。普段
は固まっているが、今は剣身部分がゆらゆらと陽炎のように揺れている。
てんこはひそうのけんを頭上に掲げた。
黒い柄に赤い剣身。ライトセーバーのおもちゃか、少し長い誘導棒のような外見だ。普段
は固まっているが、今は剣身部分がゆらゆらと陽炎のように揺れている。
てんこはひそうのけんを頭上に掲げた。
「刀剣解放〈レスレクシオン〉!」
白い服が、青いスカートが、テープのように細長く解けていった。空中に躍った服が黒く
色を変え、再び身体に巻き付いていく。さながら魔法少女の変身シーンだった。
ドMがドSに裏返る。
色を変え、再び身体に巻き付いていく。さながら魔法少女の変身シーンだった。
ドMがドSに裏返る。
「もういいわ。てんこはてんこのやりたいようにやるから」
赤い瞳に氷のような光を写し、てんこが告げた。
黒いハイレグボンテージとロンググローブ、ハイヒール付きのロングブーツ。全て黒いラ
バーのような素材である。まさに女王様という恰好だった。この衣装変換能力が他のてん
こにあるかは不明である。
黒いハイレグボンテージとロンググローブ、ハイヒール付きのロングブーツ。全て黒いラ
バーのような素材である。まさに女王様という恰好だった。この衣装変換能力が他のてん
こにあるかは不明である。
「かくごしなさい、このゲスやろうが」
右手に持ったひそうのつるぎを男に向ける。
椅子に座ったまま男は足を組んだ。双眸を輝かせ口元を笑みの形に歪める。
椅子に座ったまま男は足を組んだ。双眸を輝かせ口元を笑みの形に歪める。
「今日は焦らしプレイだ」
てんこは近所のゆっくり園に通っている。ゆっくりショップが経営している飼いゆっくり預
かり所だった。生徒はてんこ含めて十六匹登録されている。学校ではないので全員が揃
うことは珍しいが。今日てんこが来た時は、六匹集まっていた。
かり所だった。生徒はてんこ含めて十六匹登録されている。学校ではないので全員が揃
うことは珍しいが。今日てんこが来た時は、六匹集まっていた。
「おはよう、てんこ。きげんよさそうね。なにかいいことあったのかしら?」
椅子に座っている胴付きありすが声をかけてくる。飼い主とHENTAI関係になりたくて胴
を生やした筋金入りのありすだ。飼い主にそういう趣味は無く、相手にはされていないら
しい。てんことはお互い胴が生えていない頃からの友達である。
ありすの前の椅子に座り、てんこは爽やかな笑顔を見せた。頬を赤く染めながら、
を生やした筋金入りのありすだ。飼い主にそういう趣味は無く、相手にはされていないら
しい。てんことはお互い胴が生えていない頃からの友達である。
ありすの前の椅子に座り、てんこは爽やかな笑顔を見せた。頬を赤く染めながら、
「うふふー。じつはねー。おにいさんとふぃーばーしてたの」
「マジで!?」
「マジで!?」
かっと目を見開くありす。
てんこは腰に差していたひそうのつるぎを抜き、それにすーりすーりする。
てんこは腰に差していたひそうのつるぎを抜き、それにすーりすーりする。
「こんなぶっといのをねもとまでずっぽりよ」
「ねもとまでずっぽり!?」
「ねもとまでずっぽり!?」
諸手を上げ、ありすが叫ぶ。
てんこの言葉は文字通りの意味である。一晩中痛し痒しの攻めで焦らされた末に、ひ
そうのつるぎを胸に突き立てられた。根元までずっぼりと。背中まで貫通である。
ありすは普通にHENTAI的な意味として受け取っていた。
てんこの言葉は文字通りの意味である。一晩中痛し痒しの攻めで焦らされた末に、ひ
そうのつるぎを胸に突き立てられた。根元までずっぼりと。背中まで貫通である。
ありすは普通にHENTAI的な意味として受け取っていた。
「そんな……そんな……!」
か細く呟きながら、ありすは両手を下ろし。
鼻(ないけど)の辺りから勢いよくカスタードクリームを吹き出した。
鼻(ないけど)の辺りから勢いよくカスタードクリームを吹き出した。
「うらやましすぎるわあああ!」
コマのようにくるくる周りながら、部屋の中を走り回る。片足の爪先立ちで回転しながら、
スカートを翻していた。さながらバレリーナかフィギュアスケート。溢れたカスタードクリーム
が華麗に舞っている。
突然の出来事に逃げまどう他のゆっくりたち。
スカートを翻していた。さながらバレリーナかフィギュアスケート。溢れたカスタードクリーム
が華麗に舞っている。
突然の出来事に逃げまどう他のゆっくりたち。
「ゆんやー!」
「ありずがごわれだああああ!」
「わがらないよおおお!」
「ありすううっ、おちつきなさいいいっ!」
「ありずがごわれだああああ!」
「わがらないよおおお!」
「ありすううっ、おちつきなさいいいっ!」
泣くれいむ、叫ぶまりさ、転がるちぇん、必死に止めようとするけーね先生。
ゆっくり園は地獄と化していた。もっとも、ありすとてんこの暴走は時々起っている事な
ので退避は迅速だった。落ち着いたらてんことありすで片付けだろう。
ゆっくり園は地獄と化していた。もっとも、ありすとてんこの暴走は時々起っている事な
ので退避は迅速だった。落ち着いたらてんことありすで片付けだろう。
「りあじゅうばくはつしろおおお!」
両手を床に付き、ブレイクダンスを始めるありす。
それを眺めながら、てんこはひそうのつるぎを腰に差した。
それを眺めながら、てんこはひそうのつるぎを腰に差した。
「ありすもおこさまねー」
あとがき
HENTAIありすのガチHENTAIネタでも書いてみようかなーという誘惑に駆られます。
夢オチで。
HENTAIありすのガチHENTAIネタでも書いてみようかなーという誘惑に駆られます。
夢オチで。
過去SS
anko4090 BGM 天国と地獄
anko4086 HENTAI ありす
anko4077 幽霊の正体見たり?
anko4061 勝利条件
anko4058 まちょりーになりたい
anko4052 とっても餡子脳
anko4051 どMとどS
anko4047 便秘だったちぇん
anko4046 超天才外科医の休日
anko4038 ゆっくり・ボール・ラン
anko4008 ゆか PIECE
anko4005 燃える、お兄さん
anko4003 続・愛の超伝道師
anko3994 愛の超伝道師
anko3894 続・えどてんせいっ!
anko3878 えどてんせいっ!
anko3874 禁断の口付け
anko3862 人工ドススパーク
anko4090 BGM 天国と地獄
anko4086 HENTAI ありす
anko4077 幽霊の正体見たり?
anko4061 勝利条件
anko4058 まちょりーになりたい
anko4052 とっても餡子脳
anko4051 どMとどS
anko4047 便秘だったちぇん
anko4046 超天才外科医の休日
anko4038 ゆっくり・ボール・ラン
anko4008 ゆか PIECE
anko4005 燃える、お兄さん
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anko3994 愛の超伝道師
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