ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko4121 まりちゃつむり
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ankoss
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『まりちゃつむり』 6KB
いじめ 小ネタ 赤ゆ いつもの小ネタです。
いじめ 小ネタ 赤ゆ いつもの小ネタです。
「さあ、いらしゃい!いらっしゃい!美味しいから食べていってみてねー」
実演販売員のおばちゃんの声が、スーパー内に響き渡る。
だが周囲には誰も人が寄り付かない。
だが周囲には誰も人が寄り付かない。
「美味しいゆっくりのつぼ焼きだよー!可愛くて美味しいよー!」
「ゆっびゃぁぁぁぁ!!あついのじぇぇぇぇ!いちゃいのじぇぇぇぇぇ!ゆんやぁぁぁぁぁぁ!!」
カセットコンロで暖められた網の上に、一匹の赤まりさつむりが置かれている。
必死に底部を動かしているが、殻を逆さにされた状態で網の上に置かれているので、あんよが虚しくウネウネと動いているだけだった。
時々顔をしかめて涙を零すが、涙はすぐに蒸発して周囲に甘い臭いを漂わせる。
必死に底部を動かしているが、殻を逆さにされた状態で網の上に置かれているので、あんよが虚しくウネウネと動いているだけだった。
時々顔をしかめて涙を零すが、涙はすぐに蒸発して周囲に甘い臭いを漂わせる。
「あっちゅい!あっちゅい!まりちゃのあたまが、あっちゅいのじぇぇぇぇぇぇぇ!!ゆぶぶぶぶぶ!!ぶえぇぇぇぇ!!」
熱せられた自らの殻から伝わる熱で、その身を焦がしていく赤つむり。
殻の内部から沸騰した得体の知れない汁が、ぐつぐつと湧き出て赤つむりを苦しめる。
肌の色が次第に黒っぽく変色していき、赤つむりは苦しそうに舌を出しながら両目をグルグルと回し始める。
殻の内部から沸騰した得体の知れない汁が、ぐつぐつと湧き出て赤つむりを苦しめる。
肌の色が次第に黒っぽく変色していき、赤つむりは苦しそうに舌を出しながら両目をグルグルと回し始める。
「いらっしゃーい!美味しい焼きゆっくりですよー!…ふーむ、人気無いわねぇ…あらやだ、焼きすぎちゃったかしら?ちょっと焦げてるわねぇ…」
「じゅっ…!じゅ…!げじゅ…びゅじゅ………びびび…ぎぎ…ぎ…」
おばちゃんが客寄せに頑張りすぎて少し赤つむりから目を離した隙に、赤つむりが少し焦げてしまう。
全体的に火が通り過ぎたのか、張りのあった体はカチカチに干からびて、両目も茶色く濁っている。
舌も萎びた唐辛子のようになり、口からは乾いた餡子を吐いている。
それでもまだ息があるようで、小刻みに震えながらうめき声を上げている。
全体的に火が通り過ぎたのか、張りのあった体はカチカチに干からびて、両目も茶色く濁っている。
舌も萎びた唐辛子のようになり、口からは乾いた餡子を吐いている。
それでもまだ息があるようで、小刻みに震えながらうめき声を上げている。
「あらあら、すっかり干からびちゃって…これじゃまるでミイラのゾンビねぇ…パサパサしてて不味そうだし、捨てましょう」
「じ…びび…が…が…ゆ…っぐぢ…ぢ…」
おばちゃんは、干物の用に干からびた赤つむりを爪楊枝用に用意したゴミ袋に捨てると、赤つむりの入ったパックを取り出す。
パックに入った5匹の赤つむり達は、ラップ越しにおばちゃんを怯えた目で眺めながらガタガタと震える。
本当は逃げ出したいのだろうが、パックに貼られたラップに押さえつけられる様に固定されていて、ろくに動く事が出来ないでいる。
おばちゃんはそんな赤つむり達を気にする様子もなく、パックのラップを剥がすとそこから一匹の赤つむりを取り出す。
ラップが剥がされ、ようやく自由に動けるようになった赤つむり達が、元気にパックの上を這いずるが、すぐさまおばちゃんがラップを被せて赤つむりの動きを封じる。
赤つむり達はラップで体を押さえつけられ苦しそうに目を瞑る。
そして、悲しそうな目でおばさんを見上げて涙を零すが、おばさんはすでにパックの赤つむりなど見てはいなかった。
パックに入った5匹の赤つむり達は、ラップ越しにおばちゃんを怯えた目で眺めながらガタガタと震える。
本当は逃げ出したいのだろうが、パックに貼られたラップに押さえつけられる様に固定されていて、ろくに動く事が出来ないでいる。
おばちゃんはそんな赤つむり達を気にする様子もなく、パックのラップを剥がすとそこから一匹の赤つむりを取り出す。
ラップが剥がされ、ようやく自由に動けるようになった赤つむり達が、元気にパックの上を這いずるが、すぐさまおばちゃんがラップを被せて赤つむりの動きを封じる。
赤つむり達はラップで体を押さえつけられ苦しそうに目を瞑る。
そして、悲しそうな目でおばさんを見上げて涙を零すが、おばさんはすでにパックの赤つむりなど見てはいなかった。
一方おばちゃんに持ち上げられた赤つむりは、涙をポロポロと流し、体をブリブリと動かしておばちゃんの手から逃れようとする。
だがおばちゃんが持っているのは赤つむりの殻だったので、赤つむりが幾ら体を動かしても意味がかなった。
まあ、体を持たれていたとしても意味がないのだが、おばちゃんは泣いている赤つむりの口に張ったテープを剥がすと、すぐに赤つむりを焼けた網の上に逆さにて乗せる。
だがおばちゃんが持っているのは赤つむりの殻だったので、赤つむりが幾ら体を動かしても意味がかなった。
まあ、体を持たれていたとしても意味がないのだが、おばちゃんは泣いている赤つむりの口に張ったテープを剥がすと、すぐに赤つむりを焼けた網の上に逆さにて乗せる。
「ぴぴぃ!いっちゃい!おくちいっちゃいぃぃぃ!ゆびゃぁぁぁぁん!ゆびゃぁぁぁぁん!………なにこりぇ?…あったかいの…ゆゆぅ?…あっちゅい!あっちゅい!あっちゅいのじぇぇぇぇ!!」
逆さにされた赤つむりは、その熱さで早速体をグネグネと動かし不恰好なダンスを踊る。
流した涙としーしーが殻を伝い、あっという間に蒸発して網と殻を焦がす。
甘い匂いが周囲に漂い、買い物客が集まり始める。
流した涙としーしーが殻を伝い、あっという間に蒸発して網と殻を焦がす。
甘い匂いが周囲に漂い、買い物客が集まり始める。
「ゆっびゃぁぁぁぁ!ゆっぎゃぁぁぁぁ!あっちゅい!いちゃい!たしゅけちぇよぉぉぉぉ!まりちゃ、ゆっくちしちゃいのじぇぇぇぇぇ!!」
「はーい、もうすぐ焼けますから、試食していってくださいねー!可愛い焼きゆっくりですよー!」
おばちゃんがどんなに笑顔で接客しても、苦悶の表情で叫ぶ赤つむりを見た客は大抵どこかに行ってしまう。
それはパックの中の赤つむり達も同様で、同属の泣き声を聞いてはポロポロと涙を零して一緒に泣いている。
大分人が去ってしまったが、それでも数名の客が興味深そうに泣き叫ぶ赤つむりを眺めている。
それはパックの中の赤つむり達も同様で、同属の泣き声を聞いてはポロポロと涙を零して一緒に泣いている。
大分人が去ってしまったが、それでも数名の客が興味深そうに泣き叫ぶ赤つむりを眺めている。
「はい、丁度良い感じに焼けたよ!美味しいから食べてみて!」
「ゆっびゃびゃびゃ!あっちゅい!あっちゅい!ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
おばちゃんは半焼けの赤つむりに爪楊枝を刺して皿に盛ると、集まってきた客の一人に試食を勧める。
赤つむりはほんのり全身を赤くしながら、殻の中から沸いてでたあやしい汁の風呂に浸かっている。
その外見だけなら、人面サザエのつぼ焼きにも見えなくもないが、無駄に叫ぶのと動くのが少々鬱陶しい。
赤つむりはほんのり全身を赤くしながら、殻の中から沸いてでたあやしい汁の風呂に浸かっている。
その外見だけなら、人面サザエのつぼ焼きにも見えなくもないが、無駄に叫ぶのと動くのが少々鬱陶しい。
まりさつむりは、まりさ種の亜種のゆっくりとして知られるゆっくりである。
一時期は、物珍しさから何処のペットショップでも高価で取引されていた事もある人気のゆっくりだった。
だが、加工所で量産が可能になると、ブームは一気に冷めてまりさつむりは売れ残るようになった。
こうなってしまうと、ペットショップ内でも扱いが酷くなり、捕食種用のエサや虐待用の雑ゆっくりと同じコーナーに並べられるようになる。
そしてこの赤つむり達も、食用ゆっくりとしてスーパーで実演販売される事になったのだ。
一時期は、物珍しさから何処のペットショップでも高価で取引されていた事もある人気のゆっくりだった。
だが、加工所で量産が可能になると、ブームは一気に冷めてまりさつむりは売れ残るようになった。
こうなってしまうと、ペットショップ内でも扱いが酷くなり、捕食種用のエサや虐待用の雑ゆっくりと同じコーナーに並べられるようになる。
そしてこの赤つむり達も、食用ゆっくりとしてスーパーで実演販売される事になったのだ。
「いちゃい!いっちゃい!ゆびゃぁぁぁぁぁぁ!やべちぇぇぇぇぇぇ!ひっぱらにゃいでよぉぉぉぉ!!」
客の青年が、赤つむりに刺さった爪楊枝をぐいぐいと動かして、赤つむりを殻から引っ張り出そうとしている。
だが赤つむりの中身が殻のどこかに引っかかっているらしく、なかなか赤つむりが殻から出てこない。
赤つむりは体に刺さった爪楊枝を動かされる痛みで、体をグネグネと動かし泣き叫ぶ。
だが赤つむりの中身が殻のどこかに引っかかっているらしく、なかなか赤つむりが殻から出てこない。
赤つむりは体に刺さった爪楊枝を動かされる痛みで、体をグネグネと動かし泣き叫ぶ。
「いちゃいぃぃぃぃ!まりちゃのからだがさけりゅのじぇぇぇぇぇぇぇ!ゆっびゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」
少々強引に殻から引っ張り出される赤つむり。
そのせいで体の一部が裂けてしまう。
そのせいで体の一部が裂けてしまう。
「あら、ちょっと殻の中に残っちゃったわね。これって全部綺麗に取るの難しいのよねぇ」
おばちゃんは青年にそう呟くと、パックの中から新たに赤つむりを取り出して網の上に乗せる。
青年は赤つむりを口に運ぶと、頬の辺りを一齧りする。
青年は赤つむりを口に運ぶと、頬の辺りを一齧りする。
「どう?美味しいでしょ?今なら5匹1パックで100円よ。塩をふって食べても美味しいわよ」
「うーん…なんかジャリっていった…おばさん、これちゃんと砂利抜きしてるの?」
笑顔で営業するおばちゃんだが、青年は苦虫を潰したような顔で齧った赤つむりを見つめる。
この赤つむりは加工所産のゆっくりで、砂利抜きなどしなくても良い物。
おそらく赤つむりの雨細工の歯を齧ってしまったのだろう。
この赤つむりは加工所産のゆっくりで、砂利抜きなどしなくても良い物。
おそらく赤つむりの雨細工の歯を齧ってしまったのだろう。
「あらぁ?お口に合わなかったかしら?」
「あんまり美味しくないねこれ。じゃあ、またね」
青年はそう言うと、爪楊枝と一緒に食べかけの赤つむりと殻をゴミ袋に放り込む。
「ゆべっ………いちゃいぃぃ…まりちゃのぷにぷにほっぺしゃん…すてきなからしゃん…ぺーりょ…ぺーりょ…ゆえぇぇ…どぼちて……ゆっぐぢ…」
瀕死の赤つむりは、袋の中でポロポロと涙を零しながら苦しそうの顔をしかめて震えだす。
「まりちゃ…ゆっぐぢ…ゆっぐぢしちゃいのに…ゆっぐぢ…ゆっぐぢ…ぐしゅ…ゆべぇぇぇ…ぇ…」
瀕死の赤つむりは、悲痛な叫び声を上げならがゴミ袋の中で息絶えた。
その声を聞いていたパックの中の同族達は、どれもが悲しそうな、悔しそうな表情で涙を流して震えていた。
だがおばちゃんだけは相変わらずの笑顔で、赤つむりを焼き続けるのだった。
その声を聞いていたパックの中の同族達は、どれもが悲しそうな、悔しそうな表情で涙を流して震えていた。
だがおばちゃんだけは相変わらずの笑顔で、赤つむりを焼き続けるのだった。
完
徒然あき
挿絵: