ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko4551 クリスマスとゆっくり
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『クリスマスとゆっくり』 7KB
いじめ 小ネタ 子ゆ いつもの小ネタですメリークルシミマス♪
いじめ 小ネタ 子ゆ いつもの小ネタですメリークルシミマス♪
さむい、さむい、さむい。
「ゆぶるるるるぅ…ゆぅぅぅぅん…さむいのじぇ…?」
あまりの寒さに目を覚ます一匹の子ゆっくり。
眠そうにお下げで目を擦りながら、ウネウネと体を動かし周囲の様子を確認する。
眠そうにお下げで目を擦りながら、ウネウネと体を動かし周囲の様子を確認する。
「ゆぅぅ…?ここはおそとなの…じぇ?…どーして、まりちゃ、おそとにいるのじぇ?」
眠りに着く前までは、確かに暖かい家の中にいたはずだったと、目覚めたばかりの回転の鈍い頭で考える。
「くしょにんげ…?おふとんしゃん…?みんなどこにいったのじぇ?!」
いろいろ思い出してみるが、やはりどうしてこのような状況になったのかはまったく覚えていない。
ただ、野良生活をしていてようやく人間の奴隷と温かい家を手に入れたはずが、何故かまた寒い外で目を覚ました。
子まりさは大慌てで周囲を跳ね回るが、状況はまったく変わらない。
ただ、野良生活をしていてようやく人間の奴隷と温かい家を手に入れたはずが、何故かまた寒い外で目を覚ました。
子まりさは大慌てで周囲を跳ね回るが、状況はまったく変わらない。
「おとーしゃ!くしょどれー!どこいったのじぇ!!どーしてここは、おそとなのじぇー!まりちゃは………しゃっびゅいぃぃぃ!あんよがつめたいのじぇぇぇぇ?!」
半分泣き顔になりながら、小さな体を弾ませて不規則に体をくねらせる子まりさ。
しばらくすると、自身の底部から伝わる冷たさに驚き顔をゆがめ、その場を何度も飛び跳ねながらゆんゆんと泣き喚く。
しばらくすると、自身の底部から伝わる冷たさに驚き顔をゆがめ、その場を何度も飛び跳ねながらゆんゆんと泣き喚く。
「なにこりぇぇぇ?!どーちてあんよしゃんがさむいのじぇぇぇぇ!じめんがつめたいのじぇぇぇ!だいちが、かわいいまりちゃにしっとして、いじわるするのじぇぇぇ!!」
飛び跳ね、転がりまわり、あれこれと騒いで見るが、子まりさを助けるものなど現れはしない。
辺りは次第に暗くなり、子まりさも泣き疲れて、冷たい地面にぐったりと体を横たえる。
辺りは次第に暗くなり、子まりさも泣き疲れて、冷たい地面にぐったりと体を横たえる。
「ゆぅぅ…?なんだかあかるくなったの…じぇ?」
そんな子まりさの目の前に、フッと暖かそうな明かりが燈る。
その明かりの中に現れたのは一人の人間と一匹のゆっくり。
その明かりの中に現れたのは一人の人間と一匹のゆっくり。
「ゆぅぅぅ!あれは、くしょどれーと、くずめーりんなのじぇ!なにしてるのじぇぇぇぇ!!」
それは見覚えのある顔の人間と、クズと呼ばれるゆっくりだった。
子まりさは眉毛を吊り上げて、ビッタンビッタンと体を波打たせるようにその場で何度も飛び跳ねると、そのままの勢いで明かりを目指して跳ね出した。
子まりさは眉毛を吊り上げて、ビッタンビッタンと体を波打たせるようにその場で何度も飛び跳ねると、そのままの勢いで明かりを目指して跳ね出した。
「あったかそうなのじぇぇぇぇ!ゆるさないのじぇぇぇ!!まりちゃが、おしおきのせーさいをしてやるのじぇぇぇぇ!!」
だがそれを阻むものがいた。
「ゆんぶぅぅ?!な、なんなのじぇぇぇ?!どーぢて、なかにはいれないのじぇぇぇ?!」
子まりさは目の前の透明な壁、ガラス戸に阻まれてそれ以上先に進むことができなかった。
顔面をガラスに勢いよく打ち付けたせいで顔を真っ赤に腫らし、涙と小便を溢れさせる子まりさ。
そんな子まりさに気がついたのか、人間に抱きかかえられためーりんが心配そうに子まりさを見つめる。
だが人間は子まりさを一目見た途端、顔をしかめてガラス戸に近づくと、カーテンを閉めてしまう。
顔面をガラスに勢いよく打ち付けたせいで顔を真っ赤に腫らし、涙と小便を溢れさせる子まりさ。
そんな子まりさに気がついたのか、人間に抱きかかえられためーりんが心配そうに子まりさを見つめる。
だが人間は子まりさを一目見た途端、顔をしかめてガラス戸に近づくと、カーテンを閉めてしまう。
「ゆぅぅ?!なにこりぇぇぇ?!みえないのじぇ!どーちて、こんないじわるしゅるのじぇぇぇぇ!!」
子まりさは両頬を膨らませながら、カーテンの隙間から零れる明かりを目指して飛び跳ねる。
故意なのか偶然なのか、わずかに開いたカーテンの隙間から部屋の様子をのぞき見る。
部屋の中では人間とめーりんが楽しそうに食卓を囲んでいた。
故意なのか偶然なのか、わずかに開いたカーテンの隙間から部屋の様子をのぞき見る。
部屋の中では人間とめーりんが楽しそうに食卓を囲んでいた。
「ゆわぁぁ!あれはなんなのじぇ?!おいしそうなのじぇぇぇ!まりちゃもたべるのじぇぇぇ!!」
子まりさは大きな口をあけて、目の前のガラス戸に噛り付く。
そしてその冷たさと硬さに顔を歪めて、涙を流しながら怒り出す。
そしてその冷たさと硬さに顔を歪めて、涙を流しながら怒り出す。
「ゆっびゃぁぁぁ!まりちゃもたべるのじぇぇぇ!どーちて、まりちゃをむしするのじぇぇぇ!まりちゃだって、おなかがすいてるのじぇぇぇ!!」
だが子まりさがいくら叫んでも、一人と一匹にその声は届かない。
少しずつ減っていく料理を目の前に、ただだらしなく涎をたらして恨めしそうに一人と一匹を睨む。
そんな子まりさのことなどお構いなしに、一人と一匹は楽しそうに料理やケーキを食べ進めていく。
少しずつ減っていく料理を目の前に、ただだらしなく涎をたらして恨めしそうに一人と一匹を睨む。
そんな子まりさのことなどお構いなしに、一人と一匹は楽しそうに料理やケーキを食べ進めていく。
「ゆぅぅぅん!やめるのじぇぇぇ!それはじぇーんぶ、まりちゃのなのじぇぇぇぇ!たべるなぁぁぁ!ゆっびゃぁぁぁぁぁん!!」
子まりさはガラス戸に顔をぴったりと張り付かせて泣きながら、楽しそうな一時を過ごす一人と一匹をただじっと見つめていた。
「しゃむい…のじぇ………おなかすいちゃ…のじぇ………ゆぅぅ……うぅ…ぐしゅ…」
やがて眺めていた部屋の明かりも消え、料理も消え、二人も消え。
冷たい風の吹く外には、凍えた子まりさが一匹残された。
冷たい風の吹く外には、凍えた子まりさが一匹残された。
「ゆぅぅ………ゆ?…つめちゃい!…いちゃい!………しゃっむいのじぇぇぇぇぇ!!」
はらりと舞う白い粒が、子まりさの頬に触れる。
子まりさは一瞬身を強張らせると、あまりの冷たさに顔をしかめて泣き叫ぶ。
初めて触れるそれはとても冷たく、そして子まりさにはその冷たさが鋭い痛みに感じられた。
だが雪は子まりさの事などお構いなしに、後から後から降りそそぐ。
子まりさは一瞬身を強張らせると、あまりの冷たさに顔をしかめて泣き叫ぶ。
初めて触れるそれはとても冷たく、そして子まりさにはその冷たさが鋭い痛みに感じられた。
だが雪は子まりさの事などお構いなしに、後から後から降りそそぐ。
「いっちゃい!つめちゃい!やめちぇよぉぉ!どーちてまりちゃをいじめるのぉぉぉ?!」
子まりさは寒さに震えながら、痛みに転がりながら、雪の降り出した空を涙目で睨みつけて泣き叫ぶ。
「ゆっびゃぁぁぁぁん!もうやなのじぇぇぇ!おうちかえるのじぇぇぇぇ!!……ゆぅぅ?…あれにゃーに?…」
子まりさは疲れ果てた体をうねうねと動かし、何処かに向かって少しずつ這い出した。
そして急に燈った明かりに気がついた。
そして急に燈った明かりに気がついた。
「あったかそうなの…じぇ…あかるいのじぇ……まるで、おとーしゃんみたい…なのじぇ…」
不思議な明かりを放つ『それ』に吸い寄せられるように、のそのそと這いずっていく子まりさ。
両目が涙でかすんでいるのか、何時別れたかも忘れた親と『それ』をダブらせてうれしそうに微笑む。
両目が涙でかすんでいるのか、何時別れたかも忘れた親と『それ』をダブらせてうれしそうに微笑む。
「あんよ…つめちゃい…もうすこしなの…じぇ…あんよしゃん…うごいちぇ…ゆん……ゆん……ゆぅぅ…ゆぅぅ…」
寒さと空腹のせいで、ろくに体が動かなくなってきた子まりさ。
明かりのそばまでやってくると、急に這うのをやめる。
明かりのそばまでやってくると、急に這うのをやめる。
「ゆぅぅ…?…あんよしゃん…どーちてうごかないの…じぇ?まりちゃのこと…きらいなのじぇ?…いじめるのじぇ?…もうすこちなの…じぇ…あったかそうなの……おとーしゃ…」
極度の寒さで体が震えすぎて、その振動のせいでろくに這うことが出来なくなった子まりさは、ぽろぽろと涙をこぼして目の前の明かりを眺める。
明かりを放つ『それ』も、子まりさに答えるかのように震えて涙をこぼしたかのように見えた。
明かりを放つ『それ』も、子まりさに答えるかのように震えて涙をこぼしたかのように見えた。
「ゆ…くち……もっと…ゆっ……ち……おとー……しゃ…つめちゃ……ち……ゆ……」
やがて子まりさは震えるのを止めた。
雪はそんな子まりさを覆い隠すように、いつまでも降り続けた。
雪はそんな子まりさを覆い隠すように、いつまでも降り続けた。
どうやら子まりさが凍え死んだようだ。
あれはクリスマス用に拾ってきた薄汚い野良の子ゆっくりだ。
一週間ほど前に親まりさとセットで拾ってきて、子の方だけ適当に飼っておいた。
その間私を奴隷だの糞人間だのと罵り、非常に不快だったがそのストレスは別室で飼っていた親まりさにぶつけておいた。
そして今日、クリスマスイブの日にラムネで眠らせておいたのを庭に放置してやった。
大分寒い思いでもしたのか、部屋の明かりをつけた途端汚い顔でこちらに向かって跳ねて来た。
流石にあれは、私の飼いゆっくりのめーりんの精神衛生に悪いので、即カーテンを閉めさせてもらった。
まあ、あえて子まりさが中の様子を覗けるくらい、少し明けておいてやったのだが。
私達がクリスマスイブを楽しむ様子を、子まりさにも見てもらいたかったのだ。
だいぶ悔しそうな顔で涙を零していたので、めーりんとの表情と見比べながら大変楽しませてもらった。
最後にお情けとして、あらかじめキャンドルスタンド風に改造したはげ饅頭の親まりさの口の中に立てた蝋燭に火を燈して置いてやった。
案の定、子まりさは火に入る夏の虫のごとく、親まりさの明かりに吸い寄せられるように這って行った。
親まりさも凍えて震えるわが子を見て満足そうに涙を流して喜んでいるようだった。
あれはクリスマス用に拾ってきた薄汚い野良の子ゆっくりだ。
一週間ほど前に親まりさとセットで拾ってきて、子の方だけ適当に飼っておいた。
その間私を奴隷だの糞人間だのと罵り、非常に不快だったがそのストレスは別室で飼っていた親まりさにぶつけておいた。
そして今日、クリスマスイブの日にラムネで眠らせておいたのを庭に放置してやった。
大分寒い思いでもしたのか、部屋の明かりをつけた途端汚い顔でこちらに向かって跳ねて来た。
流石にあれは、私の飼いゆっくりのめーりんの精神衛生に悪いので、即カーテンを閉めさせてもらった。
まあ、あえて子まりさが中の様子を覗けるくらい、少し明けておいてやったのだが。
私達がクリスマスイブを楽しむ様子を、子まりさにも見てもらいたかったのだ。
だいぶ悔しそうな顔で涙を零していたので、めーりんとの表情と見比べながら大変楽しませてもらった。
最後にお情けとして、あらかじめキャンドルスタンド風に改造したはげ饅頭の親まりさの口の中に立てた蝋燭に火を燈して置いてやった。
案の定、子まりさは火に入る夏の虫のごとく、親まりさの明かりに吸い寄せられるように這って行った。
親まりさも凍えて震えるわが子を見て満足そうに涙を流して喜んでいるようだった。
これは我が家での毎年のクリスマスイブの習慣である。
事の発端は、以前クリスマスイブ日に侵入した野良まりさの親子達が、飼いゆっくりのめーりんに怪我をさせた事が始まりである。
私は二匹を殺さない程度に痛めつけて、庭に目から下を埋めた状態で死ぬまで野ざらしにしてやった。
それから毎年この時期になると、野良まりさの親子を捕まえてきては、クリスマスの生贄にしているのだ。
おかげで今年も素敵なクリスマスを迎える事が出来そうだ。
私は雪の下で凍え死んだ二匹二感謝しつつ、薄汚いごみ饅頭をゴミ箱に投げ入れた。
事の発端は、以前クリスマスイブ日に侵入した野良まりさの親子達が、飼いゆっくりのめーりんに怪我をさせた事が始まりである。
私は二匹を殺さない程度に痛めつけて、庭に目から下を埋めた状態で死ぬまで野ざらしにしてやった。
それから毎年この時期になると、野良まりさの親子を捕まえてきては、クリスマスの生贄にしているのだ。
おかげで今年も素敵なクリスマスを迎える事が出来そうだ。
私は雪の下で凍え死んだ二匹二感謝しつつ、薄汚いごみ饅頭をゴミ箱に投げ入れた。
完
徒然あき