ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1575 森の賢者ぱちゅりー
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「むきゃきゃ、ぱちぇはもりのけんじゃなのよ!とてもかしこいのよ!
どす!ぱちぇがこのむれのさんぼうになってあげるわ!こうえいにおもいなさい!」
「ゆぅードスの参謀さんはもういるから大丈夫だよ」
「どーじでぞんなごどいうのー!ぱちぇはけんじゃなのよ!ぱちぇのいうことをきけー!」
「むきゅ、ぱちゅりー落ち着きなさい。大声で叫ぶのは見苦しいわ。」
「むきゃ、せんせいがどうしてここにいるの?そうねぱちぇがさんぼうになるべきとせんせいもおもっているのね!
さぁせんせいもこのむのうなどすにいってやってね!」
「むきゅ...ぱちゅりー、この群れの参謀は私よ。先生なんども教えたわよね?」
「そんなことしらないわ!ぱちぇはゆうしゅうなのよ!いだいなのよ!」
「ぱちゅり...あなたはなんでいつもそうなの?なんで先生の言ったことを何一つ理解してくれないの?」
「むきゃー、ゆうしゅうなぱちぇはべんきょうするひつようなんてないのよ!ぱちぇはもりのけんじゃなのよ!」
「「...」」
「とにかく、ドスの参謀さんはこの先生ぱちゅりーだよ!ぱちゅりーはもっとたくさんお勉強をしてね!」
「むきゃー!なんてあたまのわるいどすなの!もういいわ!」
「ぱちゅ...あの子は...」
「むきゅ...可哀相だけどあれでは...」
「そうだね」
「あと申し訳ございませんがドス、念のためですが私に護衛を付けることをお許しください。」
「当然だよ!みょん!ちぇん!二人ともぱちゅりーを守ってあげてね!」
「りょうかいだみょん!ぱちゅりーせんせいにあだなすものはこのはくろうけんのさびにしてやるみょん!」
「せんせいをまもるんだねー!わかるよー!」
「むきゅ、よろしく頼むわ二人とも」(たぶん護衛の力に頼る必要はないわ、でも念には念を入れないとね)
「むきゃーわからずもののどすね!あのさんぼうも、なんでかしこいぱちぇにさんぼうをゆずらないのかしら!
むきゃ!?あれはありすと...ゆーみたことないゆっくりね」
「ゆがー!まったく!あのドスにはいらいらするんだぜ!はたけさんはまりささまのゆっくりぷれいすだってのに!
にんげんさんのものだからちかづくなっていって、まりささまをとおざけるのぜ!きっとドスはおやさいさんをひとりじめしてるんだぜ!ゆるせないんだぜ!」
「れいむはかわいいおちびちゃんがほしいだよ!でもドスはいまはあきだからおちびちゃんはゆっくりできないっていうんだよ!
あかちゃんはとってもゆっくりできるのに!あのドスはとんだわからずやだね!」
「ほんとうにいなかもののドスねー!もっとすっきりしたいわー!」
「むきゃきゃ、やっぱりあのどすもさんぼうもゆっくりしてないわね!でもあんしんするといいわ!」
「「「ゆ、ぱちゅりー?」」」
「むきゃきゃ!ありす!あなたもあののうなしのさんぼうにはうんざりだったのね!」
「とうぜんよ!あんなとか...いなかもののせんせ...さんぼうなんてねがいさげよ!」
「むきゃ、いまこそ、くーでーたのときよ!」
「「「くーでーたー!?」」」
「そうよ、ゆっくりしてないどすと、さんぼうなんてこのむれにひつようないわ!いまこそたちあがるのよ!」
「「「ゆー!」」」
「でもそんなことできるのかぜ?」
「そうだよ、あいてはどすだよ?」
「さんぼうのぱちゅりーもあたまだけはいいわ...」
「むきゃ!ありす!あんなぱちゅりーよりもぱちぇのほうがいちまんおくばいあたまがいいわ!
ぱちぇ!にまかせなさい!」
「そうなるとなかまがひつようだぜ」
「むきゃ、そうよなかまがいないとね!」
「れいむのおともだちに、どすにふまんをもっているこがいるよ!そのこをつれてくるよ!」
「むきゃーん、どすにふまんをもっているゆっくりをあつめるのよ!むきゃきゃ!こんなことにきづくなんてぱちぇはてんさいだわ!」
(これは...いくらなんでも田舎者すぎるわ...それにこんな大声じゃみんな分かっちゃうわ!先生の言ったとおりになりそうね)
「「「「「「「ゆっくりあつまったのぜ!」」」」」」」
「「「「「「「ゆっくりできないドスをたおすよ!」」」」」」」
「むききゃ!あつまったわね!1...2...むきゃきゃ!これだけのゆっくりをあつめるぱちぇはすごいじんぼうだわ!」
「ゆ...それでぱちゅりー...いいかげんどうやってドスをたおすかおしえてほしんだぜ!」
「むきゃ!かんたんなことよ!みんなでいっせいにどすにとつげきするのよ!」
「「「「「「「「「「「「「「ゆーーーーーー!!!!!?????」」」」」」」」」」」」」」
「むきゃ!てんさいのぱちぇのさくせんがわからないのね!いいわ、とくべつにおしえてあげる!
いい?どすはひとりしかいないのよ!それにたいしてこっちは...ゆーと...たくっさん!いるのよ!
ぱちぇたちがまけるどうりはないわ!」
「そ、それでいつやるの?」
「いますぐにきまってるでしょー!いっこくもはやくゆっくりできないどすをたおすのよ!」
「「「「「「「「「「「「「「ゆげぇーーーーーー!!!!!?????」」」」」」」」」」」」」」
「せめて、よるにやみにじょうじてじゃないのかぜ?」
「むきゃー!よるぱちぇがねてるでしょー!そんなこともわからないのー!?」
「ゆんじちはとらないの?」
「ゆんじちー!?そんなことばしらないわー!ありもしないことばをつくるんじゃないわー!」
「ゆきゃきゃ!それからはぱちぇがこのむれをしはいするのよ!さからうものはみなごろしよ!むきゃきゃ!」
「「「「「「「「「「「「「「..............」」」」」」」」」」」」」」
「はなしにならないんだねーわかるよー!」
「「「「「「「ちぇ、ちぇ、ちぇーーーーん!!??」」」」」」」
「おそまつすぎるみょん」
「「「「「「「みょ、みょ、みょーーーーん!!??」」」」」」」
「むれいちばんとにばんのせんしがなぜここにー!?」
「ゆわぁぁ!かてるわけないんだぜ!まりさはしにたくないんだぜ!」
「ゆぅ...ゆっくりしてないね...」
「全くですね、ドス」
「「「「「「「「ドスーーーーーーー!?」」」」」」」
「「「「「「「「さんぼうのぱちゅりーーーもだぁぁぁ!!!」」」」」」
「むきゃ!ちょうどいいわ!さぁみんな!ドスをたおすのよ!」
「むきゃ!みんななにをして...」
「ド、ド、ドス!これはあの、その、ちがうんだぜ!」
「そ、そ、そうだよ!れ、れいむたちは!れいむたちはあそびをしてたんだよ!」
「そ、そうなのぜ、これはくーでーたーごっこなのぜ!」
「れ、れいむたちはやんちゃざかりなんだよ!しげっき!をもとめているんだよ!
「むきゃー!みんななにをいってるの!これはあそびなんかじゃないでしょ!せんそうよ!せいせんよ!
ぱちぇのいだいさをぜんせかいにおしえるための、のろしとなるのよ!」
「「「「「「「「「「「「「「ゆぎゃーーーーーー!!!!!?????」」」」」」」」」」」」」」
「ま、まりさはにげるのぜ!」
「「「「「「「「「「「「「れいむも!(まりさも!)」」」」」」」」」」」」」
「お待ちなさい!ここは通さないわ」
「「「「「「「「「「「「「「ありすーーーーー!!??」」」」」」」」」」」」」」
「「...「ゆー...くーでーたーなんてゆっくりできないこたちだね」...」」
「「「「「「「「「「「「「「どぼじてむれのみんながいるの!!!!????」」」」」」」」」」」」」」
「む...むきゃ!?ぱちぇたちよりもかずがおおい!?」
「そんな...いえ!もりのけんじゃのぱちぇがまけるわけないわ!」
「そうだわ!のうなしでよわいせんせいをとらえるのよ!そしたら、どすはぱちぇたちのゆうことをきくしかないわ!」
「なづけて...ゆんじち!むきゃきゃ!あたらしいことばをかんがえるぱちぇはてんっさい!だわ!むきゃきゃ!」
「あのぱちゅりーはなにをいってるの!?」
「でもそれしかないんだぜ!」
「そうだね!さんぼうのぱちゅりーをゆんじちにするよ!」
「「「「「「「どぼじで、ぱちゅりーのまえにちぇんとみょんがいるのーーーーー!!??」」」」」」」
「よらば、きる!」
「せんせいにはちかづけないんだね、わかるよー!」
「むきゅ、二人とも命はとらないで頂戴」
「「「「「「「ゆぎゃあああ!」」」」」」」
「む、むきゃー!ひきょうよ!せんせいはひきょうものよ!」
「「「「「「「ゆ...?!」」」」」」」
「じぶんはたたかわないで、みょんとちぇんにたたかわせるなんてひきょうものよ!」
「「「「「「「そ...そうなんだぜ!さんぼうはひきょうなんだぜ!」」」」」」」
「「「「「「「ぱちゅりーがでてこい!いますぐでいいよ!」」」」」」」
「たなあげなんだねーわかるよー」
「もういいみょん、かかるみょん」
「お待ちなさい」
「にゃ?」
「みょん?」
「いいわ、私が戦ってあげる。たまには実戦もしないとね。」
「わ...わからないよーせんせい、あぶないよー」
「ここはみょんたちにまかせるみょん」
「いいから、大丈夫っていったでしょ?」ゴゴゴゴ...
「ば、ばがりましたー!」
「でしゃばってずびばぜんみょん!」
「むきゃきゃ!おろかなせんせいがぱちぇのちょうはつにのったわ!」
「「「「「「「おーおろかおろか!」」」」」」」
「いまよ、せんせいをころ」
「「「「「「「「「「「「「ゆっくりしてない、さんぼうはしねー!」」」」」」」」」」」」」」
「ぱちゅりー、先生教えたわよね?」
ヒョイ
「まりさのおぼうしがー!」
「ぱちゅりー達は確かに体は弱いわ」
「れいむのりぼんがー!」
「むきゃ?」
「でもそれは生まれつきの話で精一杯努力すればぱちゅりーでも鍛えられるって」
「おぼうじ!おぼうじ!がえじでね!がえじでね!」
「参謀の仕事は体力勝負よ、群れが危機の時は何日も眠れないって」
「ゆえーんゆっぐりでぎないー!」
「たとえ体が弱くても、戦い方は磨ける、常に考えながら状況を見ながらの戦いはぱちゅりー達こそ適しているって」
「さ...さすがせんせいだみょん」
「確かに戦いの時、参謀は無闇に危険をおかしてはいけないわ。でも時と場合により最前線に出て自らの目で戦況を確かめないといけない時もあるの」
「せんせいは...もうちぇんたちのほうがつよいっていってたけど、あれはうそだったんだねーわかるよー!」
「ぱちゅりー、先生教えたわよね、2の次は3よ、3の次は4、5...今の群の大人の数は2327人よ、15人じゃクーデターにならないわ」
「な...なんて都会派な動きなの!」
「ぱちゅりー、先生教えたわよね、大事な事は大きな声で言っちゃだめなのよ、全部聞こえてしまうわ」
「うーん実に無駄がなくて軽やかな動きだね!ドス惚れ惚れしちゃったよ!」
「先生教えたわよね、参謀もそれ相応の実力者がつけるって。実力があれば、みょんでも、ちぇんでも、ありすでも誰でもいいって。」
「ごべんなざいいい...あやばりばずー!」
「教えたわよね?この群れでは如何なることがあってもゆっくりを殺してはいけないことを!」
「「「「「「「「「「「「「「ずびばぜんでじだー!!!!!」」」」」」」」」」」」」」
「ゆーん、かたはついたね!じゃあドスが判決を言い渡すよ!被告人れいむとまりさたちはクーデーターを起こして群れの平安を乱そうとした。
この事はとってもゆっくりしていないことであり、被告人の罪は重いものの、今回は未遂に終わり、実害はなかった。
これらのことから半年間のお飾り没収刑に処す!」
「ぞ...ぞんなぁ...」
「ゆえーん、おかざりがないとゆっくりできない...」
「安心してね、お飾りが無いからってこの群れでは差別をしないよ!それにいい子にしてたらちゃんとお飾りは返してあげるよ!」
「でも!でもぉ!」
「そうだね!あんまり遠くに行ったら他の群れのゆっくりに会うから危険だよ!だから遠出しちゃだめだよ!特に人間さんの畑さんなんかは危ないんじゃないかなー」
「ゆぐっ!ゆぐっ!」
「そうだよ!赤ちゃんを作っても赤ちゃんがお母さんが誰なのかわからなくなるからやめた方がいいと思うよ!」
「これにて閉廷だよ!みんな!お疲れ様でした」
「「..「おつかれさまでした!!!」..」」
「ドス、見事な判決でした」
「ゆーん!これであの子たちも改心してくれるといいんだけど」
「あの子たちには増長しない程度に優しく接することにしましょう。そうすることで他人のやさしさに気づくことができたら...」
「流石、ぱちゅりーだね!ゆん...それで、あっちのぱちぇは...」
「それは...私に任せてくれないでしょうか?」
「ゆ...了解だよ!...じゃあもうドスは行くね!お疲れ様!」
「お疲れ様でした。」
「むぎゃー、こ、これはなにかのまちがいよ!そうよ!ぱちゅりーがあんなつよいわけないわ!いんちきよ!」
「せんせいをわるくいうことはゆるさないみょん!みょんたちにたたかいかたをおしえてくれたのはせんせいだみょん!」
「せんせいはあたまもいいけど、たたかいもつよいんだねー!わかるよー!」
「こんな都会派な先生につけるなんて、ありすは幸せものだわ!」
「むきゅ...3人とも悪いんだけど2人にさせてくれる?」
「わかったよー」
「きをつけるみょん!」
「ぱちゅりー...いやなんでもないわ...」
「むぎゃーむぎゃー、ぱちぇをだずげろおお!ぱちぇはもりのけんじゃなのよぉ!」
「...」
「むぎゃーむぎゃー!」
「ごめんね...」
「むきゃ?むきゃきゃ!ようやくたちばのちがいがわかったようね!わかったらはやくさんぼうのざをゆずってしになさい!これはめいれいよ!」
「言いたいことはそれだけ?」
「むきゃ!あとあまあまをもってきなさい!」
「本当にそれだけ?まだないの?」
「むぎゃーつべこべいうなぁ!はやくじなざぁい!」
「ごめんね、あなたは私の親友の子どもだったから、あの子は私の過ちで死んだようなものだから、あなたを孤児にしてしまったのは私だから」
「むぎゃーむぎゃー!」
「私、大丈夫だと思ってた。あの子の子供ならきっといつか気づいてくれるって。きっと根は優しい子なんだってずっとそう信じてた...」
「む、げぼっげほっ」
「でもそれは私の勝手、参謀の仕事が忙しいから、疲れているから、休みたいから...だからあなたなら大丈夫だって、自分に都合のいいような解釈しかしなかった。」
「げほっ...」
「もっと私があなたの面倒を見てあげなければいけなかったのに、もっと愛してあげなければいけなかったのに」
「...」
「...」
「...」
「...」
「これを...あなたに預けるわ」
「こ、これはせんせいのぼうし...?」
「そんな...これがなければせんせいは...」
「いいの...それが私の罰...」
「...」
「...」
「...」
「...」
「...」
「...」
「...」
「...」
「せんせ...おかあさん?」
「あなたをこうしてしまったのは私よ、ごめんね...」
「おかあ...さん!おかあ...さん!むきゅーむきゅー...」
「でもね罪は罪、ぱちゅりー罰は受けないといけないのよ」
「む...きゅ...」
「...」
「...」
「ドスに替わって参謀ぱちゅりーが判決を下します。被告人ぱちゅりーはクーデータを計画、扇動して、無関係のゆっくりも虐殺しようとした!
これらは群れの秩序を著しく乱す行為であり、未遂のため被害はなかったものの、首謀者であるぱちゅりーの罪は大変重い。
よって被告人ぱちゅりーを無期懲役に処す。」
「...」
「...ぱちゅりー...この群れではいかなる罪を犯しても死刑にはしないわ...追放刑も無い...終身刑もね
だから、最高刑はこの刑なの...ぱちゅりーあなたの犯したことはこの群れで最もやってはいけないことなのよ」
「...」
「さぁ行くわよ、自分の足で歩けるわよね?」
カシャ
「...ここは、日もあまり当たらないし夏は熱く冬は寒いわ、ご飯もまずいし少ない...でも死にはしないわ
入ったら2年間は出てこれない...その後はあなたしだいよ。ここを閉めたら私はもうあなたに会えない、そういう決まりなの。
ぱちゅりー、最後に本当に最後になにかいいたいことはない?」
「ごべんなざい...」
「...」
「わるいむずめでごめんなざい、ばぢぇりーはおろがでじだ、おがあざんばいづもばちぇのごどをがんがえでぐれでいだのに...
ほんどうばわがっでいだのに、わがっでいだのに」
「いいわ...ぱちゅりー、いやぱちぇ...それでいいのよ。今言ったことを忘れないでね。また一緒に住める日を待っているわ」
「ばい...」
「体には気を付けるのよ...」
「おがあざんも...からなず...!おぼうじば...がえじばず!」
ガシャン
「ねぇ先生、本当にこれで良かったの?」
「どうしたのありす?」
「先生はぱちゅりーが、その...クーデーターを扇動することがわかってたんでしょ?今にも問題を起こしそうなゆっくりがいることも。
だから、先手を打ってあのまりさとれいむと一緒に先生やドスの悪口を、わざとぱちゅりーの前で言うようにありすに命令したんでしょ?」
「ええそうよ、いずれ起きることならこちらが分かるようにした方が安全だからね」
「あの...例えばぱちぇりーを家に閉じ込めておくとか...」
「確かに今回ぱちゅりーを騒動に巻き込まない方法はあったわ。でもそんな事は一時しのぎであのままではいずれあの子は。」
「取り返しの付かないことが起きる前に動いた...ということ?」
「「...」」
「...都会派じゃないわね。」
「あ、ありす、そんな事は!」
「いいえ、ありす...私にはこれが限界だったのよ。もしかしたらもっと軽い罪でも大丈夫だったかもしれない。
そもそも私が本当にしっかりしてれば、ぱちゅりーもああはならかったし、クーデーターを起こすようなゆっくりも出なかったはずだわ。
ありす、あなたはそう出来る方法を見つけ出しね!」
「え...?どういう事?」
「何言ってるの!...あなたこそ次の参謀にふさわしいわ、次の代はあなたがこの群れを導くのよ」
「そ...そ...そんな、あ、ありすは参謀をするほど都会派じゃないわ...!」
「ええ今わね!だからこれからもっと勉強するの!さぁどんどん厳しくいくわよ!」
「わ...わかったわ」
「むきゅ、じゃあなんでこの群れから追放刑は無くなったのかしら」
「ええと、追放したゆっくりが他の群れや人間さんに迷惑をかけるから」
「じゃあ死刑と終身刑が無いのは?」
「...どんなゆっくりであっても死んだら悲しむゆっくりがいるかもしれないし、生きていたらその内心を入れ替えてくれる...可能性があるかしら?」
「そうね...きっとそうね...」
「え?」
「追放刑が無くなったのはありすが言ったことで合ってるわ。でも死刑も終身刑も無くなった理由はしっかりとは分からないわ。
気づいたらそう成っていたの。でもきっとそんな感じだと私は信じたいわ」
「ありすも...」
「ちぇーん!しょうぶだみょん!きょうはまけないみょん!」
「むれいちのせんしのざをかけてのけっとうだねー!まけないよー!」
「ゆーん!よくみんな良い子にしていてくれたね!お飾りは返してあげるよ!
「「「「「「「「「「「「「「ドス、ありがとうー!!」」」」」」」」」」」」」」
「ドスー、まりさたちまちがってたよー!」
「おかざりがないのに、みんなほんとうにやさしくしてくれて、こんないいむれをめちゃくちゃにしようとしてごめんなさい!」
「ゆーん!分かってくれればいいんだよ!さぁみんながんばって越冬したご褒美として野菜さんを食べようね!赤ちゃんも作ろうね。」
「ゆ?でもおおやさいさんは、にんげんさんがそだてるって...」
「ドスはようやく畑をつくりお野菜さんを育てる方法がわかったんだよ!ゆっくりが育てるお野菜さんなら大丈夫だよ!」
「ゆわーい!...あ...でもあかちゃんは?」
「今は春さんだよ、餌もたくさんあるしね!でもたくさん産んじゃだめだよ!餌が足りなくなるし、躾ができないからね!」
「「「「「「「「「「「「「「ゆっくりりかいしたよ!」」」」」」」」」」」」」」
「むきゅっ!むきゅっ!せめてからだをきたえないとね!むきゅっ!むきゅっ!」
「ぱちゅりー...頑張ってるわね。」
「むきゅ!ありす!」
「あなたに会うことが許されたわ!これからは毎日...とはいかないけどできるだけ来れるようにするわ」
「ありす...その...」
「なに?」
「ぱちぇに...べんきょうをおしえてください!」
「当然最初からそのつもりよ!友達でしょ!」
「むきゅ!」
「さぁ...私は甘くないわよビシビシいくからね...ええとまず2の次は3でその次は4と、都会派な喋り方と、
ドスが作った畑の作物の育て方と、ちぇんとみょんが無傷で熊さんを撃退したことと、私たちゆっくりありすが絶対にレイパー化しない秘宝と...
ゆわー教えたいことが山のようにあるわ!あとあと!」
「ありす...」
「?どうしたの?」
...ありがとう
その後、牢屋に入れられたぱちゅりーは二年の刑期できっちりと出てきた。
実に二年ぶりの再開を親子は果たすものの、その後まもなく参謀ぱちゅりーは永眠した。
寿命だったのであろう。しかし、その顔はどこまでも穏やかであったという。
参謀ぱちゅりー亡き後、後身にはあのありすがついた。
ありすは先代にも劣らぬ手腕を発揮し群れを導いていくが、その傍らには常にあのぱちゅりーの姿があったという。
そしてその頭に帽子はなかった。母の墓に一緒に入れたのだという。
ぱちゅりーは後に、群れの参謀を望まれる時が来るが、生涯にわたってその位に就くことはなく、若き世代の教育にあたったという。
本人はそう呼ばれることを拒んだが
その、ひたすら群れのために、ゆっくりのために英知を振り絞る姿に
ゆっくり、人間関わらずこう読んだという。
森の賢者ぱちゅりーここにあり。
おかしい、おかしい
愚かなぱちゅりーが参謀ぱちゅりーにハメられてみっともなく死ぬ話を書くはずだったのにどうしてこうなった?!
今回もゆっくりのセリフのみで進めてみました。
ここまで読んできださってありがとうございました。
anko1561 とある発明のもたらしたもの
anko1564 でいぶにも実力は必要
anko1569 「2」
どす!ぱちぇがこのむれのさんぼうになってあげるわ!こうえいにおもいなさい!」
「ゆぅードスの参謀さんはもういるから大丈夫だよ」
「どーじでぞんなごどいうのー!ぱちぇはけんじゃなのよ!ぱちぇのいうことをきけー!」
「むきゅ、ぱちゅりー落ち着きなさい。大声で叫ぶのは見苦しいわ。」
「むきゃ、せんせいがどうしてここにいるの?そうねぱちぇがさんぼうになるべきとせんせいもおもっているのね!
さぁせんせいもこのむのうなどすにいってやってね!」
「むきゅ...ぱちゅりー、この群れの参謀は私よ。先生なんども教えたわよね?」
「そんなことしらないわ!ぱちぇはゆうしゅうなのよ!いだいなのよ!」
「ぱちゅり...あなたはなんでいつもそうなの?なんで先生の言ったことを何一つ理解してくれないの?」
「むきゃー、ゆうしゅうなぱちぇはべんきょうするひつようなんてないのよ!ぱちぇはもりのけんじゃなのよ!」
「「...」」
「とにかく、ドスの参謀さんはこの先生ぱちゅりーだよ!ぱちゅりーはもっとたくさんお勉強をしてね!」
「むきゃー!なんてあたまのわるいどすなの!もういいわ!」
「ぱちゅ...あの子は...」
「むきゅ...可哀相だけどあれでは...」
「そうだね」
「あと申し訳ございませんがドス、念のためですが私に護衛を付けることをお許しください。」
「当然だよ!みょん!ちぇん!二人ともぱちゅりーを守ってあげてね!」
「りょうかいだみょん!ぱちゅりーせんせいにあだなすものはこのはくろうけんのさびにしてやるみょん!」
「せんせいをまもるんだねー!わかるよー!」
「むきゅ、よろしく頼むわ二人とも」(たぶん護衛の力に頼る必要はないわ、でも念には念を入れないとね)
「むきゃーわからずもののどすね!あのさんぼうも、なんでかしこいぱちぇにさんぼうをゆずらないのかしら!
むきゃ!?あれはありすと...ゆーみたことないゆっくりね」
「ゆがー!まったく!あのドスにはいらいらするんだぜ!はたけさんはまりささまのゆっくりぷれいすだってのに!
にんげんさんのものだからちかづくなっていって、まりささまをとおざけるのぜ!きっとドスはおやさいさんをひとりじめしてるんだぜ!ゆるせないんだぜ!」
「れいむはかわいいおちびちゃんがほしいだよ!でもドスはいまはあきだからおちびちゃんはゆっくりできないっていうんだよ!
あかちゃんはとってもゆっくりできるのに!あのドスはとんだわからずやだね!」
「ほんとうにいなかもののドスねー!もっとすっきりしたいわー!」
「むきゃきゃ、やっぱりあのどすもさんぼうもゆっくりしてないわね!でもあんしんするといいわ!」
「「「ゆ、ぱちゅりー?」」」
「むきゃきゃ!ありす!あなたもあののうなしのさんぼうにはうんざりだったのね!」
「とうぜんよ!あんなとか...いなかもののせんせ...さんぼうなんてねがいさげよ!」
「むきゃ、いまこそ、くーでーたのときよ!」
「「「くーでーたー!?」」」
「そうよ、ゆっくりしてないどすと、さんぼうなんてこのむれにひつようないわ!いまこそたちあがるのよ!」
「「「ゆー!」」」
「でもそんなことできるのかぜ?」
「そうだよ、あいてはどすだよ?」
「さんぼうのぱちゅりーもあたまだけはいいわ...」
「むきゃ!ありす!あんなぱちゅりーよりもぱちぇのほうがいちまんおくばいあたまがいいわ!
ぱちぇ!にまかせなさい!」
「そうなるとなかまがひつようだぜ」
「むきゃ、そうよなかまがいないとね!」
「れいむのおともだちに、どすにふまんをもっているこがいるよ!そのこをつれてくるよ!」
「むきゃーん、どすにふまんをもっているゆっくりをあつめるのよ!むきゃきゃ!こんなことにきづくなんてぱちぇはてんさいだわ!」
(これは...いくらなんでも田舎者すぎるわ...それにこんな大声じゃみんな分かっちゃうわ!先生の言ったとおりになりそうね)
「「「「「「「ゆっくりあつまったのぜ!」」」」」」」
「「「「「「「ゆっくりできないドスをたおすよ!」」」」」」」
「むききゃ!あつまったわね!1...2...むきゃきゃ!これだけのゆっくりをあつめるぱちぇはすごいじんぼうだわ!」
「ゆ...それでぱちゅりー...いいかげんどうやってドスをたおすかおしえてほしんだぜ!」
「むきゃ!かんたんなことよ!みんなでいっせいにどすにとつげきするのよ!」
「「「「「「「「「「「「「「ゆーーーーーー!!!!!?????」」」」」」」」」」」」」」
「むきゃ!てんさいのぱちぇのさくせんがわからないのね!いいわ、とくべつにおしえてあげる!
いい?どすはひとりしかいないのよ!それにたいしてこっちは...ゆーと...たくっさん!いるのよ!
ぱちぇたちがまけるどうりはないわ!」
「そ、それでいつやるの?」
「いますぐにきまってるでしょー!いっこくもはやくゆっくりできないどすをたおすのよ!」
「「「「「「「「「「「「「「ゆげぇーーーーーー!!!!!?????」」」」」」」」」」」」」」
「せめて、よるにやみにじょうじてじゃないのかぜ?」
「むきゃー!よるぱちぇがねてるでしょー!そんなこともわからないのー!?」
「ゆんじちはとらないの?」
「ゆんじちー!?そんなことばしらないわー!ありもしないことばをつくるんじゃないわー!」
「ゆきゃきゃ!それからはぱちぇがこのむれをしはいするのよ!さからうものはみなごろしよ!むきゃきゃ!」
「「「「「「「「「「「「「「..............」」」」」」」」」」」」」」
「はなしにならないんだねーわかるよー!」
「「「「「「「ちぇ、ちぇ、ちぇーーーーん!!??」」」」」」」
「おそまつすぎるみょん」
「「「「「「「みょ、みょ、みょーーーーん!!??」」」」」」」
「むれいちばんとにばんのせんしがなぜここにー!?」
「ゆわぁぁ!かてるわけないんだぜ!まりさはしにたくないんだぜ!」
「ゆぅ...ゆっくりしてないね...」
「全くですね、ドス」
「「「「「「「「ドスーーーーーーー!?」」」」」」」
「「「「「「「「さんぼうのぱちゅりーーーもだぁぁぁ!!!」」」」」」
「むきゃ!ちょうどいいわ!さぁみんな!ドスをたおすのよ!」
「むきゃ!みんななにをして...」
「ド、ド、ドス!これはあの、その、ちがうんだぜ!」
「そ、そ、そうだよ!れ、れいむたちは!れいむたちはあそびをしてたんだよ!」
「そ、そうなのぜ、これはくーでーたーごっこなのぜ!」
「れ、れいむたちはやんちゃざかりなんだよ!しげっき!をもとめているんだよ!
「むきゃー!みんななにをいってるの!これはあそびなんかじゃないでしょ!せんそうよ!せいせんよ!
ぱちぇのいだいさをぜんせかいにおしえるための、のろしとなるのよ!」
「「「「「「「「「「「「「「ゆぎゃーーーーーー!!!!!?????」」」」」」」」」」」」」」
「ま、まりさはにげるのぜ!」
「「「「「「「「「「「「「れいむも!(まりさも!)」」」」」」」」」」」」」
「お待ちなさい!ここは通さないわ」
「「「「「「「「「「「「「「ありすーーーーー!!??」」」」」」」」」」」」」」
「「...「ゆー...くーでーたーなんてゆっくりできないこたちだね」...」」
「「「「「「「「「「「「「「どぼじてむれのみんながいるの!!!!????」」」」」」」」」」」」」」
「む...むきゃ!?ぱちぇたちよりもかずがおおい!?」
「そんな...いえ!もりのけんじゃのぱちぇがまけるわけないわ!」
「そうだわ!のうなしでよわいせんせいをとらえるのよ!そしたら、どすはぱちぇたちのゆうことをきくしかないわ!」
「なづけて...ゆんじち!むきゃきゃ!あたらしいことばをかんがえるぱちぇはてんっさい!だわ!むきゃきゃ!」
「あのぱちゅりーはなにをいってるの!?」
「でもそれしかないんだぜ!」
「そうだね!さんぼうのぱちゅりーをゆんじちにするよ!」
「「「「「「「どぼじで、ぱちゅりーのまえにちぇんとみょんがいるのーーーーー!!??」」」」」」」
「よらば、きる!」
「せんせいにはちかづけないんだね、わかるよー!」
「むきゅ、二人とも命はとらないで頂戴」
「「「「「「「ゆぎゃあああ!」」」」」」」
「む、むきゃー!ひきょうよ!せんせいはひきょうものよ!」
「「「「「「「ゆ...?!」」」」」」」
「じぶんはたたかわないで、みょんとちぇんにたたかわせるなんてひきょうものよ!」
「「「「「「「そ...そうなんだぜ!さんぼうはひきょうなんだぜ!」」」」」」」
「「「「「「「ぱちゅりーがでてこい!いますぐでいいよ!」」」」」」」
「たなあげなんだねーわかるよー」
「もういいみょん、かかるみょん」
「お待ちなさい」
「にゃ?」
「みょん?」
「いいわ、私が戦ってあげる。たまには実戦もしないとね。」
「わ...わからないよーせんせい、あぶないよー」
「ここはみょんたちにまかせるみょん」
「いいから、大丈夫っていったでしょ?」ゴゴゴゴ...
「ば、ばがりましたー!」
「でしゃばってずびばぜんみょん!」
「むきゃきゃ!おろかなせんせいがぱちぇのちょうはつにのったわ!」
「「「「「「「おーおろかおろか!」」」」」」」
「いまよ、せんせいをころ」
「「「「「「「「「「「「「ゆっくりしてない、さんぼうはしねー!」」」」」」」」」」」」」」
「ぱちゅりー、先生教えたわよね?」
ヒョイ
「まりさのおぼうしがー!」
「ぱちゅりー達は確かに体は弱いわ」
「れいむのりぼんがー!」
「むきゃ?」
「でもそれは生まれつきの話で精一杯努力すればぱちゅりーでも鍛えられるって」
「おぼうじ!おぼうじ!がえじでね!がえじでね!」
「参謀の仕事は体力勝負よ、群れが危機の時は何日も眠れないって」
「ゆえーんゆっぐりでぎないー!」
「たとえ体が弱くても、戦い方は磨ける、常に考えながら状況を見ながらの戦いはぱちゅりー達こそ適しているって」
「さ...さすがせんせいだみょん」
「確かに戦いの時、参謀は無闇に危険をおかしてはいけないわ。でも時と場合により最前線に出て自らの目で戦況を確かめないといけない時もあるの」
「せんせいは...もうちぇんたちのほうがつよいっていってたけど、あれはうそだったんだねーわかるよー!」
「ぱちゅりー、先生教えたわよね、2の次は3よ、3の次は4、5...今の群の大人の数は2327人よ、15人じゃクーデターにならないわ」
「な...なんて都会派な動きなの!」
「ぱちゅりー、先生教えたわよね、大事な事は大きな声で言っちゃだめなのよ、全部聞こえてしまうわ」
「うーん実に無駄がなくて軽やかな動きだね!ドス惚れ惚れしちゃったよ!」
「先生教えたわよね、参謀もそれ相応の実力者がつけるって。実力があれば、みょんでも、ちぇんでも、ありすでも誰でもいいって。」
「ごべんなざいいい...あやばりばずー!」
「教えたわよね?この群れでは如何なることがあってもゆっくりを殺してはいけないことを!」
「「「「「「「「「「「「「「ずびばぜんでじだー!!!!!」」」」」」」」」」」」」」
「ゆーん、かたはついたね!じゃあドスが判決を言い渡すよ!被告人れいむとまりさたちはクーデーターを起こして群れの平安を乱そうとした。
この事はとってもゆっくりしていないことであり、被告人の罪は重いものの、今回は未遂に終わり、実害はなかった。
これらのことから半年間のお飾り没収刑に処す!」
「ぞ...ぞんなぁ...」
「ゆえーん、おかざりがないとゆっくりできない...」
「安心してね、お飾りが無いからってこの群れでは差別をしないよ!それにいい子にしてたらちゃんとお飾りは返してあげるよ!」
「でも!でもぉ!」
「そうだね!あんまり遠くに行ったら他の群れのゆっくりに会うから危険だよ!だから遠出しちゃだめだよ!特に人間さんの畑さんなんかは危ないんじゃないかなー」
「ゆぐっ!ゆぐっ!」
「そうだよ!赤ちゃんを作っても赤ちゃんがお母さんが誰なのかわからなくなるからやめた方がいいと思うよ!」
「これにて閉廷だよ!みんな!お疲れ様でした」
「「..「おつかれさまでした!!!」..」」
「ドス、見事な判決でした」
「ゆーん!これであの子たちも改心してくれるといいんだけど」
「あの子たちには増長しない程度に優しく接することにしましょう。そうすることで他人のやさしさに気づくことができたら...」
「流石、ぱちゅりーだね!ゆん...それで、あっちのぱちぇは...」
「それは...私に任せてくれないでしょうか?」
「ゆ...了解だよ!...じゃあもうドスは行くね!お疲れ様!」
「お疲れ様でした。」
「むぎゃー、こ、これはなにかのまちがいよ!そうよ!ぱちゅりーがあんなつよいわけないわ!いんちきよ!」
「せんせいをわるくいうことはゆるさないみょん!みょんたちにたたかいかたをおしえてくれたのはせんせいだみょん!」
「せんせいはあたまもいいけど、たたかいもつよいんだねー!わかるよー!」
「こんな都会派な先生につけるなんて、ありすは幸せものだわ!」
「むきゅ...3人とも悪いんだけど2人にさせてくれる?」
「わかったよー」
「きをつけるみょん!」
「ぱちゅりー...いやなんでもないわ...」
「むぎゃーむぎゃー、ぱちぇをだずげろおお!ぱちぇはもりのけんじゃなのよぉ!」
「...」
「むぎゃーむぎゃー!」
「ごめんね...」
「むきゃ?むきゃきゃ!ようやくたちばのちがいがわかったようね!わかったらはやくさんぼうのざをゆずってしになさい!これはめいれいよ!」
「言いたいことはそれだけ?」
「むきゃ!あとあまあまをもってきなさい!」
「本当にそれだけ?まだないの?」
「むぎゃーつべこべいうなぁ!はやくじなざぁい!」
「ごめんね、あなたは私の親友の子どもだったから、あの子は私の過ちで死んだようなものだから、あなたを孤児にしてしまったのは私だから」
「むぎゃーむぎゃー!」
「私、大丈夫だと思ってた。あの子の子供ならきっといつか気づいてくれるって。きっと根は優しい子なんだってずっとそう信じてた...」
「む、げぼっげほっ」
「でもそれは私の勝手、参謀の仕事が忙しいから、疲れているから、休みたいから...だからあなたなら大丈夫だって、自分に都合のいいような解釈しかしなかった。」
「げほっ...」
「もっと私があなたの面倒を見てあげなければいけなかったのに、もっと愛してあげなければいけなかったのに」
「...」
「...」
「...」
「...」
「これを...あなたに預けるわ」
「こ、これはせんせいのぼうし...?」
「そんな...これがなければせんせいは...」
「いいの...それが私の罰...」
「...」
「...」
「...」
「...」
「...」
「...」
「...」
「...」
「せんせ...おかあさん?」
「あなたをこうしてしまったのは私よ、ごめんね...」
「おかあ...さん!おかあ...さん!むきゅーむきゅー...」
「でもね罪は罪、ぱちゅりー罰は受けないといけないのよ」
「む...きゅ...」
「...」
「...」
「ドスに替わって参謀ぱちゅりーが判決を下します。被告人ぱちゅりーはクーデータを計画、扇動して、無関係のゆっくりも虐殺しようとした!
これらは群れの秩序を著しく乱す行為であり、未遂のため被害はなかったものの、首謀者であるぱちゅりーの罪は大変重い。
よって被告人ぱちゅりーを無期懲役に処す。」
「...」
「...ぱちゅりー...この群れではいかなる罪を犯しても死刑にはしないわ...追放刑も無い...終身刑もね
だから、最高刑はこの刑なの...ぱちゅりーあなたの犯したことはこの群れで最もやってはいけないことなのよ」
「...」
「さぁ行くわよ、自分の足で歩けるわよね?」
カシャ
「...ここは、日もあまり当たらないし夏は熱く冬は寒いわ、ご飯もまずいし少ない...でも死にはしないわ
入ったら2年間は出てこれない...その後はあなたしだいよ。ここを閉めたら私はもうあなたに会えない、そういう決まりなの。
ぱちゅりー、最後に本当に最後になにかいいたいことはない?」
「ごべんなざい...」
「...」
「わるいむずめでごめんなざい、ばぢぇりーはおろがでじだ、おがあざんばいづもばちぇのごどをがんがえでぐれでいだのに...
ほんどうばわがっでいだのに、わがっでいだのに」
「いいわ...ぱちゅりー、いやぱちぇ...それでいいのよ。今言ったことを忘れないでね。また一緒に住める日を待っているわ」
「ばい...」
「体には気を付けるのよ...」
「おがあざんも...からなず...!おぼうじば...がえじばず!」
ガシャン
「ねぇ先生、本当にこれで良かったの?」
「どうしたのありす?」
「先生はぱちゅりーが、その...クーデーターを扇動することがわかってたんでしょ?今にも問題を起こしそうなゆっくりがいることも。
だから、先手を打ってあのまりさとれいむと一緒に先生やドスの悪口を、わざとぱちゅりーの前で言うようにありすに命令したんでしょ?」
「ええそうよ、いずれ起きることならこちらが分かるようにした方が安全だからね」
「あの...例えばぱちぇりーを家に閉じ込めておくとか...」
「確かに今回ぱちゅりーを騒動に巻き込まない方法はあったわ。でもそんな事は一時しのぎであのままではいずれあの子は。」
「取り返しの付かないことが起きる前に動いた...ということ?」
「「...」」
「...都会派じゃないわね。」
「あ、ありす、そんな事は!」
「いいえ、ありす...私にはこれが限界だったのよ。もしかしたらもっと軽い罪でも大丈夫だったかもしれない。
そもそも私が本当にしっかりしてれば、ぱちゅりーもああはならかったし、クーデーターを起こすようなゆっくりも出なかったはずだわ。
ありす、あなたはそう出来る方法を見つけ出しね!」
「え...?どういう事?」
「何言ってるの!...あなたこそ次の参謀にふさわしいわ、次の代はあなたがこの群れを導くのよ」
「そ...そ...そんな、あ、ありすは参謀をするほど都会派じゃないわ...!」
「ええ今わね!だからこれからもっと勉強するの!さぁどんどん厳しくいくわよ!」
「わ...わかったわ」
「むきゅ、じゃあなんでこの群れから追放刑は無くなったのかしら」
「ええと、追放したゆっくりが他の群れや人間さんに迷惑をかけるから」
「じゃあ死刑と終身刑が無いのは?」
「...どんなゆっくりであっても死んだら悲しむゆっくりがいるかもしれないし、生きていたらその内心を入れ替えてくれる...可能性があるかしら?」
「そうね...きっとそうね...」
「え?」
「追放刑が無くなったのはありすが言ったことで合ってるわ。でも死刑も終身刑も無くなった理由はしっかりとは分からないわ。
気づいたらそう成っていたの。でもきっとそんな感じだと私は信じたいわ」
「ありすも...」
「ちぇーん!しょうぶだみょん!きょうはまけないみょん!」
「むれいちのせんしのざをかけてのけっとうだねー!まけないよー!」
「ゆーん!よくみんな良い子にしていてくれたね!お飾りは返してあげるよ!
「「「「「「「「「「「「「「ドス、ありがとうー!!」」」」」」」」」」」」」」
「ドスー、まりさたちまちがってたよー!」
「おかざりがないのに、みんなほんとうにやさしくしてくれて、こんないいむれをめちゃくちゃにしようとしてごめんなさい!」
「ゆーん!分かってくれればいいんだよ!さぁみんながんばって越冬したご褒美として野菜さんを食べようね!赤ちゃんも作ろうね。」
「ゆ?でもおおやさいさんは、にんげんさんがそだてるって...」
「ドスはようやく畑をつくりお野菜さんを育てる方法がわかったんだよ!ゆっくりが育てるお野菜さんなら大丈夫だよ!」
「ゆわーい!...あ...でもあかちゃんは?」
「今は春さんだよ、餌もたくさんあるしね!でもたくさん産んじゃだめだよ!餌が足りなくなるし、躾ができないからね!」
「「「「「「「「「「「「「「ゆっくりりかいしたよ!」」」」」」」」」」」」」」
「むきゅっ!むきゅっ!せめてからだをきたえないとね!むきゅっ!むきゅっ!」
「ぱちゅりー...頑張ってるわね。」
「むきゅ!ありす!」
「あなたに会うことが許されたわ!これからは毎日...とはいかないけどできるだけ来れるようにするわ」
「ありす...その...」
「なに?」
「ぱちぇに...べんきょうをおしえてください!」
「当然最初からそのつもりよ!友達でしょ!」
「むきゅ!」
「さぁ...私は甘くないわよビシビシいくからね...ええとまず2の次は3でその次は4と、都会派な喋り方と、
ドスが作った畑の作物の育て方と、ちぇんとみょんが無傷で熊さんを撃退したことと、私たちゆっくりありすが絶対にレイパー化しない秘宝と...
ゆわー教えたいことが山のようにあるわ!あとあと!」
「ありす...」
「?どうしたの?」
...ありがとう
その後、牢屋に入れられたぱちゅりーは二年の刑期できっちりと出てきた。
実に二年ぶりの再開を親子は果たすものの、その後まもなく参謀ぱちゅりーは永眠した。
寿命だったのであろう。しかし、その顔はどこまでも穏やかであったという。
参謀ぱちゅりー亡き後、後身にはあのありすがついた。
ありすは先代にも劣らぬ手腕を発揮し群れを導いていくが、その傍らには常にあのぱちゅりーの姿があったという。
そしてその頭に帽子はなかった。母の墓に一緒に入れたのだという。
ぱちゅりーは後に、群れの参謀を望まれる時が来るが、生涯にわたってその位に就くことはなく、若き世代の教育にあたったという。
本人はそう呼ばれることを拒んだが
その、ひたすら群れのために、ゆっくりのために英知を振り絞る姿に
ゆっくり、人間関わらずこう読んだという。
森の賢者ぱちゅりーここにあり。
おかしい、おかしい
愚かなぱちゅりーが参謀ぱちゅりーにハメられてみっともなく死ぬ話を書くはずだったのにどうしてこうなった?!
今回もゆっくりのセリフのみで進めてみました。
ここまで読んできださってありがとうございました。
anko1561 とある発明のもたらしたもの
anko1564 でいぶにも実力は必要
anko1569 「2」