ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1229 きめぇ丸?いいえしゃめい丸です
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ankoss
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・この話には愛でられるゆっくりと悲惨な目にあうゆっくりが出てきます。愛でが嫌いな方は読まないほうがいいかも
・賢い胴付きゆっくりがでます。漢字を使って喋るので違和感を感じる方はお控えください
・これを書いたのはHENTAIあきだよ!HENTAIが嫌いな人は読まないでね!
・作者に都合の良い独自設定があります
・それでもいいというひとはゆっくりよんでね!!!
暗い路地裏にゆっくりの家族がいた。狩りの上手い父まりさにお歌の上手な母れいむ、そしてやんちゃな子まりさだ。
人間にも迷惑をかけずこの路地裏でひっそりと、しかし幸せに暮らしていた。
これからもこの生活は続くと家族の誰もが思っていたが、所詮ゆっくりでありその幸せはあっけなく終わる。
同じ路地裏に住んでいたありすが飼いゆっくりをレイプしたのだ。そのため人間はこの路地裏に住むゆっくりの駆除を決める。
結果幸せに暮らしていたこの家族も殺された。家族を守ろうとしたまりさは人間に潰されて死んだ。
子供を守ろうと子まりさを口に隠したれいむは蹴られたが、子まりさと共にかろうじて生きている。
「おちびちゃん・・・だいじょうぶ?」
「まりさはだいじょうぶだよ!おかあさんゆっくりなおってね!」
そう言って子まりさはれいむをぺーろぺーろして傷を治そうとする。もちろんそんなことで治るはずがない。
「れいむはもうだめだよ・・・これからはおちびちゃんだけでいきてね・・・」
「どぼぢでぞんなごどいうのおおおお!まりさはまだおかあさんといっしょにいたいよおおお!」
泣きながら母れいむに体をすーりすーりする子まりさ。そこにカシャッっという乾いた音と光が響いた。
「あやややや、これは良いシーンですね。ずばり母と子どもの悲しき別れですね。」
声をする方に振り替える子まりさ。そこには胴付きのきめぇ丸がいた。
「ゆわああああああああ!きめぇ丸だああああああああ!」
驚いて声をあげる子まりさ。れみりゃ、ふらんと同じ餡子に染みついているゆっくり出来ない記憶。
そのゆっくり出来ない動きはある意味捕食者以上の恐怖だ。
「失礼なこと言わないでください!きめぇ丸じゃなくて清く正しいしゃめい丸です!」
「わふぅ!わふわふ!」
抗議の声をあげるのはしゃめい丸と足もとにいるゆっくりもみじだ。紅い頭巾に丸くて白いぼんぼん。
背中からはカラスのような黒い羽が生えているが、その顔にはあのどこか小馬鹿にする笑みは浮かんでいない。
「きめぇ丸じゃないの?それならおかあさんをたすけてあげてね!」
「どれどれ、あややこれはひどいですね~。」
蹴られて顔が陥没しているれいむを珍しそうに見ながら首から下げるデジカメで写真を撮る。
その顔はどこか楽しそうである。
「おねがいします!おかあさんをたすけてください!」
「いいですよ、でも一つ条件があります。」
そういうとしゃめい丸は肩から提げているショルダーバッグからオレンジジュースを取り出す。
そうして少しだけオレンジジュースをれいむに垂らす。
「なんだかすこしだけいたくなくなったよ。」
「おかあさん!だいじょうぶなの!」
「どうです?私の取材に協力してくれたらこのオレンジジュースはあなたにあげますよ?」
そういってしゃめい丸は子まりさにこの辺で野良ゆっくりが多くいる場所や餌場を案内するように頼む。
子まりさはこの提案を断れるはずがなく、しゃめい丸の取材に協力することにした。
れいむはまだ動けるほどは回復しておらず、とりあえずここで隠れて待つことになった。
取材の始めはまずこの辺のゆっくり達が狩りと称するごみあさりをするゴミ捨て場だ。
ここには飲食店が多く、あまりゆっくり対策もしておらずゆっくりにとっては貴重な餌場である。
「ここがまりさたちのかりばだよ!ここにはおいしいものがたくさんあってゆっくりプレイスなんだよ!」
「なるほど。確かに野良ゆっくり避けのネットもありませんね。これは問題ですね~。」
難しい顔をしながらしゃめい丸は愛用のデジカメで写真を撮る。横ではもみじが退屈そうに欠伸をしている。
「いまならにんげんさんはいないわ!ゆっくりいそいでごはんさんをあつめるのよ!」
「「「わかったよぱちゅりー!」」」
ちょうどその時、ぱちゅりーとその他多くのゆっくりが食糧集めのためにゴミ捨て場にやってきた。
ぱちゅりーの指示のもとにゴミ袋を破り中身をかき出し、ごみ箱を倒しその中身を漁っていく。
「またゆっくりか!?いい加減ゴミを散らかすのは止めやがれ!」
ゴミ箱を倒す音に気づいたのか、店から主人と思われる男が出てくる。
人間の出現に気づいたのかぱちゅりーは慌てて他のゆっくりに指示を出す。
「むきゅ!にんげんさんよ!みんないそいでにげるわよ!」
「逃がすかこの野郎!ゆっくり苦しんで死ね!」
そう言うと男は手に持ったスプレーを逃げようとするゆっくりに振りかける。
このスプレーは加工所特製のゆっくり駆除用のものだ。別に殺すわけでないが、スプレーに含まれる辛み成分により
ゆっくり達を痛みで足止めして確実に殺すための物である。
「まりさのじまんのあんよがいたいいいいいいいいい!」
「からだがちくちくするよおおおおおお!だれかかわいいれいむをたすけてねえええええ!」
「めがみえないよおおお!らんしゃまああああああ!」
「ありすのとかいはなかおがああああああああ!」
体を襲う激痛によって逃げることが出来ずに悶える野良ゆっくり達。
一匹ずつ袋に入れ確実に潰していく男は、元凶であるぱちゅりーを掴みあげる。
「にんげんさん!ぱちゅはかいゆっくりなのよ!だからころしたらおにいさんがだまっていないわ!」
「こんな薄汚れた飼いゆっくりがどこにいる!どうせ何かして捨てられたんだろう!」
確かにこのぱちゅりーは飼いゆっくりであった。しかし飼っていたお兄さんの大事な書類をよだれで汚してしまい、
怒り心頭なお兄さんによって窓から放り捨てられてしまったのだ。
何とか生き残ったものの、こうして野良ゆっくりの参謀として生きてきたのだ。
「ぱちゅはすてられてなんてないわ!ただちょっとおこられておうちにかえれないだけよ!」
「そういうのは捨てられたって言うんだよ!ほらさっさと潰れろ!」
そうして同じようにぱちゅりーを袋に入れて足で念入りに潰す。ゴミ漁りをしていたゆっくりを片付けると、
男は一部始終を写真に撮っているしゃめい丸達に気づく。
「なんだお前達もこいつらの仲間だったのか?そうなら一緒に潰すぞ。」
「違いますよ、私たちは今取材中なんです。このまりさは案内役でして、証拠にバッジもありますよ。」
そういって頭巾に着いている金バッジを見せつけるしゃめい丸。
それを見て男は野良ゆっくりに向けていた険しい顔から、温厚で優しそうな顔になる。
「なんだ金バッジのゆっくりだったのか。ああいう野良は嫌いだが、頭の良いゆっくりは大好きだよ。」
「褒めてくれてありがとうございます。ところでゆっくり避けのネットを張った方がいいと思いますが?」
しゃめい丸に言われて男は照れたように頭を掻く。
「そうなんだがつい面倒で後回しにしてしまうんだよ。忠告どうりこんどはちゃんとネットを張るかな。」
照れ隠しなのかしゃめい丸ともみじにクッキーを渡す男。
「いいんですか、クッキーなんて貰って?」
「いいよいいよ、物臭な俺に注意してくれたお礼さ。そっちの犬みたいなゆっくりと食べてくれ。」
「わふわふ!」
美味しそうに貰ったクッキーを食べる二匹。その様子を羨ましそうにみるまりさ。
「まりさにもあまあまちょうだいね!」
「え?何でですか。これはあのおじさんが私たちにくれたんですよ?それにあなたにはちゃんと
報酬をあげますから我慢してくださいね。」
「ゆっくりりかいしたよ・・・」
悔しそうに声をだすまりさ。その顔にははっきりと無念さが出ている。
その顔に気付いているのかいないのか、しゃめい丸は次の場所に案内するように言う。
「ここはみんなであそぶばしょだよ!おともだちのありすもここにすんでるよ!」
ここは公園であり、町に住むゆっくり達にとっては優良物件でもある立地だ。
ただ他と比べれば人間との接触や駆除の具合も多いので、住むのは便利だが命の保証はない。
そのことに気付いているゆっくりは大抵どこかに引っ越すが、ほとんどのゆっくりはここは離れない。
「もみじどうですか?どこかにゆっくりはいますか。」
「わふぅぅぅ、わふ!わふぅ!」
鼻(?)をくんくんさせて匂いを嗅ぐもみじは、匂いを感じたのか走り出す。
慌てて追いかけるしゃめい丸とまりさ。もみじがいたのは段ボールで作った一般的なゆっくりの家だ。
「ゆわああああああ!ありすうううううう!」
「あやややや、これはまたひどいですね~。」
段ボールにあったのは黒ずんで死んでいる、一匹のれいむと子ありすだった。
このれいむはレイパーによって無理やりすっきりーさせられて生まれたありすを、シングルマザーとして立派に育てていた。
ありすはそんな母を自慢していつか立派な都会派になるとまりさに言っていた。
「わふううう!わふ!わふ!」
「忘れてましたね、もみじ。よくやりましたよ。いーこいーこ。」
褒めてくれといわんばかりに尻尾を振ってアピールするもみじを、しゃめい丸は頭を撫でる。
そうしながらも、片手はしっかりと写真を撮っている。
「だれがこんなことをしたの!まりさがはんにんをせいっさいするよ!」
「勇ましいですけど、これきっと人間さんがやったことですよ?あんよが焼かれてますし。」
そう言って死んだれいむとありすを引っくり返すしゃめい丸。そのあんよは真っ黒に焦げている。
直接的な死因はれいぱーによるすっきりー死だが、実際にこれをしたのはおそらく虐待お兄さんであろう。
良く見れば所々に殴られたような跡もあり、れいむのお飾りには挟みによる切れ込みもあった。
「どぼぢでにんげんざんはごんなごどするのおおおおおお!?」
「私に言われても困りますよ。虐待お兄さんでしょうから、きっと楽しいからでしょう。」
泣きわめくまりさにやれやれと言わんばかりに頭を激しくシェイクするしゃめい丸。ここら辺にはやはり共通するのか。
「それよりまりささん、もっとありすに近づいて泣いてください。そうすればもっと良い画になるので。」
「できるわけないでしょおおおおおお!」
どこかの報道記者の様にまりさに無茶を言う。死んでゆっくりできない匂いがするありすに近寄りたくなく拒否するまりさ。
その拒否に対して冷たい目でまりさを見るしゃめい丸。
「いいですかーまりささん。これも取材協力の一つなんですよ?協力してくれないとお母さんは治せませんよ。」
そう言われると断ることが出来ないまりさ。泣く泣く死んだありすに近づき泣き続ける。
「いいですよーまりささん!もっとこう悲愴な感じですりすりしてくれるといいんですが。」
さすがにそれは勘弁してくれとまりさが頼んだことと、満足したこともありこれ以上の写真は撮らないことにした。
満足していると、れいむの頭から生えていた赤ゆが一匹だけ無事だったのか生まれおちた。
「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!」
お決まりの挨拶をする赤れいむ。しかしその挨拶に答える者はいなかった。
「もみじ、今日のご褒美ですよ。その赤ゆは食べちゃってもいいです。」
「わふぅ!」
嬉しそうに一鳴きすると、もみじは一口で赤れいむを食べてしまった。
「あかちゃんはたべちゃだめでしょおおおおおおおお!」
「といってもこの赤ゆは親もいませんし、遅かれ早かれ死んじゃいます。だったら食べられたほうが幸せですよ。」
赤れいむを食べたもみじに抗議するまりさに、しゃめい丸は冷静に反論する。
ある意味饅頭として食べられたほうが、この赤れいむも幸せなのかもしれない。
納得はいかないが、確かにそうかもと思うまりさはひとまず黙る。
お友達のありすの死をみるという最悪な形だったが、まりさの取材協力はなんとか終わった。
こうしてまた路地裏に戻ってきたまりさとしゃめい丸にもみじ。
「御苦労さまでした。これは報酬のオレンジジュースですよ。」
「ゆわーい!これでおかあさんはたすかるよ!」
約束道理にオレンジジュースを貰い喜ぶまりさ。さっそく母親を呼ぼうと路地裏で声を響かせる。
「おかあさん!ゆっくりしないででてきてね!まりさがあまあまをもってきたよ!」
だがその声に返事を返す声は聞こえてこなかった。おかしいなと思いまりさがもう一度声をあげようとすると、
もみじが何かに反応したのか、まりさのお家だった段ボールに近づく。
「わふぅぅぅぅぅ!わふわふ!」
「あや~またですか。今日は随分と死体と出会いますね。」
何だか嫌な予感がしてまりさは自分のお家を覗いてみる。そこには体を食いちぎられて絶命した母れいむがいた。
おそらく中身が出ていたこともあり、匂いに連れられて犬か猫でも寄ってきたのだろう。
「おかあさああああああああああん!なんでええええええ!?せっかくあまあまさんがあるのにいいいいい!」
せっかく大変な思いをしてまであまあまを手に入れたというのに、肝心の母親がこうではさすがに
オレンジジュースでも回復は無理だろう。そこまでれいむの姿は酷かった。
「おねがいじまず!はやくおかあさんにあまあまさんをがげでくだざい!」
「無理だと思いますが、まあ一応かけますよ。」
諦めきれずにオレンジジュースをかけるように頼むまりさ。言われてオレンジジュースをかけるが、その体はぴくりとも動かない。
体が半分無く、眼球も飛び出しているようで生き返るような生命力はゆっくりにはない。
「取材も終わりましたし、そろそろお兄さんのお家に戻りましょうかもみじ。」
「わふ!」
帰ろうとするしゃめい丸ともみじにまりさは必死に助けを求める。
「まってええええ!まりさをひとりにしないでえええええ!ひとりじゃいきていけないよおおおおおお!」
「やれやれそんなことですか。もう貴方と私は何の関係もありませんよ。」
冷たくしゃめい丸はしっかりとまりさに向かって言い放つ。
そしてもみじを手に抱えると、その翼で飛んで行ってしまう。後にはまりさ一匹が路地裏に取り残された。
「何か声がすると思ったら、まだゆっくりがいたのか。本当に野良はしぶといな。」
まりさを発見したのは加工所の人間だった。恐怖に震えて動けないまりさが最後に見たのは自分を潰す大きな足であった。
加工所の人間は潰したまりさをゴミ袋に入れると、段ボールにも死体があることに気づき一緒に中に入れる。
「お兄さんただいま戻りました!たくさんスクープさんが撮れましたよ!」
「がんばったみたいだな。もみじもお手伝いしてえらいぞ。」
飼い主であるお兄さんに撫でられ二匹は幸せそうに顔を緩める。
しばらくそのままゆっくりしてから、しゃめい丸はお兄さんに向けて元気よく言う。
「お兄さんありがとうございます!さっそくですが早く新聞を作りましょう!」
「そうだな。それじゃあさっそく始めるか。」
新聞とは同じきめぇ丸やしゃめい丸達を飼っている飼い主が集まる場で見せ合う、飼い主との共同作業の作品だ。
もちろん本格的な新聞などでなく、写真の横にその時の様子などを書いた学級新聞のようなものである。
発表された作品は、それぞれの飼い主たちの投票でその時の最優秀賞が決まる。
「こんどこそ私が一番になりますよ!きめら丸さんなんかには絶対負けません!」
「そうだな、こんどこそ一番になろうな。」
前回の最優秀賞はきめら丸の宇宙から見た地球の新聞だ。そのコメントにきめら丸は
「こんな綺麗な所に私たちは住んでいるのですね、おおかんどうかんどう」
まあそのきめら丸は飼い主ともども黒服のエージェントに連れて行かれ行方不明なのだが。
おそらく何所かで仲良く暮らしているだろう。
「今回のテーマは野良の厳しさとその被害です!社会派なテーマですから注目もあるはずです。」
そう言って今日撮ってきた子まりさの姿や、ゴミ漁りをするぱちゅりー達の写真を確認するしゃめい丸。
お兄さんが写真をプリントアウトし、紙に貼り付け一生懸命に横にコメントを書いていく。
「じゃあ新聞も出来たし、いつもの撮影会を始めよう。」
「あややや、やっぱり今日もするんですね。正直ちょっと恥ずかしいのですが。」
お兄さんの用意した撮影会用の服に着替える。今日の服装は体操着にブルマだ。
もちろん頭には紅白帽とお兄さんに抜かりはない。
「いいぞしゃめい丸!もっとこう楽しそうな感じでとび跳ねるんだ!」
注文を受けて飛び跳ねるが、その顔は少し恥ずかしそうだ。お尻にブルマが食い込んでつい気になるのだ。
この写真も同じ飼い主同士でお披露目し、誰が可愛いかを決めるもう一つの発表会では常にこのしゃめい丸が一位だ。
そんなことがあるとは知らずに、しゃめい丸はこの先もお兄さんの被写体となる。
おまけ きめぇ丸への進化?
「さぁ今夜も愛のある営みを始めようかしゃめい丸!」
「おおひわいひわい。まったくお兄さんは絶倫ですね。」
「誰だお前!?」
「おおひどいひどい。いつもあんなに愛してくれたというのにそんなことを言うのですか?」
「俺が飼っているのはしゃめい丸だぞ!なんだそれがきめぇ丸になってるんだよ!」
「私に言われても困ります。気づいたらこうなっていたんですよ。」
「そんな・・・。あの写真でときめいて必死で買った俺のしゃめい丸が・・・」
「顔が変わっただけでそんなに落ち込まないでください。いつものようにしこっていいのよ?」
「誰がしこるか!?」
しかし顔が変わった以外にも何故か体もグラマーになっているきめぇ丸に、お兄さんのオンバシラもつい反応してしまう。
顔が変わっても俺のしゃめい丸だということにして、その日お兄さんときめぇ丸は情熱的な夜を過ごす。
しかしこの変化を不思議に思い、お兄さんは同じきめぇ丸・しゃめい丸愛好会に聞いてみると驚きの事実が分かる。
どうやらこの会の半数のきめぇ丸は元々しゃめい丸であったが、お兄さんと同じように急にきめぇ丸になっていたのだ。
過剰な愛は毒なのか、ピュアな飼い主だけにしゃめい丸は居続けるのであった。
後書き
東方新作が出るようなので記念にしゃめい丸で書いてみました。
ちなみにおまけのきめぇ丸はSS中のしゃめい丸じゃないから安心してね!
某王様のきめぇ丸を見るとついむらむらしてしまうHENTAIあきでした。
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・これを書いたのはHENTAIあきだよ!HENTAIが嫌いな人は読まないでね!
・作者に都合の良い独自設定があります
・それでもいいというひとはゆっくりよんでね!!!
暗い路地裏にゆっくりの家族がいた。狩りの上手い父まりさにお歌の上手な母れいむ、そしてやんちゃな子まりさだ。
人間にも迷惑をかけずこの路地裏でひっそりと、しかし幸せに暮らしていた。
これからもこの生活は続くと家族の誰もが思っていたが、所詮ゆっくりでありその幸せはあっけなく終わる。
同じ路地裏に住んでいたありすが飼いゆっくりをレイプしたのだ。そのため人間はこの路地裏に住むゆっくりの駆除を決める。
結果幸せに暮らしていたこの家族も殺された。家族を守ろうとしたまりさは人間に潰されて死んだ。
子供を守ろうと子まりさを口に隠したれいむは蹴られたが、子まりさと共にかろうじて生きている。
「おちびちゃん・・・だいじょうぶ?」
「まりさはだいじょうぶだよ!おかあさんゆっくりなおってね!」
そう言って子まりさはれいむをぺーろぺーろして傷を治そうとする。もちろんそんなことで治るはずがない。
「れいむはもうだめだよ・・・これからはおちびちゃんだけでいきてね・・・」
「どぼぢでぞんなごどいうのおおおお!まりさはまだおかあさんといっしょにいたいよおおお!」
泣きながら母れいむに体をすーりすーりする子まりさ。そこにカシャッっという乾いた音と光が響いた。
「あやややや、これは良いシーンですね。ずばり母と子どもの悲しき別れですね。」
声をする方に振り替える子まりさ。そこには胴付きのきめぇ丸がいた。
「ゆわああああああああ!きめぇ丸だああああああああ!」
驚いて声をあげる子まりさ。れみりゃ、ふらんと同じ餡子に染みついているゆっくり出来ない記憶。
そのゆっくり出来ない動きはある意味捕食者以上の恐怖だ。
「失礼なこと言わないでください!きめぇ丸じゃなくて清く正しいしゃめい丸です!」
「わふぅ!わふわふ!」
抗議の声をあげるのはしゃめい丸と足もとにいるゆっくりもみじだ。紅い頭巾に丸くて白いぼんぼん。
背中からはカラスのような黒い羽が生えているが、その顔にはあのどこか小馬鹿にする笑みは浮かんでいない。
「きめぇ丸じゃないの?それならおかあさんをたすけてあげてね!」
「どれどれ、あややこれはひどいですね~。」
蹴られて顔が陥没しているれいむを珍しそうに見ながら首から下げるデジカメで写真を撮る。
その顔はどこか楽しそうである。
「おねがいします!おかあさんをたすけてください!」
「いいですよ、でも一つ条件があります。」
そういうとしゃめい丸は肩から提げているショルダーバッグからオレンジジュースを取り出す。
そうして少しだけオレンジジュースをれいむに垂らす。
「なんだかすこしだけいたくなくなったよ。」
「おかあさん!だいじょうぶなの!」
「どうです?私の取材に協力してくれたらこのオレンジジュースはあなたにあげますよ?」
そういってしゃめい丸は子まりさにこの辺で野良ゆっくりが多くいる場所や餌場を案内するように頼む。
子まりさはこの提案を断れるはずがなく、しゃめい丸の取材に協力することにした。
れいむはまだ動けるほどは回復しておらず、とりあえずここで隠れて待つことになった。
取材の始めはまずこの辺のゆっくり達が狩りと称するごみあさりをするゴミ捨て場だ。
ここには飲食店が多く、あまりゆっくり対策もしておらずゆっくりにとっては貴重な餌場である。
「ここがまりさたちのかりばだよ!ここにはおいしいものがたくさんあってゆっくりプレイスなんだよ!」
「なるほど。確かに野良ゆっくり避けのネットもありませんね。これは問題ですね~。」
難しい顔をしながらしゃめい丸は愛用のデジカメで写真を撮る。横ではもみじが退屈そうに欠伸をしている。
「いまならにんげんさんはいないわ!ゆっくりいそいでごはんさんをあつめるのよ!」
「「「わかったよぱちゅりー!」」」
ちょうどその時、ぱちゅりーとその他多くのゆっくりが食糧集めのためにゴミ捨て場にやってきた。
ぱちゅりーの指示のもとにゴミ袋を破り中身をかき出し、ごみ箱を倒しその中身を漁っていく。
「またゆっくりか!?いい加減ゴミを散らかすのは止めやがれ!」
ゴミ箱を倒す音に気づいたのか、店から主人と思われる男が出てくる。
人間の出現に気づいたのかぱちゅりーは慌てて他のゆっくりに指示を出す。
「むきゅ!にんげんさんよ!みんないそいでにげるわよ!」
「逃がすかこの野郎!ゆっくり苦しんで死ね!」
そう言うと男は手に持ったスプレーを逃げようとするゆっくりに振りかける。
このスプレーは加工所特製のゆっくり駆除用のものだ。別に殺すわけでないが、スプレーに含まれる辛み成分により
ゆっくり達を痛みで足止めして確実に殺すための物である。
「まりさのじまんのあんよがいたいいいいいいいいい!」
「からだがちくちくするよおおおおおお!だれかかわいいれいむをたすけてねえええええ!」
「めがみえないよおおお!らんしゃまああああああ!」
「ありすのとかいはなかおがああああああああ!」
体を襲う激痛によって逃げることが出来ずに悶える野良ゆっくり達。
一匹ずつ袋に入れ確実に潰していく男は、元凶であるぱちゅりーを掴みあげる。
「にんげんさん!ぱちゅはかいゆっくりなのよ!だからころしたらおにいさんがだまっていないわ!」
「こんな薄汚れた飼いゆっくりがどこにいる!どうせ何かして捨てられたんだろう!」
確かにこのぱちゅりーは飼いゆっくりであった。しかし飼っていたお兄さんの大事な書類をよだれで汚してしまい、
怒り心頭なお兄さんによって窓から放り捨てられてしまったのだ。
何とか生き残ったものの、こうして野良ゆっくりの参謀として生きてきたのだ。
「ぱちゅはすてられてなんてないわ!ただちょっとおこられておうちにかえれないだけよ!」
「そういうのは捨てられたって言うんだよ!ほらさっさと潰れろ!」
そうして同じようにぱちゅりーを袋に入れて足で念入りに潰す。ゴミ漁りをしていたゆっくりを片付けると、
男は一部始終を写真に撮っているしゃめい丸達に気づく。
「なんだお前達もこいつらの仲間だったのか?そうなら一緒に潰すぞ。」
「違いますよ、私たちは今取材中なんです。このまりさは案内役でして、証拠にバッジもありますよ。」
そういって頭巾に着いている金バッジを見せつけるしゃめい丸。
それを見て男は野良ゆっくりに向けていた険しい顔から、温厚で優しそうな顔になる。
「なんだ金バッジのゆっくりだったのか。ああいう野良は嫌いだが、頭の良いゆっくりは大好きだよ。」
「褒めてくれてありがとうございます。ところでゆっくり避けのネットを張った方がいいと思いますが?」
しゃめい丸に言われて男は照れたように頭を掻く。
「そうなんだがつい面倒で後回しにしてしまうんだよ。忠告どうりこんどはちゃんとネットを張るかな。」
照れ隠しなのかしゃめい丸ともみじにクッキーを渡す男。
「いいんですか、クッキーなんて貰って?」
「いいよいいよ、物臭な俺に注意してくれたお礼さ。そっちの犬みたいなゆっくりと食べてくれ。」
「わふわふ!」
美味しそうに貰ったクッキーを食べる二匹。その様子を羨ましそうにみるまりさ。
「まりさにもあまあまちょうだいね!」
「え?何でですか。これはあのおじさんが私たちにくれたんですよ?それにあなたにはちゃんと
報酬をあげますから我慢してくださいね。」
「ゆっくりりかいしたよ・・・」
悔しそうに声をだすまりさ。その顔にははっきりと無念さが出ている。
その顔に気付いているのかいないのか、しゃめい丸は次の場所に案内するように言う。
「ここはみんなであそぶばしょだよ!おともだちのありすもここにすんでるよ!」
ここは公園であり、町に住むゆっくり達にとっては優良物件でもある立地だ。
ただ他と比べれば人間との接触や駆除の具合も多いので、住むのは便利だが命の保証はない。
そのことに気付いているゆっくりは大抵どこかに引っ越すが、ほとんどのゆっくりはここは離れない。
「もみじどうですか?どこかにゆっくりはいますか。」
「わふぅぅぅ、わふ!わふぅ!」
鼻(?)をくんくんさせて匂いを嗅ぐもみじは、匂いを感じたのか走り出す。
慌てて追いかけるしゃめい丸とまりさ。もみじがいたのは段ボールで作った一般的なゆっくりの家だ。
「ゆわああああああ!ありすうううううう!」
「あやややや、これはまたひどいですね~。」
段ボールにあったのは黒ずんで死んでいる、一匹のれいむと子ありすだった。
このれいむはレイパーによって無理やりすっきりーさせられて生まれたありすを、シングルマザーとして立派に育てていた。
ありすはそんな母を自慢していつか立派な都会派になるとまりさに言っていた。
「わふううう!わふ!わふ!」
「忘れてましたね、もみじ。よくやりましたよ。いーこいーこ。」
褒めてくれといわんばかりに尻尾を振ってアピールするもみじを、しゃめい丸は頭を撫でる。
そうしながらも、片手はしっかりと写真を撮っている。
「だれがこんなことをしたの!まりさがはんにんをせいっさいするよ!」
「勇ましいですけど、これきっと人間さんがやったことですよ?あんよが焼かれてますし。」
そう言って死んだれいむとありすを引っくり返すしゃめい丸。そのあんよは真っ黒に焦げている。
直接的な死因はれいぱーによるすっきりー死だが、実際にこれをしたのはおそらく虐待お兄さんであろう。
良く見れば所々に殴られたような跡もあり、れいむのお飾りには挟みによる切れ込みもあった。
「どぼぢでにんげんざんはごんなごどするのおおおおおお!?」
「私に言われても困りますよ。虐待お兄さんでしょうから、きっと楽しいからでしょう。」
泣きわめくまりさにやれやれと言わんばかりに頭を激しくシェイクするしゃめい丸。ここら辺にはやはり共通するのか。
「それよりまりささん、もっとありすに近づいて泣いてください。そうすればもっと良い画になるので。」
「できるわけないでしょおおおおおお!」
どこかの報道記者の様にまりさに無茶を言う。死んでゆっくりできない匂いがするありすに近寄りたくなく拒否するまりさ。
その拒否に対して冷たい目でまりさを見るしゃめい丸。
「いいですかーまりささん。これも取材協力の一つなんですよ?協力してくれないとお母さんは治せませんよ。」
そう言われると断ることが出来ないまりさ。泣く泣く死んだありすに近づき泣き続ける。
「いいですよーまりささん!もっとこう悲愴な感じですりすりしてくれるといいんですが。」
さすがにそれは勘弁してくれとまりさが頼んだことと、満足したこともありこれ以上の写真は撮らないことにした。
満足していると、れいむの頭から生えていた赤ゆが一匹だけ無事だったのか生まれおちた。
「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!」
お決まりの挨拶をする赤れいむ。しかしその挨拶に答える者はいなかった。
「もみじ、今日のご褒美ですよ。その赤ゆは食べちゃってもいいです。」
「わふぅ!」
嬉しそうに一鳴きすると、もみじは一口で赤れいむを食べてしまった。
「あかちゃんはたべちゃだめでしょおおおおおおおお!」
「といってもこの赤ゆは親もいませんし、遅かれ早かれ死んじゃいます。だったら食べられたほうが幸せですよ。」
赤れいむを食べたもみじに抗議するまりさに、しゃめい丸は冷静に反論する。
ある意味饅頭として食べられたほうが、この赤れいむも幸せなのかもしれない。
納得はいかないが、確かにそうかもと思うまりさはひとまず黙る。
お友達のありすの死をみるという最悪な形だったが、まりさの取材協力はなんとか終わった。
こうしてまた路地裏に戻ってきたまりさとしゃめい丸にもみじ。
「御苦労さまでした。これは報酬のオレンジジュースですよ。」
「ゆわーい!これでおかあさんはたすかるよ!」
約束道理にオレンジジュースを貰い喜ぶまりさ。さっそく母親を呼ぼうと路地裏で声を響かせる。
「おかあさん!ゆっくりしないででてきてね!まりさがあまあまをもってきたよ!」
だがその声に返事を返す声は聞こえてこなかった。おかしいなと思いまりさがもう一度声をあげようとすると、
もみじが何かに反応したのか、まりさのお家だった段ボールに近づく。
「わふぅぅぅぅぅ!わふわふ!」
「あや~またですか。今日は随分と死体と出会いますね。」
何だか嫌な予感がしてまりさは自分のお家を覗いてみる。そこには体を食いちぎられて絶命した母れいむがいた。
おそらく中身が出ていたこともあり、匂いに連れられて犬か猫でも寄ってきたのだろう。
「おかあさああああああああああん!なんでええええええ!?せっかくあまあまさんがあるのにいいいいい!」
せっかく大変な思いをしてまであまあまを手に入れたというのに、肝心の母親がこうではさすがに
オレンジジュースでも回復は無理だろう。そこまでれいむの姿は酷かった。
「おねがいじまず!はやくおかあさんにあまあまさんをがげでくだざい!」
「無理だと思いますが、まあ一応かけますよ。」
諦めきれずにオレンジジュースをかけるように頼むまりさ。言われてオレンジジュースをかけるが、その体はぴくりとも動かない。
体が半分無く、眼球も飛び出しているようで生き返るような生命力はゆっくりにはない。
「取材も終わりましたし、そろそろお兄さんのお家に戻りましょうかもみじ。」
「わふ!」
帰ろうとするしゃめい丸ともみじにまりさは必死に助けを求める。
「まってええええ!まりさをひとりにしないでえええええ!ひとりじゃいきていけないよおおおおおお!」
「やれやれそんなことですか。もう貴方と私は何の関係もありませんよ。」
冷たくしゃめい丸はしっかりとまりさに向かって言い放つ。
そしてもみじを手に抱えると、その翼で飛んで行ってしまう。後にはまりさ一匹が路地裏に取り残された。
「何か声がすると思ったら、まだゆっくりがいたのか。本当に野良はしぶといな。」
まりさを発見したのは加工所の人間だった。恐怖に震えて動けないまりさが最後に見たのは自分を潰す大きな足であった。
加工所の人間は潰したまりさをゴミ袋に入れると、段ボールにも死体があることに気づき一緒に中に入れる。
「お兄さんただいま戻りました!たくさんスクープさんが撮れましたよ!」
「がんばったみたいだな。もみじもお手伝いしてえらいぞ。」
飼い主であるお兄さんに撫でられ二匹は幸せそうに顔を緩める。
しばらくそのままゆっくりしてから、しゃめい丸はお兄さんに向けて元気よく言う。
「お兄さんありがとうございます!さっそくですが早く新聞を作りましょう!」
「そうだな。それじゃあさっそく始めるか。」
新聞とは同じきめぇ丸やしゃめい丸達を飼っている飼い主が集まる場で見せ合う、飼い主との共同作業の作品だ。
もちろん本格的な新聞などでなく、写真の横にその時の様子などを書いた学級新聞のようなものである。
発表された作品は、それぞれの飼い主たちの投票でその時の最優秀賞が決まる。
「こんどこそ私が一番になりますよ!きめら丸さんなんかには絶対負けません!」
「そうだな、こんどこそ一番になろうな。」
前回の最優秀賞はきめら丸の宇宙から見た地球の新聞だ。そのコメントにきめら丸は
「こんな綺麗な所に私たちは住んでいるのですね、おおかんどうかんどう」
まあそのきめら丸は飼い主ともども黒服のエージェントに連れて行かれ行方不明なのだが。
おそらく何所かで仲良く暮らしているだろう。
「今回のテーマは野良の厳しさとその被害です!社会派なテーマですから注目もあるはずです。」
そう言って今日撮ってきた子まりさの姿や、ゴミ漁りをするぱちゅりー達の写真を確認するしゃめい丸。
お兄さんが写真をプリントアウトし、紙に貼り付け一生懸命に横にコメントを書いていく。
「じゃあ新聞も出来たし、いつもの撮影会を始めよう。」
「あややや、やっぱり今日もするんですね。正直ちょっと恥ずかしいのですが。」
お兄さんの用意した撮影会用の服に着替える。今日の服装は体操着にブルマだ。
もちろん頭には紅白帽とお兄さんに抜かりはない。
「いいぞしゃめい丸!もっとこう楽しそうな感じでとび跳ねるんだ!」
注文を受けて飛び跳ねるが、その顔は少し恥ずかしそうだ。お尻にブルマが食い込んでつい気になるのだ。
この写真も同じ飼い主同士でお披露目し、誰が可愛いかを決めるもう一つの発表会では常にこのしゃめい丸が一位だ。
そんなことがあるとは知らずに、しゃめい丸はこの先もお兄さんの被写体となる。
おまけ きめぇ丸への進化?
「さぁ今夜も愛のある営みを始めようかしゃめい丸!」
「おおひわいひわい。まったくお兄さんは絶倫ですね。」
「誰だお前!?」
「おおひどいひどい。いつもあんなに愛してくれたというのにそんなことを言うのですか?」
「俺が飼っているのはしゃめい丸だぞ!なんだそれがきめぇ丸になってるんだよ!」
「私に言われても困ります。気づいたらこうなっていたんですよ。」
「そんな・・・。あの写真でときめいて必死で買った俺のしゃめい丸が・・・」
「顔が変わっただけでそんなに落ち込まないでください。いつものようにしこっていいのよ?」
「誰がしこるか!?」
しかし顔が変わった以外にも何故か体もグラマーになっているきめぇ丸に、お兄さんのオンバシラもつい反応してしまう。
顔が変わっても俺のしゃめい丸だということにして、その日お兄さんときめぇ丸は情熱的な夜を過ごす。
しかしこの変化を不思議に思い、お兄さんは同じきめぇ丸・しゃめい丸愛好会に聞いてみると驚きの事実が分かる。
どうやらこの会の半数のきめぇ丸は元々しゃめい丸であったが、お兄さんと同じように急にきめぇ丸になっていたのだ。
過剰な愛は毒なのか、ピュアな飼い主だけにしゃめい丸は居続けるのであった。
後書き
東方新作が出るようなので記念にしゃめい丸で書いてみました。
ちなみにおまけのきめぇ丸はSS中のしゃめい丸じゃないから安心してね!
某王様のきめぇ丸を見るとついむらむらしてしまうHENTAIあきでした。
以前書いたもの
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