ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko2018 夫婦漫才・ゆっくりえーきとらぶらぶちゅっちゅ
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ankoss
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「どうも、隅田川お兄さん・えーきという夫婦漫才コンビでございます」
「しろっ!」
「やあ僕漫才お兄さん!とか言って漫才をやらせていただくんですけれども」
「くろっ!」
「どぼじでいきなりお客様にしけいっ!せんこくなんてするのおおおおお?!」
「くろっ!」
「えー、前から5番目の列の右から3番目のお客様の拍手が小さかった、と」
「くろっ!」
「そんなこと言ったら一番前の列の真ん中のマダムなんかお菓子の袋を開けるのに気を取られて拍手すらしていなかったんですけれどもね」
「くろっ!」
「えーほんとにすみませんね。拍手を強要するような形になってしまってほんと、あっ、今お客様から良い拍手いただきました!」
「よいぞ!」
「まあちょっとお客様に対してね、そうやって上から物を言うのはどうかと思うんですけれども」
「しろっ!」
「いやしかし僕たちもね、こうやって夫婦漫才をやってるわけなんですけどれども」
「しろっ!」
「これが舞台だけじゃなくて私生活でも実際ほんとの夫婦だったりするわけなんですね」
「僕の方はね、まあこうして普通の男の子なんですけれどもね、嫁はご覧の通りゆっくりえーきでして」
「しろっ!」
「昔はゆっくりが俺の嫁!なんて言ったらそれこそHENTAI扱いだったんですが」
「しろっ!」
「それが今はもう普通にね」
「くろっ!」
「やっぱりHENTAI扱いなんですがね」
「くろっ!」
「まあゆっくりと言ってもですね、いわゆる希少種の場合はですね」
「くろっ!」
「出番が少ないこともあってね、ソフィスティケイトの過程を踏んでいないというか」
「しろっ!」
「原作の能力を一部そのまんま引き継いでたりすることが稀によくあったりしてね」
「くろっ!」
「何かもうゆっくりと言ってもほとんど妖怪だったり神仏みたいな存在だったりするわけなんですけれども」
「くろっ!」
「うちの嫁の場合もですね、なんかもう凄い能力を持ってましてね」
「しろっ!」
「僕が浮気したら地獄に送るとか言うんですね」
「しろっ!」
「これが比喩じゃなくて本物の地獄に送れる程度の能力があると」
「しろっ!」
「とはいえ僕も芸人のはしくれなんでね、浮気は甲斐性くらいに思ってますからバレないようにちょいちょいやるんですがね」
「…!?……くろっ!」
「まあ今のネタなんか稽古も含めて千回くらいやってるのにね、いまだにこのやりとりで動揺するあたりなんかはうちの嫁の可愛いところだったりするんですが」
「くろっ!」
「それでまあ今日はこれから僕たちのね、出会いの話なんかをしてみたいと思うわけなんですけれども」
「しろっ!」
「その頃僕は隅田川沿いという江戸情緒溢れる場所に住まいしていたわけなんですけれどもね」
「しろっ!」
「まあ住んでいたおうちの屋根はあおいろだったんですけれども」
「くろっ!」
「まあ僕らの<隅田川>という芸名も出会った場所から取っているわけなんですけれどもね」
「しろっ!」
「ある朝僕が目覚めますとキラキラ光りながら何かが空から降ってくるのを見つけたと」
「しろっ!」
「あれ-?何だろうな-?何だろうなー?と思っていたら僕のおうちの方に降りてくると」
「しろっ!」
「それで僕が住んでいたダンボールハウスを出ますとね」
「くろっ!」
「まあ今ダンボールハウスって言っちゃいましたけれども」
「くろっ!」
「空から降ってきた何かを受けとめたと」
「しろっ!」
「それが僕の嫁であったと」
「しろっ!」
「まあきょうび空から降ってくる少女パターンそのまんまのプロットを立てる作者なんて非モテにも程があるというかね」
「くろっ!」
「人がゴミのようというかゴミのような作者だと思ったりするんですけれども」
「ばるす!」
「バルス言われてもまだ終われないんですけれどもね」
「……」
「まだお時間残ってるんでね、もうちょっとだけ続くんですけれども」
「……」
「……?」
「……」
「…えーき様?」
「……」
「えーと…何?…ネタが飛んじゃったのおおおおお?!」
「……」
「いやそのお口とんがらせてみせられても困るわけなんですけれどもね」
「……」
「ちゅーしてくれたらネタ思い出せるかもって言われてもね…あっそれキス顔だったの?っていうかね、ちょっと僕たちが今いるのは舞台の上なんですが」
「……」
「お客様の前でそういう行為はちょっとどうかと思うんですけれども」
「……」
「……えーあのそういうわけなんでしてね、漫才続かなくなっちゃいますんでね、あの、お客様ほんとにサーセン。サーセンね。それでは失礼して。ちゅっ」
「ちゅっちゅっ♪」
「じゃあこれで漫才を続…ンッ…ちょっ…ぶちゅー…」
「ちゅー♪」
「……はぁはぁはぁはぁ。まあ漫才やってるとね、時にはこんな辱めというかね」
「ちゅっ♪」
「こうっかいしょけいっ!にあったりもするわけなんですけれどもね」
「ちゅっ♪」
「お客様方は大勢の人の前でこんなことして馬鹿じゃなかろうかと思うかも知れませんけれども」
「くろっ!」
「これでなかなか馬鹿にはつとまらないお仕事であると」
「しろっ!」
「かといって利口な方はあまりやらないなんていってね、噺家さんのクスグリみたいなネタなんですけれども」
「くろっ!」
「ネタと一緒にお時間まで飛んでしまいましたのでね、そろそろ漫才を終わらせていただきたいと思うんですが」
「ぜんこーしろっ!」
「だからそういうお客様に対して上から発言はまずいっていったと思うんですけれども」
「しろっ!」
「お前がいいかげんにしろっ!」
「「ありがとうございましたー」」
******
夏コンペのお題を「テレビを付けたらゆっくりえーきとらぶらぶちゅっちゅする漫才をやっていた。テレビはすぐに消した」
という姑息な方法でクリアしようと思っていたらなんかこんなのできちゃったんですけれども。
なんだこれ。
「しろっ!」
「やあ僕漫才お兄さん!とか言って漫才をやらせていただくんですけれども」
「くろっ!」
「どぼじでいきなりお客様にしけいっ!せんこくなんてするのおおおおお?!」
「くろっ!」
「えー、前から5番目の列の右から3番目のお客様の拍手が小さかった、と」
「くろっ!」
「そんなこと言ったら一番前の列の真ん中のマダムなんかお菓子の袋を開けるのに気を取られて拍手すらしていなかったんですけれどもね」
「くろっ!」
「えーほんとにすみませんね。拍手を強要するような形になってしまってほんと、あっ、今お客様から良い拍手いただきました!」
「よいぞ!」
「まあちょっとお客様に対してね、そうやって上から物を言うのはどうかと思うんですけれども」
「しろっ!」
「いやしかし僕たちもね、こうやって夫婦漫才をやってるわけなんですけどれども」
「しろっ!」
「これが舞台だけじゃなくて私生活でも実際ほんとの夫婦だったりするわけなんですね」
「僕の方はね、まあこうして普通の男の子なんですけれどもね、嫁はご覧の通りゆっくりえーきでして」
「しろっ!」
「昔はゆっくりが俺の嫁!なんて言ったらそれこそHENTAI扱いだったんですが」
「しろっ!」
「それが今はもう普通にね」
「くろっ!」
「やっぱりHENTAI扱いなんですがね」
「くろっ!」
「まあゆっくりと言ってもですね、いわゆる希少種の場合はですね」
「くろっ!」
「出番が少ないこともあってね、ソフィスティケイトの過程を踏んでいないというか」
「しろっ!」
「原作の能力を一部そのまんま引き継いでたりすることが稀によくあったりしてね」
「くろっ!」
「何かもうゆっくりと言ってもほとんど妖怪だったり神仏みたいな存在だったりするわけなんですけれども」
「くろっ!」
「うちの嫁の場合もですね、なんかもう凄い能力を持ってましてね」
「しろっ!」
「僕が浮気したら地獄に送るとか言うんですね」
「しろっ!」
「これが比喩じゃなくて本物の地獄に送れる程度の能力があると」
「しろっ!」
「とはいえ僕も芸人のはしくれなんでね、浮気は甲斐性くらいに思ってますからバレないようにちょいちょいやるんですがね」
「…!?……くろっ!」
「まあ今のネタなんか稽古も含めて千回くらいやってるのにね、いまだにこのやりとりで動揺するあたりなんかはうちの嫁の可愛いところだったりするんですが」
「くろっ!」
「それでまあ今日はこれから僕たちのね、出会いの話なんかをしてみたいと思うわけなんですけれども」
「しろっ!」
「その頃僕は隅田川沿いという江戸情緒溢れる場所に住まいしていたわけなんですけれどもね」
「しろっ!」
「まあ住んでいたおうちの屋根はあおいろだったんですけれども」
「くろっ!」
「まあ僕らの<隅田川>という芸名も出会った場所から取っているわけなんですけれどもね」
「しろっ!」
「ある朝僕が目覚めますとキラキラ光りながら何かが空から降ってくるのを見つけたと」
「しろっ!」
「あれ-?何だろうな-?何だろうなー?と思っていたら僕のおうちの方に降りてくると」
「しろっ!」
「それで僕が住んでいたダンボールハウスを出ますとね」
「くろっ!」
「まあ今ダンボールハウスって言っちゃいましたけれども」
「くろっ!」
「空から降ってきた何かを受けとめたと」
「しろっ!」
「それが僕の嫁であったと」
「しろっ!」
「まあきょうび空から降ってくる少女パターンそのまんまのプロットを立てる作者なんて非モテにも程があるというかね」
「くろっ!」
「人がゴミのようというかゴミのような作者だと思ったりするんですけれども」
「ばるす!」
「バルス言われてもまだ終われないんですけれどもね」
「……」
「まだお時間残ってるんでね、もうちょっとだけ続くんですけれども」
「……」
「……?」
「……」
「…えーき様?」
「……」
「えーと…何?…ネタが飛んじゃったのおおおおお?!」
「……」
「いやそのお口とんがらせてみせられても困るわけなんですけれどもね」
「……」
「ちゅーしてくれたらネタ思い出せるかもって言われてもね…あっそれキス顔だったの?っていうかね、ちょっと僕たちが今いるのは舞台の上なんですが」
「……」
「お客様の前でそういう行為はちょっとどうかと思うんですけれども」
「……」
「……えーあのそういうわけなんでしてね、漫才続かなくなっちゃいますんでね、あの、お客様ほんとにサーセン。サーセンね。それでは失礼して。ちゅっ」
「ちゅっちゅっ♪」
「じゃあこれで漫才を続…ンッ…ちょっ…ぶちゅー…」
「ちゅー♪」
「……はぁはぁはぁはぁ。まあ漫才やってるとね、時にはこんな辱めというかね」
「ちゅっ♪」
「こうっかいしょけいっ!にあったりもするわけなんですけれどもね」
「ちゅっ♪」
「お客様方は大勢の人の前でこんなことして馬鹿じゃなかろうかと思うかも知れませんけれども」
「くろっ!」
「これでなかなか馬鹿にはつとまらないお仕事であると」
「しろっ!」
「かといって利口な方はあまりやらないなんていってね、噺家さんのクスグリみたいなネタなんですけれども」
「くろっ!」
「ネタと一緒にお時間まで飛んでしまいましたのでね、そろそろ漫才を終わらせていただきたいと思うんですが」
「ぜんこーしろっ!」
「だからそういうお客様に対して上から発言はまずいっていったと思うんですけれども」
「しろっ!」
「お前がいいかげんにしろっ!」
「「ありがとうございましたー」」
******
夏コンペのお題を「テレビを付けたらゆっくりえーきとらぶらぶちゅっちゅする漫才をやっていた。テレビはすぐに消した」
という姑息な方法でクリアしようと思っていたらなんかこんなのできちゃったんですけれども。
なんだこれ。