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ゼロの社長-10 - (2008/10/13 (月) 20:45:23) の1つ前との変更点

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#navi(ゼロの社長) 「待ってくれたまえ、海馬君。」 ギーシュとの決闘の後、廊下を歩いていた海馬を呼び止める声がした。 振り返るとそこにはコルベールが息を切らせながら追いかけてきていた。 「疲れているとは思うが、ちょっと学院長室まで来てもらえないだろうか。 オールド・オスマン…この学院の学院長が、君に話したいことがあると。」 「ふん。用があるなら自分で来い…といいたいところだが、俺にも貴様らに聞きたい事がある。いいだろう、案内しろ。」 「よく来てくれた。私がこの学院の学院長を務める、オスマンじゃ。 さっきの戦い、ここで見させてもらった。」 学院長室にはオスマンがいた。 ロングビルには席をはずすように言っておいたのだ。 オスマンがすっと杖を振るうと、さっきと同じようにヴェストリの広場の様子が映った。 さっきと違うところは、夜であることと大きなクレーターができている事だ。 「覗き見とは趣味が悪いなじじい。」 「じじい…まぁ、よい。君にいくつか聞きたい事と伝えたい事があってな。 わざわざ来てもらったわけだ。早速じゃが、これを見て欲しい。」 オスマンが合図をするとコルベールが手に持っていた本のページを開く。 大きく特徴的なルーンとその説明文が書いてあるのだが、残念な事にハルキゲニアの文字は海馬には読めなかった。 「悪いが、この世界の文字は読めん。言いたい事があるならわかりやすく言え。」 「この世界…やはり君は異世界から来たのかい!?」 「ミスタ・コルベール。興味が湧くのはわかるが、こちらの話を伝えるのが先じゃ。 海馬君。君の左腕には、その本に載っているのと同じルーンが刻まれている。 それは伝説の使い魔『ガンダールヴ』のルーンじゃ。」 「『ガンダールヴ』とは伝説の存在でね。あらゆる武器を使いこなすという。 今回の戦いでは、君は武器を使うまでも無かったけど、戦闘中君のルーンはずっと輝いていた。 つまり、その腕輪は武器として認識されたということじゃないだろうか?」 「ふむ…つまり、モンスターの実体化はこのルーンのおかげだと?」 「うん、おそらくは、それこそがガンダールヴのちから…」 「いいや、違う。」 オスマンは低い声で否定した。 「少し場所を変えよう。海馬君、ちょっと宝物庫まで付き合ってくれんかね。 ミスタ・コルベール。ここまで話したついでじゃ、君もついてきたまえ。」 魔法学院本塔5階にある宝物庫。 オスマンは鍵を使い厳重な扉を開けた。 そして、衛兵達に聞かれないように、その扉を硬く閉じた。 「かび臭いところだな?なんだここは?ガラクタ置き場か…?」 宝物庫とは言え、宝物だけでなく、ハルキゲニアでもガラクタ扱いされているものまでまとめて突っ込んでいるような場所である。 海馬がガラクタ置き場と評するのも無理は無かった。 「見てもらいたいのは、これじゃ。」 オスマンが取り出したのは、ショットガンくらいのサイズの銃に見えるものと小さい箱だった。 箱は丁度、トランプを収めて置けるくらいのサイズだった。 オスマンがそれを開くと、その中にはデュエルモンスターズのカードが入っていた。 「なっ…これはデュエルモンスターズのカード!なぜこんなものがここにある。」 「これは…海馬君の腕にあるのと同じカードですね。」 海馬はカードを受け取り、デッキの内容を見ていく。 デッキの内容は炎属性に特化していて、永続魔法を主体に戦うデッキのようだった。 海馬はあらかた見終わると、それをコルベールにも渡した。 コルベールはそのカードそのものもさることながら、印刷技術にも魅力があるようだった。 「昔話に付き合ってもらえるかな?30年前、森を散策していた私は、ワイバーンに襲われた。そこを救ってくれたのが、そのカードの持ち主じゃ。 彼は召喚銃と後に呼ばれる事になるアイテムにそのカードを入れて、炎に包まれたモンスターを呼び出した。 そして、ワイバーンを倒したのじゃが、そのまま倒れてしまった。 怪我をしていてな。すぐに私は学院に彼を連れ帰り、手厚く看護をした。 だが、看護の甲斐なく…」 『……』 3人の間に重い空気が流れた。 「わしは彼を墓に埋葬した後に、この召喚銃を恩人の形見として宝物庫にしまったのじゃ。その際に銃から出てきたのが、そのカードじゃ。」 「ふむ…俺以外のデュエリストがこの世界に現れたというのか…。 それにこの銃…どうやらデュエルディスクのようだな。」 「デュエルディスク…?」 「俺の左手にあるものと同じものという事だ。つまり、俺以外の人間でもモンスターを召喚できるという事だな。」 「そう言いたいのじゃがな、わしも触ってみたのじゃが、彼のようにモンスターを出す事は出来なかった。 使い手を選ぶのかのう…」 「ふむ…」 そういいながら召喚銃を触ってみる海馬。 突然左手のルーンが輝き、そのデュエルディスクの情報が頭に入ってくる。 「そうか…これは…」 「どうしたのかね、海馬君。」 「なるほど、ガンダールヴのルーンの力というのが今理解できたようだ。 武器としてイメージされるものの使い方を情報として得る事ができる。 ふむ、こいつはいまストッパーがかかっている状態のようだ。 このようにすれば…」 カチカチと弄ると、それはデュエルディスク形態になった。 「これを左手にはめ、デッキをセットすれば召喚できるはずだ。じじい、ちょっとやってみろ。」 「いや、しかし…この狭い中では危険じゃろう。」 オスマンは、ボロボロになっていたルイズの部屋や、あのクレーターを思い出した。 「固定化の魔法がかかっていますので、物自体は大丈夫かと。 それに、さっきの戦闘で見たところ、召喚するモンスターは自分で引いた5枚の手札から選べるようですし、 モノはためしということで。」 二人にいわれオスマンはそのデュエルディスクをつけた。 「枠が黄色、もしくはオレンジ色のカードがモンスターカードだ。」 「これかの…?」 と、ここでオスマンはさっきの海馬の姿を思い出しすっと息を吸い… 「いでよ!ヴォルカニックロケット!」 叫び声とともにパシッとデュエルディスクのモンスターゾーンにカードを置くオスマン。 …しかし、なにもでてこない。 微妙な空気が3人の間に流れた。 「ぬ?」 「おかしいですね?私にやらせていただけませんか?」 そういってコルベールも同じ要領でデュエルディスクを受け取り、手にセットしてみた。 「えっと…これって叫ばないといけませんか?」 「相手に召喚するカード名を説明するために、俺たちはカード名を言っている。 そのルールに乗っ取ってみる方がいいんじゃないか?」 「そうじゃ、私なんか叫んだ上に出なかったんじゃぞ。超恥かしいわい。ミスタ・コルベールも叫ばんかい。」 じじい…恥を人にも押し付ける気だな…と、おもいながらコルベールはしぶしぶ言う事にした。 「えーっと、黄色かオレンジのカード…」 「ちなみにモンスターカードでもレベル5以上のモンスターには生け贄が必要だ。また特殊な召還条件が必要なものもある。 さっきじじいが出そうとしたヴォルカニックロケットはレベル4。召還条件もないから、召喚できるはずだが?」 「ふむ、ではこれにしますか。出でよ、ヴォルカニックラット!」 刹那、デュエルディスクが光を放ち、床の上に火に包まれたネズミが現れた。 確認のためにコルベールが手を伸ばすと、そのネズミは熱を持っており、確かにその場に存在していた。 「おおおおおおおおおおお!これはすごい!」 「ふむ…なぜ私にできず、ミスタ・コルベールには召喚できたのか…」 チッと誰にも聞かれないような舌打ちをしつつぼやくオスマン。 「おそらくは魔法の属性の問題ではないか?コルベールは火属性のメイジと聞いた。デッキも火属性メインのデッキだ。 詳しく調べるにはカードが足り無すぎるが、この世界の人間がモンスターをデュエルディスクで召喚するには、 その属性とあったものじゃなければならないなどの制約があるのだろう。」 おおーなどといいながら、ヴォルカニックラットと戯れているコルベールをよそに話を進める海馬とオスマン。 「じじい、俺の力も自覚できていない部分がある。 おもに召喚や魔法を使うルールについてだ。 そこでだが、あのデッキとデュエルディスクを、コルベールに預けては置けないか? デュエルは相手がいなければ成立せんし、2人のほうが効率よく調べられるだろう。」 ふむ、とオスマンは返した。 「じゃが、あれがもし別の、炎を使うメイジに奪われたら面倒な事にはならんか? 近頃は土くれのフーケとか言うこそドロが、この界隈をうろうろしている。」 「この世界で今のところ、デュエルディスクの使い方を知っているのはこの場にいる3人だけだ。 なおかつデッキは、俺のものとあの炎属性のデッキの二つだけ。 俺のものは盗ませんし、あのデッキを奪った奴がいたのなら、おれがデュエルをして倒せばいいだけの話だ。」 「ふむ、ミスタ・コルベール」 「はっ!はい?なんでしょう。」 いろいろデュエルディスクを弄ろうとして、そのプランを頭の中で膨らませていたコルベールが、はっと我に帰る。 「そのカードと召喚銃を君に預ける。」 「はい…はいィ?いまなんと?」 「それを君に預けるといったのだ。」 「いや、しかし…」 「デッキも、デュエルディスクも、全てはデュエルのためにあるものだ。埃を被らせておくなど、カードが泣くぞ。」 「結果的に、このデュエルディスクを君が扱える事がわかったのだ。 宝物庫の中で眠らせておくより君のもとにあったほうがいいだろう。」 コルベールは迷っていた。 確かに魅力的なものではある。 しかしこれは同時に恐ろしい兵器になりうるものだ。 もし自分が使い道を誤ったら、また『あのとき』のような事になるのではないか…? その時、オスマンに肩を叩かれた。 「君が危惧している事は大体わかる。この力が恐ろしいものであることも。 だが、力は使うもの次第で善にも悪にも変わる。 そして私は、君がそれを正しいように使えると知っている。」 「オールド・オスマン…わかりました、召喚銃。確かにお預かりします。」 「話が長引いてしまったようじゃな。ふむ、今日はこの辺にしておこうか。 何か気になる事があったら、わしかミスタ・コルベールに聞くといい。 わしらは君の味方だ。」 「私も力になれるように努力するよ。さしあたっては、デュエルディスクの能力の解明についてかな?」 「ふむ、では近いうちにデュエルの基本ルールを覚えてもらうか。 ぬう、こちらの文字がかけないというのは不便だな。 ルールブックを渡しても意味が無い。」 「ははっ、そうだね。昼間とか目立つ時間、それに学内でやるのはまずいから、 夜にでも学外に出て検証するとしようか。」 そう喋りながら、3人は宝物庫の扉を出た。 だが、扉の外には… 「セト…何か言いたい事があるなら先に聞くわよ?」 なぜかボロボロのルイズと 「オールド・オスマン?今日中に終わらせなければならない仕事の山がたっぷり残っているんですが?」 おなじくボロボロのロングビルが、怒りの表情で宝物庫の入口の前に仁王立ちしていた。 #navi(ゼロの社長)
#navi(ゼロの社長) 「待ってくれたまえ、海馬君。」 ギーシュとの決闘の後、廊下を歩いていた海馬を呼び止める声がした。 振り返るとそこにはコルベールが息を切らせながら追いかけてきていた。 「疲れているとは思うが、ちょっと学院長室まで来てもらえないだろうか。 オールド・オスマン…この学院の学院長が、君に話したいことがあると。」 「ふん。用があるなら自分で来い…といいたいところだが、俺にも貴様らに聞きたい事がある。いいだろう、案内しろ。」 「よく来てくれた。私がこの学院の学院長を務める、オスマンじゃ。 さっきの戦い、ここで見させてもらった。」 学院長室にはオスマンがいた。 ロングビルには席をはずすように言っておいたのだ。 オスマンがすっと杖を振るうと、さっきと同じようにヴェストリの広場の様子が映った。 さっきと違うところは、夜であることと大きなクレーターができている事だ。 「覗き見とは趣味が悪いなじじい。」 「じじい…まぁ、よい。君にいくつか聞きたい事と伝えたい事があってな。 わざわざ来てもらったわけだ。早速じゃが、これを見て欲しい。」 オスマンが合図をするとコルベールが手に持っていた本のページを開く。 大きく特徴的なルーンとその説明文が書いてあるのだが、残念な事にハルキゲニアの文字は海馬には読めなかった。 「悪いが、この世界の文字は読めん。言いたい事があるならわかりやすく言え。」 「この世界…やはり君は異世界から来たのかい!?」 「ミスタ・コルベール。興味が湧くのはわかるが、こちらの話を伝えるのが先じゃ。 海馬君。君の左腕には、その本に載っているのと同じルーンが刻まれている。 それは伝説の使い魔『ガンダールヴ』のルーンじゃ。」 「『ガンダールヴ』とは伝説の存在でね。あらゆる武器を使いこなすという。 今回の戦いでは、君は武器を使うまでも無かったけど、戦闘中君のルーンはずっと輝いていた。 つまり、その腕輪は武器として認識されたということじゃないだろうか?」 「ふむ…つまり、モンスターの実体化はこのルーンのおかげだと?」 「うん、おそらくは、それこそがガンダールヴのちから…」 「いいや、違う。」 オスマンは低い声で否定した。 「少し場所を変えよう。海馬君、ちょっと宝物庫まで付き合ってくれんかね。 ミスタ・コルベール。ここまで話したついでじゃ、君もついてきたまえ。」 魔法学院本塔5階にある宝物庫。 オスマンは鍵を使い厳重な扉を開けた。 そして、衛兵達に聞かれないように、その扉を硬く閉じた。 「かび臭いところだな?なんだここは?ガラクタ置き場か…?」 宝物庫とは言え、宝物だけでなく、ハルキゲニアでもガラクタ扱いされているものまでまとめて突っ込んでいるような場所である。 海馬がガラクタ置き場と評するのも無理は無かった。 「見てもらいたいのは、これじゃ。」 オスマンが取り出したのは、ショットガンくらいのサイズの銃に見えるものと小さい箱だった。 箱は丁度、トランプを収めて置けるくらいのサイズだった。 オスマンがそれを開くと、その中にはデュエルモンスターズのカードが入っていた。 「なっ…これはデュエルモンスターズのカード!なぜこんなものがここにある。」 「これは…海馬君の腕にあるのと同じカードですね。」 海馬はカードを受け取り、デッキの内容を見ていく。 デッキの内容は炎属性に特化していて、永続魔法を主体に戦うデッキのようだった。 海馬はあらかた見終わると、それをコルベールにも渡した。 コルベールはそのカードそのものもさることながら、印刷技術にも魅力があるようだった。 「昔話に付き合ってもらえるかな?30年前、森を散策していた私は、ワイバーンに襲われた。そこを救ってくれたのが、そのカードの持ち主じゃ。 彼は召喚銃と後に呼ばれる事になるアイテムにそのカードを入れて、炎に包まれたモンスターを呼び出した。 そして、ワイバーンを倒したのじゃが、そのまま倒れてしまった。 怪我をしていてな。すぐに私は学院に彼を連れ帰り、手厚く看護をした。 だが、看護の甲斐なく…」 『……』 3人の間に重い空気が流れた。 「わしは彼を墓に埋葬した後に、この召喚銃を恩人の形見として宝物庫にしまったのじゃ。その際に銃から出てきたのが、そのカードじゃ。」 「ふむ…俺以外のデュエリストがこの世界に現れたというのか…。 それにこの銃…どうやらデュエルディスクのようだな。」 「デュエルディスク…?」 「俺の左手にあるものと同じものという事だ。つまり、俺以外の人間でもモンスターを召喚できるという事だな。」 「そう言いたいのじゃがな、わしも触ってみたのじゃが、彼のようにモンスターを出す事は出来なかった。 使い手を選ぶのかのう…」 「ふむ…」 そういいながら召喚銃を触ってみる海馬。 突然左手のルーンが輝き、そのデュエルディスクの情報が頭に入ってくる。 「そうか…これは…」 「どうしたのかね、海馬君。」 「なるほど、ガンダールヴのルーンの力というのが今理解できたようだ。 武器としてイメージされるものの使い方を情報として得る事ができる。 ふむ、こいつはいまストッパーがかかっている状態のようだ。 このようにすれば…」 カチカチと弄ると、それはデュエルディスク形態になった。 「これを左手にはめ、デッキをセットすれば召喚できるはずだ。じじい、ちょっとやってみろ。」 「いや、しかし…この狭い中では危険じゃろう。」 オスマンは、ボロボロになっていたルイズの部屋や、あのクレーターを思い出した。 「固定化の魔法がかかっていますので、物自体は大丈夫かと。 それに、さっきの戦闘で見たところ、召喚するモンスターは自分で引いた5枚の手札から選べるようですし、 モノはためしということで。」 二人にいわれオスマンはそのデュエルディスクをつけた。 「枠が黄色、もしくはオレンジ色のカードがモンスターカードだ。」 「これかの…?」 と、ここでオスマンはさっきの海馬の姿を思い出しすっと息を吸い… 「いでよ!ヴォルカニックロケット!」 叫び声とともにパシッとデュエルディスクのモンスターゾーンにカードを置くオスマン。 …しかし、なにもでてこない。 微妙な空気が3人の間に流れた。 「ぬ?」 「おかしいですね?私にやらせていただけませんか?」 そういってコルベールも同じ要領でデュエルディスクを受け取り、手にセットしてみた。 「えっと…これって叫ばないといけませんか?」 「相手に召喚するカード名を説明するために、俺たちはカード名を言っている。 そのルールに乗っ取ってみる方がいいんじゃないか?」 「そうじゃ、私なんか叫んだ上に出なかったんじゃぞ。超恥かしいわい。ミスタ・コルベールも叫ばんかい。」 じじい…恥を人にも押し付ける気だな…と、おもいながらコルベールはしぶしぶ言う事にした。 「えーっと、黄色かオレンジのカード…」 「ちなみにモンスターカードでもレベル5以上のモンスターには生け贄が必要だ。また特殊な召還条件が必要なものもある。 さっきじじいが出そうとしたヴォルカニックロケットはレベル4。召還条件もないから、召喚できるはずだが?」 「ふむ、ではこれにしますか。出でよ、ヴォルカニックラット!」 刹那、デュエルディスクが光を放ち、床の上に火に包まれたネズミが現れた。 確認のためにコルベールが手を伸ばすと、そのネズミは熱を持っており、確かにその場に存在していた。 「おおおおおおおおおおお!これはすごい!」 「ふむ…なぜ私にできず、ミスタ・コルベールには召喚できたのか…」 チッと誰にも聞かれないような舌打ちをしつつぼやくオスマン。 「おそらくは魔法の属性の問題ではないか?コルベールは火属性のメイジと聞いた。デッキも火属性メインのデッキだ。 詳しく調べるにはカードが足り無すぎるが、この世界の人間がモンスターをデュエルディスクで召喚するには、 その属性とあったものじゃなければならないなどの制約があるのだろう。」 おおーなどといいながら、ヴォルカニックラットと戯れているコルベールをよそに話を進める海馬とオスマン。 「じじい、俺の力も自覚できていない部分がある。 おもに召喚や魔法を使うルールについてだ。 そこでだが、あのデッキとデュエルディスクを、コルベールに預けては置けないか? デュエルは相手がいなければ成立せんし、2人のほうが効率よく調べられるだろう。」 ふむ、とオスマンは返した。 「じゃが、あれがもし別の、炎を使うメイジに奪われたら面倒な事にはならんか? 近頃は土くれのフーケとか言うこそドロが、この界隈をうろうろしている。」 「この世界で今のところ、デュエルディスクの使い方を知っているのはこの場にいる3人だけだ。 なおかつデッキは、俺のものとあの炎属性のデッキの二つだけ。 俺のものは盗ませんし、あのデッキを奪った奴がいたのなら、おれがデュエルをして倒せばいいだけの話だ。」 「ふむ、ミスタ・コルベール」 「はっ!はい?なんでしょう。」 いろいろデュエルディスクを弄ろうとして、そのプランを頭の中で膨らませていたコルベールが、はっと我に帰る。 「そのカードと召喚銃を君に預ける。」 「はい…はいィ?いまなんと?」 「それを君に預けるといったのだ。」 「いや、しかし…」 「デッキも、デュエルディスクも、全てはデュエルのためにあるものだ。埃を被らせておくなど、カードが泣くぞ。」 「結果的に、このデュエルディスクを君が扱える事がわかったのだ。 宝物庫の中で眠らせておくより君のもとにあったほうがいいだろう。」 コルベールは迷っていた。 確かに魅力的なものではある。 しかしこれは同時に恐ろしい兵器になりうるものだ。 もし自分が使い道を誤ったら、また『あのとき』のような事になるのではないか…? その時、オスマンに肩を叩かれた。 「君が危惧している事は大体わかる。この力が恐ろしいものであることも。 だが、力は使うもの次第で善にも悪にも変わる。 そして私は、君がそれを正しいように使えると知っている。」 「オールド・オスマン…[[わかりました]]、召喚銃。確かにお預かりします。」 「話が長引いてしまったようじゃな。ふむ、今日はこの辺にしておこうか。 何か気になる事があったら、わしかミスタ・コルベールに聞くといい。 わしらは君の味方だ。」 「私も力になれるように努力するよ。さしあたっては、デュエルディスクの能力の解明についてかな?」 「ふむ、では近いうちにデュエルの基本ルールを覚えてもらうか。 ぬう、こちらの文字がかけないというのは不便だな。 ルールブックを渡しても意味が無い。」 「ははっ、そうだね。昼間とか目立つ時間、それに学内でやるのはまずいから、 夜にでも学外に出て検証するとしようか。」 そう喋りながら、3人は宝物庫の扉を出た。 だが、扉の外には… 「セト…何か言いたい事があるなら先に聞くわよ?」 なぜかボロボロのルイズと 「オールド・オスマン?今日中に終わらせなければならない仕事の山がたっぷり残っているんですが?」 おなじくボロボロのロングビルが、怒りの表情で宝物庫の入口の前に仁王立ちしていた。 #navi(ゼロの社長)

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