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  • Mr.0の使い魔 第十話の編集履歴ソース
「Mr.0の使い魔 第十話」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

Mr.0の使い魔 第十話 - (2007/08/22 (水) 17:28:50) のソース

「ぐ、あ……」

 クロコダイルの口からうめき声が漏れた。愕然として胸に刺さった岩
槍を見つめる様子は、とても今までゴーレム相手に猛威を振るっていた
人間とは思えない。口にしていた葉巻が力なく落下する。
 膝を折るクロコダイルを前にして、教師の仮面を脱ぎ捨てたフーケは
嘲笑した。

「はは、ははハハハッ! さすがのあんたも、不意をつかれちゃおしまいかい!」
「て、めェ……てめェが、フーケ、かッ……」

 途切れ途切れに言葉を紡ぐクロコダイル。殺気を込めてフーケを睨む
が、それすらもフーケの喜悦を増すだけだった。今まで相手にしてきた
メイジと同じだ。油断したところで不意打ちをかければ、誰もがなす術
なく死んでいく。まだ息があるのは意外だったが、このまま放っておけ
ば遠からず息絶えるだろう。フーケは勝利を確信した。

「そう、あたしが悪名高い『土くれ』のフーケだよ。
 朝といいさっきといい、あたしの事を疑ってたみたいだけど」
「対応が迅速すぎたからな………本人か、協力者か……どちらかだと思った」
「ご忠告どうも。今後に役立てさせてもらうよ。遺言はそれだけ?」
「……もう一つ、ある」

 油断は死を招く。先ほどフーケ自身が考えていた事だ。
 難敵を始末した余韻に浸っていたフーケは、故に気づかなかった。

「聞いてあげるよ。なんだい?」

 クロコダイルの傷口から、一滴の血もこぼれていない事に。


「自慢話は程々にすべきだな」


 [[Mr.0の使い魔]]
  —エピソード・オブ・ハルケギニア—

     第十話


 言うが早いか、クロコダイルの全身が砂に変わった。猛然と渦を巻く
砂が、驚愕に目を見開いたフーケの体にまとわりつく。

「なッ!?」
「クハハハハ……経験者からのささやかな助言だ。
 相手の息の根を止めるまでは、自慢話をするべきじゃない」

 背後で実体化したクロコダイルが、華奢なフーケの体を押さえ込んだ。
たおやかな首にかかったかぎ爪と杖を握りしめる右手。僅かでも余計な
動きをすれば、鋭い爪が一瞬で首の皮を引き裂くだろう。
 フーケは、全身がじっとりと汗ばむのを感じた。

「……まんまとはめられたってわけか。あたしもヤキが回ったね」

 呪文を唱える間のだらけた様子も、岩槍で貫かれてからの苦悶の表情
も、全て盗賊の正体を引きずり出すための演技だったのだ。今更遅いが、
フーケは舌打ちせずにはいられなかった。
 もっとも、彼女はクロコダイルの素性を知らない。長年世界を騙して
きた大海賊が相手では、高名な盗賊といえども分が悪いだろう。

「そう悲観する事はないさ。
 実際、最後に自白するまでは確証はなかったからな。
 学院の平和ボケした連中なら、お前の事は微塵も疑うまいよ」

 フーケは内心で首を傾げた。自分は殺気や敵意には敏感なつもりだが、
クロコダイルからはそういったものがまるで感じられない。今すぐどう
こうされる、という心配はしなくてもよさそうだ。

「あんた、何を考えてるんだい」
「有能な人材は有効利用すべきだと思うんでな」

 背後のクロコダイルは、世間話でもするような気安さで告げる。

「おれの部下になれ」
「何、だって?」

 思わずフーケは後ろを振り仰ぎ、そして固まった。野獣のようにギラ
ついた目に、酷薄な笑みを浮かべた口元。息がかかるほどの距離で目に
した男の表情には、憤怒や憎悪とは違う恐ろしさがあった。

「おれにはやりたい事があるんだが、今は手が足りん。だから役に立つ奴が欲しいんだ」

 また、汗がにじむ。体中の水分がなくなってミイラになりそうだ。普
通なら笑い飛ばすような不安を感じつつ、フーケはからからに乾いた喉
から僅かに声を声を絞り出した。

「……あたしが、そのお眼鏡に適った、と?」

 蚊の鳴くような、か細い声。自分でも相手に聞こえたのか怪しい一言
を、クロコダイルの耳はきちんと捉えたのだろう。鷹揚に頷くと、よう
やくフーケから身を離した。
 緊張が解けたフーケは、反動でその場にへたり込んでしまう。新たに
汗が吹き出る事はなかったが、水気を吸ったローブは肌に絡んで気持ち
悪さを残した。

「嫌だと言うなら無理強いはせんがな。
 おれは教師に化けていた盗賊を殺して凱旋する。で、どうする?」

 右手をさらさらと崩しながら、再度問いかけるクロコダイル。選択肢
など始めから存在しないのだ。素直に頷くのは癪だが、言葉遊びをする
余裕は、焦燥したフーケの中には残っていなかった。

「まだ死ぬつもりはないよ……あんたに従う。これでいいんだろ」
「結構。では学院に戻ろうか、ミス・ロングビル。
 残念ながら、フーケの足取りは掴めなかったがね」
「……そうですわね、ミスタ・クロコダイル」

 これまでのやりとりが嘘のように、クロコダイルは元の教師に接する
態度に戻る。その切り替えの早さに内心舌を巻きながら、フーケも再び
ロングビルを演じ始めた。


 荷馬車に揺られて、二人は帰路についた。一足先に帰った生徒達は、
今頃オスマンに奪還成功を報告しているだろう。

「ミスタ・クロコダイル。わたくしは、何をすればよろしいんですの?」

 手綱を握るロングビルは、荷台で寝そべるクロコダイルに問いかけた。
この得体の知れない男の指示で、自分が何をさせられるのか。今の彼女
が最も知りたい情報だ。

「現状維持、だな。オスマンの秘書として勤務していろ。盗賊も続けてもらうぞ」
「……何かやらかすんじゃないのかい」

 やる気無さげなクロコダイルの返答に、ロングビルは思わず盗賊時の
言葉遣いが出てしまった。どうにも調子の狂う相手である。殺し合い、
探り合いに異様なほど熟達しているが、それは箱入り貴族の政治や戦争
とはまるで違う。むしろ大規模な盗賊団の頭のような、社会の裏で広く
深く暗躍するタイプだ。

「人手不足だと言っただろう。他にも足りないものは山ほどある」
「足りないもの?」
「情報、金、人脈、権力……武器や拠点も必要だな。今のお前の担当は、情報と金だ」

 言われて、ロングビルも納得した。 
 情報は、オスマン及び彼と繋がりを持つ重要人物が抱える、外に漏れ 
てこない機密事項だ。秘書として働いていれば、自然とその手の書類を 
目にしたり、お偉いさんばかりの会議に随行する機会も増える。 
 金はというと、単純に高価な盗品の売買による利益である。フーケと 
して活動していた間も、盗み出した品々を裏のマーケットに流して稼い 
でいたのだ。マジックアイテムも宝石も、飾るだけでは腹の足しになら 
ない。売り払って現金に換える事で、初めて食料や衣類を買えるように 
なるのだ。 

「随分と欲張りだね。そんなに集めて、世界征服でもするつもり?」 
「そうさ」 

 冗談めかした質問に、返された答えは真剣そのものだった。振り向き 
かけたロングビルの脳裏に、ついさっき見てしまったクロコダイルの表 
情がよぎる。背中に氷を突っ込まれたような悪寒に身震いして、彼女は 
再び前に向き直った。 

「おれは、世界の全てを手に入れてやる。全てを、な」 

 耳に届く男の声には、どす黒く、濁った欲望が渦巻いている。かつて、 
何もかもを失った自分が抱いたのと同じような——。 
 そこまで考えて、ロングビルは頭を振った。まだ、全てを失ったわけ 
ではない。たった一つだけ、大切なものが残されているのだ。 

「言うじゃないか。夢物語にならない事を祈ってるよ」 

 苦笑を漏らして、ロングビルは馬車の操作に集中する。心の奥底で、 
燃え移った火種がじくじくと燻り続けている事に、彼女自身気づいては 
いなかった。 


   ...TO BE CONTINUED 
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