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  • 復活・使い魔くん千年王国 第五章 悪魔大王

あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

復活・使い魔くん千年王国 第五章 悪魔大王

最終更新:2008年07月30日 11:39

匿名ユーザー

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《虎よ! 虎よ! あかあかと燃える 闇くろぐろの 夜の森に
 どんな不死の手 または目が おまえの恐るべき均整を つくり得たか?
 …またどんな肩 どんな技が おまえの心臓の筋を 捻じり得たか?
 おまえの心臓が 脈うち始めたとき どんな恐ろしい手が 恐ろしい足が用いられたか?
 どんな槌が? どんな鎖が? どんな炉に おまえの脳髄が入れられたか?
 どんな鉄床が? どんな恐ろしい手力が その死を致す恐怖を むずと掴んだか?》
  (ウィリアム・ブレイクの詩集『無垢と経験のうた』中の「虎(The Tyger)」より)


度重なる戦火に燃える、天空の大陸アルビオン。
シティ・オブ・サウスゴータから敗走し、スカボロー港に集結していたトリステインの敗残兵は、
ロサイスから艦隊に乗って回りこんできたゲルマニア軍の奇襲により、完膚なきまでに殲滅された。

「ハハハ……なんと他愛もない、鎧袖一触とはこのことか!」

勝ち鬨をあげるゲルマニア軍。そこへ内陸側から、風竜に乗った将校たちが味方の旗を持って飛んで来た。
小柄で痩せた指揮官の男は、《ガンダールヴ》のルーンを持つアドルフ・ヒードラーだ。
「やあ諸君、奇襲は成功したようじゃないか。これぞまことのトラ・トラ・トラ、だな」
「おお、ブラウナウ伯爵! いや、ヒードラー総督閣下!」
「いやいや、自分は総督代行ぐらいでいい。アルビオン属州総督の責務は、ハルデンベルグ侯爵に担わせて差し上げよう。
 ちょっと狩りをしてきたところだ。アルビオン軍数万とトリステインの殿軍は、地獄へ落ちてしまったよ」

ゾロゾロと数百ほどの将兵が彼の前に集まり、整列して右手を斜め前に突き出し敬礼する。
「「ジーク・ハイル(勝利万歳)! 総員、傾注!!」」
ヒードラーはにこやかに微笑み、片手を挙げて敬礼に応えた。
「ジーク・ハイル。うむ、ご苦労だったね諸君。この新兵器、ティーガー戦車の威力はどうだったかな?」
「素晴らしい、の一言です! ご覧下さい、この地獄のような光景を! 敵の死体の山を!」

廃墟から立ち昇る熱と血肉と硝煙の臭いに、将校は酷く興奮している。
「自走する車に、強力な大砲を乗せるという大胆な発想! 寸分の狂いもなく組み上げられた分厚い鋼鉄の板!
 それにこの精巧なカラクリ! まさに芸術品です!
 ゲルマニアのメイジが総掛かりで研究しても、とうてい同じものはできますまい!」

異世界からもたらされた超兵器、《ティーガーⅠ》。
全長8.45メイル、全高およそ3メイル、重量は12万リーブル(約56トン)。前面装甲の厚さは10サントにおよぶ。
第二次世界大戦中にナチス・ドイツが開発した、当時最強の重戦車である。


光の矢のように発射される8.8サントの徹甲弾は、秒速750メイル以上の速度で回転しながら、
2リーグの距離から8.4サントの分厚い鋼鉄製の装甲板をぶち抜くことができ、内部で炸薬が爆裂する。
副武装として7.92ミリメイルMG34機関銃×2、NbK39 90ミリメイルSマイン発射機×6。
ハルケギニア程度の文明世界の軍事兵器としては、馬鹿と冗談が総動員というところだ。
強力なメイジかドラゴンの群れでもなければ、まずこれに立ち向かうことはできまい。

今のところ整備と操縦は部下の悪鬼に任せてあるが、訓練しだいでは普通の人間にも扱えるようになろう。
さらにティーガーⅡ、ヤクトティーガー、シュトゥルムティーガーなども、ロマリアから持って来てある。

記録によれば、始祖ブリミルが降臨した『聖地』の門は、数十年に一度活性化する。
そして《ガンダールヴの右手の槍》として、その時代の地球上でもっとも強力な武器をもたらしてくれるという。
ただ基本的に個人用なので、機甲師団として運用できるほどの物量はないし、
ミサイルや戦闘機の大半は墜落して破壊されていた。まあ、AK-47だけはコンテナごと山ほど来ていたが。
砂漠の中にある聖地は、かなり放射能で汚染されているのかもしれない。

さてしかし、一つ問題がある。

始祖の秘宝、『祈祷書』と水のルビーは、ルイズ・フランソワーズともども地獄へ落ちてしまったようだ。
これでは始祖の虚無が復活するのに必要な《四つの虚無》、つまり担い手・使い魔・秘宝・ルビーの四組が揃わない。
おそらく始祖でなければ、あの門を正しく潜るのに必要な知識は持っていないだろう。

だが、あれらは六千年もの間、このハルケギニアなる文明世界を守護してきた強力なマジックアイテムだ。
四大王国同様、一時的に埋没しても、消えてなくなることは決してなかったという。
まぁ、そのうち松下やルイズともども、現世に戻ってくるだろう。
なんなら悪魔に命じて地獄まで回収に行かせてもよいのだし。うん、さしたる問題ではない。
最後には我が神《シーレン》様を復活させ、ハルケギニアも地球も地獄も天界も、我らが膝下に屈服させてくれよう!

ヒードラーはそう思案してほくそ笑み、拳を振り上げてゲルマニア軍を激励する。
「では諸君、天下無敵のゲルマニア軍よ、さらに進軍しよう!
 不実のアルビオンを掌中におさめ、ロンディニウムの異端者クロムウェルどもを滅ぼそう!!
 ジーク・ハイル!!」

「「「Sieg Heil!! Sieg Heil!! Sieg Heil!!」」

「…………」
ヒードラーに、否、ダニエル・ヒトラーに背負われていた魔剣デルフリンガーは、ずっと沈黙したきりであった……。


さて一方、地獄を歩いていた松下・ルイズ・シエスタ・佐藤の一行は……。

「……なんとも、図体ばかりでかくて悪趣味なフネねぇ……冥土の渡し舟に、デザインをどうこう言いたかないけど」
深淵の縁に設置された桟橋には、死人の爪で作られたフネ・ナグルファルが繋留されていた。
これに乗れば、目的地である地獄の中心まで二日ほどで着く、というのだが。

「これでもまだ小さなほうです。ちなみに帆布は死人の皮膚で、綱は髪の毛で、櫂などは人骨でできていますが。
 私ども『案内人』は、この地獄でそれなりの生活を営んでいましてね。
 たまに深淵から浮き上がってくる小型のフネを捕らえて、こうして移動に使うんですよ」
「実に乗る気が起きないフネね……って、私ども?」
「まあフネの上をご覧下さい。なんか白っぽい、虫みたいのがたくさんいるでしょ?」

なんと、フネに群がってさまざまな作業に携わっているのは、みな『案内人』と同じ姿の異形のものばかりではないか。
「「!?」」
「私どもは、地獄に湧く蛆虫のようなもので、生物でもなければ亡者でもありません。
 妖怪、と言うものが一番近い存在でしょうか。……さ、どうぞお乗りください。そろそろ出港です」


一行はフネに乗り込むと、しばらく深海のように静かでひんやりした船内を歩き、適当な座席を見つけて座る。
すると異形のものたちは、静かに『死を讃美する歌』を歌い出し、続いてお経のような『別れの歌』を歌った……。
実に縁起でもないが、出港の準備が整ったようだ。
ピイイーーーッ、と桟橋のそばで異形のものが笛を吹き、チリンチリンと寂しげな鈴の音を響かせた。
「出港ぉ…………っ!!」

ギギイイイ~~ッ、と納骨堂の扉が開くような不気味な音を立てて、怪異なるフネは深淵の底へと出港した。
肌を切るような雪風に乗り、ふわりと真っ暗な虚空へ浮き上がる。
……そしてしばらくグラグラ揺れた後、どうやら安定軌道に入ったようである。

船員と話していた案内人は、そそくさとルイズたちの席に戻ってきて、ガイドを再開する。
「ええ皆様、大変お待たせいたしました。反逆地獄コキュトス巡り、これより終点に向かいます。
 よろしければこの毛布をお使いください。機内食が出せませんで申し訳ありませんがね」
よく喋る案内人の冗談を、松下が毛布を受け取りながら鼻で笑う。
「はは、きみも言っていた通り、我々亡者に食事は不要だよ。霊的な飢渇を癒すため、供物などを食べることはできるが。
 しかし冥土のものを水一滴でも口にしてしまえば、二度と現世には帰れなくなるじゃないか」

案内人は体内から淡い燐光を放ちつつ笑い返し、説明を続ける。


「さて、この反逆地獄は四つの円に分かれています。
 外側からカイーナ、アンテノーラ、トロメア、ジュデッカ。
 それぞれに、愛するべき肉親、自分の祖国や党派、守るべき客人、大恩ある主人を裏切った罪人が幽閉されています。
 まあ、見て楽しい光景でもありませんし、全部上空を通り過ぎてしまいますが。
 中心に突き刺さっているのが、造物主たる神を裏切った《悪魔大王》だというのは、先ほどお話しましたね」

左側の硝子窓の向こうに、黒々とした岩山のような、両腕を左右に広げた悪魔大王の姿がぼんやり見える。
数百リーグも彼方にあるはずだが、圧倒的な迫力と存在感だ。見ているだけで体が、いや霊体が重圧を感じる。
ぐいぐいとフネごと吸い寄せられていくような、異様な重圧である。

「あの悪魔大王の醜悪な頭は三つあり、各々の顔色は赤と黄色と黒で、これは三つの大陸に住む三つの人種を表します。
 全身は黒い毛に覆われ、頭には山羊のような角が生え、耳からは大蛇が出ています。
 背中には六枚の蝙蝠に似た皮翼があって、これを羽ばたかせると吹雪が起こり、反逆地獄全体を凍りつかせます。
 また彼はその巨大な三つの口で、落ちてくる罪人の魂を吸い込んでは噛み砕き、硫黄の煙とともに吐き出しているのです。
 まるで噴煙を上げる火山のように……」

「……そいつは、なぜ神様に反逆なんてしたの?」
ブリミル教では、悪魔に関する神学的知識はまだ整っていないようだ。
ルイズは子供のように、案内人と松下に質問していくほかない。
「ふぅむ、諸説ありますね。
 有力な説は、自分が神より優れていると思い込み、宇宙の支配者になりたいと願ったというもの。
 もう一説は、神が自分に似せて人間というものを創造し、自分の地上における代理人とした時、
 土くれなどに跪くことはできないとして背いたというもの。つまり罪状は『高慢』と『嫉妬』による不服従です。
 彼はもともと最初に創造された偉大な天使であり、神に次ぐものとして君臨していたのだそうですから」

「……でも、神様は全知全能で、完全に善なる存在でしょう?
 なんで神様の作った世界は、こんなに罪と悪に満ちているの? なぜ神様に敵対するような、悪魔が存在できるの?
 そいつらが反逆した時に追放なんてしたりせず、すぐ消滅させてしまえばよかったのに……」
ルイズはそう言うと、頭から毛布を被り、不安そうに震えてうつむく。
松下が案内人に代わって答えた。

「神を、善悪とか強弱とかいった、平凡で不確かな人間の尺度で測るべきではない。
 悪魔も神の被造物であり、宇宙のシステムを管理する天使の一種だ。
 人間に試練を与え、霊的成長を促す《神の影》というべきかも知れん。
 神は善も悪も、天使も悪魔も、平和も災いもともに造るのだよ。万物は唯一の源泉から発する。
 全ては神が与え、神が取り去るのだ」


《私が主である。他にはいない。私の他に神はいない。
 あなたは私を知らないが、私はあなたに力を帯びさせる。
 それは、日の上る方からも、西からも、私の他には誰も神がいないことを、人々が知るためだ。
 私が主である。他にはいない。
 私は光を造り出し、闇を創造し、平和をつくり、災いを創造する。
 私は主、これらすべてを造る者である》
  (旧約聖書『イザヤ書』第四十五章より)


明快な答えだ。だが、それを聞いたルイズの震えは、ますます酷くなった。
足元にぽっかりと穴が開き、すーっと底なしの深淵に落ちてしまいそうな感覚に襲われる。
……おお、神が、神が悪を造った、だなんて。

ごくり、と唾を呑み込み、ルイズはさらに質問する。
「じゃ、じゃあ、人間はなぜ罪を犯し、争い、悪事を働くの? 悪魔のせい? それとも神様のせい?」

松下は即答する。
「いいや、人間自身のせいだ。
 自由意志の悪用、無知、無明、欲望……あるいは《原罪》のせいとも言える。
 神の目から見れば、すべて人間が心に思い図ることは、生まれながらに悪く、罪深い。
 外から人の中に入るものは人そのものを汚さないが、心の内側からはあらゆる罪悪が出て来るじゃあないか。
 悪魔は人間に悪事を唆すが、行為の決定権は人間の側にあるのだから。
 ……そして彼らの罪業は、終わりの日に裁かれるのだ」

ルイズはしばらく黙りこくったあと、ぼそりと呟く。
「終わりの日……ハルマゲドン、ラグナロク、神々の黄昏……。
 そして古い世界の終末と、そこの案内人は言っていたわね……」

「ああ。ぼくらが布教している『千年王国』の小冊子を読んでいないのか?
 これから起きるであろう大艱難について、簡単に預言しているぞ」
松下がそう言うと、シエスタがポケットから件の小冊子を取り出し、ルイズと佐藤に手渡す。
ルイズは興味なさそうにパラパラとページをめくり、松下が興奮したような口調で説教を始めた。

「厳しい冬が何年も続き、激しい疫病と飢饉、全世界規模の大戦争、地震や洪水などの天変地異が起きる。
 魔物や盗賊が跳梁跋扈し、人心は腐敗し、食と富と快楽と権力に対する渇望が、罪深い人間どもを衝き動かす。
 現世の終わりは近い。今まさに、現代文明の大破壊が起ころうとしている。
 天から炎と隕石と熔鉱が降り注ぎ、選ばれた人間だけが救われ、悪人は地獄の炎で焼かれるだろう!」


―――完全に異端だ、邪教だ、カルト宗教だ。犯罪的狂人のたわごとだ。
しかし、ブリミル教の聖職者たちが説く抹香臭い教えより、妙に説得力があるように感じるのはなぜだ。
ここが地獄の深淵で、あそこに悪魔大王が鎮座ましましているからだろうか。ああ、なんだか口の中が渇く。

「わ、私たちは、ていうかマツシタは、せ、世界を滅ぼそうとしているの?」

ルイズの発言にシエスタが気色ばむが、松下は彼女を手で制した。
「社会のひずみを生み出している、腐った現体制を打倒する程度のことはする。
 そして築き上げられるのが、人類究極の目的である理想的な世界国家『千年王国』だ。
 最終的に世界を滅ぼすのは、創造者である神自身だよ! 陶工が使い物にならない作品を、みな砕いてしまうように。
 悪に汚染された古い世界が、最後の審判を受けて滅びるのは、神が定めた必然、摂理だ。
 天体が回転し太陽が東から昇るのと同様、止めようがない」

松下は、危険な終末論を口から吐き出し続ける。
「太古の昔から、何度も繰り返し《生命の大絶滅》は起きている。おそらく霊的な革命、進化に必要なのだろう。
 我々のすべきことは、その時が近づいていることを告げ知らせ、なるべく多くの人間を救いに導くことだな。
 ぼくはメシア、救世主なのだから。
 ……とはいえ、救われる人間というのも、神が既に定めているのかも知れんが」

ルイズにはもう、頭を抱えて髪をかきむしることしかできない。
ああ、自分には理解できない。いや、したくない。すれば自分は、真の貴族どころか、正気の人間でなくなってしまう!
「―――――はぁ、神学問答はこれぐらいにしましょう。とにかく、早く現世に帰還しなきゃ。
 アルビオンやトリステインは、ハルケギニアはどうなっているのかしら……」
「現世のことは天に任せるんだな。今は休息の時だ。
 早めの精神力回復のために、瞑想のテクニックをいくつか教えておくよ」

佐藤は黙って二人のやりとりに聞き入りながら、メシアの著した小冊子に目を通していた……。


《栄光あれ 讃えられてあれ サタンよ かつて君臨した天の高みにおいても
 また今 事やぶれて 沈黙の内に夢想にふける 地獄の深みにおいても
 我が魂がいつの日か 知恵の木の蔭にて 御身の傍らに憩えるようになしたまえ
 御身の額の上に 新たな寺院のように その小枝が広がるであろう時に》
  (ボードレールの詩集『悪の華』中の「サタンへの連祷」より)


(つづく)


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