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  • あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ
  • 魔法陣ゼロ-06

あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

魔法陣ゼロ-06

最終更新:2008年12月02日 00:13

匿名ユーザー

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6 昼


 学院中の人々が、突然の揺れと轟音に驚いていた。
 塔の最上階に位置する学院長室は、特にひどい揺れであった。
 溜め込んだ結果積みあがった書類は派手に崩れて、学院長の机は悲惨なことになっていた。

「ふう、やっとおさまったわい。
 ミス・ロングビル、今のは何じゃろうか?」

 床に落ちた水キセルを拾ってから、ここの学院長であるオールド・オスマンは秘書に尋ねた。
 学院長の秘書、ミス・ロングビルは、自分の机で書き物を続けながら答える。

「学院が砲撃されたようには見えませんね。
 また、あの子が魔法を失敗したのでは?」
「ヴァリエール家の三女か。じゃが、あれはさっきあったではないか? しかも、それにしては衝撃が大きすぎるような気もするのう。
 ミス・ヴァリエールは、今何をしておるのかね?」
「罰として、失敗の後片付けをしているはずです」
「そうか。では、ちょっと様子をみてきてくれんか」
「了解しました、オールド・オスマン。
 ……ああ、少々お待ち下さい」

 イスから立ち上がろうとしたミス・ロングビルは、足元から見上げる視線を察知して動きを止めた。
 一旦伸びたオスマンの鼻の下が、元に戻った。

「なんじゃ、はよ行かんか」
「ええ。しかし、このまま立ち上がると、ついうっかりネズミか何かを踏み潰してしまいそうで」
「チュッ!?」


~~~


 しばらくの間、沈黙に包まれていた教室。
 呆然としていたキュルケが、我に帰った。

「な、なんだったのよ……?
 ククリちゃん、今の、あなたがやったの?」

 キュルケに話しかけられたククリが、ハッと気付く。

「あっ! これって――」

 ククリは、以前に聞いた『バトーハの塔』にまつわる悲劇を思い出した。
 恋人を想う強い気持ちが生んだ、300年前の、突然の悲劇。
 ちょっとした意見の相違から、ミグミグ族の少女は恋人を50年間も封印してしまった。
 封印された少年が目覚めた時、時代は変わっており、少女もすでにこの世にはいなかったと伝えられている。
 その状況に似ている。いや、それよりもひどい。

「ど、どうしよう! ニケくんとルイズさんを、封印しちゃった!」
「封印って、この下にルイズとニケが!?」
「そうなのよ……う、う、
 わあああああああん!」

 ククリは、声を上げて泣き出してしまった。
 キュルケが張り付く布を剥がそうとする。が、全く歯が立たない。

「爪が痛いわねえ。
 じゃあ、これでどうかしら?」

 キュルケの杖の先に、青白い火球が出現した。
 握り拳程度の小さな球だが、高温の炎の塊だ。通常なら、鋼の盾でも貫通できる威力。
 しかし――

「嘘!?」

 中のルイズまで焼き尽くさないように、表面を焼くだけにしようとした。
 だが、火球は布に接触した瞬間、消滅した。
 燃えるどころか、焦げ目すら付かない。

 さらにディテクト・マジックをかけたが、何も分からない。
 アンロックもレビテーションも錬金も、強固に張り付いた封印を解くことはできなかった。

「あたしの魔法が効かないなんて……。
 あら、なんか書いてあるわね。文字かしら?」

 地面を塞ぐように張り付く×印の隅に、何かが小さく書いてあった。

「ほ、ほんとだ。えっと……500年?」
「へ?」

 ククリは、ギリを封印できるほどの魔力を持ち、その後もレベルが上昇している。
 さらに、300年前の件のような、非常にささいな不一致ではなく、キスを奪われたという事実に対しての反応である。
 封印の効力は、桁違いだった。

「この封印が解けるまで500年……
 あたし、それまで一人で生きていかなきゃいけないのね」
「いや、それ無理でしょう」



 そのとき。
 ×印の中心が、少し浮き上がった。

「え?」

 さらに、二度、三度と、浮き上がる。
 そのたびに、振動と爆発音が大きくなる。
 そして――

 爆音とともに、封印が吹っ飛んだ。

「ハア、ハア、……なな、なんなのよ、今のは!」
「ゲホッ、ゲホッ。ルイズ、もっと丁寧にできなかったのかよ」

「ニケくん!」

 ススまみれのニケに、ククリが抱きついた。

「もう……もう、ずっと会えないかもって思ってたのに……
 ごめんなさい、ごめんなさい」
「謝るのはこっちだよ。キス、されちゃってさ。
 避けようと思えば、避けることもできたんだ」
「いいのよ。ルイズさんは契約で、しかたなかったんだから。
 良かった、また会えて……」

 ニケの腕の中で、ククリはポロポロと涙を流す。

「教室が、また汚くなっちまったな。
 ククリ、もう一回、あれできるか?」
「うん、もちろん」

 再びシエスタ(?)が現れ、あっという間に教室を片付けた。
 封印された時と爆破された時に、教室の床はボロボロになっていたが、修繕もなされている。

「そろそろ腹が減ったな。厨房に行こうぜ」
「うん」



 そして、ルイズとキュルケは、忘れ去られている。

「ルイズ、あの子について、聞きたいことが色々とあるんだけど」
「今は、答える気にならないわ……
 わたし、もう一回着替えてから食堂に行く……」

 ふらふらと歩きだしたルイズを、慌ててキュルケが支えながら、二人は寮塔に向かう。



 そんな二人を目撃するミス・ロングビルが、彼女達の背後に立っていた。

「あれは……ヴァリエールとツェルプストー? 仲が悪いと聞いていたけれど」

 ミス・ロングビルは、掃除の結果を確認しようと教室に入る。
 貴族の箱入り娘が、魔法抜きでまともに掃除できるとは、誰も考えていない。
 罰として掃除させると言っても、結局はメイド達に仕上げを指示することになる予定だった。

「さて、どれだけ片付けられたか――ありゃ?」

 どうせ大きな屑を取っただけだろうと思いつつ見た教室は、完璧以上の掃除がなされていた。
 壁や天井は、学院に着任して日の浅い彼女には見た事のない白さであった。

「どういう事……? ヴァリエールは魔法が使えないハズなのに……?
 ああ、そうか。ツェルプストーが手伝ったのね。実は仲いいんじゃないの」

 結局揺れの正体は分からなかったが、原因はどうでも良い。問題は結果だ。
 彼女の観察眼は、学院そのものに起きた変化を見逃していなかった。


~~~


「シエスタ、メシくれ~!」

 厨房の入り口から、ニケが大声で呼んだ。
 ニケの辞書に遠慮という言葉は無い。

「シエスタさーん、いないの?」

 いくら呼んでも、シエスタは出てこない。
 代わりに、ヒゲ面な料理人風の男が出てきた。

「シエスタ! ……じゃなかった」
「俺はコック長のマルトーだ。
 シエスタは、いねえよ。休ませてる」
「体調でも悪いのか? 今朝は元気そうだったけどなあ」
「今日のあの子は、どうやら様子がおかしいらしくてなあ……。
 笑いながら廊下を走るシエスタを、何人ものメイドが目撃してるんだ。
 なんでも、あまりの迫力に、まるで巨人のように見えたそうだ」
「へえ、そうなんだ」
「だから、しばらく使用人部屋で静養させて――
 ん? なんだ?」

 近づいてきたメイドが、マルトーに何かを耳打ちした。

「な、何? また笑いながら走ってたって!?
 参ったな、まじめでいい子だったんだが……
 貴族の奴らにいじめられて、精神的にまいってたんだろうな。
 実家に帰すのが、シエスタのため、か。
 しかし、こうなると人手が足りなくなっちまうなあ……」
「メイドさんって、大変なお仕事なのね」
「お、おい、ククリ、ちょっとこっち来い!」

 ニケが青い顔でククリを引っ張った。
 マルトーから離れて、ひそひそと話す。

(どうしたの、ニケくん)
(笑いながら走ってたって、あのグルグルのことなんじゃないか?)
(あ、そっか。あたしが作ったグルグルを、本物のシエスタさんと勘違いしてるんだ)
(誤解を解いておくべきかな……)

「おい、メシが欲しいんだろ? そこの鍋の中は、好きに食え。食器はあの棚にある。
 俺は昼食の準備で忙しいんだ。じゃあな」

 マルトーはそう言うと、厨房の奥へ消えてしまった。
 とりあえず腹は減っているので、昼食を取ることにした。
 ククリが二人分をよそい、ニケに皿を渡す。

「ねえ、あたしたちって、食べてばっかりじゃない? お礼に、準備を手伝ってあげようよ」
「いいじゃんか、どうせ余り物なんだから――
 あ、でも、シエスタがいないのはオレ達が原因なんだよなあ……」
「そうよ。だから、ね?」
「そうだな。ついでに、誤解も解いておくか」

 食事を終えた二人は、厨房の奥に向かった。
 マルトーが指示を飛ばしている。

「ねえ、人手が足りないんでしょ? あたしたちも手伝うよ。食事のお礼がしたいから」
「本当か? そりゃありがてえ。
 じゃあ、そのデザートを配ってくれ。二番目の列だ」

 ククリが、ケーキが並ぶトレイを持った。
 茶色いケーキからは、甘そうな香りが放たれている。

「なあ、シエスタのことなんだけど――」
「ワイン運べ! あとフォーク!
 サラダのはしばみ草入れすぎだ! 奴らどうせ残すんだから減らせ!
 おい、その鍋もう火からおろせ!
 深皿が足りない? じゃあ倉庫から出して来い!」
「あ、あの――」
「お前も手伝ってくれるんだよな? 頼むぞ!」

 マルトーは、笑顔でニケにはさみを渡す。
 ……言い出せなかった。

「あ、お前はちょっと汚ねえなあ。あのメイド服にでも着替えな」



 二人が厨房から出ると、食堂には貴族達がパラパラと着席し始めていた。
 テーブルの上の皿には、料理がまばらに並ぶ。昼食の準備が終わるには、もう少し時間がかかりそうだ。
 使用人達が何人も歩き回り、料理や食器を配っている。

「食事の準備をする方は、大変ね……」

 まず、料理の種類が多い。さらに人数も多いので、並ぶ皿の枚数が半端ではないのだ。
 人手が足りてないのは、本当のようだ。

「早く運んで、話をしたいよ」

 隣の列は、すでにデザートが配られていた。
 それを真似した配置で、ケーキを置いていく。

 半分ほど行ったところで、ニケは後ろから肩を掴まれた。

「ちょっと、変態使い魔。なんでメイドの真似事なんかしてんのよ。
 あんたのせいで、私の香水が――」
「今は忙しいんだよ、あとで」

 罵詈雑言を背中に受けつつ、仕事を続けた。
 その間にも続々と貴族達が食堂に入ってくる。やがて、席はほとんど埋まった。

 一通り配り終えて、厨房に戻る。ケーキが一つ余ったので、二人で処理することにした。

「チョコレートのケーキ……
 こっちの世界には、こんなおいしい物があったのね!」

 ククリはうっとりしている。MPが全回復した!
 一口食べて甘ったるさに気持ち悪くなったニケは、しばらく休んだあと、再びマルトーと話そうとした。

「今朝のことなんだけど――」
「おお、ご苦労! じゃあ、次は……塩とコショウの補充だ!
 あの瓶を持って行って、減ってる瓶と交換してくれ」
「いや、だからグルグルで――」
「グルグル? いや、テーブルの周りを一周づつグルっと回ってくれればいい。そうすぐには減らん。
 おーい、その鍋洗っておけ!」

 ……誤解を解くのは、もうすこし後になりそうだ。



 再び食堂に入ると、すでに食事が始まっていた。
 テーブルの脇を歩いていき、ルイズの近くに来た。

「あんた、なにやってんのよ?」
「見ての通り、厨房の手伝いだよ」
「……あんまり勝手な事しないでちょうだい」
「いいじゃんか、オレの勝手だろ」

 さらに行くと、なにやら騒がしい領域があった。男子生徒達が恋愛話で盛り上がっている。
 その中心では、キザな金髪の男が、無駄に手振りを交えつつ何やら語っていた。

 彼らのテーブルを見ると、コショウが切れていた。
 空き瓶を回収しようと、椅子の間から手を伸ばす。
 と、その時。

「薔薇は多くの人を楽しませるために――」

 バラを左に、グラスを右に持つ手が、大きく広がった。
 勢い良く動いた手が、ニケの腕とぶつかる。
 グラスが大きく傾き、水がこぼれた。

「うわっ、何すんだよ、お前! 服にかかったじゃないか!」
「ん? なんだ、メイド……なのか? 早くテーブルを拭きたまえ」
「やだよ。そっちが変な動きしてたからこぼしたんだろ」
「何を言うんだ君は? この僕に責任があるとでも言うのか?」
「ああ、そうだよ」
「なんだと? どう考えても、君がそんな所にいたからだろう。まったく、礼儀を知らない平民だな。
 魔法学院も堕ちたものだ、こんな無礼者が僕達の側に存在しているなんて」

 睨み合う二人に、横から割り込みが入った。
 今朝、ニケとトイレで対面した金髪縦ロールの女だった。

「ちょっと、ギーシュ! なんでそんな変態と一緒にいるのよ!」
「ああ、モンモランシー! このメイドもどきが、僕に粗相の責任をなすりつけようとしてるのだよ。
 しかし、変態ってどういうことだい? こいつは無礼なだけでなく、変態でもあるのか? 確かに女装はしてるが」
「そうよ。わたしが今朝トイレに行ったら、そいつがいたのよ」
「な、なんと! けしからん!」
「しかも、ギーシュにあげようとしてた香水が流されてどっか行っちゃったのよ!」
「おい、あれはお前が勝手に魔法で流したんだろ!」
「あんたがいなかったら、魔法を使うことなんて無かったんだから!」

 ピクピクと震えていたギーシュが勢い良く立ち上がり、ニケにバラの花を向けた。

「貴様! 僕と愛しのモンモランシーに対しての侮辱、さらに彼女の好意をへし折った罪、そして覗き! 謝って済むものではないぞ!」
「ギーシュ様……愛しのモンモランシーって?」

 わめくギーシュの後ろに、涙目の女が立っていた。

「やはり、ミス・モンモランシーと……」
「ご、誤解だ、ケティ。いいかい、僕の心に住んでいるのは、君だけだ」
「やっぱり、あの一年生に、手を出してたのね?」
「モンモランシー、誤解だ。彼女とは――」
「嘘つき! バカ! 変態 !覗き魔!」

 モンモランシーはニケからコショウの瓶を奪い、ギーシュとニケの顔に投げつけた。
 二人は痛みにうめきつつ咳き込む。

「ゲホッ、ゲホッ、なんでオレまで」

「もしかして、金髪の覗き魔が女子トイレに現れたって噂は……
 ギーシュ様、まさかあなたなの!?」
「それこそ完全に誤解だ、ケティ。二股はともかく、断じて覗きなどしていない!」
「じゃあ、二股は本当なのね?」
「そう、僕はモンモランシーと……ゲフンゲフン、違う。どっちも誤解だ!」
「嘘よ! もう信じられない!」

 ギーシュは頬をひっぱたかれた。乾いた音が痛々しい。

「さようなら!」
(オレも、さようなら……)

 ケティは離れたテーブルへ戻って行った。
 混乱に乗じてニケも厨房に戻ろうとしたが、ギーシュに気付かれた。

「待て、メイドもどき! もうお前は許さないぞ、決闘だ!
 二度と貴族に歯向う気にならないように教育してやる!」
「やつあたりだろ! あと、オレはメイドじゃない」
「そりゃあ……そうか、ルイズの使い魔か。だが、そんなことはどうでもいい。
 ヴェストリの広場まで来たまえ、逃げるんじゃないぞ!」

 ギーシュは友人たちを引き連れて、どこかに去って行った。



「さて、帰るか」

 もちろん決闘などに行く気は全くなく、ニケは食堂から出た。
 厨房では、チョコレートクリームがこびりついたボウルと、ククリが格闘していた。

「なんか騒がしかったけど、どうしたの?」
「変なやつに絡まれただけだよ。ほっときゃいいさ。
 ところで、午後も授業はあるんだよな?眠いだけだから行きたくないよ」
「うん、あたしも……」
「じゃあ、今から学院の中を探索してみないか? さっき建物を歩き回ってたから、だいたいの構造は分かったぜ」
「うん、行く。じゃあ、ルイズさんに言ってくるね」

 ククリが厨房を出ると、食堂では生徒たちが妙にざわついていた。

「ルイズさん、午後はニケくんと学院の中を見に行きたいんだけど、いい?」
「そうね……寝言がうるさいだけだし、授業は出なくていいわ。
 ところで、平民がヴェストリの広場でギーシュと決闘するとかいう話が流れてきてるんだけど、なんか聞いてる?」
「決闘? ううん、知らないよ」
「そう。あんたたちは、揉め事を起こさないように気を付けてね」
「うん、分かった。じゃあ、行ってきまーす」

 ククリは着替え終わったニケと合流し、揃って厨房を出た。
 今日も空は晴れていて、散歩するにはいい陽気だ。



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