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Secolul Asasinul Umbra
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asaahingaeaw
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略称はSAU。
物心ついた頃からヒーローでもヴィランでもなく、文字通りヒーローを陰で助ける様な暗殺者に憧れていた影野実は、学校では目立たない様に過ごしながら裏では最強の暗殺者となる為の修行を積んでいた。やがて核兵器にも勝てる未知の力を求めて過酷な修行に臨む様になるが、高校最後の夏、修行帰りに幻覚を見た事でトラックに轢かれてしまい死亡。魔力のある異世界に男爵家の息子ヴィンヘルム・スキラヴェスとして転生する。
転生してからの10年間ヴィンヘルムは転生前と変わらず実力を隠しながら裏で修行を続けていたが、ある時修行と資金集めの一環で盗賊団を討伐した際、盗賊団が持ち込んだスパイジーが発現した肉塊を見つけ魔力実験を施した所、何とかスパイジーが治り肉塊がエルフの美少女に変化。シドは「恩を返したい」と言い出したエルフを納得させるためアルファと名づけ自身の配下とし、「御伽話に登場する魔人ディアボロスの復活を狙うディアボロス教団を潰す!」とでっちあげの設定を語って陰の組織シャドウガーデンを設立する。
ところが、ヴィンヘルムが単なる妄想で語った筈の話の一連は“嘘から出た事実であり、何と魔人ディアボロスや教団は本当に存在していた。こうしてヴィンヘルムことシャドウ自身は事態を把握しないまま、シャドウガーデンはディアボロス教団との戦いに身を投じていく事となる。
日本版と違うところは名前だったり大幅に展開が変わっているがそんなに大したことはない。むしろ、こっちのほうが闇と影に生き、光を拒むシド・カゲノーの希望に沿っているとも言える。陰の実力者=アサシン(暗殺者)と翻訳されているのは陰の実力者という言葉が日本でしか通じないためである。
登場人物
ヴィンヘルム・スキラヴェス
本作の主人公で陰野実から転生した男性。転生前の現代日本の知識を持っている。その実力は隠された実力であり、弱そうな強さに反してその実力はかなり強い。魔力も高い上、人命を軽視する場面が多々見受けられる。自分の目的以外に興味を持たず、目的を果たすことを人命や常識よりも優先するなど、本質はサイコパスに近い。自身の行為に対して他者がどのような反応をするのか無頓着なのが欠点だといえる。また、他人の感情を察することも苦手としている。しかし原作の日本語版と違って日本でしか通じない厨二病っぽい発言はなくなった。アレクシア王女とは隠れた恋仲だったりとしっかりとした金銭管理、金銭運用だったりと金に困る日本人のイメージが消えた。またミツゴシ商会の会長でもある設定が追加されており、友人二人はその所持金の根源を確認せず、鵜呑みにしている。
クレア・スキラヴェス
スキラヴェス家の令嬢。ヴィンヘルムの姉に当たる。兄のミツゴシ商会で稼いだお金は姉であるクレアも当然、持っている。剣の実力は弟並みに凄いが姉であるクレアはブシン祭の参戦も可能という状況で弟の本当の実力に気付いておらず、「頼りない弟」と思い込んでいる。日本語版と違ってくるのは終わりのところでストーリーが入り、弟の真の実力を見たクレアは紅の騎士団ごとアイリスを裏切る選択をしてアイリスが戦死するという非常に残酷なストーリーとなっている。
アレクシア・ミドガル
ヴィンヘルムと懇意に接していたミドガル王国の第二王女。日本語版と違うところはドS面の性格面やお金での支援の方法、ネガティブじゃないところなど色々とキャラ崩壊しまくっている女性で。実際に日本語版と違ってアレクシアとヴィンヘルムは表側は別れて、裏側は付き合い続けている。そしてクレアと共にアイリスを討つ覚悟を見せ、その後はヴィンヘルムと結婚して幸せに暮らしている。ゼノン先生には悪いが翻訳したら原作と比較できないほどヤバいぐらい活躍をしている。
シェリー・バーネット
原作と変わらず登場時はアーティファクトの研究を行っているが原作ではその後留学の為ミドガル王国魔剣士学園を去っているが本作ではヴィンヘルムを影から支える女性みたいな感じとなった。ちなみに原作日本語版では精神面が弱い感じで本作でも弱い感じだが自分の養父を死なせたヴィンヘルムを恨むことはなかった。