夢想実現・㒖念筆

【用語名】 夢想実現・イ萬念筆
【読み方】 むそうじつげん・まんねんひつ
【核】 なし
【基本形態】 ペン
【所有者】 田村・福太郎

【詳細】

問答無用・風靁棒に付属する生玉のコピーから生まれた如意機
田村・福太郎七支柱サタナキアの魂魄が入れ替わった際に、福太郎の右肩に一体化している獏奇がサタナキアの濃厚な魔力を吸収し過ぎてオーバーロードを起こした際にアジ・ダハーカから取り返したコピー生玉で魔力を吸収したことで生まれた。
その際に獏奇の8割を生玉が吸収したことで、コピー如意機としては例外的に意志を持つ存在。

能力は"ペンの尻部分で触れた物を「文字情報に分解」し、絵を描いたイメージと文字情報を書き込むとそれを実体化する"。
ただし実体化した際には描きこんだ物質に強度・機能が左右されるため刀を土壁に描いたところで強度は土壁のままなのですぐに折れた。
また構造が頭に入っていないと効果が十分に発揮されず、銃など複雑な内部構造を持つ機械を実体化しても大した戦力にはならない。

獏奇によれば本来は対象を文字情報に分解し、絵を描き情報を補足する事で存在に形を与える如意機とのこと。
挿絵と注釈をコピー&ペーストする事で式神として実体化・使役する事ができ、これは「妖神紙兵術」と呼ばれる。
この式神はテキストに書かれた能力しか使えないが、特定の条件下においては効果を発揮。

サクラコードや、足洗邸のその後を描いた番外編「デス・エスケープ←」ではさらに使いこなせるようになっており、
周辺の一帯に結界を張ったり、他者の記憶を抜き取って消去したり、時間差で物質を具現化するなどしている。

コピーとは言え如意機であるため、特定の人物は触ることが出来ない。
初見では如意機とわかる人物もいるが、さすがにオリジナルのコピーであることを見て見抜くのは難しいようで、実際に触ってコピーであると見抜いた人物はいるものの、
今の所見ただけで如意機のコピーと気がついた人物はいない。

たまと一体化した生玉の取り扱いに対し、義鷹が「十種は十種を引きつける」と発言しており、オセに奪われたことで面倒な自体になったものの、彼女は手にして比較的早期に手放すことになったため十種持ちと相対はしていない。

その警告が回り回って身に降り掛かっているのが福太郎であり、サクラコードでは約3人に目をつけられ、
うち一人からは本気で狙われている(ただコピーと知らない可能性が高い。いやオリジナル持ってるやつも近くにいるが)。

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最終更新:2024年01月23日 23:36