スワップ領域は、ブロックデバイス上の仮想的なメモリ領域として使用されています。
スワップ領域は普通は、システムのインストール時に作成しますが、後で作成することもできます。
スワップ領域の作成には、mkswapコマンドを使います。
スワップ領域は普通は、システムのインストール時に作成しますが、後で作成することもできます。
スワップ領域の作成には、mkswapコマンドを使います。
mkswap (オプション) デバイスファイル名またはファイル名
オプション
-c スワップ作成する前に不良ブロックのチェックします。
-L ラベルを指定
下記の例は、/dev/sda1にスワップ領域を作成します。
# mkswap -c /dev/sda1
スワップ領域には通常だと専用パーティションを割り当てるのですが、
ファイルをスワップ領域として使用することもできます。
下記の例だと、30MBのファイル/tmp/fileを作成して、スワップ領域とします。
ファイルをスワップ領域として使用することもできます。
下記の例だと、30MBのファイル/tmp/fileを作成して、スワップ領域とします。
# dd if=/dev/zero of=/tmp/file bs=1M count=30 # mkswap /tmp/file
swaponコマンドを使うとスワップ領域を有効にできます。
# swapon (オプション) (デバイスファイル名またはファイル名)
オプション
-a /etc/fstab内のスワップ領域を全部有効にできます。
-s アクティブなスワップ領域を表示します。表示される内容は、/proc/swapsと同じです。
下記の例は、/tmp/fileのスワップ領域を有効にします。
# swapon /tmp/file