『ブライトフォールズ』は、1話約5分、全6話からなる短編実写ドラマ。
ジャンルはホラー、サイコスリラー。
製作会社はリトルミンクス
監督、脚本はフィリップ・ヴァン
製作協力はレメディー・エンターテインメント
監督、脚本はフィリップ・ヴァン
製作協力はレメディー・エンターテインメント
『Alan Wake』の前日譚であり、本編ゲームに先んじてXBOX Liveで配信されていた(現在は米国のみ配信)。
ゲーム製作会社レメディー・エンターテインメントの作品間で共有される世界観『RCU(レメディー・コネクテッド・ユニバース)』に属する最初の作品。
キャストはゲームから変更されているが、例外的にアラン・ウェイクのみオリジナルキャストとなっている。
ストーリー
『創作家のジレンマ』という評論書を出版したエミル・ハートマンを取材しに、美しいカルデラ湖コールドロンレイクの近くの田舎町「ワシントン州ブライトフォールズ」にジェイク・フィッシャーという記者がやってくる。
ジェイクは奇妙な鹿を轢いてしまったことを機に、様々な超常現象に遭遇する。
果たして彼は生きて町を出られるだろうか……。
キャラクター
来訪者
●ジェイク・フィッシャー
演者:クリストファー・フォーサイス
本作の主人公である、ハートマンに取材するためブライトフォールズへやって来た記者。
リビーという妻がいる。
リビーという妻がいる。
闇に支配された鹿を車で轢いてしまったことを機に闇に触れられてしまう。
○ハル
演者:トム・ヌーナン
ジェイクの同僚。何度かジェイクに電話を掛け、会話した。
ジェイクのプライベートについて詳しいため仲は親しい様子。
ジェイクのプライベートについて詳しいため仲は親しい様子。
○アラン・ウェイク
演者:イルッカ・ヴィリ
声:マシュー・ポレッタ
声:マシュー・ポレッタ
「RCU」の最重要人物にして『Alan Wake』シリーズの主人公。
アメリカのベストセラー作家。
8月下旬に記者に暴行を働き訴訟されたことが報道され、9月1日に休暇のためブライトフォールズへ妻と共にやってきた。
アメリカのベストセラー作家。
8月下旬に記者に暴行を働き訴訟されたことが報道され、9月1日に休暇のためブライトフォールズへ妻と共にやってきた。
○アリス・ウェイク
演者:エミリー・ピーターソン
アランの妻。写真家。
アランと共にブライトフォールズへやってきた。
アランと共にブライトフォールズへやってきた。
ブライトフォールズの住人
●エレン・アダムス
演者:アリソン・ラング
新聞社「ブライトフォールズ レコード」の記者。
ジェイクに片想いしており、彼の手助けをするが……。
ジェイクに片想いしており、彼の手助けをするが……。
●サム・スミス
演者:クーパー・ハッカピー
ジェイクが滞在した「マウンテン エア モーテル」の管理人。
無愛想な元猟師。幼い息子がいる。
無愛想な元猟師。幼い息子がいる。
「支配された者」の襲撃を受け……。
○ダニエル・スミス
演者:リアム・モーザー
無口なサムの息子。まだ子供だが父親の手伝いをしていた。
○ローズ・マリーゴールド
演者:メレット・バートレス
『Alan Wake』シリーズで重要な役割を担う、「オーディア ダイナー」のウェイトレス。
アラン・ウェイクの熱狂的ファン。
ジェイクが「物書き」というだけで気に入り、バースデーケーキを渡してドン引きされた。
アラン・ウェイクの熱狂的ファン。
ジェイクが「物書き」というだけで気に入り、バースデーケーキを渡してドン引きされた。
●シェル・ダイク
演者:キャスリーン・ランドクイスト
オーディア ダイナーの朗らかな常連客女性。
闇に触れられ、凶暴化して町中の電球を破壊して回るが保安官代理に逮捕され連行されて行った。
○マリガン保安官代理
演者:ロバート・ピーターズ
『Alan Wake』シリーズに頻繁に登場するブライトフォールズの保安官代理。
闇に支配されたシェルを逮捕するも噛まれてしまった。
闇に支配されたシェルを逮捕するも噛まれてしまった。
後に行方不明となったサムの手がかりを得るためジェイクに質問するが、その際噛みタバコの吸殻を勝手に部屋にあるカップに吐き捨てるという無礼な態度を見せた。
また、闇に支配され凶暴化したジェイクにより破壊されたモーテルの部屋を見て、「鹿の仕業に違いない」と決めつけて疑いすらしないなどいい加減。
○ジェーンズ保安官代理
演者:エドリック・カーター
『Alan Wake』にも登場した保安官代理。
最終エピソードのラストシーンにのみ登場。
最終エピソードのラストシーンにのみ登場。
○エミル・ハートマン
演者:ブルース・カッツマン
『創作家のジレンマ』の著者にしてアーティスト専門の精神療養施設「コールドロンレイク ロッジ」の院長。
訪問して来たジェイクの取材を受けながら、「作家」という彼の創作家としての一面に興味を持ち、被験体の一人に加え入れようとするが逃げられてしまう。
○ベン・モット/潜水服の男
演者:ジェームズ・オーガスト・スミス
ハートマンの元患者にして忠実な手下。
余剰次元「闇の世界」のスレッショルドであるコールドロンレイクで溺れていたジェイクを、(おそらくハートマンに指示されて)潜水服を着て救助した。
余剰次元「闇の世界」のスレッショルドであるコールドロンレイクで溺れていたジェイクを、(おそらくハートマンに指示されて)潜水服を着て救助した。
『Alan Wake』ではアランの捕獲を命じられ、「アリスを人質にした」という狂言でアランを翻弄するも闇に支配され、コミック『Psycho Thriller』にてコールドロンレイク ロッジを襲撃したが前述のマリガンと彼の相棒ソーントンにより射殺された。
○パット・メイン
演者:R・J・アリソン
地元ラジオ局のDJ。
地味に『Alan Wake』と共通のキャスト。
地味に『Alan Wake』と共通のキャスト。
○ラルフ、フアニート、クリスタル、ピーティー、グレイ
演者:ロバート・ターナー、エルヴィン・ペレス、ペイジ・ジョーンズ、カレン・フィン、デレク・ユーエル
モブのブライトフォールズ住民達。
名前はあるものの台詞すらないが、皆一様に不気味。
名前はあるものの台詞すらないが、皆一様に不気味。
超常現象生命体/余剰次元生命体
●闇の存在
余剰次元「闇の世界」を満たす不定形の生命体。
コールドロンレイクに出現したスレッショルド(並行世界や余剰次元の入口、境界線)から現実世界を侵略する。
詳細は個別項目参照。
コールドロンレイクに出現したスレッショルド(並行世界や余剰次元の入口、境界線)から現実世界を侵略する。
詳細は個別項目参照。
●闇に触れられた者
闇の存在の影響を受け、凶暴化した人間。
本作に登場する個体は完全には支配されていないため日中でも動き回れる。
詳細は個別項目参照。
本作に登場する個体は完全には支配されていないため日中でも動き回れる。
詳細は個別項目参照。
●闇に支配された鹿
闇の存在に支配された鹿。
ジェイクはこれを車で跳ねてしまい、闇に触れられた。
ジェイクはこれを車で跳ねてしまい、闇に触れられた。
余談
- 実写作品でありながら、アラン・ウェイクはゲームと同様にイルッカ・ヴィリとマシュー・ポレッタの二人一役である。
- ジェイクが鹿を轢いてしまう様子は、『MAX PAYNE 2:THE FALL OF MAX PAYNE』のエンディング曲『Late Goodbye』の歌詞の内容と一致している
仕込みが凄い。
- エレンの名前はDLC『シグナル』に登場する。
- エレンの勤務先「ブライトフォールズ レコード」は『Alan Wake』で「ランプおばさん」の異名を持つシンシア・ウィーバーが過去に勤務していた場所でもある。