Ulmia ウルミア
タブナジア侯国出身の元聖歌隊員、現自警団員。タブナジア聖歌隊の中でも特に傑出した歌い手として知られる。
頌歌『石の記憶』の貴重な歌い手として「世界の終わりに来る者」を巡るPCらの旅に同道した。
当初は歌の第一頌しか知らなかったが、旅を通じて全五頌を学び、BF「世界に在りて君は何を想うのか?」では『石の記憶』を歌って「世界の終わりに来る者」を呼び出すという大役を務めた。
現在はプリッシュと共にタブナジア地下壕の復興に向けて活動している。
タブナジア侯国にデスパシエールの孫として生まれる。
祖母がサンドリア大聖堂の神学生だった影響で、母共々敬虔なアルタナ信徒となり、それが高じてタブナジア聖歌隊への入隊を志すようになった。
初の入隊試験では緊張から本来の実力が発揮できず不合格となってしまったため、天華崎で悲嘆に暮れていた所、
その焦燥を「心の言葉」で聞きつけて現れたプリッシュと出会い大きく励まされた。
ウルミアはプリッシュから大局的な物の見方を教えられ、諦めずにトレーニングを続けた結果、見事聖歌隊員となり、長じて最も傑出した歌い手として名声を博すようになった。
そのためプリッシュに深い恩義を感じており、当時既にプリッシュが大聖堂から「忌み子」としての烙印を押されていたにも関わらず、無二の親友として絶対の信頼を置くようになった。
862年、水晶大戦が勃発し、その翌年にタブナジア侯国が陥落するも、ウルミアはエシャンタールの誘導で多数の市民と共に大聖堂の地下壕に避難できたため命を取り留めた。
プロマシアミッション
戦後は、自警団を率いて活躍するプリッシュの傍らに寄り添い、884年、PCがタブナジア地下壕を訪れた事に端を発した「世界の終わりに来る者」を巡る一連の旅に同道した。
ウルミアは非戦闘員ながらも呪歌でメンバーをよくサポートし、また元聖歌隊員の顔を活かしてサンドリア大聖堂では「世界の終わりに来る者」に関する情報収集に努めた。
図らずもタブナジア大聖堂で学んだ持ち歌の『石の記憶 第一頌』に神降ろしの力がある事を知り、
ナグモラーダから第二頌、バハムートから第三頌、セルテウス(フェニックス)から第四頌、エメリーヌ(オーディン)から第五頌を学んだ結果、
最終決戦では「世界の終わりに来る者」を見事に降臨させて、その討伐に貢献した。
その後はタブナジア地下壕に戻り、現在は侯国の復興に向けて精力的に活動している。
「いつか、あなたがその翼を休めたいと思われたとき、ぜひタブナジアにお寄りください。私たちはずっと待っています。また会いましょう。PCさん。」
【覚書】
- プロマシアミッションにおける味方NPCの一人でオリジナルフェイス。
- 両親、祖母共に既に他界しており、唯一残っている肉親のデスパシエールに溺愛されている。デスパシエールがプリッシュを忌み子扱いする事を快く思っておらず、時々口論になる。
- 慈愛に満ち包容力に富んだ穏やかな性格をしているが芯も強く、猪突猛進タイプのプリッシュを往々にして諌める立場にあるが、実年齢はプリッシュよりも遥かに年下である。
- 同じ聖歌隊員であったエメリーヌとは知り合いであったが、エメリーヌは戦後記憶を失ってマチルドと名乗っており、ウルミアの事を覚えてはいなかった。
【アクション】
携帯可能な小型のハープを愛用しており、心に迷いが生じた時は、プリッシュと初めて出会った場所である天華崎にて弾き語りを行い、気持ちを静める。
彼女の優雅な美声は、街行く人々は勿論の事、眠れる神々をも惹きつけてやまない。
プロマシアミッションの味方NPCではあるも、BFで共闘する事はなく戦闘モーションは特に用意されていなかったが、
2014年2月18日にフェイスシステムが実装され、それ以来PTメンバーとして戦闘に参加できるようになった。
通常攻撃やWSは行わなずに呪歌のみを詠唱する完全な支援タイプで、普段はマーチを、状況に応じてバラードやピーアンなどを歌う。
最終更新:2015年02月08日 13:12