Vukki-Chebukki ブッキー・チェブキー
タブナジア侯国出身の元賞金稼ぎ。イズメニオスと組んで、タブナジア大聖堂の密命の元、アル・タユの情報を収集した。
アル・タユへの道が百年前に一度開かれたという情報を掴むが、それによって後に大聖堂から口封じのため命を狙われた。
しかしブッキーは大聖堂から放たれた刺客であるアタルフォーネを逆に捕縛し、サンドリア王国に突き出して巨額の報奨金を得た。
その資金を元に彼はプルゴノルゴ島を買い取り、現在は生き別れた子供達と再会して一家団欒の隠居生活を送っている。
リヴェーヌ岬の羊飼いの集落に生まれる。羊飼いの家業を継ぐ事を嫌って、タブナジアの侯都で賞金稼ぎとなった。
元バストゥーク海軍新兵のイズメニオスと組んで活動し、それぞれ「黄金のたてがみ」「銀刀のイズメニオス」の渾名で呼ばれ、後に伝説の賞金稼ぎとして知られる程にまでなった。
タブナジア大聖堂の密命を受けてアル・タユの調査に乗り出した際は「アル・タユへの道は百年前に一度開かれた」という得がたい情報を掴む事に成功した。
後に魔道士の女性と結婚して侯都を退き、故郷のリヴェーヌ岬に居を構えて二人の息子と一人の娘に恵まれた。
しかしアル・タユの情報を掴んだがゆえに大聖堂から命を狙われ、刺客としてアタルフォーネを差し向けられた。
アタルフォーネはサンドリア王国から巨額の懸賞金が掛けられた盗賊団の首領という事もあり、
863年、ブッキーとイズメニオスはタブナジア陥落の混乱に乗じて逆にアタルフォーネを奇襲、捕縛する事に成功した。その際イズメニオスは落命した。
タブナジアが焼け落ちて行くその間、ブッキーの妻は三人もの子供を連れてタブナジア半島からの脱出を図ったが、戦火に飲まれて死亡した。
プロマシアミッション
相棒だけでなく家族と故郷までも失ったブッキーは失意の内に賞金稼ぎを引退し、
それまでに得た賞金でミスラの海賊からプルゴノルゴ島を買い取ると、一人孤独な隠居生活を始めた。
しかし884年、彼の所在がホノイゴモイの調査によってアタルフォーネに知られてしまい、再び命を狙われるようになった。
獄死を装って脱獄していたアタルフォーネは島を訪れ、ブッキーがかつて掴んだアル・タユの情報を提供するよう要求。
ブッキーは情報を早々に渡して島の奥深くに逃げ込んだため、アタルフォーネは得るべきものは得られたとしてそれ以上の追討を取り止めた。
後に流しのお笑い芸人となったチェブキー三兄妹が、営業先で顰蹙を買いプルゴノルゴ島に流されたため、
ブッキーは生き別れた子供達と再会を果たす事ができ、現在は一家団欒の平和な暮らしを送っている。
【覚書】
- 夫婦喧嘩の際は妻によくメテオを落とされていた。そのおかげでメテオを詠唱するチェブキー三兄妹を自らの子だと認識する事ができた。
- プルゴノルゴ島に移り住んでもなお命を狙われたため、普段はオークの戦闘機械に隠れ住み、死鳥やマンドラゴラを使役して来訪者とのやり取りを交わしていた。
- タルタルゆえの低身長からチョコボに騎乗するとたてがみに全身が覆われてしまうため、その様子から「黄金のたてがみ」の渾名をつけられた。
- 赤子から成長して物を言うようになった我が子から「パパン」と呼ばれるのが夢であった。
最終更新:2015年02月09日 20:34