PFF-X7Ⅱ > BUILD DiVERS リライジングガンダム

「「「「コアチェンジ!リライジング・ゴー!」」」」

【登場作品】 ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
【形式番号】 PFF-X7Ⅱ/BUILD DiVERS
【機体名】 リライジングガンダム
【ファイター】 ヒロト
【所属】 ビルドダイバーズ(Re:RISE)
【コアドッキング】 PFF-X7Ⅱ コアガンダムⅡ
JMA0530-MAYBD ウォドムポッド+
エクスヴァルキランダー
GAT-X303K ガンダムイージスナイト
【武装】 ハイパービームサーベル
グランドクロスキャノン

【詳細】

Re:RISING GUNDAM

PFF-X7Ⅱ コアガンダムⅡを中心にビルドダイバーズのガンプラが合体した姿。
「究極のコアドッキング」。

アルス有するヒトツメの戦力が守る衛星砲を破壊する上で、考えうる最高の火力を発揮するために考えられたもの。
第23話にてカザミが言っていた「バッカみたいなアイディア」の正体。

戦略級の威力を持つグランドクロスキャノンを発射するための合体形態であり、恐らく第24話で習得したビルドダイバーズとしての必殺技はグランドクロスキャノンの方で、この合体形態はカザミのアイディアを元にガンプラ同士を合体させてパワーアップ!みたいなものだったのだろう(GBNの必殺技習得の仕様的に本来は衛星砲を撃たれる前に最高火力で衛星砲を破壊するというコンセプトだったと思われる)。

その証拠と言えるかは曖昧だが、カザミのアイディア自体は第23話で、合体機構と思われるパーツを同話で彼が作成している(細かすぎて音を上げかけていたが)。
そして第24話のロータスチャレンジVer.エルドラのラスト、衛星砲破壊を成し遂げた際に必殺技のデータを入手したウインドウが表示されている。

合体に際しては4人が上述の合体コールを叫ぶことで開始され、コアガンダムⅡの脚部が折りたたまれ膝フレームから合体ジョイントが展開、
合体待機状態となったウォドムポッド+が下半身となりコアガンダムⅡの上半身へ分離したイージスナイトのパーツが合体し、背中にエクスヴァルキランダーの翼、両腕にイージスナイトの脚部パーツが付き、頭部アンテナにエクスヴァルキランダーのアンテナパーツの一部が合体。
ウォドムポッド+の頭部ユニットにGNメガフレアーデバイスと脚部ユニットが合体したパーツが尻尾のような部位となる。

グランドクロスキャノンの他にもサイコガンダムサイズのエルドラサイコドートレス(仮)の攻撃を手のひらだけで弾いて無力化し、そのボディをイージスナイトのパーツから発生させたビームサーベルで両断しており、この状態でも戦闘を行えることは判明している。

グランドクロスキャノン発動の際には「グランドクロスカラー」と呼ばれる黄金色に染まる。
これは必殺技発動のためのエネルギーが迸った影響とのこと。

第25話にて披露され、グランドクロスキャノンの発射によってアルスを衛星砲ごと粉砕し、エルドラの驚異は取り除かれた。

【余談】

合体後の姿はRe:RISE第25話放送を待たなければならなかったが、放送以前に発売されたHGウォドムポッドに明らかに何かを差し込む部分があること、エクスヴァルキランダーのアンテナがコアガンダムⅡに装着できることから、ビルドダイバーズのガンプラ同士で合体できるのはファンがほぼ想定していたことである。

ただ最後のピースであるイージスナイトの発売が一ヶ月ほど伸ばされてしまったことと、パッケージ画像等が徹底的に秘匿されていたことも有り、合体後の姿は探られきっておらず第25話のインパクトは相当の反響を呼ぶこととなった。

ちなみに「複数のガンプラのパーツを持ち寄り1つに集約する」というシチュエーションはビルドファイターズシリーズで見られたことだが、前作のダイバーズでは描かれなかったことでも有る。
しかしRe:RISEも含めて「ビルドダイバーズシリーズ」という一つの作品だとすれば、その描写は本作にも受け継がれていると言えるだろう。
ファイターズ及び続編のトライでは最終決戦で破損した主役ガンプラを、仲間たちの無事なパーツで補修してラストバトル、という流れだったが、その描写を4つのガンプラのパーツが合体させるという方向に描いてここまで盛り上げたのは称賛するしかない。

なお合体完了の際にバックに太陽が描かれているが、制作会社の「サンライズ」と、プラネッツシステムに「太陽が含まれていない」ことを掛けていると思われる。
必殺技のグランドクロスキャノンも惑星直列を意味するグランドクロスが使われている辺り、ヒロトとイヴが築き上げてきたものは今のビルドダイバーズにとっての核であり、その結論だったのだろう。
「俺自身がファンネルになるしかねえ」というか、自分自身が太陽であると。

色合いはバラバラだが、そこがいいという意見もあり、いかにもなスーパー合体っぽいという意見もある。
成り行きで集まった4人が一つの目的のために力を合わせた姿という視点で見れば、まとまりきっていないデザインだからこそ映えるものが有るいうものだろう。
元々は全てのパーツを余すこと無く合体させる予定もあったようだが、それでは限界があるということで各機のパーツをPFF-X7Ⅱ コアガンダムⅡに託すという形で現在のデザインをまとめ上げたとインタビューで語られている。
なお9月にグランドクロスカラーとしてユーラヴェン、ウォドムポッド+、イージスナイト、エクスヴァルキランダーらの成型色変更バージョンが4体セット販売される。

パルヴィーズが託したものは翼。
メイが託したものは確固たる足。
カザミが託したものは彼らを守る鎧。
Re:RISEしたビルドダイバーズ達の物語の答えであり、結末、結論。
その姿は尻尾を持つことからエルドラの民達もモチーフにしているという意見もあり、エルドラをずっと見守ってきたアルスに対して感謝を告げある意味での引導を渡してあげたのがヒロト達ではなく、エルドラ人であるフレディだったのも演出の一つだろう。

リライジングという名称は「再度登る」と訳せるタイトルのRe:RISEからと、サンライズから取られたものと思われる。
また弓矢を武器とする「ライジングガンダム」とも掛けて、それをヒナタが第25話で梓巫女として弓神事に関わることとし、その実演シーンとリライジングガンダムの活躍シーンを重ね合わせる演出にまとめ上げたと考えられる。
リライジングガンダムのデザインには神の使いとされる三本足のヤタガラスが意識されているのではという考察も。

陽はまた昇る。再起する。例え膝を屈しても、再び立ち上がる。
何のために泣いたのだ。
何のために捨てたのだ。
どうやって生きていくのか。
どうやったって生きていくしか無いのだ。

これは、彼らの、再起の物語。






――――僕の意味って、何ですか。

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最終更新:2020年11月14日 00:12