まおうのかめら
魔王のカメラ
【分類】
【解説】
魔王ゴロゴロが持っている、カートリッジ式のインスタントカメラ。
未使用のフィルムカートリッジがあと22個ある。10枚入り。
カメラ自体は何の変哲もない、撮影と同時に現像ができるという極めて普通のカメラ。
出来上がる写真が少し特殊で、強い魔力に触れたときに撮影した対象と写真の像の状態がリンクするようになる。
例えば野外である人物を撮った写真の場合、風景が冬、人物が夏の気候の場所にいる場合、雪景色の中で半袖で立つ人物という写真になる。
これは、写真を見たゴロゴロが、「こいつ今どうしてるかな」と思ったがために変質したもの。
しかしにゴロゴロは久しくこのカメラを使っていない。
【備考】
『写真』
魔王ゴロゴロが持っている、合計342枚の写真。
魔王のカメラを使って撮影されたもの。
写真には森や草原などの風景と、カメラの持ち主であるゴロゴロがすました表情をしているのが何枚かあるだけ。
どの写真も撮影されてから相当時間が経っているようで、経年劣化で色あせている。
綺麗な箱の中に大切にしまわれていたが、主人公がゴロゴロに聞くと「もう捨てちゃっていいよ」とだけ返事が返ってきた。
主人公は写真を全て箱の中に戻した。
かつてゴロゴロが、仲間達である
プリティードラゴン達を撮影した写真。
しかしながらプリティードラゴンは自己と他者の区別が曖昧な存在であり、世界に出現したり消失したり繰り返している。
つまり、どの写真にも写っていないことは、当時存在していたプリティードラゴンは現在すでに消失していることを意味している。
最終更新:2018年06月02日 13:47