まおうあにのめ・あろど
魔王兄ノメ・アロド

【分類】



【解説】
『魔王兄ノメ・アロド・ルクスリア』
冒険者レベル234。
「まおうあに」と読む。

かつてペイルードに存在した魔王の一人、魔術士であり魔法使いであり道具士
金の寵愛を持ち、様々な魔道具を作り出した発明家である。
現在それらの魔道具は現在の魔術士では複製不可能で秘宝扱い。
ちなみに作り出した魔術の数もメノウ男爵に次いで多い。

淫靡を司る病魔で、ペイルードの魔王では最も力が強かった。
その結果、その地に住む人間も派手にまぐわい、種のハイブリッド化が著しかった。
その反面、彼自身には愛欲は薄く、彼にとって大事だったのは血の繋がった家族だけだった。

妹が一人いたことが知られており、たった一人の妹に対して非常に甘く、妹の要望はなんでも叶えてやった。
お化粧するのに鏡が欲しい」や「可愛いデザインのスリッパが欲しい」など。
プリティードラゴンのマナ耐性をスルーして見せたとんでもない存在である。

たった一度の妹のおねだりでとんでもない魔術やアイテムが作られた。
そんな栄華も長くは続かず、アロドは他ならぬ妹の手によって討ち取られ、弱体化。

そしてペイルードの魔王達も次々とその地を去り、いまのペイルードは氷に閉ざされる大地である。


★★★
「お兄ちゃんがんばる」
★★★
「妹のためならえーんやこーら」
★★★
最終更新:2018年01月18日 23:18