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Sartoria Ciccio

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概要


ナポリスタイルを得意とする南青山のテーラー。肩がなだらかに落ち、フロントダーツが下まで切れている作りで、ハウススタイルはノーベント。メディアでの評判が高く、多くの記事で取り上げられている。当店を経て独立した職人も。海外からの顧客も多く、海外居住者に対しては消費税免税の対応が可能とのこと。納期は1年程度。

価格帯


  • スーツ: 58万円~(税別)

※ 2Pスーツの場合

所在地


東京メトロ表参道駅・徒歩3分(東京都港区南青山)

URL




評価




チッチオもカブトも良いと思うけど、スタイルは独特だから初めてのオーダーの人に勧めない、というよりナポリフィレンツェのスタイルが好きな人向けだよね。



上木規至のSartoria Ciccio(サルトリア チッチオ)
僕はどうもラペルの感じが好きではないので作る事はないだろう。

作りは非常に綺麗なスーツだと思った。
丁寧で妥協の無さが随所に見られ、着用感は軽く柔らかく着心地も良くストレスの無く肩回しなどの稼働も良いとの事だ。縫い手の腕はかなり良いと思う。パンツはカットのみで縫製は外注のようだが上手い縫製だ。
見せて貰った友人のものはシングルだったが他のシングル・ダブルのどの画像を見ても格好良さやエレガントさなどは微塵も感じなかった、寧ろダサいさや変だと感じる、前から見ると胸元だけに視覚的なポイントが圧縮されてる感じがし、少し離れて見ると顔の大きさや撫肩が強調され貧弱に見えるし、横や後から見るともれなくかなりの猫背・前傾姿勢など姿勢が悪く見える中々器用な上衿、ナポリ仕立てのボディに昭和のザ日本ラペルを無理やりくっ付けたような印象を受ける。その友人に実際着て貰っても吹いてしまうくらいに滑稽に見える。その友人も仕立てたは良いが外では恥ずかしくて1度も着ていないとの事だ。
仕立て服はその人に合わせて体型補正し逞しく男らしい良い体型や小顔に見せてくれるのも機能の1つなのだろうけど、全てに逆を行っていると思う。サッカー選手の三浦知良のような逞しい体型の人でやっと普通の体型に見える。何がしたいのか何の為のスーツなのかまるで分からなかった。モデリストとしての能力が低いのだろうか。
好みの違いではなく誰にでもそう見えるとは思う、しかし今年店の前を通った時に沢山仕立て中の服があったので売れているだと思うからこの感じが好きな人が日本人には多いのか、それとも有名で値段も高いからそれで買う人が多いのか。ま、彼の中で完成してるのだろうから将来的な変化もないような気がする。



チッチオがピロッツィと同じクオリティだったとすれば、ピロッツィが生地代税込68万円でスミズーラ出来るならそこからの諸経費を引いた38万円でオーダー出来るべきなんじゃないかと思う。ピロッツィだってナポリで6800ユーロで売っているわけではないはずだ。チッチオとか作りがどうだとかの話はまた今度にして、スーツ仕立ててこの値段はちょっと暴利なのは確か。



個人的にはそこまで悪く言うほど見た目悪いとは自分は思わないけどね 体型補正とかがんばる方向ではなく 適度に力が抜けた、気取らない雰囲気を目指した服なんだろうと思う



かっこいいかどうかって言うとよくわからんけど
チッチオって「体型の弱点を補ってかっこよく見せる」という旧来の仕立て服の価値観に基づいてないんじゃないの?

上木さんもともとタイユアタイの専属みたいな感じでやってたと思うけど、
フランコミヌッチもちょっと気の抜けた雰囲気というか、「気取ってない感」を重視したスタイルでしょ
キマりすぎてると頑張ってる感出てそれがカッコ悪いから、とにかく「頑張ってないですよ、自然体ですよ」ってスタンスを演出する文脈上でデザインされているように思う

もう伝統的なパワースーツはもう時代に合わなくて
社会的地位のある人ほどあまり偉そうに見えない、柔らかい雰囲気の格好をしたがる時代
そんな中でチッチオの提案スタイルがうまくマーケティング的に成功したってことなんじゃないかなあ

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