「キミたちにはコロシアイをしてもらいます!」
「おしおきタ~イム♪」
ステータス
+
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能力値 |
STR:70 DEX:11 INT:15 アイデア:75
CON:40 APP:16 POW:55 SIZ:16
H P:100 M P:55 DB:4d6
技能値
鎖鎌:99% 目星:85% 聞き耳:55%
追跡:88%
完全に倒される事はない。
「追い詰められている者」の付近に転移することが出来る。
【武器】
【魔術】
鎖鎌が命中した場合、その地点まで移動することが出来る。
周囲5mを封鎖し、封鎖範囲内に居た対象は外に出ることが出来なくなる。
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プロフィール
- 読み:しんえんちゃん
- 年齢:遥か昔から生きている
- 性別:♀
- 身長:146cm
- 体重:なし
- 誕生日:キミが生まれた日、キミが生まれるよりもっと前
- 職業:深淵ちゃん
- 所属:人間
- 好きなもの:楽なやり方
- 嫌いなもの:義務感、責任感
- あだ名:深淵ちゃん
- 趣味:「落命拾い」の運営、困難に戦う人を見ること
概要
「深淵ちゃん」とは、オカルト儀式「落命拾い」イベントに登場する人物です。
通常時は人間の姿を取っているものの、その実体は鎖鎌を持った亡霊のような怪物です。
性格は楽観的であり享楽的であるように見えます。
「落命拾い」イベント開始時には、「深淵ちゃん」は参加者たちに対してルール説明を行います。
この時、イベントを手早く進行するため、見せしめとして一人の犠牲者を処刑します。
処刑の方法は残忍であり、本人の経歴やトラウマを嘲弄するような内容が選ばれます。
参加者に精神的動揺を誘うことで、疑心暗鬼を招き殺し合いへと発展させます。
また、イベント内で死者が一定時間現れなかった場合は、亡霊の姿をとって狩人となります。
鎖鎌によって犠牲者を捕えると、手元に引き寄せてから「魂の牢獄」と呼ばれる壁に囲まれた空間を産み出します。
半透過した壁が完成すると、任意のタイミングで犠牲者と「深淵ちゃん」は姿を消します。
両名は、処刑に相応しい環境・小道具の整えられた異空間らしき場所へと移動し、処刑が実行されます。
映像媒体や絵画を用いて処刑の様子は参加者全員に周知されます。
「深淵ちゃん」は、その性格的特性からか「落命拾い」イベントを心底楽しそうに進行します。
また、折に触れて哲学的・精神的な問いを行うことがあり、質問を受けた人間を混乱させることもあります。
そのため、参加者らからの憎悪を集めやすい傾向があります。
彼女自身はそのことを不本意に感じており、参加者が露骨な嫌悪感を示した場合、明らかに不機嫌になります。
にもかかわらず、誰もが「深淵ちゃん」に対しては、原因の明らかでない郷愁心や親近感を覚えます。
彼女の本質に由来した現象であると考えられていますが、
それを思考することは著しい精神の疲弊を招くことから容易なことではありません。
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あなたは自身に向き合いますか? |
『そう、僕は君たちの”逃げたい”という心そのものなんだよ』
「深淵ちゃん」は一実存体とも包括体とも解釈される。
彼女の根本は人間の深層心理、集団的無意識内に潜む「逃避心」であり、
全ての人類が共有し固有する存在である。
「深淵ちゃん」とは「逃避心」によって生み出された「逃亡の原因」の幻影であり、
より実存的な姿を取ったものだとも言えるかもしれない。
即ち、彼女は精神世界での概念的な存在であると同時に、現実の逃避を生み出す即物的な存在となることもある。
例えば人身事故によって電車が遅延し、実際には予定に間に合うが敢えて取りやめたという場合、
「電車遅延」「事故の被害者」「駅の対応」などはその者にとっての「深淵ちゃん」である。
仮に彼女を討伐・消滅させた場合、全人類の「逃避心」「逃亡の原因」は消滅する。
その結果として、人はあらゆる困難に正面から向き合わねばならず、
自身の平静を保つためのいかなる「逃げ」ですら許される事は無くなる。
あくまで精神の一側面でしかない存在であった「逃亡の原因」が、
人類有数の現実否定力を持つ「八面 楽麗」によって姿を与えられたのが「深淵ちゃん」である。
八面 楽麗は、自らが行った殺人行為という現実逃避として、
「落命拾い」で現れた怪物が被害者を殺したと思い込むことにした。
強大な逃避心に対する等量の反作用として、彼女の作り出した「落命拾い」という妄想は実態を持ち、
「深淵ちゃん」という殺戮者が現れたことで自分自身を正当化できることになった。
これはたった一人の妄想に過ぎないが、それ故に全ての人類が抱えるに相応しい妄想でもあった。
『ヤなヤツを殺す妄想して、なんとなく気晴らしする事。
キミたちにだってあるでしょ?』
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主な関係者
PC
NPC
その他
関連項目
最終更新:2017年12月06日 23:48