英語については、海外MMOでの略語から日本MMO内で使われることが多いので、参考までにどうぞ。
日本国内でよく使われる略語
おは、おつ、よろ、あり
- 「おは」:おはようございます。
- 「おつ」:お疲れ様でした。
- 「よろ」:よろしくお願いします。
- 「あり」:ありがとうございます。
タゲ / target
- 攻撃目標、または攻撃目標の対象相手。反対の意味だが、文意で判断する。
- 例:攻撃目標の場合「あのタゲとってくれる?」=「あのMOBに攻撃をしかけて(保持して)ください」
- 例:対象相手の場合「タゲ取らないで、タゲきって」=「(言われた人の攻撃力(回復力)が高い場合)発言者が攻撃しているMOBが(言われた人に)攻撃をしてしまうので、攻撃力(or回復頻度)を減らすか停止してください」
ヘイト
- MOBに対する敵対指数。敵対指数が高い順に攻撃をしかけてくるパターンのMOBの場合、この調整が生存率を上げるために重要なポイントとなる。
- MOBにより、攻撃力だけではなく、回復力(無駄な回復のしすぎや、回復力が強力だった場合)などに、指数が高くなる。
- 例:「ヘイトを稼ぐ」「ヘイトが高い」「ヘイト切って」
リンク
- MOBの場合に使われる。一方を攻撃すると周囲にいるMOBが同調して攻撃してくること。
- ゲームによっては、MOBそれぞれにリンク範囲があり、攻撃対象のレベルによりその範囲が段々と狭まるパターンが多い。
リンク範囲が狭くなれば、周囲にいるMOBが同調しずらくなるので、プレイヤーレベルが上がると、MOBが反応しなくなるのは、その仕組みから基づく。
アク、アクティブ
- リンクするMOBのこと。LVによっては近づくと反応するので注意。
- ほとんどのMMOでは名称が「赤い」やつ。
ノンアク
- アクティブの反対、近づいても無反応なMOBのこと。
- 但し、攻撃始めるとアクティブ化する。
PS / Player Skill
- ピーエス。プレイヤースキル。ゲームにおけるスキルそのもののことではなく、動かしてる人の「腕(技術)」のことを言う。
- ゲームによっては、「動かしてる人の巧みさ」を指したり、「スキル構成とタイミング」を指したりする。
- まれに「装備が高いから強い」=「PSが高いのではなく、課金力がある」=「PS()」などと言われたりする。
盾
- 盾役。MOBのヘイトを取り、他のPTメンバーへ攻撃が移らないように保持する役目の人。
ヘイトを維持できる盾はヒーラーにモテる。by管理人
火力
- 攻撃職。ディラー。強さを追求する職。とにかく攻撃力を上げないと話にならない。もちろん強化は武器から。
- 上手い火力さんは尊敬の眼差しを受ける。
近接
- 近接火力。MOBの近くで攻撃をする人。
- MOBから攻撃を受けることが多いので、回避力と瞬時の判断が重要。
防具も鍛えれば、盾役もできる
- 火力が高くて硬い(防御力が高い)人であっても、ゲームによってはPSが必要な場合も。
遠距離
- 遠距離火力。遠くからMOB攻撃する人。ソロ狩り得意。ペチペチ(攻撃)する人。だからMOBを最初に攻撃する人として「釣り師」とも。
- ほとんどのMMOでは、火力が高い職で、防御が低くなる。
- 手数(攻撃回数)が多くなれば生存率が下がる。いかにして敵を瞬時に倒すかが重要。
- 眠くなってたまに他人のMOBに攻撃しちゃうことも。頻度が高ければBOTの可能性あり。(運営に報告だ!)
- 対人では、最大距離を取りつつ、相手を近づけずに倒しきること。
回復
- ヒーラー。BLESSでは、パラディンやミスティックが該当する。
- ゲームによっては回復量が高いとヘイト値が貯まり、タゲが回復に移動する場合があるので、MOBの特性を見ながら調整することが必要。
釣り
- MOBを最初に攻撃して、魚を釣るように連れてくること。
- 状況によって強いMOBを攻撃する際は、リンクしないよう1匹ずつ釣ってくるのも、「釣り師」の腕次第。
- 基本的には遠距離職(ハイドスキルを持っている弓職が多い)がやることが多い。
PT
- パーティ。BLESSの場合は最大5人までパーティを組むことができる。
CC / Crowd Control
- 集団を相手にする際に、気絶や睡眠などのスキルを使用して敵を分散させるなどの戦法。またはそのスキル自体を指すこともある。
- たまに「Cut(カット):敵のコンボなどを中断させるような攻撃を仕掛けること」と同意語で使う人もいる。
- 例:対人戦において「火力なんだからCCしろよ」
CC / Character Change
- 操作してる人は同じだが、別のキャラクターに接続しなおすこと。
- 例:「CCしてきます」
CD、CT / Cooldown Time
- スキルが再使用できるまでの時間のこと。
- "CT(クールタイム)"は英語としては間違い。でも使っちゃう。
LV、lvl / Level
レベル。もしくはレベル上げをすること。日本では、レベル上げについては、「レベリング」という。
rez リザ / resurrection
- 復活・蘇生の意味。
- 例:rez me = 蘇生してくれ
VC / Voice Chat
AFK / Away from Keyboard
- 直訳では、キーボードから離れる。MMO内では、「離席する」と同意語として使われる。
ROM / read only member
- MMOでは、画面(チャットは読む)は見てるが別のことをする、もしくはその状態になる場合に使用する。
- 例:「親が来たからROMするわ」=「チャットや、音声は聞いてるけど、マイクきるね」
頻度は少ないがたまに使われる略語
noob
- newbieよりも馬鹿にした感じ。「ヘタクソ」「初心者みたいなやつ」の意。
- 日本ではそのまま使われたり、「ぬぶ」「noooooooooob」とoを伸ばしたりする。
- 例:「ぬぶってんじゃねえよ」=「初心者みたいなミスするな」
DPS / Damage Per Second
- 1秒あたりの与ダメージ量。また、転じてDPSの高いクラス=火力職やアタッカーを指す。
- 「瞬間火力(Burst Damage)」のことではない。
loot
- ルート。アイテムの占有権。戦利品。敵から戦利品を入手すること。
WOW / World of Warcraft
- 世界で最も人気のあるMMORPG。海外ではほとんどのMMORPGはWOWと比較される。
camp、狩場の占有行為、キープ
- 待ち伏せ戦法。もしくは一箇所に居座って近くの敵を狩り続けること。
- 日本では、同じ場所で狩り続けると問題が発生することが多い。
- TERAなどでは人気の狩場は空いたことを鯖チャットで宣言することも。
- 何しろめんどくさいことになるので運営側は基本放置。まれにノーマナー行為として措置をとるゲームもある。
- 解決法としては、
(1)声かけして同じPTに入れるなどして一緒に狩りをする。
(2)声かけしても反応がなければ、様々なチャット(チャットを切っている人もいる)で声かけして、チャットも含めSSを撮り証拠として残しておく。
(3)騒ぎ立てずに運営に報告。(対応するかは運営次第)騒ぎ立てたところで何も解決しない。
GG
- Good Gameの略。「お疲れ様」に近い。「良いゲームだったね」の意。
- 対人で、相手が負けた時に皮肉として使うこともある。「おつかれちゃ~ん」的な。
あまり使われない略語
LFM / Looking For Member
- パーティメンバーを探しています
- 例:LFM for dungeon = ダンジョンへ行くメンバー募集中です
LFG / Looking For Group
- パーティを探しています(英語圏ではパーティよりもグループの方が一般的で、パーティをPTとは略さない)
AOE / Area of Effect
grind
- レベル上げやアイテム獲得のためにクエストや狩りを繰り返すこと
- 日本では「狩り豚(侮蔑用語)」
gank
- PvP、PKのあるオンラインゲームで戦力やレベルが圧倒的に低いプレイヤーや初心者を倒す行為。
zerg
- 大勢で轢き殺すように攻めること。StarcraftのZerg種族が由来。
WTS / Want To Sell
- 「売りたい」の意。トレードの時に使用される。
- 例:WTS ○○ = ○○売ります
WTB / Want To Buy
- 「買いたい」の意。トレードのチャットチャンネルなどで使用。
- 例:WTB ○○ = ○○買います
WTT / Want To Trade
inv / invite
- 例:inv me = 俺も入れてくれ、パーティ招待を送ってくれ
nerf
- 弱体化。特にアップデートなどで能力等が下方修正された時に使われる
farming
- ファーミング。敵をひたすら狩り続けたり(grind)、ダンジョンをひたすら周回するなどしてアイテムやお金を集めること。
gear
aggro
- ヘイトと同じ意味。戦闘におけるモンスターなどのプレイヤーへの敵対指数。
PM / Private Message
- フォーラムなどにおけるプライベートメッセージを指す場合とオンラインゲームにおけるウィスパーチャットを指す場合がある。
F2P / Free-To-Play
P2P / Pay-To-Play
- オンラインゲームにおいては、「月額課金制」という意味。
B2P / Buy-To-Play
- 月額料金はないが、最初にお金を払う必要があるタイプの課金制度。DiabloシリーズやGuild Warsなどが採用。
Pay-To-Win
- アイテム課金制のゲームでお金を払ったプレイヤーが圧倒的に有利になるシステム。
MOBA / Multiplayer Online Battle Arena
- League of LegendsやDefense of the Ancientsなどのゲームのジャンルを指す。アクションRTS、AoSとも。
Holy Trinity
- ホーリートリニティ。
- 本来は三位一体の意だが、オンラインゲームにおいては職業の役割が盾役・攻撃役・回復薬の3つにはっきりわかれているものを指す。
OP / Overpowered
goldfarmer
dc / disconnect
ranged⇔melee
- 遠距離⇔近距離、ranged class=遠距離戦闘職、melee class=近接戦闘職。
kiting
- 凧揚げをするようにモンスターから逃げ回りながらダメージを与えて倒す戦法。
- 日本では「マラソン」とか、「引き狩り」などといわれる。
Hardcore Gamer
- ハードコアゲーマー。
- 日本におけるネトゲ廃人と近いが、日本ほど悪いイメージの言葉ではない。
PST / Please Send Tell
- ウィスパー(ささやき)を送ってください。
- 単に太平洋標準時(Pacific Standard Time)の可能性もある。
inc /incoming
最終更新:2017年04月22日 01:18