【元ネタ】
ギリシャ神話
【CLASS】アサシン
【真名】モリオネー
【身長・体重】242cm・611kg
【性別】男
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷A+ 魔力B 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
気配遮断:C
宝具による気配遮断能力。サーヴァントとしての気配を断つ。
完全に気配を断てば発見する事は難しい。
【固有スキル】
神性:B
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
海神ポセイドンの血を引く半神。
異形:C
結合双生児。二つの肉体が腹部で繋がっている。
単体で並のサーヴァント二体分の戦闘能力を持つ。
ただし、結合を断たれると生命維持が不可能になり、即座に消滅する。
連携攻撃:EX
戦闘には不向きである肉体であるが、双子の
コンビネーションは完璧である。
肉体面で発生するペナルティを無効にした上で、変幻自在の攻撃は『
見切り』スキルを無効化する。
さらに彼ら同士で連続、または同時に攻撃を行う際に判定に有利な修正を得る。
無窮の武練:A
ギリシャの大英雄ヘラクレスを相手取り、平然と渡り合える程の手練。
いかなる地形・戦術状況下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。
【宝具】
『海王結界(インビジブル・ミスト)』
ランク:C+ 種別:結界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
アサシンを中心に常時展開されている濃密な霧。双子を護る父の愛。強大な海神の力が宿っており、神域の魔術行使でなければ晴らす事が出来ない。
霧に込められた魔力は光の屈折率を操作し、Cランク相当の『気配遮断』スキルをアサシンに付与している。
近接戦闘となったとしても感知系スキルを所有していない限り、捕捉判定に常時ペナルティを課す。
武勇に優れた逸話のある英霊であれば、おおよその位置は把握する事が出来る。
『無双の銀腕(シルバー・フォース)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:2人
特殊な出自故の銀の躰。この肉体はそのまま武器になり、アサシンの肉体はAランク宝具として扱われる。
また、鏡面化させる事でBランク未満の魔術を高確率で反射する。
さらに武器を手にした場合は、武器が腕の延長として扱われ、武器にもこの効果が適用される。
ただし、強大な魔力を保有する銀は、その代償に劣化するのも早く、戦闘終了毎に魔力を消費して修復しなければ、能力そのものが徐々に低下していく。
【解説】
ギリシア神話の人物で、父ポセイドンに愛されたエーリス地方の英雄。本名をエウリュトスとクテアトスという。銀の卵から生まれたとされる。
二人合わせてモリオネーと呼称され、カリュドーンの猪狩りにも参加したと言われている。双子の娘と結婚し、それぞれ子宝に恵まれた。
ヘラクレスが大軍を率いてエーリスに攻めた時、同じく軍を率いて迎え撃ち、ヘラクレスの軍を大いに苦しめた。
ある時、ヘラクレスはモリオネーと対峙する事になり、勝負になるがモリオネーは二つの身体が繋がった特殊な身体をしており、
その影響でヘラクレスのそれを大きく上回る異様な程の力を誇り、百戦錬磨のヘラクレスであっても苦戦を強られ、撤退を余儀なくされる。
やがてヘラクレスは病にかかったので休戦したが、それを知ったモリオネーは攻撃に転じ、多くの敵兵を殺した。
その際にヘラクレスは異父兄弟を失い、失意の内に
アルゴスへ帰ったが、モリオネーがイストミア競技祭に派遣されたことを知ると、
クレオナイで待ち伏せして、ヒドラの毒矢を使用し、自慢の弓術でもって射殺した。
最終更新:2016年09月29日 21:57