【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】 バゼット・フラガ・マクレミッツ
【真名】アーサー・マッケン
【性別】男性
【身長・体重】180cm・69kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D- 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
単独行動:-
宝具による召喚能力を得た代償に、単独行動スキルは失われている。
【固有スキル】
魔術:D
ドルイドの自然魔術、及びその系譜である黒魔術(ウィッチクラフト)を習得。
【宝具】
『祈り届きし救国の矢(エンジェルズ・オブ・モンス)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:10~50 最大捕捉:300人
英国の守護聖人・聖
ジョージの信仰を骨子とする架空の英霊、及びそれに率いられる弓兵団を独立サーヴァントとして召喚する。
召喚には「Adist Anglis Sanctus Georgius(聖ジョージよ、英国に救いを授け賜え)」の詠唱が必要。
召喚されたサーヴァント達はいずれも人格を持たない"英霊の現象"として現界し、A+ランク相当の単独行動スキルを保有。
アーチャーの命令・魔力によらず自動的に行動し、敵対するものを殲滅する。
救国を願う人々の想念によって創造された英霊(宝具)であり、アーチャー自身は担い手とは言えず、召喚の基点に過ぎない。
その為一度召喚してしまえば、召喚の基点であるアーチャーを倒さない限り、倒されても自動的に再召喚され続ける。
【解説】
19世紀から20世紀に掛けて生きた、英国の怪奇作家。代表作は「パンの大神」「白魔」「黒石」「弓兵」等。
クトゥルー神話の生みの親H・P・ラヴクラフトが心酔した作家の一人であり、日本においては小説家朝松健のペンネームの由来となった事で有名。
一年という短期間ではあるが、魔術結社『黄金の夜明け団』に属していた経歴を持つ。
彼の著作のうち、生涯で唯一のベストセラーとなったのが「弓兵」という作品である。
これは第一次世界大戦の戦場を舞台とした奇跡譚であり、イギリスの守護聖人・聖ジョージが弓兵達を率いてイギリス軍を救援に現れるというもの。
この「弓兵」は社会現象を引き起こし、作者自身がフィクションであると明言したにも関わらず、ヨーロッパ中の人々の間で事実として流布された。
実際に戦場にいたはずの兵士達によってすら、実体験として語られてしまった程である。
……後にアーサー・マッケンは、一人歩きを始めてしまったこの作品を指して失敗作であると語っている。
完全に宝具のみで戦うタイプのサーヴァントであり、本体の戦闘能力は皆無。マスター相手でも高確率で負ける。
最終更新:2016年09月29日 23:32