【元ネタ】ドゴン族神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ユルグ
【性別】男性
【身長・体重】173cm・60kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:A
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。
【固有スキル】
予知:A
魔術体型の一種。人間へ世界の全貌を伝える預言者としての能力。
ランクAでは望めば大抵の場合、他者の運命すら見る事ができる。
呪術:A
ドゴン族に伝わる呪術を修得。
自然干渉、精神干渉の術を得意とする。
野性:B
獣として自然の中に溶け込む適正。 発達した五感を持ち、獣の言葉を解する。
また自らの命の危険に対して非常に鋭敏な反応を見せる。
神性:C
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
創造神アンマによって生み出された存在であるが、不浄の存在となった為ランクダウンしている。
【宝具】
『大地汚す不浄の衣(スクロール・フォニオ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:50人
母である大地から強奪した、月経の血で汚れた腰蓑。最初の言葉である啓示の言葉が書かれている。
予知・預言の術に対する媒体として機能し、高度な未来視の術すら一工程で発動することができる。
また真名開放により、腰蓑に宿る『汚れ』を開放。レンジ内の任意の対象に呪いを付与する。
この呪いはキャスターの持つ「不毛、乾燥」の特性を持ち、一定時間ごとに対象に魔力・精神ダメージを与え、
解呪が出来ない場合は魔力枯渇により死に至る。
対魔力スキルにて回避可能。
『自己封印・混沌狐神(ブレーカー・ヤシギ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:ー 最大捕捉:1人
本性である銀狐の姿を封印するための宝具。
使用している間のみ、獣の因子を抑え、人間の姿を取ることができる。
この宝具を解除することで、巨大な狐の姿へと変化する。
この時のキャスターはそれぞれBランク相当の「真眼(偽)」「怪力」「狂化」のスキルを得る。
この宝具は解除と同時に破壊される。
【解説】
西アフリカのドゴン族の神話に登場する銀狐。
至高神アンマが自身の創造した女体の大地と交わろうとした時、
白蟻の塚(陰核の象徴)が起き上がってたちはだかった(大地の男性性の主張)が、アンマはそれをへし折り大地と交わった。
そのため事物のあるべき性質を意味する双子ではなく、
創造の過程に生じた躓き・無秩序を象徴した単独の存在である狐、ユルグが生まれた。
双子でなく両性でもない孤独なユルグは妻を求め、母である大地から衣を剥がして交わってしまう。
この近親相姦により、大地には月経の血が流れ、不浄な存在となり地上から秩序が失われた。
ユルグは交わりによって言葉を得て「夜、乾燥、不毛、無秩序、死」の領域を支配する存在となった。
【特記事項】
たぶんキャス狐のような獣耳と尻尾持ちだが、男の獣耳に需要はあるのだろうか。
最終更新:2016年09月30日 22:09