【元ネタ】史実+ポルトガルの伝説
【CLASS】ランサー
【マスター】言峰綺礼
【真名】ンジンガ・アナデ
【性別】女性
【身長・体重】175cm・64kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運A 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【固有スキル】
勇猛:B
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
戦闘続行:C
戦闘から離脱する能力。また、敗戦において自軍までたどり着く能力。
無辜の怪物:A+
人食いの女王。当時世界の頂点にあったポルトガルを相手取り一歩も引かずに追い返したために
過去や在り方をねじ曲げられ伝えられた怪物。能力、姿が変貌してしまう。もはや歴史は全て闇の中。
このスキルは外せない。
【宝具】
『人喰らい器(カニバリズム)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:5~99 最大捕捉:600人
無数の槍が地面と空から出現し、敵を挟み撃ちにする宝具。
それらの槍は人を挟み込むことに成功すると巨大な粉轢器に変貌し、すり潰す。
ポルトガルの伝説に記された人食いの宝具。
【weapon】
『無銘・鎚矛』
【解説】
ンドンゴ王国とマタンバ王国の女王。コンゴ川流域はポルトガルの奴隷貿易の拠点となっていた。
ンジンガはローマで留学してきた兄に反乱を起こして王位を奪取し、ンドンガとマタンバの権力を手にした。
そしてポルトガルと条約を結ぶ際、ポルトガルの特使に椅子を用意せず、自分と同じく床に座らせて、
ポルトガルと自分は同じ立場だと主張した。
また、平等条約を強調するために彼女はキリスト教の洗礼を受けてアンナ・デスーザと称した。
しかしポルトガルは条約を守らず、奴隷貿易を続けたため、ンジンガはオランダと同盟しポルトガルと戦争を始めた。
ンゴレメの戦いでポルトガル軍を破ったものの後が続かず、カヴァンガでポルトガルに敗れた。
それでも彼女は16年にわたってポルトガル軍と戦争を続けた。
最終的に彼女はポルトガルとの平和条約を結び、戦いで荒れた国を再構築しようとしたが殺されてしまった。
ルアンダは彼女にちなんで命名され、彼女の像が広場に置かれ、象牙海岸諸国では彼女の誕生日に結婚式を挙る事が多い。
ここまでが、歴史的事実かもしれない。
しかし、ポルトガルが全世界に流布した物語に寄れば、アンゴラ帝国のンジンガ女王は人食いを好み、
時には2日で130人の子供を殺して喰ったという。
また戦いで血が流れるのが好きで、血を見ると性的に興奮し
剣闘士奴隷のチャンピオンとベッドを共にした飽きたら殺して喰った。
彼女が国内の視察に出たところ、その村の農民が彼女を怒らせたため、連帯責任で600人の村人を捕らえ、
巨大な粉轢器で一人一人身体を粉々に砕き、喰ったという。
この逸話が世界中に流布され、彼女に関する逸話は例えば日本語では下記の人食いの逸話しか存在していない。
最終更新:2016年09月30日 22:13