足利尊氏

【元ネタ】史実、『太平記』
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】足利尊氏
【性別】男性
【身長・体重】179cm・73kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。

戦闘続行:A
 戦闘から離脱する能力。
 また、敗戦において自軍領地まで生きて辿り着く能力。

反骨の相:C
 一つの場所に留まらず、また、一つの主君を抱かぬ気性。
 王に仕えるのではなく、自らが王足らんとする野望の星である。
 同ランクの「カリスマ」を無効化する。

天運の加護:A
 霊神擁護の威により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
 その発動はランサーの生存判定においてのみに限定される。

【宝具】
『骨喰み』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2~40 最大捕捉:1人
 宝具『粟田口吉光』による斬撃呪詛。
 研ぎ澄まされた刃はそれを視認した対象の精神を魅了し、精神の一部を掌握。
 その後『粟田口吉光』による斬撃を視認した対象の精神に信号を送り、攻撃の成否に関わらず耐久の値を無視した固定ダメージを発生させる。
 『骨喰み』に対抗するには敏捷や耐久の高さではなく、刃に魅入られない為の精神抵抗スキルが必要となる。
 後世には脇差(一説には太刀)に磨り上げられた為、クラスがランサーなら薙刀、他のクラスなら脇差として顕現する。

【解説】
 あしかがたかうじ。
 南北朝時代の武将。後に室町幕府初代将軍。
 初めは鎌倉幕府の命により後醍醐天皇を捕らえる為に軍を挙げたが、倒幕に転向。
 鎌倉幕府を滅ぼした後も権力を保持し、政敵である護良親王を暗殺する等してその拡大に努めた。
 しかし、この暗殺や朝廷の許可なく部下に恩賞を与えた件により後醍醐天皇の怒りを買い、新田義貞率いる追討軍を差し向けられ離反。
 出家や自害を考えながらもどうにか思い止まり、一時は九州まで逃げ延びた後、湊川の戦いを経て室町幕府の開設に至る。

 『太平記』においては敗戦から生き延びる強運の程が繰り返し強調され、幕府を開設できたのも天運によるものだとされている。
 また、浮き沈みの激しい性格から現代の研究者には躁鬱病の気があったのではないかと指摘されている。
最終更新:2016年09月30日 22:41