ラクシュミー・バーイー

【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ラクシュミー・バーイー
【性別】女性
【身長・体重】157cm・45kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具D++
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。

勇猛:C
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

軍略:D
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

【宝具】
『民衆の信念の城は永遠たり(メーレー・ジャーンスィー・ナヒン・デーンゲー)』
ランク:D++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 揺るぎない正義の心。
 専横者に反逆する勇気を相手に与える彼女の生き様の具象化。
 他者の言葉を媒介にして、擬似的な情報ネットワークを形成し
 自身の情報プロトコルを伝播させることができる。
 それにより、彼女の一挙一動がネットワークを介して高速で伝えられ、彼等を導くことができる。
 発動条件は彼女との接触がトリガーとなり、未見の人物には効果が及ばない。
 彼女の〝信念〟は〝状況〟の変転に揺るぎはしない限り、人々の心に「勇気の風」を送り続けるだろう。

【Weapon】
『剣』
 王妃が扱う装飾の施された鉄剣。

【解説】
インド中部の小王国ジャーンスィーの王妃。
インド大反乱においてイギリス軍相手に勇戦し、「インドのジャンヌ・ダルク」と称される。
第二次世界大戦後まで、イギリスの植民地だったインド。
一八五七年、そのインドに、通常「セポイの反乱」と呼ばれる抵抗運動が起き
民衆の叫びが押しつぶされ、庶民の自由と誇りが蹂躙された植民地時代。
彼女はイギリスという大国を相手に、最後まで勇敢に戦い続けた英雄である。
その王妃の名は、イギリスという強大な権力に対する〝抵抗〟のシンボルとなり
彼女の生涯を描いた本は、すべて発刊禁止となったが、投獄されたインド独立の闘士たちにも密かに読まれ、
かけがえのない心の支えとなったと言われている。  
現在でも、インドの各地には彼女の名のついた「通り」や「女子大学」がある。
彼女は、祖国インド解放の先駆者の一人として、人々の胸に今なお生き続けているのである。
最終更新:2016年09月30日 23:03