ジャンヌ・ダルク

【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ジャンヌ・ダルク
【性別】女
【身長・体重】159cm・44kg
【属性】秩序・狂
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力A 幸運C 宝具A++
【クラス別スキル】
狂化:A
 筋力と耐久と幸運を2ランク、その他のパラメーターを1ランクアップさせるが、
 理性の全てを奪われる。

【固有スキル】
カリスマ:E-
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
 狂化のため、全く機能していない。

聖人:C-
 聖人として認定された者であることを表す。
 聖人の能力はサーヴァントとして召喚された時に"秘蹟の効果上昇"、
 "HP自動回復"、"カリスマを1ランクアップ"、"聖骸布の作成が可能"から、ひとつ選択されるが、
 狂化しているためにHP自動回復に限定されている。

啓示:C-
 直感と同等のスキル。直感(第六感)とは違い目標を達成するために最適の道を選ぶというもの。
 根拠はないため他人に信用されにくく説明しづらいらしい。
 狂化しているため、本能的ながらも最適な行動を行うことができる。

【宝具】
『紅蓮の聖女(La Pucelle)』
ランク:A++ 種別:特攻宝具 レンジ:― 最大捕捉:―
 「主よ、この身を委ねます―――」と唱えることで発動する宝具。
 炎を具現化した聖剣であり、攻撃的解釈した概念結晶武装。
 固有結界の亜種で心象風景を剣として結晶化したもの。
 この剣自体がジャンヌでありこの剣を発現させた戦闘後にジャンヌは消滅してしまう。


『復讐せし憎悪の聖女(Vengeance・enjeu)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:― 最大捕捉:―
 ジャンヌが微量であろうとダメージを受けると自動発動する。
 ダメージを受けるとジャンヌの体が発火し、ジャンヌと同じように相手の体も発火する。
 その炎はジャンヌが敗退するまで燃え続け、ジャンヌの被ダメージ量が増えるたびに
 炎の勢いも増していく。神への憎悪、自身を火炙りにした者たちの憎悪によって燃やす黒焔。
 神性や何かしらの加護を持つ相手に対してはダメージが倍加するが、自身の味方となった者、
 マスターやジル・ド・レィ等の一部の者に対しては一切の影響を与えない。

【解説】
ジャンヌ・ダルクは、「オルレアンの乙女」とも呼ばれるフランスの国民的英雄で、
カトリック教会における聖人。

ジャンヌは異端者として教会から破門とイングランド軍による即時死刑を宣告され、
ルーアン市内のヴィエ・マルシェ広場で火刑に処された。
火刑は中世ヨーロッパのキリスト教的世界において、処刑される者にとっても最も苛烈な刑罰だった。

点火されるまでのジャンヌは「神様、神様」と泣き叫んでいたが、
火の勢いが強くなると「全てを委ねます」といって無反応になったと記録されている。
炎の中、ジャンヌが高温と煙で窒息死し、その服が燃えた時点で一旦火は遠ざけられた。
群衆に向けてその裸体、性器を晒し、ジャンヌが聖女でも両性具有と思われていた魔女でもなく、
ただの女性に過ぎないと示すためであった。
ジャンヌは死してなお、性器を晒されるという女性としての屈辱も受けたのである。
その後約4時間をかけて燃やされたジャンヌの亡骸の灰は、セーヌ川に流された。
このように灰さえも残さず決して土に返さないという遺体の取り扱いにおいても、
ジャンヌが受けた取り扱いは当時としては最も苛烈なものだった。


【元ネタ】史実及び「ヘンリー六世 第1部」等のジャンヌ・ダルクを魔女として扱った文献
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ジャンヌ・ダルク
【性別】女性
【身長・体重】159cm・44kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷B 魔力A+ 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 特に他者を魅了するアイテムを作る事を得意とする。

【固有スキル】
魔術:A
 オーソドックスな魔術を習得。
 特に呪詛、魅了の魔術、悪霊の使役を得意とする。

反転聖性:B
 反転した聖性。
 能力はサーヴァントとして召喚された時に
 “魔術の効果上昇”、“魔力自動回復”、“カリスマを1ランクアップ”
 から、ひとつ選択される。

カリスマ:D+
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 彼女の場合、魅了魔術の応用で効果を高める事ができる。

【宝具】
『汝が神はここにあらず(アブセンス・オブ・ゴッド)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:100人
 異端の魔女として貶められた結果誕生した呪いの旗。
 敵対者の加護、祝福を突破する悪魔の呪詛を周囲に降り注ぐ。
 魔力を込めれば込める程に呪詛の攻撃力は増す。

『紅蓮の悪意(クリムゾン・マリス)』
ランク:D(発現前) A(発現後) 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:2人
 「ジャンヌ・ダルクは異端の魔女である」そういったジャンヌ・ダルクを貶めんとする悪意の結晶たる魔剣。
 聖性を焼き、魔性へと堕落させる炎を発現する。
 聖者にはその身を苛む苦痛を与え、魔性の存在には全ステータスの1ランクアップといった恩恵を与える。

【解説】
百年戦争でオルレアンを解放したイングランドの敵。
「聖女ジャンヌ」ではなく、かつてイングランドが憎み貶め形作られた「魔女ジャンヌ」そのもの。
シェイクスピア等のジャンヌを魔女として描いた存在達が生みの親と言える。
最終更新:2020年03月22日 21:36