【元ネタ】三国志(史実) 三国志演義 三国志平話 民間伝承
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】司馬懿 仲達
【性別】男性
【身長・体重】178cm・70kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷A 魔力A 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:A
騎乗の才能。
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
【固有スキル】
奇門遁甲:A
式占、呪術、兵法を兼ね備えた特殊な魔術スキル。
元は運命を読み取り、凶運を吉運へと好転させる事を目的とする道術である。
司馬懿は諸葛亮と同門であったという(荒唐無稽な)民間伝承がある。
道具作成:A
魔術を帯びた器具を作成できる
諸葛亮には及ばぬものの、優れた中華ガジェットを作成可能。
狼顧の相:B
常に他者の謀略を警戒し、また周囲の隙を窺う気性。
どれほどに人脈を広げても真の友を得られない孤独の星である。
策謀の成功率・回避率を向上させる。
その特性上、軍事から政争に至るまで幅広く効果を発揮する。
【宝具】
『驚帆』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~20 最大捕捉:50人
風の中に帆を張ったかのような俊足を誇ったという名馬。
曹真との賭けに勝利して入手したもの。
風力を倍加して脚力に変換する魔獣で、風向きに馬首を合わせる事で速度が向上する。
『混元一気』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:1000人
司馬懿が自身の兵法・呪法の知識を総動員して編み出した戦闘陣形。
電光石火の行軍と速やかなる勝利の具現。
司馬懿と指揮下の兵の『気』を調和、一体化させる事で、自軍を巨大な弾丸と化す。
その威力・速度は、司馬懿が従える兵士の数に比例して向上する。
人の『気』を用いる宝具の為、人間以外の存在を『混元一気』の影響下に置く事は出来ない。
【解説】
名門司馬家の生まれ。
八人兄弟の次男であり、兄弟揃って才気に優れたことから、司馬の八達と謳われた。
中でも、司馬懿は八達の中でも最も優れると評されている。
はじめ曹操に仕えることを拒否していたが、曹操が強硬な姿勢を見せるとやむを得ず出仕。
曹丕の信頼を得て出世し、次第に軍事面で頭角をあらわす。
後に死去した曹真に代わる形で対蜀軍の総司令官となり、諸葛亮と二度に渡って相対した。
第四次北伐ではいいところがあまりなく、諸葛亮にイニシアチブを握られ、意のままに動かされている。
長雨と李厳の怠慢による蜀の補給頓挫と、郭淮が築いた羌族との繋がりがなければ敗北していただろう。
この苦い経験から、司馬懿は本格的に防衛体制を整備。
さらに皇帝の勅命までも引き出す徹底した守勢ぶりで、蜀の第五次北伐を防ぎきった。
曹爽一派が台頭し、政治が乱れ始めると、
司馬懿は病による痴呆を装って相手の油断を誘った後、クーデターを起こして権力を掌握。
曹爽一派を粛清して揺るがぬ権勢を得た。
【余談】
五丈原の戦いぶりから誤解されやすいが、本来、司馬懿は電撃戦を得意としており、
孟達の叛乱に対処した際には、一ヶ月はかかる道を八日で通過するという神業を見せている。
また、朱然や公孫淵(どちらも軍事能力は決して低くない)をも速攻で片付けるなど、
機動力を生かした戦いが本来の持ち味である。
五丈原の戦いは、諸葛亮と司馬懿が、お互いの得手を封殺しあった戦いだったと言っていい。
司馬懿が諸葛亮を天下の奇才と褒め称えたのは、その軍才を高く評価するが故であろう。
また、息子の司馬昭が諸葛亮の軍事システムを取り入れており、
晋の馬隆が諸葛亮の兵法を用いて樹機能の乱を平定している。
さらに孫の司馬炎が諸葛亮が宰相なら、と愚痴を吐くなど、司馬一族は諸葛亮大好きっ子のようである。
演義では魏延と打ち合って生き延びるという、意外に武闘派な一面もある。
三国志平話では木牛も作っているが、諸葛亮と比べて性能は段違いに低かった。
最終更新:2016年09月30日 23:08