【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】エウクレス
【性別】男性
【身長・体重】184cm・85kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【固有スキル】
単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
戦闘続行:C
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。
矢よけの加護:B
飛び道具に対する防御。
狙撃手を視界に納めている限り、どのような投擲武装だろうと肉眼で捉え、対処できる。
ただし超遠距離からの直接攻撃は該当せず、広範囲の全体攻撃にも該当しない。
【宝具】
『万里を制せし勝報(エウアンゲリオン)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1
敏捷を十倍以上に高める事による瞬間移動、および規格外のレンジを瞬時に踏破する奇襲攻撃。
宝具により上昇した敏捷は移動のみに適用され、それ以外の判定では通常値と扱う。
それでも、膨大な加速を受けた一撃は、踏破した距離次第では必殺の威力となる。
ランサーが生前参加したマラトンの戦いにおけるギリシア軍の奇襲戦術、
そしてマラトンの戦場からアテナイまで走り、勝報を告げて絶命した逸話の具現。
【Weapon】
『円形の盾』
ごく普通の盾に過ぎないが、武装している事を示すためによくランサーと共に描かれる。
マラトンの逸話を象徴する防具ともいえる。
『長槍』
当時のギリシア軍の戦術、ファランクスに利用する長槍。
さすがに捨てたと思われたのか絵画では省略されやすいが、担いでいる場合もある。
【解説】
ギリシア軍の伝令兵。マラトンの戦いにおいて、完全武装のまま戦場からアテナイの長距離を踏破し、
「我ら勝てり」と告げて絶命したとされる。後に戦場の名前が転じてマラソンの語源となった。
当時のアテナイは抗戦派と降伏派に分かれ、一触即発の危機にあったため、
もしこの勝報がもたらされなければ、どのような事態が起きたか分からないという。
ヘロドトスの『歴史』によればフィリッピデスという俊足の伝令兵が居たとされ、
こちらを勝報をもたらした伝令兵とする説もある。
ヘロドトスの『歴史』にはマラトンの逸話が存在しないため、ここではエウクレスを真名とした。
最終更新:2016年09月30日 23:10