ギデオン

【元ネタ】旧約聖書、ヘブライ聖書
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ギデオン
【性別】男性
【身長・体重】170cm・63kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D 幸運A+ 宝具A

【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

【固有スキル】
神託:B
 唯一神の託宣により、その状況での適切な判断ができるようになる。
 ランクBの場合、問いかければ大抵効果を発揮する。

神の加護:B+
 唯一神からの加護により、戦況を有利に進めることが可能で、
 多神教の神々に属するものには追加ダメージを与えられる。
 ただし、「神託」によって得る情報を尊守し続けなければ効果は切れる。

【宝具】
『狂乱誘う神授の奏(ザイン・ギデオン)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:3~99 最大捕捉:1000人
 セイバーの敵軍の同士討ちを起こさせた、角笛による吹奏。
 セイバーのみならず、セイバーの陣営に属する者にも発動可能の宝具である。
 敵軍に向けてこの角笛を吹くことで、敵陣営にAランク相当の「狂化」を発動させ、同士討ちを強制する。
 当然のこと、敵が単体である場合は「狂化」を発動させるだけである。
 精神干渉無効系統スキルのランクによっては対抗可能。

【weapon】
『荊棘鞭』
 セイバーが自らを嘲笑った人々を打ちのめした「荒れ野の茨と棘」。
 棘一つ一つが数cmあり、拷問道具として優れる。

『無銘・剣』
 セイバーが捕らえた二人の王を討った剣。

【解説】
聖書士師記に記される、士師の一人。その名は「破壊者」、「戦士」、「伐採者」を意味する。
第4番目の士師デボラがもたらした平和の後に、近隣諸国の
ミディアン人とアマレク人による攻撃をイスラエル人達は受けることとなった。
唯一神はイスラエル人を解放し、偶像礼拝を非難するために、
マナセ族の中でも目立たない一族から一人の若者ギデオンを選ばれた。
ギデオンは羊の毛を通して唯一神の意思を確認し、イスラエルの部族に呼びかけ、戦う者を召集するも、
その殆どが唯一神によってふるいに落とされ、わずか三百の寡兵で十万を超える敵軍に挑むこととなる。
しかし、唯一神の言葉通りを実践することで、非武装寡兵でありながら、ギデオン軍は無傷で勝利した。
敵軍の二人の王を捕らえて殺し、道中にギデオンを嘲笑った土地の人々を皆殺しにしたという。
イスラエル人はギデオンに王になるように懇願したが、あくまで神を主とする為に断った。
戦利品の純金を持ち帰った後は、多くの女性を娶り、七十人の息子を持った。
イスラエルにおける平和は、ギデオンの存命中40年間続いたという。

【コメント】
彼の能力は一般人と変わりはないが、四文字の加護がかなり強力。まあそれしかないんだけど。
「ふるいに落とされ」ってのは四文字お得意の理不尽殺戮じゃなくて、
単に帰宅させただけだから安心してね。
適性クラスは本来はないが、「主の剣、ギデオンの剣」という聖書の記述からセイバーになった。
最終更新:2016年10月01日 08:39