【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ウェルキンゲトリクス
【性別】男性
【身長・体重】191cm・78kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
破壊工作:B
戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。
兵站破壊の達人。
ランクBならば、相手が進軍してくる前に四割近く戦力を削減すること事も可能。
ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格は低下していく。
カリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。
カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
守護騎士:A+
他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。
反ローマ、つまり侵略者に抵抗した最初の英雄という信仰が与える護衛能力。
【宝具】
『生存こそが勝利なり(ヴェルサンジェトリクス)』
ランク:D~B 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:一人
近世の英雄化で与えられた長剣と、焦土戦術の逸話が合体した宝具。
同じ相手と戦闘を重ねるごとに、戦闘における相手の魔力負担を増大させていく。
一度の戦闘では効果を発揮しない、
撤退と再戦闘の組み合わせによって敵を追い詰める魔剣。
【解説】
カエサルのガリア侵攻に抵抗したガリア総決起の首謀者。
中世を通じて忘れ去られていたが、
ジャンヌ・ダルクと同じく国威発揚期に発掘され、
英雄化が図られた“フランス最初の英雄”。
アルウェルニ族の族長であり、ガリア戦争末期に立てられたガリア人部族の連合で代表者となり、
焦土戦術を駆使し、ゲルゴウィアの戦いで勝利を収めるものの、アレシアで降伏。
虜囚の辱めを受け、後にカエサルの凱旋式で処刑された。
この逸話はウェルキンゲトリクスが、敵を処刑することの少なかったカエサルをして
殺害を決意させた英傑であるという文脈で語られることが多い。
その名はおそらく先の
ブレンヌスのように本名ではなく、
ver(優れた)cingeto(戦士)rix(王)で、
「最高の戦士である王」か「優れた戦士たちの王」あたりを意味する。
19世紀のナショナリズムの高まりの中、メロヴィクスやクロヴィス以前の民族英雄として
“発見”されたことから再評価がはじまり、
ナポレオン三世や第三共和政によって国家的英雄に祭り上げられた。
どうでもいいが、『アステリックス』では敗北主義者風に戯画化されているらしい。
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ヴェルキンゲトリクス
【性別】男
【身長・体重】240cm・130kg
【属性】混沌・狂乱
【ステータス】筋力A+ 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
狂化:A
全パラメーターを1ランクアップさせ、さらには信仰する神霊の力の一部を得るに至った。
ただし理性の全てを奪われる。
【固有スキル】
勇猛:B
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
護国の鬼将:E-
あらかじめ地脈を確保しておくことにより、特定の範囲を"自らの領土"とする。
自身の魔力確保よりも焦土戦のための破壊を目的としており、霊脈等に壊滅的なダメージを与える。
神性:C++
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
ガリア叛乱戦争において、自ら地上における太陽神ルーゴスの化身を名乗っていた。
狂化によって生前の瞋恚を呼び起こすことでその身は神域に達し、神霊の力を得るに至った。
【宝具】
劫掠す五星(ルグドゥーヌム・ゴリアス・ラヴァーダ)
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:20 最大補足:50人
神域に到達したバーサーカーの瞋恚と妄執が、「轟く五星」の殻を得ることで具象化した宝具。
それは右腕より放たれる命を劫掠する死の極光、光を浴びたあらゆる生物の生命や魂を根こそぎ
奪い取って一渥の灰へと化さしめる魔の五星。バーサーカーはその奪いとった命を糧とすることで、
奪い続けるかぎり無限に稼働し続ける。
かつて全ガリア諸部族に号令をなし、ローマに対して徹底したした焦土戦を行った魔眼のバラロの孫
という太陽神ルゴスの暗黒面の顕現である。同時に地上におけるルゴスの写し身と讃えられながらも
神のごとき無慈悲な王として畏怖された、かのヴェルキンゲトリクスの逸話が宝具として昇華されたもの。
【解説】
全身に螺旋模様の入れ墨を施した奇怪な巨人。
その巨躯は神々の棲む霊峰のごとく静かに聳え立つが、その内には総てを焼きつくすような凄まじい
憤怒を抱えている。その憎悪は ローマ皇帝に連なる者を目にした時に覚醒し、火山のように憤激する。
生前の民からの「地上における太陽神」としての畏敬と、またバーサーカークラスで召喚されることで
その瞋恚を解放されて神懸りとなり、神霊の域に半歩踏み込んでいる。
真名はウェルキンゲトリクス。ガリア統一を志してカエサルに戦いを挑み敗れし、野人の王。
ガリア独立戦争において、それまで内乱を繰り返し統率の執れていなかったガリア諸部族を2年で
ひとつに纏め上げて対ローマ統一戦線を組織、ガリア各地でゲリラ戦や兵站線の寸断、焦土作戦など
を展開し、ローマ軍をガリアの地から撤退一歩手前まで追い詰めた。
ガリア解放の象徴であり フランス最初の英雄とされ、ナポレオン3世の命によって銅像が建てられた。
「Caesarrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr」
最終更新:2020年03月22日 20:50