【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ビセンテ・デ・バルベルデ
【性別】男
【身長・体重】171cm・68kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久E+ 敏捷E 魔力E- 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:E
筋力のパラメーターをランクアップさせるが、複雑な思考が難しくなる。
【固有スキル】
信仰の加護:A+
一つの宗教に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいっても最高存在からの恩恵ではなく、
自己の信心から生まれる精神・肉体の絶対性。
【宝具】
『神はそれを欲したまう(デウス・ウルト)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:168人
インカ帝国が滅びるきっかけを作ったバーサーカーの逸話が具現化した宝具であり
外見、中身共に何の変哲もないただの聖書に見える。
バーサーカーの前でこの宝具が何者かによって毀損された時に限りバーサーカーの号令と共に
コンキスタドールたちが召喚されこの宝具を毀損した者を蹂躙する。
召喚されたコンキスタドールたちはバーサーカーと同等程度のステータスを持ち
蹂躙する相手が非キリスト教徒である場合には更にBランクの狂化スキルを獲得する。
コンキスタドールたちは自分が倒れるか相手が倒れるまで現界し続ける。
現界している間の魔力はマスターが供給しなければならない。
全ての召喚されたコンキスタドールが倒されるか魔力切れで消滅した場合
この宝具は二度と使用できなくなる。
【解説】
バルベルデはコンキスタドール(征服者)であるフランシスコ・ピサロの一団に属した神父。
彼は使者としてフランシスコ・ピサロからインカ皇帝
アタワルパの下に赴き
アタワルパに神とスペイン王の名において聖書にあるイエス・キリストの教えに従うこと、
スペイン王に仕えることを求めた。
アタワルパからその様なことを主張する権利はどこにあるのかと問われると彼は聖書からと答えた、
アタワルパが聖書を見せるよう命じ彼はそれを見せた、しかしアタワルパは開いて中を見るとそれを放り捨てた。
バルベルテは顔を真っ赤に紅潮させて怒りピサロの元に戻ると次のように言ったという。
『クリスチャンたちよ!出てくるのだ!出てきて、神の御業をしりぞけた犬どもと闘うのだ!
あの暴君は私の、聖なる教えの本を地面に投げ捨てた。あなたたちは何が起きたか見たであろう。
平原がインディオでいっぱいのときに、この思い上がった犬に礼儀正しくふるまう必要もなければ、卑屈になる必要もない。
出てきて闘うことを私が許す!』
すぐに武装したフランシスコ・ピサロの一団がアタワルパとその近習に襲い掛かり
アタワルパを生け捕りにし 数千人の近習を殺害した。
この時のピサロの軍勢は総数百六十八名、武装は大砲一門、馬数十頭に鉄の剣と甲冑で銃はほぼ無かったという。
その後アタワルパは処刑されインカ帝国は実質的に滅びた。
インカ帝国には文字が無かったそうな、文字が無い国で読むと言う行為がある訳無いのに聖書嫁とか
無茶振りにも程があると思った
最終更新:2016年10月01日 09:35