【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】アイリスフィール・フォン・アインツベルン
【真名】ブルゴーニュ公シャルル
【性別】男性
【身長・体重】187cm・77kg
【属性】中立・狂
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:B
全パラメータを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
【固有スキル】
カリスマ:E
軍団を指揮する天性の才能。統率力こそ上がるものの、兵の士気は極度に減少する。
ただし現在はクラス能力により狂化している為、能力を発揮できない。
勇猛:A
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
ただし、現在はクラス能力により狂化している為、能力を発揮できない。
軍略:D
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
ただし、現在はクラス能力により狂化している為、能力を発揮できない。
【宝具】
『金羊毛騎士(オーデ・トワゾン・ドール)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
バーサーカーは、
ギリシャ神話の
アルゴナウタイと旧約聖書の
ギデオンに倣って創立された金羊毛騎士団団長である。
プラチナムラブロノンヴァイル。報償に値しない働きはない。
象徴である勲章は強力な魔力炉として機能し、
しかも本人が疲弊し傷付き力を失えば失うほどそれを補うべくより活性化する。
【Weapon】
『エペ・グリース(無謀剣)』
バーサーカーは、捕虜や逃亡兵を剣の平で打ち、斬ったと言われる。
【解説】
100年以上にわたって栄えたヴァロア・ブルゴーニュ大公国の事実上最後のブルゴーニュ公。
ブルゴーニュ公は、ブラバント、リンブルク、ルクセンブルク、フランドル、エノー、ホラントの領主として絶大な権限を握っていた。
シャルル剛胆公、無謀公、無鉄砲公、突進公、猪突公、軽率公などとも呼ばれる。
フランス王国の統一を進めようとしていたブルボン家のルイ11世に対抗する最大の王として、
ブルゴーニュの他にリエージュ司教領の支配権を奪い、ネーデルラントを支配した。
自らの広大だが分割された領土を統一するために、また歴代ブルゴーニュ公の反フランス思想を受け継ぎ、
スペイン、ナポリと同盟し、フランスを滅ぼそうとした。
その野望の最終的な目的は神聖ローマ帝国に即位することであり、それは曾孫のカール5世によって実現した。
シャルルが研究開発させたファルコン砲は野戦砲のモデルとして原型が数百年使われ続け、
また彼の構想であった、イングランド騎兵、フランドル槍兵、イタリア重騎兵といった
異なる兵科を組み合わせて同時運用するという軍制は200年後にグスタフ・アドルフによって実現する。
しかしこの時代には複雑な兵科の運用は不可能であり、またスイス兵のパイクに対抗できなかったことが命取りになった。
シャルルとルイ11世を中心としたブルゴーニュ戦争は、グランソンの戦いにおいてスイス兵にあっけなく敗れ去り、
現在のフランスの面積の半分近くにも及ぶ領土を支配していたブルゴーニュ公の歴史は幕を閉じた。
ネーデルラントは娘のマリーが相続し、最終的にはハプスブルク家のものになる。
余談であるが、金羊毛騎士団員には明治天皇、大正天皇、昭和天皇、今上天皇も列席している。
最終更新:2016年10月01日 09:38