【元ネタ】史実・仮説
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】無名(Y染色体アダム)
【性別】男
【身長・体重】172cm・68kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C+ 魔力E 幸運A+ 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【固有スキル】
気配察知:C
 敵の気配を察知する狩人の才覚。
 周囲数十メートル内における生命体の位置・動向を補足可能。
 
気配遮断で存在を隠匿していても判定次第で見破る事が出来る。
獣殺:EX
 大父祖特権。
 古代から男性が担ってきた「狩猟」という職能概念による獣への圧倒的優位性。
 獣の属性を持つ者との戦闘の際、発生したあらゆる判定において有利な補正が加えられ、
 更に攻撃命中時、一定確率で対象の最大HPに比例した致命的ダメージを与える。
 また、戦闘時限定でBランク相当の『
一気呵成』、『
先制攻撃』、『追撃』スキルを得る。
投擲(投槍):E
 投槍を弾丸の如く放つ能力。
 その威力は大型獣の分厚い皮膚を容易く貫通するほど。
【宝具】
『利己なる遺伝子の囁き(カース・オブ・
アダム)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 Y染色体が遺伝情報を後世に残すため発達させた、己が運び手たるヒトへの見えざる干渉。
 男を権力欲や野心に駆り立てるそれは、父から子へと遺伝するY染色体の版図を拡大する
 ための戦略として成功すると同時に、人の社会や文化を発展させる根本的な原動力となったが、
 文明が肥大化し、一歩間違えれば母なる星すら容易く滅ぼしうる所にまで至った現在では、
 暴走する進化の果てに人類を破滅へと導きかねない呪い、自滅因子と化している。
 人間かつ男性としての属性を持つ対象がランサーと一度でも相まみえた時、
 思考を「欲望」という方向性に捻じ曲げる高ランクの『
精神汚染』スキルを強制的に付与する。
 この呪いはランサーを消滅させる以外の手段では解呪できず、
 対象が英雄や権力者としての高い格を持つ存在、
 即ち子孫を多く残すことのできた精力的な雄であるほどその強度は高まる。
 対抗するには、精神修練や魂の在り方に由来するA+ランク以上の精神耐性が必要となるが、
 女性、もしくは男としての本質から逸脱した業を宿す者に対してはまったく効力を発揮しない。
【Weapon】
『無銘・石槍』
 木の柄に鋭い石器を刃として括りつけた原始的な構造の槍。投槍として用いられる。
【解説】
男性の性染色体であるY染色体のDNA研究と先だって提唱された「イブ仮説」から類推して観測された
現代に生きる人類の全てが共通してその血を受け継ぐとされる最も近い男系祖先。
約9±2万年前のアフリカ大陸に生存していたと推定され、彼の子孫たちが数万年の後に
出アフリカを果たし、やがて地球全土へと棲息域を広げていったと考えられている。 
見る人が見れば参考にした書籍が丸分かりなサーヴァントその2。
ほぼ捏造のイメージは寡黙な狩人+嫌がらせ染みた宝具で場を混乱させる天然トリックスター。
ホモホモしい人や男の娘の類には通用しません。 
最終更新:2016年10月01日 09:41