ヴァルデマー四世

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ヴァルデマー四世
【性別】男性
【身長・体重】176cm・64kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”結界”の形成が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

縦横の舌端:D
 話術・交渉の才。
 シュトラルズントの和議において、不利な条件を呑みながら、和睦を成功させた手腕。
 敵対勢力とそこそこの確率で、不利な状況から自軍に有利な条件での同盟、休戦に持ち込む事ができる。

【宝具】
『失地癒す回生の病魔(ペトロゲン・テリトリウム)』
ランク:C~A+ 種別:結界宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:-
 欧州全土で猛威を振るったペストによって貴族が死に、それによって王領が拡大した逸話から。
 魔力で形成された病原菌で土地を侵食し、陣地を拡大してランクを上げる宝具。
 病原菌に侵食された土地は、設置した“結界”からどれだけ離れていても陣地と同様に扱うことが出来、
 魔術的なトラップももちろん仕掛けられる。
 最終的には大神殿と同等級の陣地にまで昇華させることが可能である。

『再興王(アッテルダーク)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:2人
 巧みな外交戦略によって疲弊した国力を回復させた“再興王”としての功績が具現した宝具。
 今回の聖杯戦争中に消滅したサーヴァントを、最大で二騎まで座より再召喚し、行使する。
 この宝具によって召喚されるサーヴァントは、消滅前よりも全パラメーターが2ランクダウンし、
 保有する宝具も一つだけとなってしまう(残る宝具はランダム。ただし、“外せない”宝具はやはり外せない)。
 この宝具によって召喚されたサーヴァントは、Bランク相当の“単独行動”スキルを無理矢理保有させられており、
 仮に反旗を翻した場合、キャスターはいつでも対象を消滅させられる。

【解説】
 デンマークはエストリズセン家の王で、カルマル同盟を成立させた摂政(実質的な女王)マルグレーテ一世の父。
 1332年から1340年までの空位時代を経て即位し、多大な債務で大きく疲弊した国力を、巧みな財政再建や外交戦略で回復させる。
 しかし、それらの急成長によって、スウェーデンなどの環バルト海勢力から警戒され、
 その苦境から脱するために不利な条件での和睦を呑むこととなる(それでも失地だけは避けた)。
 1375年に55歳で死去。息子がいなかったため、外孫であるオーロフ三世を継承。
 実質的に、マルグレーテ一世が王であったとして有名である。
最終更新:2016年10月01日 15:03