【元ネタ】史実、三国志演義
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】馬謖 幼常
【性別】男性
【身長・体重】165㎝・54㎏
【属性】中立・中庸
【パラメーター】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力B 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”結界”の形成が可能。 
【固有スキル】
軍略:E-
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
 孫子の兵法を修めているが、実戦不足と慢心故に応用性に著しく欠ける。
破壊工作:E
 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。
 敵兵力に対する直接的な攻撃ではなく、偵察や諜報を混乱させる技術。
 特に流言を用いた離間工作を得意とする。
 
話術:C
 言論にて人を動かせる才。 
 国政から詐略・口論まで幅広く有利な補正が与えられる。 
 進言の機を誤らず、己を能力以上に大きく見せる。
【宝具】
『凡軍好高而惡下(高きに拠りて低きに臨む)』
ランク:B~A+ 種別:対軍宝具 レンジ:20~99 最大捕捉:200~1000人
 第1次北伐で蜀軍の要となった街亭山と、その戦での馬謖隊の具現。
 逆落としの態勢にあるとき、召喚された指揮下の兵士に勇猛Dを付加する。 
 隘路以外は結界で阻害されており、然るべき守備を行えば万軍とて容易には突破できない。
 街亭山は地脈から魔力を吸い上げ、河川の如く巡らせることで宝具全体を維持するが、
 その路を絶たれると、直後にキャスターから膨大な魔力を吸い出し始める。
 解除条件は下山か死亡のみで、宝具の規模はその場の地脈の質に依る。
【詳細】
中国の三国時代、蜀漢に仕えた武将。
初代皇帝の劉備は臨終の間際、馬謖は口先だけなので重用しないよう、
丞相である諸葛亮に念を押したが、諸葛亮は彼の才を愛した。
馬謖は南征の折や、小説『三国志演義』で流言を用いた司馬懿の失脚など、
助言による貢献で諸葛亮の信頼を重ね、ついには第一次北伐の際、
戦略上の要所である、街亭の守備を任されるに至る。
諸葛亮は道筋を押さえるように命じたが、馬謖は山頂に陣を敷こうとし、
副将の王平はこれを諫めたが、頑なに聞き入れようとはしなかった。
結果、魏軍に水路を断たれて山頂に孤立した蜀軍は惨敗を喫し、
馬謖は諸葛亮に敗戦の責任を問わて処刑される。
諸葛亮はこの為に涙を流し、これが後に「泣いて馬謖を斬る」と呼ばれる故事となった。
馬謖が脱走を試みたという説もあるという。 
最終更新:2016年10月01日 15:19