【元ネタ】ゾロアスター教、『アヴェスター』
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】アストワト・ウルタ
【性別】男性
【身長・体重】198cm・85kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷A 魔力B 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではランサーに傷をつけられない。
【固有スキル】
心眼(偽):A
 視覚妨害による補正への耐性。
 第六感、虫の報せとも言われる、天性の才能による危険予知である。
魔眼:EX
 携挙の神眼・
ハオマを所有。
 最後の審判の前にすべての死者をよみがえらせる復活の能力。
 魂を霊体として固定させ、それ単体での存続を可能にする、という第三魔法の一端。
 全人類を不滅の存在へと昇華させる、“聖なる視線”の究極の一。
千里眼:B
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
 さらに高いランクでは、未来視さえ可能とする。
 
光明
神の加護:A+
 善神アフラマズダを筆頭とする
神々の加護。
 危機に瀕した際に神霊レベルの支援行使が行われる。
【宝具】
『月輪哭す破龍の神儀(ウィースパ・タルワリー)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:3~60 最大捕捉:400人
 聖槍・ウルスラグナによる降魔の奥義。
 月光に導かれて降臨する龍を打ち倒す、鉱物の
天使の加護による儀式であり、
 槍の超攻撃形態《EXサオシュヤント砲》による蹂躙爆撃。
 超重量の聖金弾を小型の砲台から打ち放し、宝具『聖金漿(アブ・オフルマズド)』をブチかます。
 聖金は浄化の力を持ち、また砲弾には“
竜殺し”の概念が宿っている。
『日輪勝利す無窮の善(アフラマズダ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 終末戦争を善の勝利に導く救世主の威光。
 善神アフラ・マズダの使徒として、その力の一端を現出させる浄化の奇跡。
 顕現する膨大な光の渦は善神の化身にして権能の現出であり、
 同時に、最後の審判において全人類を聖める『聖金漿(アブ・オフルマズド)』の大奔流でもある。
 全く遍照なる光明は、既存法則・因果論を超えた神威を発揮して遍く悪を消し飛ばす。
 「正義の体現者」が「救世主」として有する最強無比の一撃である。
【Weapon】
『聖金漿(アブ・オフルマズド)』
 液体性真エーテル。
 終末戦争後の審判の刻において、落ちた彗星により融解し、地上全てを洗い流す溶けた金属。
 復活した人類はこれの大河を渡ることで聖められる。
 最終的に地獄に流入し、悪を無力に貶めるという遠未来における奇跡の超物質。
『聖槍ウルスラグナ』
 かつて英雄スラエータオナが悪竜アジ・ダハーカを打倒した際に携えていた槍。
 軍神の名を冠する“聖金漿”で構成された武器であり、
 剣・弓・鎚・盾、果ては砲台など各種武装へ変形できる可塑特性を持つ。
【解説】
 ゾロアスター教における最後にして究極の救世主。
 曰く、末世の三千年期において、カンサオヤ湖に保存されていたザラスシュトラの精を受け
 千年ごとに処女より三人の救世主(サオシュヤント/"利する者"の意)が誕生する。
 一人目のフシェーダルは悪の放逐に成功するが、大いなる冬の到来によりその優位は巻き返される。
 生きとし生けるものすべてを殺すこの大寒波は、かつて聖王イマが築いた洞穴により凌がれる。
 二人目のフシャーダル・マーも邪悪の追放を為すが、復活したアジ・ダハーカによって巻き返される。
 創造物の3分の1を滅ぼしたこの悪龍は、同じく復活したクルサースパによって倒される。
 そして三千年目、「正義の体現者」の名を持つ三人目/最後の救世主が生まれ落ちる。
 選ばれた処女ウィースパ・タルワリー(一切を征服する者)より生まれた彼アストワト・ウルタ(正義の具現者)は、
 太陽が天上で静止することで示されるアフラマズダとの会話を経て、
 最後の審判においては“英雄スラエータオナがダハーカ竜を打ち倒した際に携えた槍”を持ち現れる。
 救世主アストワト・ウルタは義者の軍勢を率いて偽預言者と戦い、降臨した竜を天使と共に祭儀で撃退。
 他方では七大天使と七大悪魔の戦い、そして善神アフラマズダと悪神アーリマンの闘争が繰り広げられる。
 やがて善(アフラ・マズダー)が勝利すると、人々はサオシュヤントの力によって霊体で蘇り、
 溶解した金属流によって浄化され、神酒ハオマを分かち合った人々による永遠の善の世界がそこに顕現する。 
最終更新:2016年10月01日 15:32