日野富子

【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】日野富子
【性別】女性
【身長・体重】不明
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運C 宝具A

【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 乱で炎上した「花の御所」に似た“神殿”の形成が可能。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。
 戸籍謄本から免許証まで公的機能を持つ文書・証書を制作可能。
 制作と同時にパソコン内のデータも改竄される。

【固有スキル】
黄金律:B+
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 大富豪でもやっていける金ピカぶりだが、本人の立ち回りも必要。

破壊工作:E
 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。
 敵兵力に対する直接的な攻撃ではなく、相手の進軍を遅延させたり、
 偵察や諜報を混乱させる技術。

呪歌:E
歌を用いた魔術体系。嗜みとして詠んでいた和歌に由来。

【宝具】
『応仁・明応の乱(おうにん・めいおうのらん)』
ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000
 戦国時代の始まりはかつては「応仁の乱」とされていたが、
 近年の研究では足利義材に対するクーデター「明応の政変」とする説が有力。
 どちらの勃発にもキャスターの能動的な行動が関わっていた。
 主君・配偶者・兄弟・家臣などの「身内」と武力で争った経験を持つ英霊を相手にした場合にのみ発動し、戦火で全てを焼き尽くす。

『京七口の関(きょうななくちのせき)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1000
 京都と外部を繋いだ七箇所に設けられた関所に由来した宝具。
 本来は内裏の修築などに用いられる筈だった関銭(通行税)の大半をキャスターが懐に入れたとされている。
 キャスターの“神殿”内に侵入したサーヴァントは、関銭として自身の宝具を一つ差し出さなくてはならない。

【Weapon】
無銘:懐剣

【解説】
 室町幕府八代将軍足利義政の正妻。義満以来の慣例として公家の日野家より輿入れし、
 途中から政治に興味を失った夫に代わり政治面・財政面で辣腕を振るった。
 悪女として名高いが、中世の正妻の政治的役割は大きく、幕府の財源を新たに開拓する必要があったことも考慮されるべきであろう。
 聖杯にかける願いは息子義尚の長寿である。
最終更新:2016年10月01日 21:25