【元ネタ】『カレワラ』
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ヨウカハイネン
【性別】男性
【身長・体重】186cm・71kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。
【固有スキル】
呪歌:B
フィンランド土着の歌を基盤とする魔術体系。
千里眼:B
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
さらに高いランクでは、未来視さえ可能とする。
気配遮断:C
完全に気配を絶てば発見することは難しい。
ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
【宝具】
『怨報霊弩(アイノ・トゥタル)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:5~60 最大捕捉:1人
一廉の魔術師にして狩人たるヨウカハイネンが、その全霊を賭して作り上げた呪いの弩。
射手が対象に抱く感情に呼応して威力を上げる特性を持ち、
最大威力では、直接命中せずとも余波の呪詛で敵を致命傷にするほどの威力を誇る。
呪いに関しては対魔力で防御可能。
生前、遙か格上の賢者に、この宝具を最大出力で射放ったことがあったが、
その際は馬を殺したのみで本人には碌に通じなかった。
【解説】
『カレワラ』序盤に登場する呪歌使いの狩人。
己の腕前を過信して創世の大賢者にけんかを売った挙句惨敗し、
取られそうになった妹が悲観し溺死した為、呪いの弓で賢者を狙うが、殺しきれなかった。
登場シーンが短い上に描写がアレだが、これは後の出番を
レンミンカイネンに取って代わられたからだとも言う。
一応、弓や暗殺未遂の場面から察するに、人間単位ではかなり優秀な魔術師・狩人であったようだ。
また彼の弓は、挿絵や絵画では弩として描かれることも多い。
余談だが、彼の妹「アイノ」の名前は、原民話ではただ"一人娘(アイノ・トゥタル)"と呼ばれていたのを
エリアス・リョンロートが"アイノ(Aino/only)"という固有名詞に弄った結果のようだ。
「アイノ」はフィンランドではかなり一般的な女性の名前らしい。日本語だと「唯」か…?。唯…。
最終更新:2016年10月02日 20:38