【元ネタ】日本・史実+歌舞伎
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】天竺徳兵衛
【性別】男性
【身長・体重】不明
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【固有スキル】
無辜の怪物:B
日本を亡ぼそうとした、朝鮮人の妖術師・大盗賊。
後世の劇作家から植え付けられたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。
能力・姿が変貌してしまう。ちなみに、この装備(スキル)は外せない。
妖術:B
優れた妖術の使い手である。
ただし、巳年巳日巳刻生まれの人間の血を浴びると使えなくなる。
千里眼:C
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。 また、透視を可能とする。
直感:D
戦闘時、つねに自身にとって有利な展開を”感じ取る”能力。
攻撃をある程度は予見することができる。
【宝具】
『南無守護聖天(なむしゅごしょうてん)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:50人
後世の自雷也へと繋がる、「妖術師」としての天竺徳兵衛を代表する宝具。
口から火炎を吐き、空中を飛行する巨大蝦蟇を出現させる。
『天竺渡海物語(てんじくとかいものがたり)』
ランク:A+ 種別:結界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
「無辜の怪物」スキルに因らない、ライダー本来の宝具。
ライダーが若い頃、天竺(実際はインドシナ半島)へと渡り、多くの国の人間と出会い、
様々な珍奇な物を目にしたという、若き日の血肉躍る冒険譚を宝具化した固有結界。
周囲を南海とジャングルに覆われた島々に変え、原典に虚構の面が存在したことに基づき、
都合よく地形や天候を変更することが出来る。
ライダーにとっては一種の夢の中であり、空中であれ海上であれ飛行して移動することが可能。
【Weapon】
『打刀・浪切丸』
天竺徳兵衛が日本転覆のために盗み出したとされる名刀。
『銅鏡・浪頭』
浪切丸と共に盗み出されたとされる名鏡。
【解説】
江戸時代前期に播州高砂に居住していた町人(1612?~1707以降)。
若い頃はインドシナ半島に渡航した商人であり、その際の見聞を書籍にまとめて紹介し、好評を博した。
子孫も明治時代までは確認されている、悪党でも陰謀家でもなかった冒険家。
ところがその冒険譚が並木正三・鶴屋南北などの数多の劇作家の創作意欲を刺激してしまい、
何時しか「実は朝鮮人で、日本を亡ぼそうとした妖術師・大盗賊」にされてしまう。
そのため、元々は真っ当なライダーであったものが、キャスター属性までついてしまい、
スキル「
嵐の航海者」を喪失し、代わりに単独での戦闘に向いたスキルが増加した。
出典(純然たる創作物)によっては
曽呂利新左衛門や天草四郎時貞と同一人物にされており、
もはや訳が分からないキャラ付けをされてしまっている。
聖杯への望みは、スキル「無辜の怪物」の除去である。
最終更新:2016年10月02日 20:41