ジョージ・ワシントン

【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ジョージ・ワシントン
【性別】男性
【身長・体重】188cm・88kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力D 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:C(B)
 大軍団を指揮する天性の才能。
 セイバー本人のカリスマは一指揮官に毛が生えた程度であるが、
 宝具発動時はBランクに上昇する。

反骨の相:A+
 生前反逆者と蔑まれ、自由のための独立を果たした指導者の性質。
 相手が保有するカリスマや魅了などの人を誑かすスキルを無効化する。

軍略:D
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

【宝具】
『誠実示す捏造の斧(アクセズ・オブ・チェリーブロッサム)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:2人
 誠実さの象徴たる“桜の樹”の逸話、及びその逸話が、
 “ワシントンの誠実さを誇張するためのフィクション”であることが広く知れ渡っていることを象徴する斧。
 真名解放することでセイバーの筋力、耐久値及び、カリスマを1ランクアップ、
 さらに、A+ランク相当の“正義の印”スキルを習得させる。
 誠実さだけでなく、ネイティヴ・アメリカンに対する非人道的な蹂躙行為をも象徴する、
 まさに“正義の斧”と言え、例えセイバーが悪を成す場合でも、それは正義としてまかり通る。

『反逆の末打ち立てし理想強国(Perpetual Ideal of the United States)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 僅か二百数年、“発見”を含めても五百年以下と言う歴史にもかかわらず、
 今日では世界最強国家として君臨しているアメリカ合衆国と言う国家の具現。
 ラシュモア山国立公園の大統領像が見える固有結界を真名解放とともに発現させ、
 “自由”、“開拓”、“急成長”の概念を宿す、合衆国全時代の自由のための兵団を同時に召喚して行使する。
 兵団の初期ステータスは総てE-ランク相当で、スキルも何も保有していないが、
 “目にしたもの”を即座に学習して“急成長”する性質を持っており、実質的に無限に強くなる。
 兵団は最大現界ターンは20ターンで、兵団の維持に要する魔力はほぼ必要なく、
 消費魔力は、実質最初の固有結界発動のみと言ってよい。
 単独行動スキルを保有していない彼らが20ターン現界し続ける所以は、
 兵団がサーヴァントでも亡霊でもなく、“国家の自由のためのただの礎”であり、
 “最も不自由な自由”に抱かれている国家のためのシステムだからである。

【Weapon】
『無銘・サーベル』
 普通の軍刀。

【解説】
 アメリカ合衆国初代大統領。
 バージニア州のポープズ・クリーク・プランテーションで生まれ、
 青年期に測量を学び、測量士として初めて公的な役職に就いた。
 その収入でシェナンドー渓谷に新しく農園を購入したが、時を同じくして西部開発にも興味を持ち、
 年の離れた父同然の兄を介して、バージニア州の副総督とも知り合った。
 1752年にフリーメイソンに加わり、兄の遺産を相続し、彼の後を継いで少佐となり、
 地区隊長として兄の土地を護った。
 フレンチ・インディアン戦争に於いては辛酸を嘗めたが、
 独立戦争時にはジョン・アダムスに推されて司令官として就任し、
 1783年のパリ条約によって、英国はアメリカの独立を承認した。
 (不思議な事に、アメリカはイギリスと9回戦って、3回しか勝ってはいない)
 戦場での武勇と建国の父として、偉大な人物であることは事実ではあるが、
 ネイティヴ・アメリカンを人とみなさない残忍な人物であったことでも有名。

 なお、合衆国で召喚した場合は、「透過」、「勇猛」を獲得し、カリスマもA相当となっていて、
 “非白人サーヴァントを狂化させる”宝具を保有できていた。
最終更新:2016年10月02日 20:42