金剛三昧

【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】金剛三昧
【性別】男
【身長・体重】
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力B 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。
 書かれた呪符や経典が現代の魔術師よりは効果を発揮する程度。

【固有スキル】
法術:B
 六道輪廻の苦しみを浄化する、仏教系の魔術。
 三界全て、自身も含めて仏ならざるはないと観じて使用するため、
 特定のものに限らず神仏とのパスが繋がった状態となり、魔力消費量が少ない。

地形適応:B
 特定の地形に対する適応力。
 雪山、密林、砂漠であっても通常と同じように行動出来る。

動物使役:D
 ナーランダー寺院で、蝿の群れが僧侶を避けているのを目撃した事績に基づく。
 小動物であれば、群れ単位で使役することが可能。

【宝具】
『峨眉山中道士戯(がびさんちゅうどうしのたわむれ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:5人
 四川の峨眉県で岩の中に住み、隙間を出入りさせて人を呼ぶ道士と遭遇した逸話から生まれた宝具。
 どんなに狭い隙間であっても、紙のように薄くなってすり抜けられる。

『那蘭陀寺壁画面影(ならんだじへきがのおもかげ)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:- 最大捕捉:100人
 日本人として初めてキャスターが到達したという、中天竺に至るまでの道程を象徴的に展開する宝具。
 キャスターと相手との間に雪山・密林・砂漠・大河の一部を出現させ、消耗を強いる。
 固有結界ではないが、自身が見た風景を一時的に別の場所に上書きするもの。

【Weapon】
『無銘・錫杖』
 道々で毒虫を払うという、仏教修行者の杖にして法音発生法具。

【解説】
 平安中期の日本人僧。唐を経て中天竺に到り、ナーランダー寺院を訪れたという。
 日本人として、記録上は最初にインドに行った人物である。
 四川をも訪れたといい、あるいは同地経由で入竺したものかもしれない。
 名前からして真言宗の僧侶かと思われ、仏教学者の高楠順次郎も高野山関係の史料などから
 伝記を推定しているが、真相は不明である。
最終更新:2016年10月02日 21:18