八畔鹿

【元ネタ】日本・伝説
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】八畔鹿
【性別】雄
【身長・体重】
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
狂化:C
 敏捷と魔力を除いたパラメーターをランクアップさせる。
 元々が魔獣であり、人間の理性の範疇を超えているために意志の疎通が可能。

【固有スキル】
怪力:C
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。
 「神性」を得たことにより、ランクダウンしている。

神性:C
 神霊適性を持つかどうか。
 死後、奇鹿神社の祭神(明治以前の社号は鹿大明神)となっている。
 また、地元民が時代の流れから墳墓に七福神を祀ったこともあった。

戦闘続行:C
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。

【宝具】
『八畔大荒(やつぐろのおおあれ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 捕捉:100人
 天地自然と連関したという、バーサーカーの特性が宝具化したもの。
 暴れると同時に周囲を雲と霧で覆い、大地を振動させ、毒性のステータス異常とダメージをもたらす。

【Weapon】
無し

【解説】
 島根県の伝説に登場する怪鹿。
 文武天皇の御世(697~707)に、筑紫に出現した。
 角が八つ又に分かれ、脚が八本あり、地を駆け空を飛んで、鳥や獣を喰らい、人畜にも被害を与えた。
 最後は朝廷に派遣された藤原為実・為方と江熊太郎によって石見国の山奥に追い詰められ、江熊太郎
 に毒矢で射られて死んだが、江熊太郎自身もバーサーカーの放った雲と霧と大地の震動により死んだ。
 その後、両者共に神として祀られ、土地の名は悪鹿が神となって吉鹿に転じたという意味を込めて、
 吉賀と改められたという。
最終更新:2016年10月02日 21:28