【元ネタ】ウェールズ伝承、あるいは
アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【真名】リデルフ・ハイル
【性別】男
【身長・体重】186cm・78kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。
直感:D
 戦闘時、つねに自身にとって有利な展開を”感じ取る”能力。
 攻撃をある程度は予見することができる。
【宝具】
『燃え盛る白柄の剣(ディルンウィン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
 ブリテン島13の宝の一つ、白い柄のディルンウィン。
 相応しい人物の手にある時、柄から切っ先まで燃え上がって所持者に助力する。
 真名を開放すると、切り結んでいる相手を飲み込むほどにその炎を強める。
 もしも相応しくない人物が抜いたなら、その者を焼くとされている。
 寛大なるリデルフは求められればいつでも愛剣を貸し与える気があったが
 剣のこの性質を知る人々は誰も求めはしなかった。
【解説】
 カンブリアの王、『寛大な』リデルフ。
 北ウェールズのペレドゥル王とスコットランドのグェンドロウ王の間に起こった
 アルスレッドの戦いにペレドゥル王側として参戦し、勝利した王の一人。
 ウリエン王と共にサクソン人と戦った王の一人ともされる。
 ミルディン(マーリン)の敵側として描かれる事もあるが、
 『マーリンの生涯』ではマーリンの妹ガニエダの夫で
 アルスレッド以来発狂しているマーリンと一緒に暮らそうと度々尽力したり懇願したり、そのマーリンに
 
「おめーが優しげに妻の髪についた葉っぱを取ってやってた、それは良い事でもあるんだけどさ、
 浮気中についたものとも知らずにそうしているもんだから哂ったんだよ」
 なんて言われたりしている人。
 後にマーリンが『かつて
ヴォーティガーンにも言った事』としてブリテンの未来を長々と妹に語った時、
 その最後に「これからお前が帰宅するとリデルフは死の淵にある」と告げ、それは事実だった。
 ……先に言ってやれよ。ガニエダは彼の死を大いに嘆き、その後は清らかな生活を送ったという。
最終更新:2016年10月02日 21:29