田地(斉・湣王)

【元ネタ】史実、春秋戦国時代
【CLASS】アサシン
【マスター】シロウ・コトミネ
【真名】田地(斉・湣王)
【性別】男性
【身長・体重】166cm・58kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷A 魔力C 幸運C 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。

【固有スキル】
皇帝特権:C
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
 ただの王であるアサシンがこのスキルを得ている所以は、
 王を越える存在として“東帝”を称したためと言える。

【宝具】
『招かれざる援軍(イェンチン・プンチン・フーライ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1陣営
 内乱状態に陥った燕国に、“援軍”と称して攻め入ってそのまま壊滅させた逸話の具現。
 アサシン陣営が指定した陣営と、強制的に“友軍関係”を結び、
 相手が保有するスキルや宝具による恩恵をアサシン及びマスターにも勝手に付加する。
 どれだけ関係性が悪化しようとも“友軍”であることが可能で、
 それが友軍関係を結んだ陣営との戦いであろうとも例外ではない。

【Weapon】
『無銘・剣』
 春秋戦国時代のポピュラーな剣。

【解説】
 色んな意味で“某暴君”に近い性格の、田斉(以下、斉)の東帝。湣王・田地。
 紀元前300年、父である宣王の跡を継いで王となり、
 その17年後に燕の内乱に乗じて、援軍を称して国に踏み行って侵略。ほぼ壊滅状態にまで追い込む。
 その後も戦国四君が一人・孟嘗君の助勢も手伝って、楚の軍勢を討ち、中山壊滅にも携わった。
 だが、紀元前286年に宋を滅ぼしたころにはその孟嘗君が邪魔になり、始末しようとしたため魏に亡命されてしまう。
 孟嘗君を失ってからは完全に精彩を欠き、その上で多くの国に恨まれていた斉は、
 燕の楽毅が率いる五カ国連合に攻められ、徹底的に蹂躙される。
 湣王は尚も抵抗し続けたが、結局、宰相の淖歯によって手首を斬られたうえ城門に逆さに吊られ、殺されてしまう。
 淖歯は、湣王を暗殺する際、こう言った。

 「王はその挙動を天・地・人総てから警告され続けていた」
 「だのにその全てを破った。これで暗殺するなと言う方が無理です」
最終更新:2016年10月02日 21:48